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第1章「やった! 魔王を倒したぞ!」
14,もうやるしかないじゃんか
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幌馬車での旅が続く。
王都ロンディニムまで、あと2日ほどだ。
「ね、カズ、聞いてるの?」
旅の疲れ以上に、シンシアの猛攻で消耗が激しい。
普通さ。美女の猛攻で消耗が激しいなんて言ったら、大抵の男は性的な妄想をしたり、「リア充爆発しろ!」とか言って嫉妬すると思うんだ。
でも、まったくそんなことがないばかりか、チャドをはじめとした男性陣の同情と哀れみの視線が突き刺さるって、どういうことだよ。
「ねぇ、秘法術を教えてなんて言わないわ。でもあのリンド種に一撃でとどめを刺すなんて、興味は惹かれるじゃない? 秘法術はイメージを必要とせず、霊力と発動キーだけで現象を引き起こすと言われているけれど、確かにあの攻撃からはイメージワードを感じなかったわ。法術にとって霊力とイメージとワードは一括り。どうやってイメージワードを外して現象を起こすの? って、あらいやだ。結局聞いちゃってるわ。でもしょうがないじゃない。秘法術の使い手なんてめったにいないもの。ねぇ、イメージとワードの……」
ホントどうしてこうなった……。
いや、出会ったときの戦闘で法術を試したのがいけなかったんだけど。
でもあの時点で、まさかここまで粘着されるなんて想像できるわけがない。
この世界と自分の状態を確かめるためとはいえ、秘法術はやめておけばよかった。
後悔先に立たず。
しかし、俺もやられてばかりじゃないぞ。
「シア」
「え、なになに? なんでも言って語って教えて?」
「法術士にとって、ワードはイメージを強く保ち、現象を導く『力ある言葉』だよな?」
「そうよ、もちろん。だからこそ法術にはワードと関連するイメージの構築が大切。ワードが多いとイメージも複雑化して、そのせいで強度が下がるから……」
「だよな。だからさ。俺に法術を教えてくれた人は『ワードの質を高めるためにも、普段から言葉の使い方に注意しなさい』って言ってた」
「う……」
「シアは5つ以上のイメージワードを使って、しかもあれだけのイメージ強度を保てる。俺が知っているなかでも最高レベルの法術士だと思う」
「……アリガト」
「うん。だからさ。別に法術談義をやめろとは言わないけど、もうちょっと普段から意識すれば、さらにワードの質が上がると思うんだよね」
「……それ、お師匠様にも言われたわ。おしゃべりが過ぎるって」
「だろ? 法術の先生はみんな言うんだろうな、きっと」
「ううー。でも、だけど……」
シンシアは口を閉ざした。視線を下に向けて、なにやら唸っている。
よし。考察に入ったな。これで、今日のところは静かになるはず。
シンシアにとって、法術の探求こそ生きがい。三大欲求をねじり伏せるほどのパワーあるワード。
だから説得も法術を絡めればいいんだよな。
俺が学んだことを含めて言えば、法術についての情報交換というシンシアの欲求も正しい意味で満たしているわけだし。
うん。誰も損していない。問題なし。
ハリエットが表情だけで「おおー!」と感心している。
俺と視線を合わせてニヤリと笑うイネス。「なかなかやるじゃねぇか」って感じかな?
チャドが苦笑して、また干し肉を投げてよこした。
俺はお礼を言いつつ受け取って、少しずつかじりながら流れていく風景を眺める。
街道が整備された平原はところどころ地面がむき出しで、まだ戦争の爪痕が垣間見えた。
しかし、確実に緑の絨毯が広がり、自然の力である精霊力のよどみない流れを感じる。
前世界でこの街道を通った時はまだ戦いの最中だったから、緑なんて根こそぎなくなっていた。
この世界でも同じだったのかは分からないけれど、大部分を青々とした草原が覆い尽くしているのを見ると、チャドが言った通り平和が訪れたんだな、って思う。
なんだか、ホッとした。
この世界と双界の関係にある107回目の世界も、きっと平和になったに違いない。
コリーヌたちも、今はのんびりしているだろう。
マーニャの住んでいた村は魔族領に近かったせいで戦争初期に襲われて、彼女は家族を失った。
いつも笑顔で元気いっぱいだったけれど、影でコリーヌに泣きついていたのを知っている。
ラドルは治めていた領地のほとんどが焦土になった。あの厳格爺さんは領民をものすごく大切にしていることで有名だったから、その無念はいかほどだったか。
毎夜ものすごい唸り声をあげながらうなされていて、そのせいで何度も叩き起こされたけれど、怒る気になんてなれなかった。
コリーヌは戦争が起こるずっと前に魔族によって壊滅した村の生き残りだといっていた。ご両親が身を犠牲にして赤ん坊だった彼女を隠したらしい。
孤児院にいるときに法術の才能を見出されて、神殿の大神官が養女にしたそうだ。
悲しんで、苦しんで、やっと勝ち取った平和。
ゆっくりと楽しんでほしいと思う。
できれば、少しぐらい一緒に味わいたかったな。
魔王がいなくなり、戦争が終わったこの世界は、今は平和だ。
でも、昨晩の夢のなかでヴァクーナは言った。世界に影響する『*****』に対処してほしいと。
あのヴァクーナが、本気でフォローすると宣言するほどの「なにか」が、これから起こる可能性がある。
もう一度、幌馬車の外を眺めた。
緑豊かな平原にそよ風が渡り、爽やかで優しい草葉の香りを運んでくる。
そのなかに、コリーヌやラドル、マーニャが笑顔でいる光景を幻視した。
……これはなぁ。
もうやるしかないじゃんか。
一応、俺には対処するために必要な、最低限の資格はあるらしい。
これでもなんとか魔王級の相手とガチバトルできるぐらいの力は身につけた。
ヴァクーナがどこまでお告げと加護をくれるのか分からないが、なんでも利用してやってみるしかない。
第一、このために106回も死んだんだよな。俺の意思じゃないけど、さ。
これで「目的」とやらを達成できなかったら、まさに死に損……。
過去の俺は、完全無欠の無駄死に祭りってことになる。
あの痛くて苦しい思いをムダにするのは、さすがにイヤだな。
どうにもヴァクーナの思惑通りに動かされていて癪に障るけれど、そもそも俺とは比較にならない存在の女神様だ。それこそ、怒るだけムダ。
釈迦如来の掌であがいた孫悟空の気持ちが分かるなぁ……。
よし、覚悟は決まった。
グダグダ言うのはもうやめだ。
とにかく今はヴァクーナの指示通り、トリーシャたちと行動してみよう。
第2のフラグとやらを立てるために。
俺はこれから当分の間、仲間となる戦友たちを見ながら、再び干し肉を噛みちぎった。
【第1章 終了】
『*****』解除フラグリスト
フラグ1:ティンべへ世界への召喚転生
フラグ2:???
王都ロンディニムまで、あと2日ほどだ。
「ね、カズ、聞いてるの?」
旅の疲れ以上に、シンシアの猛攻で消耗が激しい。
普通さ。美女の猛攻で消耗が激しいなんて言ったら、大抵の男は性的な妄想をしたり、「リア充爆発しろ!」とか言って嫉妬すると思うんだ。
でも、まったくそんなことがないばかりか、チャドをはじめとした男性陣の同情と哀れみの視線が突き刺さるって、どういうことだよ。
「ねぇ、秘法術を教えてなんて言わないわ。でもあのリンド種に一撃でとどめを刺すなんて、興味は惹かれるじゃない? 秘法術はイメージを必要とせず、霊力と発動キーだけで現象を引き起こすと言われているけれど、確かにあの攻撃からはイメージワードを感じなかったわ。法術にとって霊力とイメージとワードは一括り。どうやってイメージワードを外して現象を起こすの? って、あらいやだ。結局聞いちゃってるわ。でもしょうがないじゃない。秘法術の使い手なんてめったにいないもの。ねぇ、イメージとワードの……」
ホントどうしてこうなった……。
いや、出会ったときの戦闘で法術を試したのがいけなかったんだけど。
でもあの時点で、まさかここまで粘着されるなんて想像できるわけがない。
この世界と自分の状態を確かめるためとはいえ、秘法術はやめておけばよかった。
後悔先に立たず。
しかし、俺もやられてばかりじゃないぞ。
「シア」
「え、なになに? なんでも言って語って教えて?」
「法術士にとって、ワードはイメージを強く保ち、現象を導く『力ある言葉』だよな?」
「そうよ、もちろん。だからこそ法術にはワードと関連するイメージの構築が大切。ワードが多いとイメージも複雑化して、そのせいで強度が下がるから……」
「だよな。だからさ。俺に法術を教えてくれた人は『ワードの質を高めるためにも、普段から言葉の使い方に注意しなさい』って言ってた」
「う……」
「シアは5つ以上のイメージワードを使って、しかもあれだけのイメージ強度を保てる。俺が知っているなかでも最高レベルの法術士だと思う」
「……アリガト」
「うん。だからさ。別に法術談義をやめろとは言わないけど、もうちょっと普段から意識すれば、さらにワードの質が上がると思うんだよね」
「……それ、お師匠様にも言われたわ。おしゃべりが過ぎるって」
「だろ? 法術の先生はみんな言うんだろうな、きっと」
「ううー。でも、だけど……」
シンシアは口を閉ざした。視線を下に向けて、なにやら唸っている。
よし。考察に入ったな。これで、今日のところは静かになるはず。
シンシアにとって、法術の探求こそ生きがい。三大欲求をねじり伏せるほどのパワーあるワード。
だから説得も法術を絡めればいいんだよな。
俺が学んだことを含めて言えば、法術についての情報交換というシンシアの欲求も正しい意味で満たしているわけだし。
うん。誰も損していない。問題なし。
ハリエットが表情だけで「おおー!」と感心している。
俺と視線を合わせてニヤリと笑うイネス。「なかなかやるじゃねぇか」って感じかな?
チャドが苦笑して、また干し肉を投げてよこした。
俺はお礼を言いつつ受け取って、少しずつかじりながら流れていく風景を眺める。
街道が整備された平原はところどころ地面がむき出しで、まだ戦争の爪痕が垣間見えた。
しかし、確実に緑の絨毯が広がり、自然の力である精霊力のよどみない流れを感じる。
前世界でこの街道を通った時はまだ戦いの最中だったから、緑なんて根こそぎなくなっていた。
この世界でも同じだったのかは分からないけれど、大部分を青々とした草原が覆い尽くしているのを見ると、チャドが言った通り平和が訪れたんだな、って思う。
なんだか、ホッとした。
この世界と双界の関係にある107回目の世界も、きっと平和になったに違いない。
コリーヌたちも、今はのんびりしているだろう。
マーニャの住んでいた村は魔族領に近かったせいで戦争初期に襲われて、彼女は家族を失った。
いつも笑顔で元気いっぱいだったけれど、影でコリーヌに泣きついていたのを知っている。
ラドルは治めていた領地のほとんどが焦土になった。あの厳格爺さんは領民をものすごく大切にしていることで有名だったから、その無念はいかほどだったか。
毎夜ものすごい唸り声をあげながらうなされていて、そのせいで何度も叩き起こされたけれど、怒る気になんてなれなかった。
コリーヌは戦争が起こるずっと前に魔族によって壊滅した村の生き残りだといっていた。ご両親が身を犠牲にして赤ん坊だった彼女を隠したらしい。
孤児院にいるときに法術の才能を見出されて、神殿の大神官が養女にしたそうだ。
悲しんで、苦しんで、やっと勝ち取った平和。
ゆっくりと楽しんでほしいと思う。
できれば、少しぐらい一緒に味わいたかったな。
魔王がいなくなり、戦争が終わったこの世界は、今は平和だ。
でも、昨晩の夢のなかでヴァクーナは言った。世界に影響する『*****』に対処してほしいと。
あのヴァクーナが、本気でフォローすると宣言するほどの「なにか」が、これから起こる可能性がある。
もう一度、幌馬車の外を眺めた。
緑豊かな平原にそよ風が渡り、爽やかで優しい草葉の香りを運んでくる。
そのなかに、コリーヌやラドル、マーニャが笑顔でいる光景を幻視した。
……これはなぁ。
もうやるしかないじゃんか。
一応、俺には対処するために必要な、最低限の資格はあるらしい。
これでもなんとか魔王級の相手とガチバトルできるぐらいの力は身につけた。
ヴァクーナがどこまでお告げと加護をくれるのか分からないが、なんでも利用してやってみるしかない。
第一、このために106回も死んだんだよな。俺の意思じゃないけど、さ。
これで「目的」とやらを達成できなかったら、まさに死に損……。
過去の俺は、完全無欠の無駄死に祭りってことになる。
あの痛くて苦しい思いをムダにするのは、さすがにイヤだな。
どうにもヴァクーナの思惑通りに動かされていて癪に障るけれど、そもそも俺とは比較にならない存在の女神様だ。それこそ、怒るだけムダ。
釈迦如来の掌であがいた孫悟空の気持ちが分かるなぁ……。
よし、覚悟は決まった。
グダグダ言うのはもうやめだ。
とにかく今はヴァクーナの指示通り、トリーシャたちと行動してみよう。
第2のフラグとやらを立てるために。
俺はこれから当分の間、仲間となる戦友たちを見ながら、再び干し肉を噛みちぎった。
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フラグ2:???
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