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ここからが本気の営業
新薬開発 万能薬
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有名になって二週間。
「いっしゃーい! ……アルセリナとカールゴポーションね! ほら2000ロトだよ! 毎度ありー!」
「いい感じに売れてるね! カチーシェの営業スマイルに私キュンキュンだよー!」
「二人は付き合ってるの~?」
戯れていのを見て、治癒ボランティアの休憩に戻ってきた可憐さんが笑顔で聞いた。
可憐さんは軽い冗談で聞いてるのだと思うけれど、なぜかカチーシェさんとルルさんはお互い顔を見合わせている。
多分、どんな冗談で返そうか目で相談しているのだと思う。
「「……うん!」」
「ブフゥ──! お前らマジだったのか!? あのよく分からない噂!」
「え? え? あれー! 本当に付き合ってたの!?」
これを冗談と思いたいけれど、アグナさんがしっかりと返してしまっている。
とりあえず、私はその真相を聞かながら新薬の開発をしよう。
「ワイバーンの牙……人喰いフラワーの唾液と雷光虫。唾液を蜂蜜と煮て、ワイバーンの牙は砕いて雷光虫と擦り潰すと──」
できた。
とりあえず、ここでこれは置いておく。
次は確か──
「待て! 俺に彼女いないのに、お前らが付き合ってるって!?」
「だってだって! モデルのカチーシェと、戦姫と呼ばれる私ってお似合いでしょ!? 一つ言うと、私達は高校から付き合ってたよ?」
「いい話ー! もっと聞かせてー!」
あれ? どこからだったか忘れてしまった。
向こうの会話が気になりすぎて、どこまでしたのか、手元を見ずに何を混ぜていたのかすら分からなくなった。
とりあえず、色の具合からみて──手順2は終わっている。
「アグナさーん! 薔薇の毒を浄化した……なんたら液ってどこですか?」
「フルルキ液は棚の三段目のダンボールに入っているよ! それで……お前ら学校で噂されてるの知ってるのか?」
「「知らなーい!」」
「百合はいいな!」
「一部のマニアには最高だなこれ!」
お店の裏から、少しだけ顔を出してアグナさんにフルルキ液の閉まってある場所を聞いてみたら……お客様も会話に参加していた。
可憐さんはいつの間にか裏に入ってきて、ゴソゴソとポーションのストックを漁っている。
「可憐さん何をしているんですか?」
「マグマクラッシュボムを……あった!」
「そのマグマクラッシュボムは──!」
──ボンッ!
私が最後の仕上げに使うために詠唱をして解放しておいたマグマクラッシュボムを、何も聞かずに可憐さんが手に取ったことで敵反応を起こして爆発した。
意地で覚えた威力調整スキルで、爆発力を100倍ほど落としたことで被害は少なく済んだと思う。
「何があったリミアちゃん!」
「私が解放されたマグマクラッシュボムに触れて、敵反応で爆発してしまったのー」
「色々と割れたのと、薬とかのストックが……」
可憐さんは、ストックをパーにしてしまったことを悪く思ったのか、少し悄気げてしまった。
私も、注意しておかなったことを少し悪く思う。
私が注意をしておけば防げた事故で、総額18万ロトの商品ストックを失わずに済んだのかもしれない。
「皆さんごめんなさい! 私が解放したことを伝えておけば……」
「いやいや! 仕方ないよね!」
「また作ればいいさ! クエストでお金も稼げているし、最近ではポーションを使った戦術でレベルアップしやすいし!」
「なぁ……。あれはなんだ?」
アグナさんが指差したのは、私が調合していた新薬のボウルから光が輝いている。
恐る恐る見ると──
「新薬が……完成してます!」
「「「「うぇーい!」」」」
新薬が見事に完成していた。
新薬……それは、全てのステータスをフルにアップさせる万能薬。
実際、万能薬は調合では作れない薬として有名だったらしいけれど、アップデートで調合でも作れるようになった。
だから、それをポーションにすれば範囲で使用できると思って生成術で液体にしていたものが……可憐さんのおかげで完成してくれた。
「なんやなんや? お! 万能薬をポーションにしたんやな! 世界一の薬師は違うねーやっぱり!」
「すごい散らかってるけど……みんなで掃除手伝うか! その代わり薬師ちゃん、それを少し安値で売ってや!」
「あ、はい! 手伝ってもらえるの嬉しいですので、ではそのお礼にということで!」
お客様数名が、NPCが営業する宿や喫茶店からほうきを借りて手伝ってくれている。
お客様と言っても、NPCが2、3名で、その他はみんなプレイヤーの人。
散らばった瓶の破片を片付けて、焼けたダンボールを捨てる。
その間に私は新薬を大量に生成していく。
一人何瓶と決めていないから、プレイヤーの冒険者は一人で沢山買っていきそう。
余れば明日にまわせばいいから大量に作っておく。
「じゃあまた来るなー!」
「あいよー! また来てやー!」
……。
…………。
「それでお前らは女同士でどこまでしたんや?」
「またその話に戻るの?」
「私も聞きたーい! イチャラブ百合は夢がある!」
新薬は全て売れ、パーになった分3割は取り戻せた。
そして、また話は戻ってカチーシェさんとルルさんが付き合っていた件についてへとなった。
「いっしゃーい! ……アルセリナとカールゴポーションね! ほら2000ロトだよ! 毎度ありー!」
「いい感じに売れてるね! カチーシェの営業スマイルに私キュンキュンだよー!」
「二人は付き合ってるの~?」
戯れていのを見て、治癒ボランティアの休憩に戻ってきた可憐さんが笑顔で聞いた。
可憐さんは軽い冗談で聞いてるのだと思うけれど、なぜかカチーシェさんとルルさんはお互い顔を見合わせている。
多分、どんな冗談で返そうか目で相談しているのだと思う。
「「……うん!」」
「ブフゥ──! お前らマジだったのか!? あのよく分からない噂!」
「え? え? あれー! 本当に付き合ってたの!?」
これを冗談と思いたいけれど、アグナさんがしっかりと返してしまっている。
とりあえず、私はその真相を聞かながら新薬の開発をしよう。
「ワイバーンの牙……人喰いフラワーの唾液と雷光虫。唾液を蜂蜜と煮て、ワイバーンの牙は砕いて雷光虫と擦り潰すと──」
できた。
とりあえず、ここでこれは置いておく。
次は確か──
「待て! 俺に彼女いないのに、お前らが付き合ってるって!?」
「だってだって! モデルのカチーシェと、戦姫と呼ばれる私ってお似合いでしょ!? 一つ言うと、私達は高校から付き合ってたよ?」
「いい話ー! もっと聞かせてー!」
あれ? どこからだったか忘れてしまった。
向こうの会話が気になりすぎて、どこまでしたのか、手元を見ずに何を混ぜていたのかすら分からなくなった。
とりあえず、色の具合からみて──手順2は終わっている。
「アグナさーん! 薔薇の毒を浄化した……なんたら液ってどこですか?」
「フルルキ液は棚の三段目のダンボールに入っているよ! それで……お前ら学校で噂されてるの知ってるのか?」
「「知らなーい!」」
「百合はいいな!」
「一部のマニアには最高だなこれ!」
お店の裏から、少しだけ顔を出してアグナさんにフルルキ液の閉まってある場所を聞いてみたら……お客様も会話に参加していた。
可憐さんはいつの間にか裏に入ってきて、ゴソゴソとポーションのストックを漁っている。
「可憐さん何をしているんですか?」
「マグマクラッシュボムを……あった!」
「そのマグマクラッシュボムは──!」
──ボンッ!
私が最後の仕上げに使うために詠唱をして解放しておいたマグマクラッシュボムを、何も聞かずに可憐さんが手に取ったことで敵反応を起こして爆発した。
意地で覚えた威力調整スキルで、爆発力を100倍ほど落としたことで被害は少なく済んだと思う。
「何があったリミアちゃん!」
「私が解放されたマグマクラッシュボムに触れて、敵反応で爆発してしまったのー」
「色々と割れたのと、薬とかのストックが……」
可憐さんは、ストックをパーにしてしまったことを悪く思ったのか、少し悄気げてしまった。
私も、注意しておかなったことを少し悪く思う。
私が注意をしておけば防げた事故で、総額18万ロトの商品ストックを失わずに済んだのかもしれない。
「皆さんごめんなさい! 私が解放したことを伝えておけば……」
「いやいや! 仕方ないよね!」
「また作ればいいさ! クエストでお金も稼げているし、最近ではポーションを使った戦術でレベルアップしやすいし!」
「なぁ……。あれはなんだ?」
アグナさんが指差したのは、私が調合していた新薬のボウルから光が輝いている。
恐る恐る見ると──
「新薬が……完成してます!」
「「「「うぇーい!」」」」
新薬が見事に完成していた。
新薬……それは、全てのステータスをフルにアップさせる万能薬。
実際、万能薬は調合では作れない薬として有名だったらしいけれど、アップデートで調合でも作れるようになった。
だから、それをポーションにすれば範囲で使用できると思って生成術で液体にしていたものが……可憐さんのおかげで完成してくれた。
「なんやなんや? お! 万能薬をポーションにしたんやな! 世界一の薬師は違うねーやっぱり!」
「すごい散らかってるけど……みんなで掃除手伝うか! その代わり薬師ちゃん、それを少し安値で売ってや!」
「あ、はい! 手伝ってもらえるの嬉しいですので、ではそのお礼にということで!」
お客様数名が、NPCが営業する宿や喫茶店からほうきを借りて手伝ってくれている。
お客様と言っても、NPCが2、3名で、その他はみんなプレイヤーの人。
散らばった瓶の破片を片付けて、焼けたダンボールを捨てる。
その間に私は新薬を大量に生成していく。
一人何瓶と決めていないから、プレイヤーの冒険者は一人で沢山買っていきそう。
余れば明日にまわせばいいから大量に作っておく。
「じゃあまた来るなー!」
「あいよー! また来てやー!」
……。
…………。
「それでお前らは女同士でどこまでしたんや?」
「またその話に戻るの?」
「私も聞きたーい! イチャラブ百合は夢がある!」
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