元姫だった私、魔法適正値10000オーバーの冒険者〜勘当された姫は、冒険者の夢を叶え旅をする〜

永遠ノ宮

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一章〜ギルド設立を目指して〜

二十三話 バトルロイヤルの激闘⑦

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 地割れでフィールドは四つに離れ、私とアルバータ、アリアータとアルラーネが向かい合う感じで丁度中央部分に幅広い割れ目が入り一対一の形になってしまう。

 同じフィールドに立っているのにも関わらず、気分は個人戦だ。
 こんなことになるとは思っていなかったがしかし、高魔力保有者が三人と、魔法適正値を無視した凄腕の女剣士。
 その四人が同時に衝突すれば、一対一なだけで爆発が起きるのだ、この光景は至極当然だった。

 さて、この光景が悲惨であると認識して間違いないが、現状として優先事項はアルバータである。
 アルバータは、地響きで四分割された地面の一つに片足で立っている。
 
「お姉様、思いましたが私ーーこの女が嫌いになりました。理由は単純ーー私より弱いからです」

「そう、アルバータ。ならさっさと片付けな」

「はい、お姉様」

「ーーちょっとちょっと! 勝手言ってないで私と向き合いなさいよ! 話しなさいよ! 寂しいでしょ、構えるだけ構えて放置されてる私!」

「……お姉様、猿が喋っていて怖いです」

「あんたも元は猿だろがいっ!!」

 困惑の表情を装ったアルバータは、私を横目で見ながら口だけ笑みを浮かべている。
 腹が立つーー同じ元猿に見下された感がある。
 猿と言うと、言葉が汚いが、そうでもしないと表現できないほどに腹が煮えたぎってしまうアルバータの表情を、世界に一斉発信してやりたい。

「馬鹿は程々にしておけ。……そうだな、こんなフィールドだーーアリアータ! 私と一対一、これでこの決勝戦は終わらせよう」

「馬鹿言ってんじゃないわよ、あんたも!」

「馬鹿なことは何も言っていない。むしろ観客はそれを望んでいるようだがーーなあ、アリアータ?」

 アルラーネに振られ、アリアータは観客席を見渡してから唇を噛み締めながらに頷いた。
 観客席を見ると、一対一となるかもしれない歴史上初の決勝戦に観客は大盛り上がりして期待をぶつけてきていた。

 既に最高潮に達している観客達の盛り上がりは、鎮める方法がない。
 そして、アリアータが頷いたことでこの決勝戦は一対一で勝負が決まることに確定した。
 バトルロイヤルに初参加したら、歴史上初の事態が二度三度と平気で起こる異常事態が多発。
 なんて、一年後にまたここで、みんなで楽しく笑い話にできる気がしない。

 確実に今のアリアータなら、負ける。
 腰が引けていて、震えている。気持ちで既に負けている。
 最悪、私だけでも太陽にーー。と、思ったがしかし、そもそも月すら出ていない。
 これではまるで…………。


 ーー永遠の無月(むげつ)の夜だ。


 月無くしては朝は来ぬーーと、ジーゼルが言っていた。
 それはつまり、月があって朝が来る。何故なら、月が確認できるつまり、太陽がちゃんと生きているから。
 しかし今、この状態を見る限り太陽は何処にも居ないし生きてすらいない。死んでいる。
 勝負内容がただの元仲間同士の一騎打ちと変われば、輝くないただ暗闇に閉じこもる月がいるだけで今回の話は終わる。

 そうーー頭の悪い奴が居なかったら……だ。

 頭の悪い奴ーー私から見るにアルバータ。彼女が空気を読まず私に個人戦を持ち掛けてくれば、今回の話は延長する。
 月はまだ、輝く希望を残せる。
 私はその為に、何をするべきかーー。自分が太陽になる為には、この女をどう踊らせたら良いか。
 考えて、考えて、考えてーー最終的に、挑発作戦で落ち着く。

「あらあら、アルバータさん? 私が弱いだなんて……あなたの方が弱くてよ? オーホッホッホッ!」

「今の言葉、聞き捨てなりませんね?」

 アルバータは私に顔を向け、三白眼で睨みつけてくる。
 圧迫感に襲われながらも、怯まず気持ちで勝つことだけに徹する。
 私は多分、アルバータに経験値で負けている。
 それを補うには、度胸と根性しかない。

「アルバータ! 空中戦で一対一、私達もやりましょ? どちらかが意識失うまで」

「楽しそうですね。そうしましょう」

「アルバータ、下手にそいつに手をーー」

「お姉様? これは個人の戦いです、好きにさせてください」

「……分かった。やるなら、殺す気でいけ」

「リリー……私、負けないから。あんたも、ま、負けないでよ!」

「負けないわよ、こんな女に。神器になんて、拳で勝ってあげるわよ!!」

 宙に浮く私を、アリアータが見上げてそう声を掛けてきた。
 私があまりに勝つと強く言い切るので、アリアータはため息を吐き、アルラーネは大笑いしている。
 確かにその反応は、正しいとは思う。私がアルバータに勝つなんてーー無理と誰もが思っている。
 魔法陣どころか神器を使う相手に、駆け出し冒険者の小娘が勝つ確率を求めて1%でも数値が出ればそれは、奇跡と言える。

 しかし、その奇跡を起こすのが私。
 冒険者は奇跡を起こしてなんぼ。
 強い敵を乗り越えた先に、次のステージ。

 私はコイツをーーぶちのめす! 

  そう未来は決まっている。

「一つだけ、お聞かせ願えますか?」

「良いわよ」

「あなたは……どうして、私をそう強く見ていられるのですか?」

「……あんたね、人間怯んだところで誰が格上に勝てるのよ。良い? ようは人生全て気持ち次第なのよ、勝つと思えば勝てるーー叶えると思えば叶えられる。結果論よ、結果論。全ては結果で語るーーだからその為に、結果論の前に精神論なのよ。気持ちなのよ。誰があんたに怯えるのよ、私から見たら野良の蛇くそくらえ程度よ」

 最後にニヤッと笑ってやると、アルバータが眉間に皺を寄せた。
 怒ったーーアルバータは、多分だが表情から察するに怒った。憤怒している。

 やっと面白くなると思った瞬間、十数メートルは離れていたはずのアルバータが目の前に居た。
 いつ動いたのかーー。分からない速さでの移動に、驚きながらも瞬発力で攻撃を避けることに成功した。

 アルバータは多分、魔法陣で異空間の中を通って移動してきたと考えて間違いない。
 危なかった。さっきの攻撃も、魔法陣の中から槍が飛び出してきた。私の心臓目掛けてピンポイントで。

「やるわねあんた」

「今のを避けるとは……なかなか」

「次はこっちの番よ! シャドウバインド!」

 空中から魔物の手がうじゃうじゃと現れ、アルバータに向かって伸びていく。
 シャドウバインドーー魔物の手が異空間から現れ、相手に絡みついて拘束する魔法。魔法陣を用いた戦いの中でも、極めて珍しい戦い方を私は知っているからできることである。

 魔法陣で私も戦うことにして、魔物の手がアルバータを拘束した。
 今この状況下で、機能しているのは神獣鏡のみである。
 つまり、神獣鏡をアルバータから離せば勝負ありとなる。

 私は早速神獣鏡を抜きに前に進もうと前方へ体を倒した。
 しかしどうだ。動こうとしても、私の体はピクリとも動かないではないか。
 恐る恐る見ると、アルバータを拘束していた魔物の手が私に移っていた。いや、跳ね返されていた。 
 あれが反撃ーー。カウンター。
 神獣鏡がどれだけ危険な神器か、ようやく理解した私は自分で発動した魔法なので簡単に解いた。
 だが、これでアルバータに近づくことがまた一つ難しくなった。

「効きません、そんな攻撃」

「神器に頼る女は、男には通用しないけど?」

「恋話ですか? では一つーー上から目線な女も通用しません」

「あら、中にはそれを好む男も居てよ?」

「それは誰だのことだっ!」

 あんたのことよシュート。なんて、突っ込む気になれなかった。
 
「恋なんて冒険者には必要ないこと」

「無くてもする権利はーーある!」

「ーー!? 後ろ!?」

 私はアルバータの背後に回り込む。
 アルバータは、私が異空間移動をしたことに驚きながらも異空間へと入り込む。
 空中で、魔法陣があちこちに出現しては衝撃波を周囲に伝わらせていた。

 私とアルバータの戦いは、どちらが先に異空間移動のその先を読んで動き先制を打てるかーーの、先読み勝負となった。
 私は先読みが苦手だが、しかしアルバータもまた同じのようだ。
 
 私達は先読みできた方が勝つことを理解しながらも、それをできずにただひたすら魔法を放っては跳ね返すを何度も何度も繰り返す。
 
「しつこいですねーー異空間移動を見様見真似で習得したからといい、私に敵わないことは分かっているでしょうに」

「分かってるわよ! それを分かっていながら私は同じ戦い方をするのよ! 正々堂々、全く同じ方法で勝負を行う!」

「理解しかねます! 勝つ為なら、他の手段を取るほうが遥かに良いというのに」

「それができて、そもそもその手段を思いつくほどに頭が良ければそうしてるわよ!! バーカ!!」

 同時に魔法陣が現れ、私とアルバータはゼロ距離で対面した。
 ゼロ距離で私は爆発魔法を繰り出す。


「ーーバニッシュッ!!」


 爆発魔法を放った瞬間、私はもう既に魔法陣の中へ首から下を隠した。
 これで爆発した時に私は魔法陣の中に隠れ、異空間にいるのでダメージを受けることはない。
 そう……思っていた。

「甘いです……甘ちゃんがっ!!」

「ーーえっ!?」

 声を上げた時には、もう既に時遅し。
 先読みを違う方法で使って、アルバータは神獣鏡を私の爆発魔法のほんの少し前に使っていたのだ。
 それにより、私の爆発魔法は魔法陣から開かれた異空間への入り口が塞がると同時に中へ入ってきた。

 ーー跳ね返されたのだ。

 先読みされ、爆発によるダメージはほぼ無いはずの私がーー爆発によるダメージを最大に受ける一番の的となってしまったのだ。
 異空間の中で、爆発する。一回爆発した魔法は、連鎖的に何十回も爆発する。

「ああああああ!!」

「あなたは、甘い。私が、この三白眼を持つ私が、先読みできないわけないじゃないですか? 私はむしろーー得意です。日常的に目は閉じているのですから」

「……ううっ! うそ、よっ……!」

 私は異空間から放り出され、何とか爆発の寸前に結界を張って体が吹き飛ぶことは逃れたが服はボロボロになり魔力が枯渇した。
 宙に浮いているのが、精一杯。目眩と吐き気が同時に襲ってくる。

「終わりです」

「…………くっ!!」

「……夢は……叶えるために……!」

「ーー!?」

 魔法陣を浮かび上がらせ、もう動くことのできない私にトドメをさそうとするアルバータだったが、その攻撃を遅らせる声が下から聞こえてきた。
 アリアータだった。ズタボロにやられたアリアータが、動けない体なのにそれでも立ち上がって、剣を杖にしながらも声を張り上げている。


「夢は……見るなら……! 叶えるために、見ろ! 叶えるために夢は見るもの……よねっ! リリーッ!」


「……それでも夢は、終わりです」

「……フッ。ウッフフッ。フフッ……アッハハハハッ!!」

「何がおかしいのですか?」

 私が高らかに笑う様に、アルバータが首を傾げた。

「そうね! そうだったわあ! はあ……アルバータ、悪いけどあなたは負けることになったわ? 私の仲間がね、私の中の獣がね、私の家族達がね、みんなみんなーー私に夢の意味を教えてくれたからよおおおおおお!!」

「……まだ、そんな、力が……」

 私の枯渇していたはずの魔力が、大爆発を起こした。
 黄金色の魔力が一気に全身を包みこみ、そして天へと昇っていく。
 雲を分散させ、太陽後を受けて黄金色の魔力は更に光り輝きまるで真夏の噴水が如くキラキラと眩しいほどに。

 爆発した魔力が周囲の空気を巻き込み、激しい空気振動を与え、バルテン王国そのものが揺れる。
 闘技場の一部は振動で崩れ落ちだし、地割れした地面は更に割れていく。

「ーー勝つと言ったら勝つっ! 夢は叶えると言ったら叶えるっ! 仲間の太陽になると言ったら、私はーー太陽にでも太陽神にでもなってあげるわよ……なんなら、ビックバンでも引き起こして宇宙を再生させるわよっ!! アリアータ……私は今からあなたの太陽になる。約束は、守るわよ?」

 そう言って、私は太陽目掛けてシャイニングソードを突き上げた。
 シャイニングソードは太陽光を吸収、普段では出るはずのない紅色のオーラを放ちだして、アリアータに向けて刃先からオーラを送り出した。
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