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第十一章 神への叛逆
8-1 翠緑の小鳥
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「着替えも持ってきますよ。今のままでは気持ち悪いでしょう?」
その言葉を残して部屋を出て行ったらしいクラウンが、外から部屋の鍵をかけるのを聴覚で気づいたリュセルは、寝台の上で自分の体を抱きながら丸くなり、自身を落ち着かせようとした。
(震えが止まらない。何故だ)
あの男。邪気を感知しない事から、人間のはず。なのに……。
(何故、こんなにも恐ろしいんだ)
ー姉上ー
(ッ!?)
不意に頭の中で響いた、無邪気な少年の呼びかけ。リュセルは咄嗟に口を両手で抑え込んで悲鳴を封じる。
ー愛してる。ずっと愛してるよ、僕の姉上ー
(俺はお前の姉上じゃない!)
どんなに拒絶しようとも、少年のうっとりとしたような熱っぽい声が脳裏から離れない。
ー姉上、姉上、姉上、姉上、姉上、姉上…………、レイデューク姉上。僕のモノ……ー
「ううぅぅっ」
ー人間嫌い、人間嫌い、人間嫌い、人間嫌い、大っ嫌いっ! 僕から姉上を奪ったー
「や……めろ…………」
ー滅びるがいい、愚かな人間ども!ー
「やめろーーーーっ! スノーデューク!」
耐えきれずに頭を抱え込み、そう叫んだ瞬間
ガッシャーン
どこかでガラスの割れる音がした。
「!?」
咄嗟に身を起こし、音のした方向に目を向けると、そこから風が吹き抜けてくるのを感じる。どうやら窓ガラスが割れたらしい。
「何が……」
一体何が起こっているのか、今の自分の目では何も見えず、わからなかった。幸か不幸か、その突然の出来事でそれまでの恐慌状態から脱する事が出来た事になるリュセルは周りを警戒する。
その時
チチチチチ
そんな音がしたかと思ったら、鳥の羽ばたく小さな音が聞こえた。
(鳥?)
そして、自分の肩に突然、それは降りてきたのだ。
「こ、小鳥……か?」
見えない為、肩に止まったそれに手で触れてみると、それは小さな足を使って、リュセルの指へと移動する。恐る恐る触ってみたその感触は小さく柔らかく、触覚だけでリュセルはそれが小鳥である事を悟った。
(なんだか慣れているな。この鳥)
誰かに飼われでもしていたのか、リュセルが触れても逃げ出しもせず、小鳥は触れた指に身を摺り寄せて来た。
「どこから来たんだ、お前は?」
そう言いながら、柔らかな羽毛を指先で撫でてやる。大人しい小鳥は、されるがままになっていた。一体、どんな姿をしているのだろうか?きっと、とても愛らしいに違いない。目の見えない今の自分では、この小鳥の姿を想像するしか術はなかった。
そうして、リュセルは小鳥に触れていた左手を自分の目の前に翳すとおもむろに振った。何も映さぬ瞳は、見る力を完全に失くしている。振った手の影すら映らない。
一方の、リュセルの指先に止まった小鳥は、自分の監視対象のそんな様子に項垂れる。ずっと監視任務を続行していた為、彼の目が見えなくなっていることにも気づいていた。
彼は、ただ監視対象だ。決して情など移してはいけない。人の事を考えている余裕など、自分にはないはずだ。この剣鍵の体液を摂取した邪神は、段々と力を取り戻している。本来なら眠りについてから100年は目覚めないと思われていたが、このままだと、後ほんの数か月で目を覚ますかもしれない。
そうしたら終わりだ。逃げ場は無くなる。自分の身こそ危うく、この青年の心配などしている場合ではないというのに。
震え続け、悲鳴を上げた彼の姿を見ていられずに、窓ガラスを割ってまで部屋に乱入してしまった。
だが、恐怖と不安に揺れるリュセルの精神に、今の自分の姿は見えずとも効果的だったようで、その濁った灰色の瞳が穏やかさを取り戻すのを知り、ほっと胸を撫で下ろす。
「お前は一体どんな姿をしているんだろうな。今の俺には、お前がどんな色をしているのかさえ、わからないんだ」
自嘲気味に呟くリュセルを見た小鳥ことセフィランは、一度俯くと、姿を変えた。
自分の本体は遠く離れたアシェイラの神殿にある為、小鳥に込められたわずかな力のみでの実体化は、力が安定せず、その姿は透けて見えるものだった。
翠緑の髪に紫電の瞳の、背の高い神官服姿の青年。
目が見えていれば、いきなり現れた顔見知りの神官の姿にリュセルは驚いただろうが、今の彼には、目の前で小鳥がセフィ・アルターコートの姿に変わってもそれを知る術がない。
「?」
手から小鳥のわずかな重みが消えたのに気付いたリュセルは、わずかに眉を顰めた。
「おい、どこにいるんだ?」
盲目の人がするように、両手を前に出して何かを探すような仕草をするリュセルの体を、セフィランは半透明な体で抱きしめた。
「…………」
小鳥の姿でなければ触れる事の敵わない今の自分の体では、体温も伝わらないし感触もない為、目の見えない今のリュセルでは、セフィランに抱きしめられている事はわからないだろう。でも、そうせずにはいられなかったのだ。
そして、少しの間その状態でいた後。
(同情か? この俺が)
そんな自分の感情が苛ただしく、セフィランは紫電の瞳を一瞬固く閉じると、姿を再び小鳥の姿に戻し、飛び立った。
「行くのか!?」
気配から小鳥が出て行こうとしているのを悟ったリュセルが、慌てたような声を上げるのを聞いたセフィランは、光の灯らない相手の灰色の瞳に目を向ける。
「でも、また来てくれるんだろう?」
哀しげに揺れる焦点の合わぬ瞳を見ていると自分がどうにかなってしまいそうで、セフィランは逃げるように部屋を飛び出していったのだった。
「どうかしましたか?」
自分の心を和ませてくれた小鳥が去って行くと同時に響いた声。リュセルはビクリと体を震わせた。
「着替えと果物をすり潰したものを持ってきましたよ」
「…………」
そう言いながら近づく気配に、リュセルは体を強張らせたまま無言で答える。
「さあ、まずは着替えましょうか」
そんな声と共に、夜着の釦に手をかけられた。
「やめろっ」
身をよじって、その腕から逃れようとした瞬間。
「逆らうな」
低い声で脅すようにささやかれ、リュセルは動きを止める。そんなリュセルにクラウンはにっこりと微笑むと、上から順に夜着の釦を外していった。
夜着の上衣を脱がされると同時に、暖かい布に体を拭かれ、新しい清潔な夜着を再び着せつけられる。同じように下衣も着替えさせられるリュセルは、相手のなすがままになるしかない。
「ほら、さっぱりしたでしょう?」
クラウンの言葉通り、汗を拭いてもらい、着替えを済ませると幾分かさっぱりとした。ほっと息をつくリュセルを眺めていたクラウンは、寝台の端に腰かけると、小さなガラスの器に盛られたリンゴのすりつぶしを銀のスプーンで掬ってリュセルの口元に運ぶ。
「さあ、お食べ下さい」
匂いでリンゴだとわかるが、警戒しているリュセルはたやすく口を開く事が出来ない。
「……困りましたねぇ」
しばらくクラウンは困ったように首を傾げていたが、不意にリンゴのすりつぶしを口に含ませると、リュセルの頭を強い力で拘束し、唇を奪った。
「っ!?」
口移しで甘い果実を移されたリュセルは、それを拒む事も出来ずに飲み込む。
「駄々をこねるようなら、こうして食事をとらせますが、それでもよろしいですか?」
ペロリとリュセルの唇をひと舐めしてそうささやいたクラウンに、顔を強張らせたまま力なく首を横に振った。
「おや、残念。私はそれでもよかったのですが。では、どうぞ」
再び口元に運ばれるスプーンを、リュセルは観念して恐る恐る口を開いて受け入れる。
「食べたらお休み下さい。自覚はないでしょうが、本当に熱が高いのですから」
優しげに響くのに、その声のなんて恐ろしい事。
味などほとんどわからぬままにリンゴのすりつぶしたものをすべて食べ終えたリュセルは、促されるがままベッドに横になるしかない。そうして横になった途端、ドッと疲れが襲い、体が辛くなってきた。
「そう……、そのまま大人しくしていて下さいね」
クラウンの笑みを含んだそんな声が聞こえたと思ったら、熱っぽい自分の額に冷たい布が押しあてられ、その上に何かが置かれる。
「……?」
不思議に思ってそれに触れると、冷たいゴムの感触からそれが氷嚢だという事が分かった。
「ジュリナ姫は別室で元気にしておりますよ。それはもう、元気過ぎる程にね」
ジュリナの名にリュセルが反応を示すのを面白そうに見つめながら、クラウンは優しく脅した。
「あなたのお兄様達が来るまで、こうして大人しくしていてくれていれば、ジュリナ姫もずっと元気でいる事が出来るでしょう」
そして焦点の合わぬ瞳を見開く、青年の頬を撫でる。
「楽しみですね。お迎えが来る時が」
リュセルはその言葉を聞くと共に、固く目を閉じたのだった。
その言葉を残して部屋を出て行ったらしいクラウンが、外から部屋の鍵をかけるのを聴覚で気づいたリュセルは、寝台の上で自分の体を抱きながら丸くなり、自身を落ち着かせようとした。
(震えが止まらない。何故だ)
あの男。邪気を感知しない事から、人間のはず。なのに……。
(何故、こんなにも恐ろしいんだ)
ー姉上ー
(ッ!?)
不意に頭の中で響いた、無邪気な少年の呼びかけ。リュセルは咄嗟に口を両手で抑え込んで悲鳴を封じる。
ー愛してる。ずっと愛してるよ、僕の姉上ー
(俺はお前の姉上じゃない!)
どんなに拒絶しようとも、少年のうっとりとしたような熱っぽい声が脳裏から離れない。
ー姉上、姉上、姉上、姉上、姉上、姉上…………、レイデューク姉上。僕のモノ……ー
「ううぅぅっ」
ー人間嫌い、人間嫌い、人間嫌い、人間嫌い、大っ嫌いっ! 僕から姉上を奪ったー
「や……めろ…………」
ー滅びるがいい、愚かな人間ども!ー
「やめろーーーーっ! スノーデューク!」
耐えきれずに頭を抱え込み、そう叫んだ瞬間
ガッシャーン
どこかでガラスの割れる音がした。
「!?」
咄嗟に身を起こし、音のした方向に目を向けると、そこから風が吹き抜けてくるのを感じる。どうやら窓ガラスが割れたらしい。
「何が……」
一体何が起こっているのか、今の自分の目では何も見えず、わからなかった。幸か不幸か、その突然の出来事でそれまでの恐慌状態から脱する事が出来た事になるリュセルは周りを警戒する。
その時
チチチチチ
そんな音がしたかと思ったら、鳥の羽ばたく小さな音が聞こえた。
(鳥?)
そして、自分の肩に突然、それは降りてきたのだ。
「こ、小鳥……か?」
見えない為、肩に止まったそれに手で触れてみると、それは小さな足を使って、リュセルの指へと移動する。恐る恐る触ってみたその感触は小さく柔らかく、触覚だけでリュセルはそれが小鳥である事を悟った。
(なんだか慣れているな。この鳥)
誰かに飼われでもしていたのか、リュセルが触れても逃げ出しもせず、小鳥は触れた指に身を摺り寄せて来た。
「どこから来たんだ、お前は?」
そう言いながら、柔らかな羽毛を指先で撫でてやる。大人しい小鳥は、されるがままになっていた。一体、どんな姿をしているのだろうか?きっと、とても愛らしいに違いない。目の見えない今の自分では、この小鳥の姿を想像するしか術はなかった。
そうして、リュセルは小鳥に触れていた左手を自分の目の前に翳すとおもむろに振った。何も映さぬ瞳は、見る力を完全に失くしている。振った手の影すら映らない。
一方の、リュセルの指先に止まった小鳥は、自分の監視対象のそんな様子に項垂れる。ずっと監視任務を続行していた為、彼の目が見えなくなっていることにも気づいていた。
彼は、ただ監視対象だ。決して情など移してはいけない。人の事を考えている余裕など、自分にはないはずだ。この剣鍵の体液を摂取した邪神は、段々と力を取り戻している。本来なら眠りについてから100年は目覚めないと思われていたが、このままだと、後ほんの数か月で目を覚ますかもしれない。
そうしたら終わりだ。逃げ場は無くなる。自分の身こそ危うく、この青年の心配などしている場合ではないというのに。
震え続け、悲鳴を上げた彼の姿を見ていられずに、窓ガラスを割ってまで部屋に乱入してしまった。
だが、恐怖と不安に揺れるリュセルの精神に、今の自分の姿は見えずとも効果的だったようで、その濁った灰色の瞳が穏やかさを取り戻すのを知り、ほっと胸を撫で下ろす。
「お前は一体どんな姿をしているんだろうな。今の俺には、お前がどんな色をしているのかさえ、わからないんだ」
自嘲気味に呟くリュセルを見た小鳥ことセフィランは、一度俯くと、姿を変えた。
自分の本体は遠く離れたアシェイラの神殿にある為、小鳥に込められたわずかな力のみでの実体化は、力が安定せず、その姿は透けて見えるものだった。
翠緑の髪に紫電の瞳の、背の高い神官服姿の青年。
目が見えていれば、いきなり現れた顔見知りの神官の姿にリュセルは驚いただろうが、今の彼には、目の前で小鳥がセフィ・アルターコートの姿に変わってもそれを知る術がない。
「?」
手から小鳥のわずかな重みが消えたのに気付いたリュセルは、わずかに眉を顰めた。
「おい、どこにいるんだ?」
盲目の人がするように、両手を前に出して何かを探すような仕草をするリュセルの体を、セフィランは半透明な体で抱きしめた。
「…………」
小鳥の姿でなければ触れる事の敵わない今の自分の体では、体温も伝わらないし感触もない為、目の見えない今のリュセルでは、セフィランに抱きしめられている事はわからないだろう。でも、そうせずにはいられなかったのだ。
そして、少しの間その状態でいた後。
(同情か? この俺が)
そんな自分の感情が苛ただしく、セフィランは紫電の瞳を一瞬固く閉じると、姿を再び小鳥の姿に戻し、飛び立った。
「行くのか!?」
気配から小鳥が出て行こうとしているのを悟ったリュセルが、慌てたような声を上げるのを聞いたセフィランは、光の灯らない相手の灰色の瞳に目を向ける。
「でも、また来てくれるんだろう?」
哀しげに揺れる焦点の合わぬ瞳を見ていると自分がどうにかなってしまいそうで、セフィランは逃げるように部屋を飛び出していったのだった。
「どうかしましたか?」
自分の心を和ませてくれた小鳥が去って行くと同時に響いた声。リュセルはビクリと体を震わせた。
「着替えと果物をすり潰したものを持ってきましたよ」
「…………」
そう言いながら近づく気配に、リュセルは体を強張らせたまま無言で答える。
「さあ、まずは着替えましょうか」
そんな声と共に、夜着の釦に手をかけられた。
「やめろっ」
身をよじって、その腕から逃れようとした瞬間。
「逆らうな」
低い声で脅すようにささやかれ、リュセルは動きを止める。そんなリュセルにクラウンはにっこりと微笑むと、上から順に夜着の釦を外していった。
夜着の上衣を脱がされると同時に、暖かい布に体を拭かれ、新しい清潔な夜着を再び着せつけられる。同じように下衣も着替えさせられるリュセルは、相手のなすがままになるしかない。
「ほら、さっぱりしたでしょう?」
クラウンの言葉通り、汗を拭いてもらい、着替えを済ませると幾分かさっぱりとした。ほっと息をつくリュセルを眺めていたクラウンは、寝台の端に腰かけると、小さなガラスの器に盛られたリンゴのすりつぶしを銀のスプーンで掬ってリュセルの口元に運ぶ。
「さあ、お食べ下さい」
匂いでリンゴだとわかるが、警戒しているリュセルはたやすく口を開く事が出来ない。
「……困りましたねぇ」
しばらくクラウンは困ったように首を傾げていたが、不意にリンゴのすりつぶしを口に含ませると、リュセルの頭を強い力で拘束し、唇を奪った。
「っ!?」
口移しで甘い果実を移されたリュセルは、それを拒む事も出来ずに飲み込む。
「駄々をこねるようなら、こうして食事をとらせますが、それでもよろしいですか?」
ペロリとリュセルの唇をひと舐めしてそうささやいたクラウンに、顔を強張らせたまま力なく首を横に振った。
「おや、残念。私はそれでもよかったのですが。では、どうぞ」
再び口元に運ばれるスプーンを、リュセルは観念して恐る恐る口を開いて受け入れる。
「食べたらお休み下さい。自覚はないでしょうが、本当に熱が高いのですから」
優しげに響くのに、その声のなんて恐ろしい事。
味などほとんどわからぬままにリンゴのすりつぶしたものをすべて食べ終えたリュセルは、促されるがままベッドに横になるしかない。そうして横になった途端、ドッと疲れが襲い、体が辛くなってきた。
「そう……、そのまま大人しくしていて下さいね」
クラウンの笑みを含んだそんな声が聞こえたと思ったら、熱っぽい自分の額に冷たい布が押しあてられ、その上に何かが置かれる。
「……?」
不思議に思ってそれに触れると、冷たいゴムの感触からそれが氷嚢だという事が分かった。
「ジュリナ姫は別室で元気にしておりますよ。それはもう、元気過ぎる程にね」
ジュリナの名にリュセルが反応を示すのを面白そうに見つめながら、クラウンは優しく脅した。
「あなたのお兄様達が来るまで、こうして大人しくしていてくれていれば、ジュリナ姫もずっと元気でいる事が出来るでしょう」
そして焦点の合わぬ瞳を見開く、青年の頬を撫でる。
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