神様のせいで運命が変わり死にました。

yumit-7

文字の大きさ
4 / 8
理不尽な死

神々の謝罪

しおりを挟む
気が付いた私が見たものは真っ白な世界、アーチ、階段、テーブルと椅子、噴水の水に小さな池の様な物
「ここは何処?」
キョロキョロ見渡す私の前に六つの光の玉が飛んで来た。
「な、なに!?」
バフーーーン!
人になった!驚きに見開き言葉が出なかった。
「初めてまして、私達は天界から貴方の行く末を見て居ました。私は医療と癒しの女神パナケイアと言います。」
背中まで伸びた髪は輝く金髪で、瞳は青い、女神!?この人達は神様!?
「私は美の女神アフロディーテ」
「それで私が、大地の女神ガイアよ。」
金髪ロングのアフロディーテは美の女神と言うだけ合ってこの中で飛び抜けて妖艶な程に美しいかった。
ガイアは長い赤い髪をポニーテールにし、活発に見える健康的な美女に見える。
「あの、ここは何処天国ですか?」
聞いた由香の前に突然全員が土下座をした。

「この度は私達神々の責任で、貴方の運命を大きく変えてしまい申し訳ありませんでした。」
「はっ!?」
「実は五十嵐由香さんは大金持ちの御曹司と大恋愛の末結婚し、息子二人と、娘一人を儲けた沢山の孫達に囲まれ幸せに余生を終える筈でした。」
パナケイアは言う。続いてガイアが言った。
「貴方の運命を変えてしまった原因は、人間の欲望や残忍さを司る女神達三人です。嫉妬と復讐の女神メガイラ、怒りと執着の女神アレクト、殺人と殺戮女神ティシフォネです。」

ブルブル震えて由香は泣いていた。
「御曹司って、お兄ちゃん、透さんだよね。透さんは何処に居るの?私をあの人の所に連れて行って、どうか、お願いします。」
「此処にもう居ないのよ、彼はもう。」
居ない!?私を置いてどうして!?
「ああぁーーー!いやーーー!!透さん、お兄ちゃん行かないで!私を置いて行かないでーーー!!!!」
気が可笑しくなりそうだった。
あの人に会えないなら、何も要らない、魂を消して欲しかった。
涙が頬を伝った私を女神達が正気に戻そうと肩を掴んだ。
「だ、大丈夫なんです、貴方を待って先に転生したんです。転生先で貴方を待つと言って居ました。」
涙に濡れた私の目に透の姿が浮かぶ。
「愛していると、だから生まれ変わって共に生きようと言い残しました。
だから、大丈夫なんです。」
「生まれ変わって、じゃあ私も生まれ変われるの!?」
「はい、貴方と透さんは私達の被害者ですから責任を取らせて頂きます。」


そして、落ち着居て全ての話を由香は聞いた。
女神たちは私に詳しく原因を話した。
「私達が天界で喧嘩をしてしまいまして、それが原因で貴方と高遠透の運命の輪を壊してしまいました。幼い頃の運命は運命の輪の通り進みましたが、本来の運命で大学生の時に貴方方は再開する筈でした。」
どうして壊れたのか、疑問に思ったが直ぐに答えは出た。
「神々の神器を使って喧嘩したんです。そしてその嫉妬と復讐の矢と怒りと執着の矢は五本五十嵐家に、一部は貴方の家の松の木と庭に六本刺さり抜けませんでした。」
我が家の家族不和はそれが原因だったのかと初めて知った。
母の異常もそのせいでとなると本心は責めてしまいたい。
しかし、死んでしまった今同仕様も出来し残した家族に幸せになって欲しい。
残る問題は、
「残りの矢と殺戮の槍は、恐ろしい事にあの日母親と歩いていた山川まなみに全部体内に吸収されました。四、五十本はあったでしょう。」
そう、山川まなみ私を殺した女、なぜなのか?私は和也と別れる事を望んだのに殺す理由がないはず、なのに殺された。
「私をまなみが殺した理由は何!?」
「まなみが自身の為に狙った獲物二人の男が貴方を愛して居るからです。」
「えっ!?じゃあ、まなみはお嬢様じゃないの?そう言う事ですか!?」
まなみはお嬢様と和也が言っていた。
でも違和感が合った、乱暴で、教養とかまるで無かった。
「確かに社長の娘ですが、捨てられ放置された愛人の子供です。」
「!!」
「まなみの憎悪と恨み、憎しみと嫉妬、復讐心、殺意が貴方の家の神器と共鳴し、次元の歪みが出来てしまい、由香さんと、透さんは何度も死のループを回る事になってしまいました。」
捨てられた、愛人の子供。
透さんを金目当てで狙っていたなんて、知らなかった。
「だから、貴方方が一線を越えようとするとあらゆる邪魔をしたんです。高遠さんを呪って他の女と幸せに決してさせまいと、」
思い当たりが有り過ぎた。
彼女は危険な人だった、和也別れられる喜びに盲目的に良い人間と思ってしまった自分を後悔する。
そして後に聞いた事がショックが、大き過ぎた。









しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

【短編】淫紋を付けられたただのモブです~なぜか魔王に溺愛されて~

双真満月
恋愛
不憫なメイドと、彼女を溺愛する魔王の話(短編)。 なんちゃってファンタジー、タイトルに反してシリアスです。 ※小説家になろうでも掲載中。 ※一万文字ちょっとの短編、メイド視点と魔王視点両方あり。

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

永久就職しませんか?

氷室龍
恋愛
出会いは五年前。 オープンキャンパスに参加していた女子高生に心奪われた伊達輝臣。 二度と会う事はないだろうと思っていたその少女と半年後に偶然の再会を果たす。 更に二か月後、三度目の再会を果たし、その少女に運命を感じてしまった。 伊達は身近な存在となったその少女・結城薫に手を出すこともできず、悶々とする日々を過ごす。 月日は流れ、四年生となった彼女は就職が決まらず焦っていた。 伊達はその焦りに漬け込み提案した。 「俺のところに永久就職しないか?」 伊達のその言葉に薫の心は揺れ動く。 何故なら、薫も初めて会った時から伊達に好意を寄せていたから…。 二人の思い辿り着く先にあるのは永遠の楽園か? それとも煉獄の炎か? 一回りも年下の教え子に心奪われた准教授とその彼に心も体も奪われ快楽を植え付けられていく女子大生のお話

魚人族のバーに行ってワンナイトラブしたら番いにされて種付けされました

ノルジャン
恋愛
人族のスーシャは人魚のルシュールカを助けたことで仲良くなり、魚人の集うバーへ連れて行ってもらう。そこでルシュールカの幼馴染で鮫魚人のアグーラと出会い、一夜を共にすることになって…。ちょっとオラついたサメ魚人に激しく求められちゃうお話。ムーンライトノベルズにも投稿中。

義兄様と庭の秘密

結城鹿島
恋愛
もうすぐ親の決めた相手と結婚しなければならない千代子。けれど、心を占めるのは美しい義理の兄のこと。ある日、「いっそ、どこかへ逃げてしまいたい……」と零した千代子に対し、返ってきた言葉は「……そうしたいなら、そうする?」だった。

「今とっても幸せですの。ごめんあそばせ♡」 捨てられ者同士、溺れちゃうほど愛し合ってますのでお構いなく!

若松だんご
恋愛
「キサマとはやっていけない。婚約破棄だ。俺が愛してるのは、このマリアルナだ!」 婚約者である王子が開いたパーティ会場で。妹、マリアルナを伴って現れた王子。てっきり結婚の日取りなどを発表するのかと思っていたリューリアは、突然の婚約破棄、妹への婚約変更に驚き戸惑う。 「姉から妹への婚約変更。外聞も悪い。お前も噂に晒されて辛かろう。修道院で余生を過ごせ」 リューリアを慰めたり、憤慨することもない父。マリアルナが王子妃になることを手放しで喜んだ母。 二人は、これまでのリューリアの人生を振り回しただけでなく、これからの未来も勝手に決めて命じる。 四つ違いの妹。母によく似たかわいらしい妹が生まれ、母は姉であ、リューリアの育児を放棄した。 そんなリューリアを不憫に思ったのか、ただの厄介払いだったのか。田舎で暮らしていた祖母の元に預けられて育った。 両親から離れたことは寂しかったけれど、祖母は大切にしてくれたし、祖母の家のお隣、幼なじみのシオンと仲良く遊んで、それなりに楽しい幼少期だったのだけど。 「第二王子と結婚せよ」 十年前、またも家族の都合に振り回され、故郷となった町を離れ、祖母ともシオンとも別れ、未来の王子妃として厳しい教育を受けることになった。 好きになれそうにない相手だったけれど、未来の夫となる王子のために、王子に代わって政務をこなしていた。王子が遊び呆けていても、「男の人はそういうものだ」と文句すら言わせてもらえなかった。 そして、20歳のこの日。またも周囲の都合によって振り回され、周囲の都合によって未来まで決定されてしまった。 冗談じゃないわ。どれだけ人を振り回したら気が済むのよ、この人たち。 腹が立つけれど、どうしたらいいのかわからずに、従う道しか選べなかったリューリア。 せめて。せめて修道女として生きるなら、故郷で生きたい。 自分を大事にしてくれた祖母もいない、思い出だけが残る町。けど、そこで幼なじみのシオンに再会する。 シオンは、結婚していたけれど、奥さんが「真実の愛を見つけた」とかで、行方をくらましていて、最近ようやく離婚が成立したのだという。 真実の愛って、そんなゴロゴロ転がってるものなのかしら。そして、誰かを不幸に、悲しませないと得られないものなのかしら。 というか。真実もニセモノも、愛に真贋なんてあるのかしら。 捨てられた者同士。傷ついたもの同士。 いっしょにいて、いっしょに楽しんで。昔を思い出して。 傷を舐めあってるんじゃない。今を楽しみ、愛を、想いを育んでいるの。だって、わたしも彼も、幼い頃から相手が好きだったってこと、思い出したんだもの。 だから。 わたしたちの見つけた「真実の愛(笑)」、邪魔をしないでくださいな♡

人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている

井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。 それはもう深く愛していた。 変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。 これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。 全3章、1日1章更新、完結済 ※特に物語と言う物語はありません ※オチもありません ※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。 ※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。

敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される

clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。 状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。

処理中です...