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1章 王都ルーデリー 出会い編
1-27 冒険者 ☆
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朝食を三人そろって近くの食堂で食べる為に移動中する。
リーズは痛みはないが股間に違和感があるらしく、歩き方がぎこちない。
「私、今日は休むわ、さすがに。」
俺とナツキを交互にみて
「あ~あ、あんたを私の物にすれば、ナツキも手に入ると思ったのに。
なんっちゅうプレイしてるのよ、あんた達。」
顔を真っ赤にして俯くナツキ。
「でも、これで私も同じだからね?」
ナツキの手を取り、そう言う。
「え、同じって…」
「ナツキと同じ、カズの「小便器」ってこと。」
意地悪するように、「小便器」の部分だけナツキの耳元で囁く。
隣にいる俺には丸聞こえだが。
「それに、どういう風に進化するかも気になるしね?」
今度は俺の方を向いて言う。
「私、ちゃんとしたパーティーっていうのは初めてなの、宜しくね。」
ーーーーーーーーー
「ね、ずるくない?」
朝食を終え、ギルドに集合したとたん、ミーシャがそんなことを言う。
「私だけ飲んでない!」
少し声の大きいミーシャの口を手でふさぎ、ギルドを出る。
「ミーシャ、気持ちは分かるけど、あんなところで言っちゃだめよ。」
ナツキがたしなめる。
「ごめん。」
反省したミーシャはおとなしくなる。
「こっちこそごめん、
別に仲間はずれにするとかじゃなくて、飲ませるのに照れとかが有ったからさ。」
完全な嘘ではない、実際最初はそうだったのだから。
「でも、経験値上昇の効果も確認できたからさ、ミーシャさえよければ、飲む?」
「もちろん!
私も強くなりたい!!」
おしっこを飲む、という行為を性的なプレイと少しも思わないのが、ミーシャのいい所なのかもしれない。
だが、照れが無いわけではないようなので
「でも出してるところ見ると、恥ずかしいから私も水筒にお願い…」
ーーーーーーーーー
ナツキの分は朝水筒に入れていた為、ミーシャの分だけ別で入れ、街の外で渡す。
「リーズの話だと、合う合わないがあるみたいだから、違和感があったら飲むのをやめる事。」
一応ミーシャに忠告しておく。
クンクンと匂いを嗅ぎ、口をつける。
「うっ、さすがに匂いがちょっと気になるね~」
少しだけ飲んで、ナツキに同意を求める。
「そ、そうだな!
でも案外なれるものさ。」
なぜかフォローするナツキ。
「そういえば今日の目的地はどうするの?」
「カズ君にはいってなかったね!
実は…」
ーーーーーーーーー
先日の寄生魔物の一件で滅びた街の近くに、ダンジョンが発生しているというのだ。
あの魔物自体、そこで生まれた可能性が高いという。
「あまり大規模なものではないようなのですが、まだ分からない事も多い為中級冒険者以上でないと、立ち入りが禁止されています。」
あんなのがまた発生したらたまらないので、中級冒険者以上の戦力で攻略できる分は進めようというのが、ギルドの狙いなのだとか。
「でも、完全に未知の領域だと危険じゃない?」
「だからこそ、だよ!
危険があるけど、「未知」だからワクワクするんだよ!」
なるほど、だから冒険者か。
リーズは痛みはないが股間に違和感があるらしく、歩き方がぎこちない。
「私、今日は休むわ、さすがに。」
俺とナツキを交互にみて
「あ~あ、あんたを私の物にすれば、ナツキも手に入ると思ったのに。
なんっちゅうプレイしてるのよ、あんた達。」
顔を真っ赤にして俯くナツキ。
「でも、これで私も同じだからね?」
ナツキの手を取り、そう言う。
「え、同じって…」
「ナツキと同じ、カズの「小便器」ってこと。」
意地悪するように、「小便器」の部分だけナツキの耳元で囁く。
隣にいる俺には丸聞こえだが。
「それに、どういう風に進化するかも気になるしね?」
今度は俺の方を向いて言う。
「私、ちゃんとしたパーティーっていうのは初めてなの、宜しくね。」
ーーーーーーーーー
「ね、ずるくない?」
朝食を終え、ギルドに集合したとたん、ミーシャがそんなことを言う。
「私だけ飲んでない!」
少し声の大きいミーシャの口を手でふさぎ、ギルドを出る。
「ミーシャ、気持ちは分かるけど、あんなところで言っちゃだめよ。」
ナツキがたしなめる。
「ごめん。」
反省したミーシャはおとなしくなる。
「こっちこそごめん、
別に仲間はずれにするとかじゃなくて、飲ませるのに照れとかが有ったからさ。」
完全な嘘ではない、実際最初はそうだったのだから。
「でも、経験値上昇の効果も確認できたからさ、ミーシャさえよければ、飲む?」
「もちろん!
私も強くなりたい!!」
おしっこを飲む、という行為を性的なプレイと少しも思わないのが、ミーシャのいい所なのかもしれない。
だが、照れが無いわけではないようなので
「でも出してるところ見ると、恥ずかしいから私も水筒にお願い…」
ーーーーーーーーー
ナツキの分は朝水筒に入れていた為、ミーシャの分だけ別で入れ、街の外で渡す。
「リーズの話だと、合う合わないがあるみたいだから、違和感があったら飲むのをやめる事。」
一応ミーシャに忠告しておく。
クンクンと匂いを嗅ぎ、口をつける。
「うっ、さすがに匂いがちょっと気になるね~」
少しだけ飲んで、ナツキに同意を求める。
「そ、そうだな!
でも案外なれるものさ。」
なぜかフォローするナツキ。
「そういえば今日の目的地はどうするの?」
「カズ君にはいってなかったね!
実は…」
ーーーーーーーーー
先日の寄生魔物の一件で滅びた街の近くに、ダンジョンが発生しているというのだ。
あの魔物自体、そこで生まれた可能性が高いという。
「あまり大規模なものではないようなのですが、まだ分からない事も多い為中級冒険者以上でないと、立ち入りが禁止されています。」
あんなのがまた発生したらたまらないので、中級冒険者以上の戦力で攻略できる分は進めようというのが、ギルドの狙いなのだとか。
「でも、完全に未知の領域だと危険じゃない?」
「だからこそ、だよ!
危険があるけど、「未知」だからワクワクするんだよ!」
なるほど、だから冒険者か。
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