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1章 王都ルーデリー 出会い編
1‐xx 番外編 ミーシャとナツキ
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最近ナツキは明るくなった。
「こんな服、似合いますか?」
「とっても似合ってるよ!
ナツキはスタイルがいいんだからもっとおしゃれもしたほうが良いよ!」
絶対カズ君と出会ってからだ…
「そうですか?
ありがとうございます…」
ナツキから服を見に行こうなんて提案、昔なら絶対にありえなかった。
「ね、ナツキさ…
カズ君の事好きなの?」
普通に聞いただけなのに、目を泳がせるナツキ。
私の聞き方が悪いのだろうか。
「そっ、そんな事無いぞ!
もちろん、尊敬はしてるが!」
話の逸らし方も、いつものナツキならもっとうまくやると思う。
男に欠片すらも興味を見せなかったナツキだが、ここまで深くかかわる男子が初めてなのか、とっても深入りしてる気がする。
それとも他に原因があるのだろうか?
「とにかく!
私は異常無いので心配しないでください。」
カズ君が悪い人だとは思っていないけど、私がいない短時間にナツキを惚れさせる力を持ってるとも思えない。
気になる。
「私達仲間だよね?」
上目遣いでナツキにおねだりする。
ナツキは「コレ」が弱点だ!
「本当に隠し事はないのです!」
照れながら語気を強めるナツキだが、何度か繰り返すと陥落する。
ーーーーーーーーー
「ですから!
お、しっこ…
を飲んでから、少しカズ殿を意識してしまう、というか…」
ナツキはたぶん正直に話していると思うけど、おしっこを飲んだから意識するって…
そんな言い訳しなくてもいいのに!
「私は応援するよ!」
どんな理由であれ、ナツキが好きになったのなら全力応援だよ!
「もし一夫一妻なら急いだほうがいいよ!」
この国の法律では婚姻関係にうるさくないけど、他種族国家である以上、種族によっては一夫一妻制なので、早めに決着を付けたほうがいい。
「カズ殿の世界の話では、人それぞれのように語っていたので、焦らなくてもいいと思うのですが…」
ナツキは少し消極的だ!
「でも!
もしシーク族に目をつけられたら厄介だよ!」
シーク族とは、強い遺伝子の雄や雌を他種族から迎え、シーク族と種族内で交配さて強化しようとする、血統主義の種族だ。
聖水という貴重なスキル持ちなら、狙われる可能性は十分ある。
「確かに…
シーク族は厄介ですね…」
ナツキも理解してくれたようだが…
「しかし、カズ殿のスキルは秘匿するので、あまり心配しないでも…」
あまり事を急ぎたくないのか、消極的だ。
「どうなっても知らないんだから!」
この時はまだ、ナツキとカズ君がここまで進んでいるって分からなかったんだもの…
「こんな服、似合いますか?」
「とっても似合ってるよ!
ナツキはスタイルがいいんだからもっとおしゃれもしたほうが良いよ!」
絶対カズ君と出会ってからだ…
「そうですか?
ありがとうございます…」
ナツキから服を見に行こうなんて提案、昔なら絶対にありえなかった。
「ね、ナツキさ…
カズ君の事好きなの?」
普通に聞いただけなのに、目を泳がせるナツキ。
私の聞き方が悪いのだろうか。
「そっ、そんな事無いぞ!
もちろん、尊敬はしてるが!」
話の逸らし方も、いつものナツキならもっとうまくやると思う。
男に欠片すらも興味を見せなかったナツキだが、ここまで深くかかわる男子が初めてなのか、とっても深入りしてる気がする。
それとも他に原因があるのだろうか?
「とにかく!
私は異常無いので心配しないでください。」
カズ君が悪い人だとは思っていないけど、私がいない短時間にナツキを惚れさせる力を持ってるとも思えない。
気になる。
「私達仲間だよね?」
上目遣いでナツキにおねだりする。
ナツキは「コレ」が弱点だ!
「本当に隠し事はないのです!」
照れながら語気を強めるナツキだが、何度か繰り返すと陥落する。
ーーーーーーーーー
「ですから!
お、しっこ…
を飲んでから、少しカズ殿を意識してしまう、というか…」
ナツキはたぶん正直に話していると思うけど、おしっこを飲んだから意識するって…
そんな言い訳しなくてもいいのに!
「私は応援するよ!」
どんな理由であれ、ナツキが好きになったのなら全力応援だよ!
「もし一夫一妻なら急いだほうがいいよ!」
この国の法律では婚姻関係にうるさくないけど、他種族国家である以上、種族によっては一夫一妻制なので、早めに決着を付けたほうがいい。
「カズ殿の世界の話では、人それぞれのように語っていたので、焦らなくてもいいと思うのですが…」
ナツキは少し消極的だ!
「でも!
もしシーク族に目をつけられたら厄介だよ!」
シーク族とは、強い遺伝子の雄や雌を他種族から迎え、シーク族と種族内で交配さて強化しようとする、血統主義の種族だ。
聖水という貴重なスキル持ちなら、狙われる可能性は十分ある。
「確かに…
シーク族は厄介ですね…」
ナツキも理解してくれたようだが…
「しかし、カズ殿のスキルは秘匿するので、あまり心配しないでも…」
あまり事を急ぎたくないのか、消極的だ。
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この時はまだ、ナツキとカズ君がここまで進んでいるって分からなかったんだもの…
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