夜薔薇《ナイト・ローズ》~闇夜に咲く薔薇のように

椎名 将也

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序章

2 惨劇の夜

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(あの時から十年……。せっかく姫様付の護衛騎士になれたというのに、こんなことが起こるなんて……)
 アトロポスはガタガタと震えているアルティシアの肩を抱きしめながら、息をひそめて耳をそばだてた。二人はリネン室の奥にある小さな倉庫の中で身を潜めていた。謀反を起こした者たちも、まさかアルティシア王女がこんなところにいるとは想像もできないと思われた。その証拠に、近くには人の行き交う気配も足音もなかった。

(あの日、姫様は私の話を真剣に聞いてくれた。そして、父君であられるアルカディア王に、教会と孤児院の窮状をお話しくださった。そのおかげで、孤児院には毎月一定の助成金が支払われるようになり、孤児たちの生活も大きく改善されたと聞いた)
 アトロポス自身はあの日以来、孤児院に行ったことはなかった。何故かアルティシアはアトロポスを気に入り、そのまま学友として王宮に迎え入れたからだ。

 アトロポスもアルティシアの好意を無碍むげにしないように、懸命に勉学に打ち込んだ。同時に、将来アルティシアを護る騎士になるために、厳しい剣術の修行も率先して行った。
 最初のうちは、アトロポスに対する周囲の眼は厳しかった。アルティシアの寵に甘えた平民の子供に、同年代の子供たちだけではなく、大人までもが嫉妬し嫌悪の眼を向けていた。だが、寝る間も惜しんで勉学と修行に明け暮れるアトロポスの真摯な態度は、徐々に彼らに受け入れられていった。

 その十年にも及ぶ努力の結果、アトロポスは騎士に任ぜられてアルティシアの護衛をする地位を手に入れたのだった。レウルキア王国において、騎士は士爵であり下級貴族である。両親の顔さえも知らない孤児のアトロポスにとっては、まさしく夢のような栄達であった。
 だが、アトロポスは貴族の身分を得たことよりも、アルティシアの護衛騎士となれたことの方が嬉しかった。六歳のあの日、アトロポスは自分のすべてを賭けてアルティシアを護ることを誓ったのだ。

 そのアルティシアが今、自分の腕の中で不安と恐怖に震えていた。これはアトロポスにとって許せることではなかった。
 アトロポスはアルティシアを安心させるように、彼女の金色の髪を優しく撫ぜながら状況を整理し始めた。


 レウルキア王国の国王であるアルカディア王は今年で四十二歳だった。彼はカトリーナ王妃を心から愛しており、側室は一人として持たなかった。そして、国王の血を継ぐ王位継承者はアルティシア王女唯一人であった。
 アルティシア以外に王位継承権を持つ者は四人いた。王弟であるアンドロゴラス大公が王位継承権第二位、その嫡子であるシルヴァレート公子が第三位であった。第四位はアンドロゴラスの側室が産んだマルキウス公子だが、若干十四歳で成人もしていないため、謀反の首謀者としては除外して差し支えないと思われた。

(今回の謀反はアンドロゴラス大公かシルヴァレート公子のどちらかが首謀者なのは間違いない。もしくは両方が……)
 下級貴族であるアトロポスはアンドロゴラス大公に会ったことはなかった。だが、シルヴァレート公子とは一度だけ言葉を交わしたことがあった。約一ヶ月前に開かれたアルティシアの誕生パーティでのことだった。

 シルヴァレート公子の印象は、一言で言えば最悪だった。王位継承権第一位のアルティシアにライバル心を持っているのか、シルヴァレートは彼女におざなりの挨拶をしただけでその後は無視を決め込んだ。それだけならまだしも、パーティの間中ずっとアトロポスに纏わり付き、何かにつけて髪や体に触ってきたのだ。アルティシアの護衛として出席していたアトロポスは、腰の細剣レイピアでシルヴァレートを突き刺したい衝動を何度抑えたことか数え切れなかった。

「アトロポスが本当に細剣レイピアを彼に突き刺しても、私は許しましたよ」
 パーティが終わった後に愚痴を言ったアトロポスに向かって、アルティシアは笑いながらそう告げた。だが、その目は笑ってなどいないことにアトロポスは気づいていた。アルティシアは自分自身をないがしろにしたことよりも、アトロポスを不快にしたシルヴァレートに対して本気で腹を立てていたのだ。

(しかし、二十歳のシルヴァレート公子に、こんな大それたことができるはずがないわ。やはり謀反の首謀者は、アンドロゴラス大公しか考えられない)
 今回の謀反の目的は、アルカディア王を退位させて王位を簒奪することのはずだ。どのような理由うそを掲げるのかは不明だが、国民の支持が厚いはずのアルカディア王の後を、若干二十歳のシルヴァレートが継げるはずなどなかった。

「アトロポス……」
 怯えきったアルティシアの声で、アトロポスはハッと我に返った。リネン室の入口付近から足音が聞こえ、複数の人の気配があった。
「姫様、ここにいてください。様子を見てきます」
「だめよ、アトロポス。あなたもここに……」
 立ち上がったアトロポスの左手を、アルティシアが不安そうに掴んだ。

「大丈夫です。こう見えても、十年間剣術の修行を続けてきました。そこらの兵士には負けません」
 安心させるように笑いながら囁くと、アトロポスは静かに倉庫の扉を開いてリネン室に戻った。そして、上着のポケットから鍵を取り出すと、アルティシアを残して倉庫の扉を閉めて施錠した。

 リネン室の入口の扉の横に移動すると、アトロポスは壁に耳をつけて外の様子を窺った。同時に、右手で愛用の細剣レイピアを抜き放ち、扉が開くと同時に突き刺せるように身構えた。
 リネン室の外側の廊下から、四、五人の男たちの声が聞こえてきた。どうやら、王宮の中を虱潰しにしてアルティシアを捜しているようだった。

 十年間休むことなく鍛え上げたアトロポスの剣技は、王宮でも三本の指に入った。一対一でアトロポスに勝てる者は、彼女の剣術の師であるコーネリアス護衛隊長か、王宮最強と呼ばれるダリウス近衛騎士団長しかいない。
 だが、それはあくまで訓練での話だ。実戦で人を斬った経験など、アトロポスにはなかった。その上、四、五人を一度に相手にしたことも、訓練でさえ一度もなかった。

(私は姫様を護るために騎士になった。臆してどうする?)
 緊張のあまり鼓動が速まり、細剣レイピアを握る右手に汗をかいていることに気づくと、アトロポスはゆっくりと深呼吸をした。細剣レイピアを一度左手に移し、右手の汗を衣服で拭ってから素早く握り直した。


「こんなところに誰もいるはずないだろう?」
 リネン室の扉を内側に開けながら、一人の兵士が部屋の中に足を踏み入れてきた。その兵士は腰の剣さえ抜いていなかった。
(今だッ!)
 アトロポスは兵士から見て右側から、鎧や兜に覆われていない首筋を細剣レイピアで突き刺した。

「ぐあっ!」
 頸動脈を斬り裂かれ、その兵士は短い悲鳴を上げながら前のめりに倒れ込んだ。アトロポスはその体を右足で蹴りながら細剣レイピアを引き抜くと、再び重心を落として刺突の構えを取った。
 廊下にいた他の兵士が驚愕しながら、慌てて抜刀する音が聞こえた。

 リネン室の中は暗い。灯りのある廊下からでは、何が起こったのかよく分からなかったに違いなかった。二人目の兵士が手燭てしょくの灯りで中を照らしながらリネン室に入ってきた。左手に手燭を持ち、右手には抜き身の長剣を下げていた。
 王宮の兵は通常、手甲をしていない。アトロポスは兵の右手首を突き刺した。予想通り、短い悲鳴を上げながらその兵は長剣を取り落とした。

「ぎゃっ!」
 二突目は、一人目と同じように兵の首筋を刺した。頸動脈を斬り裂くと、返り血を防ぐために後ろへ跳んだ。
(残りは……? あと三人?)
 できれば、もう一人くらい同じように倒したかった。だが、呼笛よびこを吹かれる前に全員を倒す必要があった。アトロポスは身を低くして廊下に飛び出すと、伸び上がりながら一番近くにいた兵の喉に細剣レイピアを突き入れた。

「ぐふっ!」
 自分の身に起きたことが信じられない表情で、その兵は喉を貫いた細剣レイピアを見つめながら吐血した。
「何をしているッ! 呼笛を鳴らせッ!」
 細剣レイピアで刺した兵のすぐ右側にいた男が、後ろの兵に怒鳴った。兜に赤い羽根が一本あることから、小隊長のようだった。

 アトロポスは兵士の体を蹴りながら細剣レイピアを引き抜くと、全力で後ろの兵に向かって駆けだした。兵は右手に呼笛を持ちながら、驚愕の表情で固まっていた。
(いけるッ!)
 呼笛を吹かれる前に兵を突き刺そうと、アトロポスは細剣レイピアを腰だめに構えた。

 だが、次の瞬間、小隊長の凄まじい斬撃が上段からアトロポスに襲いかかった。まともに受けたら間違いなく細剣レイピアごと両断されかねない斬撃だった。
「……ッ!」
 アトロポスは咄嗟に体を開いて剣筋を避けると、手首を返しながらその斬撃を細剣レイピアで受け流した。だが、それこそが小隊長の思うつぼだった。

「今だッ! 呼笛を吹けッ!」
 小隊長の命令に我に返った後ろの兵が、大きく息を吸って呼笛を吹き鳴らした。

 ピーーーッ!

 鋭い呼笛の音が夜の王宮に響き渡った。
(しまったッ!)
 アトロポスは一瞬判断に迷った。アルティシアのいるリネン室を死守するか、それともこの場を逃げ出すか。だが、呼笛が吹かれた今、多数の兵士が押し寄せてくることは間違いなかった。いくら剣技に自信があるとは言え、アトロポス一人でアルティシアを護りきることなど不可能だった。

(この場を離れて、敵を引きつけるんだ! 姫様から少しでも離れるんだッ!)
 先ほどの斬撃は、この小隊長が持つ力量を測るのに十分過ぎるものだった。今すぐ背を向けたら、斬られることは間違いなかった。
 アトロポスは小隊長に向かって鋭い刺突を放った。小隊長が怯んだ隙に逃げ出すためだった。だが、アトロポスの刺突は小隊長の長剣で受け流され、逆に斬り込まれた。

(この人、できるッ!)
 間一髪、体を開いて斬撃を避けると、アトロポスは逃げ出すことを諦めた。簡単に逃げ切れる相手ではなかった。
 凄まじい斬撃と鋭い刺突の応酬が続き、二人は息を整えるために大きく距離を取った。いつの間にか、左右の廊下には兵士たちが詰めかけていた。

「女の身でこれほどの剣技……アトロポスというのはお前か?」
「あなたは……?」
 今や兵たちに囲まれて逃げることなど不可能だった。彼らが一斉に襲いかかってこないのは、この男の腕を信頼している証拠に他ならなかった。
(この人、小隊長などではないかも知れない……。もしかしたら……)
「俺の名はダリウス。近衛騎士団の団長をしている」
 アトロポスの予想を裏切らない答えをダリウスが告げた。王宮最強と呼ばれる近衛騎士団長ダリウス将軍その人だった。

「王族を守護するはずの近衛騎士団の姿が見えないわけだわ。近衛騎士団自体がこの謀反に加担していたなんて……」
「謀反? 人聞きが悪い。これは謀反などではない。国民を虐げる悪逆の王を駆逐するための政変クーデターだよ」
「政変ですって?」
 ダリウスの言葉に、アトロポスは怒りを感じた。罪のない人々を殺し、最愛のアルティシアに恐怖を感じさせた行為など、断じて許せるものではなかった。

「剣技は一流でも、政治を理解するにはまだまだのようだな、アトロポス。まあ、いい。護衛騎士のアトロポスがここにいるということは、アルティシア王女はこの部屋の中だ。捜せッ!」
 ダリウスの命令で兵士たちが一斉にリネン室の入口に殺到した。
「やめろッ!」
 アトロポスは慌ててリネン室の入口を護ろうと駆けだした。その行為こそが、リネン室にアルティシアがいると認めたことに気づきもしなかった。

「諦めろ、アトロポスッ!」
 ダリウスが左下から逆袈裟に長剣を斬り上げた。キンッと音を立ててアトロポスの細剣レイピアが跳ね飛ばされた。動揺し隙だらけになったアトロポスなど、ダリウスの前では赤児のようなものだった。
 呆然と立ち尽くすアトロポスの左頬に熱が走った。ダリウスの長剣が右上段から袈裟懸けにアトロポスの左頬を斬り裂いたのだ。

「ぐっ……!」
 激痛とともに斬り裂かれた左頬から血が流れ落ちた。
「アトロポス、その若さで女の身にもかかわらず、剣の才能は俺を遥かに凌ぐ。あと五年もすれば、お前は俺など歯牙にも掛けないほど強くなるだろう。だが、そのお前の顔に傷をつけたのはこの俺だ。生涯消えぬ傷を鏡で見るたびに、俺の名を心に刻むがいい」
 ダリウスは満足そうな表情を浮かべながら、アトロポスに告げた。

「ダリウス将軍……。あなたの言うとおり、私はあなたの名前を生涯忘れない。しかし、それは私に傷をつけたからではないわ。姫様の……アルティシア様の心に大きな傷を残したからよ。覚えていなさい。私はいつか必ずあなたを殺す。あなただけではない。この謀反の首謀者であるアンドロゴラス大公とシルヴァレート公子も必ず殺すわ!」
 眼で人を殺せるのならとでも言うように、アトロポスは凄まじい怒りを黒瞳に宿しながらダリウスを睨みつけた。

「いい眼だ。それが叶うとは思えぬが、お前の言葉は覚えておこう。連れて行け! 後ろ手に手枷てかせめるのを忘れるなよ。剣を奪われたら、お前たちでは太刀打ちできんぞ」
(姫様、申し訳ありません……。あなたをお護りする約束を果たせませんでした。しかし、私は自害しません。生きている限り、いつか必ず姫様を救いに行きます。だから、あの時の約束を忘れないでください)
 両手を後ろに回されて手枷を嵌められながら、アトロポスはアルティシアとの会話を思い出していた。


『アトロポス、知っているかしら? 運命の女神って三人いるそうよ』
『三人ですか?』
『そう。運命の糸を紡ぐ女神、その糸に運命を割り当てる女神、そして死の瞬間にその糸を断ち切る女神……』

『糸を紡ぎ、割り当て、断ち切る……』
『私は運命の糸を紡いでみたい。この国の民が幸せになれるような糸を紡いでいきたい。それが王家に生まれた者の務めだと思うの』
『姫様……。姫様ならきっとできます。民の幸せの糸を紡ぐことが……』

『ありがとう、アトロポス。でも、もし私が間違った糸を紡いでしまったら、その時はあなたが断ち切ってね、約束よ』
『はい、ご心配なく。この細剣レイピアでバッサリと斬り裂いてあげますので、姫様は心ゆくまで何度でも糸を紡いでください』

『あははっ! あなたらしいわね、アトロポス。糸を切るのにはさみじゃなくて細剣レイピアを使うなんて……』
『はい。私は姫様の騎士ですから……』


(姫様、私は姫様の騎士です。姫様だけの騎士です……)
 アトロポスは何度もその言葉を心の中で繰り返した。いつの日か必ずアルティシアを救い出すと誓いながら……。

 だが、その誓いを果たす日が永遠に訪れないことをアトロポスはまだ知らなかった。
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