夜薔薇《ナイト・ローズ》~闇夜に咲く薔薇のように

椎名 将也

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第3章 蒼龍神刀

8 混沌龍の悪夢

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 七階層と十一階層で見つけたパーティは、ほとんど原型を留めない肉片と化していた。
 ある者は体の半分以上を魔獣に貪り食われており、またある者は頭蓋骨を裂かれて脳髄を吸われていた。想像を絶する力で四肢を引き裂かれていた冒険者もいた。
 それらの惨状に、アトロポスはこみ上げる嘔吐感を何度も呑み込んだ。

 この十四階層・・・・まで下りてくる間に、数え切れないほどのB級魔獣と五十体を超えるA級魔獣を倒してきた。だが、クロトーが自分を超えると評価したアトロポスの魔力量も限界に近かった。あと数発の覇気攻撃をすれば、間違いなく魔力切れを起こすだろうということが、アトロポスは自分でも分かっていた。
(さすがに最下層まで下りた冒険者はいないわよね? 一度、戻ろう……)
 十四階層の最奥にある最下層に続く通路を前にして、アトロポスは肩で息を切らせながら思った。

 魔獣が多かったのは、十三階層までだった。この十四階層に残っていた魔獣は、数えるほどであった。もっとも、それらはガルーダやワイバーンといったA級魔獣の中でもS級に近いと言われる凶悪な魔獣であったが……。
(そろそろ、応援が来る頃よね?)
 メルビンに冒険者ギルドに行ってもらい、アイザックに状況を報告するように依頼してからニザンが過ぎていた。メルビンの報告を聞いてアイザックがすぐに対処してくれたのであれば、そろそろ最初の応援が到着する頃だとアトロポスは考えた。

(最下層に何が・・いるのかを確認したら、戻って魔力を回復しよう……)
 十四階層に魔獣がほとんど残っておらず、十三階層よりも上の階層に魔獣が多かったことは、アトロポスの予想を裏付けるものだった。
 間違いなく、魔獣たちは十五階層にいる何か・・から逃げてきたのだ。そして、その何か・・は、凶悪なA級魔獣であるガルーダやワイバーン、オーガ・キングなどが逃げ出すほどの力を持っていることが確実だった。

(A級魔獣が恐れるほどの相手ということは、S級魔獣……?)
 魔獣は魔素だまりから生まれるというのが通説である。そして、濃密な魔素だまりというのは、下層や深層など魔素量が多くなる場所ほど出来やすかった。
 だが、この『風魔の谷』はどちらかと言えば、初中級者向けのダンジョンだ。五十階層を超える上級ダンジョンと違い、『風魔の谷』は十五階層までしかなかった。十五階層でS級魔獣が生まれるほど濃厚な魔素だまりができるとは、常識では考えづらかった。

突然変異イレギラーかしら……?)
 何かの偶然が重なって、本来生まれることのない凶悪な魔獣が誕生した可能性を、アトロポスは推測した。
(もしそうなら、やはり確認だけでもしておいたほうがいいわよね……)
 十五階層にいるモノの正体を知ると知らないとでは、たとえ討伐隊を編成するにしても、その規模やレベルが大きく変わってくる。

(やはり、見ておこう……)
 アトロポスは最下層である十五階層へ続く通路へと足を踏み入れた。
 この判断があまりにも無謀であったことを、アトロポスは身をもって知ることになるとは予想さえもしていなかった。


 最初、混沌カオスから生まれた。漆黒の魔素こそが、彼にとっては母なる羊水であった。
 目覚めた時から、彼は自我を持っていた。そして、その自我はある欲望を彼に命じた。
 それは、強烈な飢餓を満たす食慾だった。彼は巨大な口を開き、周囲のモノを貪り食った。鋭利に尖った彼の牙は硬い肉をも引き裂き、強靱な顎は太い骨をも噛み砕いた。

 彼が咆吼すると大気が震撼し、周囲のモノが逃げ出した。だが、背中にある強大な翼をはためかせて飛翔する彼から、逃げられるモノなどいなかった。すべてのモノは彼にとって、食料エサ以外の何物でもなかった。
 山の如き巨躯を責め苛む飢餓感を満たすため、彼はあらゆるモノを喰らい続けた。

 気づくと、彼の周囲から餌がなくなっていた。数え切れないほどのモノを喰らったが、彼の飢餓を埋め尽くすには到底不足していた。金色に輝く彼の虹彩に、最後のモノが逃げる後ろ姿が映った。巨翼を羽ばたかせて彼はそのモノに迫った。だが、あと少しというところで、それは穴に逃げ込んでしまった。
 彼にとっては、その穴はあまりにも小さ過ぎた。縦長の頭部の中で耳元まで裂けた口を入れることさえ出来なかった。

 グゥガァアアア……!

 怒りのあまり、彼は吠えた。ビリビリと大気が震撼し、大地が鳴動するほどの咆吼だった。
 『風魔の谷』の十五階層に、想像を遥かに超える大音響が響き渡った。


 凄まじい速度で疾駆してくる巨体に、アトロポスは<蒼龍神刀アスール・ドラーク>を抜いて身構えた。全長三メッツェを超えるA級魔獣、オーガ・キングだった。
 青緑色の皮膚に覆われた筋肉は異常に発達しており、二の腕の太さはアトロポスの太ももの四倍はあるかに見えた。

 魔力を温存するため、アトロポスは覇気による攻撃を控えた。天龍の革鎧ヘルムドラーク・ハルナスに最低限の魔力を流すと、速度強化を三十倍に抑えて<蒼龍神刀アスール・ドラーク>で直接オーガ・キングに斬撃を与えた。
 残影を残すほどの神速で移動しながら、アトロポスはオーガ・キングの右脚を太ももから切断した。そして、オーガ・キングが平衡を崩して倒れ込んできたところを、アトロポスは<蒼龍神刀アスール・ドラーク>で逆袈裟に斬り上げて首を刎ねた。断末魔の絶叫を上げる暇もなく、オーガ・キングは首から鮮血を噴出しながら地面に倒れ込んだ。

(何だろう? 殺意が感じられなかった……?)
 本来、魔獣は人に襲いかかる時、殺意とも言うべき強い魔力を発する。それが、このオーガ・キングからはまったく感じられなかったのだ。
(まさか、何か・・から逃げている途中だった……?)
 アトロポスの疑問は、その直後に答えを与えられた。

 グゥガァアアア……!

「ひッ……!」
 かつて耳にしたことがないほどの凄絶な咆吼が、アトロポスを襲った。少しでも耳を押さえるのが遅ければ、鼓膜が破られたのではないかと思うほどの絶大な大音響だった。
 同時に、通路の出口である十五階層から膨大な魔力が溢れた。

「な……な、何が……いるの……?」
 その魔力量が今の自分の数倍はあることを実感し、アトロポスは声を震わせながら呟いた。
(今のオーガ・キングは、これ・・から逃げ出してきたんだ……)
 凄まじい恐怖に襲われ、アトロポスは全身にびっしりと鳥肌を沸き立てた。前に進もうとする脚が震え、その場にしゃがみ込んで泣き叫びたい衝動に駆られた。

(な、何がいるのか……確認しないと……)
 圧倒的な魔力に竦み上がり、ガチガチと歯を鳴らしながらアトロポスは一歩足を踏み出した。全身が前に進むことを拒んでいた。アトロポスの本能が、絶対に行ってはいけないと警鐘を鳴らしていた。

「ひ、ひと目だけでも……」
 根源的な恐怖を押し殺しながら、アトロポスはゆっくりと通路を進み始めた。一歩一歩が恐ろしく緩慢だった。肉体が前に進むことを拒んでいるのがはっきりと分かった。アトロポスは途中で何度も立ち止まり、大きく深呼吸して丹田に覇気を練り込みながら進んだ。

「……!!」
 通路を抜けて十五階層へ出た瞬間、アトロポスは言葉を失って立ち尽くした。黒曜石の瞳を驚愕に大きく見開くと、アトロポスは全身をガクガクと震撼させた。
 そこに在る者は、存在からして別格だった。
「あ……あ……あっ……」
 無意識に出た声は、言葉の意味を成していなかった。原初の怖れ、根源からなる畏怖、そして、背筋が凍りつくほどの戦慄……ありとあらゆる恐怖心に、アトロポスは心の底から震え上がった。

 混沌の巨龍カオス・ドラゴン……!

 それは、暗黒の魔素から生まれ出た混沌龍カオス・ドラゴンに他ならなかった。
 魔素を具現化したような漆黒の鱗に覆われた巨躯は、全長百セグメッツェを遥かに超えていた。龍独特の縦長の頭部には、太いたてがみのような角が何本も伸びていた。
 極端に釣り上がった眼にある金色の虹彩がアトロポスをギロリと睨んだ。次の瞬間、太い牙に覆われた巨大な口を開いて混沌龍が凄まじい咆吼を上げた。

 グゥガァアアア……!

「ひっ、ひぃいいい!」
 激甚な恐怖に竦み上がり、アトロポスはペタンッと腰を抜かしたように地面にへたり込んだ。全身の震えが止まらず、大きく見開いた黒瞳から涙が溢れ出た。アトロポスの脳裏からは、戦うという選択肢など欠片もなく消滅していた。

 風神と見紛うほどの風圧を立てながら、混沌龍が巨大な翼を広げて羽ばたいた。混沌龍カオス・ドラゴンの巨体が一瞬で二十メッツェ以上も上昇した。
 混沌龍の巨大な口がアトロポスに向かって大きく開かれた。鋭利な牙に覆われた口の中で、漆黒の魔力が渦を巻きながら急激に膨張した。

(た……たすけて……クロトー姉さんッ! シルヴァ……助けてッ!!)
 大粒の涙を流し、美しい顔を蒼白に変えながら、アトロポスは死を覚悟した。混沌龍カオス・ドラゴンがブレスを放つ瞬間が、アトロポスの黒曜石の瞳に映った。

 想像を絶する破壊力を秘めた漆黒の闇が、超絶な奔流となってアトロポスに襲いかかった。


「こ、これは……!? クロトーばあちゃん、やばくない!?」
 『風魔の谷』の入口に立った瞬間、レオンハルトが蒼白な表情で告げた。普段は、ばあちゃん呼ばわりされたら怒るクロトーも、美しい黒瞳に緊張と焦燥を映すと余裕をかなぐり捨てて叫んだ。
「急ぐよ、レオンハルトッ! 間違いなくSS級魔獣だわッ! 天龍クラスよッ!」
「分かったッ!」
 長い漆黒の髪を舞い上がらせながら駆けだしたクロトーに続き、レオンハルトはダンジョンの入口に飛び込んだ。

「このダンジョンは、何階層まであるの?」
 全力で走りながら、後ろも見ずにクロトーが訊ねた。
「たしか、十五階層だよ! たぶん、そこにいる!」
「そうね……」
 何が……とは訊かなかった。誰が……とも訊ねなかった。二人はそこにアトロポスとSS級魔獣がいることを確信していた。

それ・・と戦っては絶対にダメッ! 生きていなさいよ、ローズッ!)
 途中、二階層に冒険者数名の気配を感じたが、クロトーは無視した。最下層から感じる強大な魔力の他に、このダンジョン内には魔獣の気配が皆無だったからだ。
 あのデビットという冒険者は、二階層に百体以上のゴブリンが出現したと言った。そんな現象は、異常発生スタンピードしか考えられなかった。

 異常発生スタンピードには、大きく二種類がある。
 一つは、ダンジョン内のあちこちに一斉に魔素だまりができて、急激に魔獣が増える現象だ。この場合は、上層である一、二階層も含めて、どの階層も魔獣で埋め尽くされる。
 もう一つは、突然変異のように強力な魔獣が、魔素の濃い最下層に現れる現象だ。その場合、深層や下層の魔獣が中層へと逃げ、それに追われるように中層にいた魔獣が上層へと逃げてくる。
 今回の異常発生スタンピードは、明らかに後者だとクロトーは断定した。

(最下層にSS級魔獣が現れ、上に向かって魔獣が逃げていった。最弱のゴブリンが二階層に溢れたことは、時間的に一階層まで逃げきれていなかっただけだわ)
 クロトーには、最下層のSS級魔獣を除き、この『風魔の谷』に魔獣がいない理由にも想像がついていた。
(原因を調べるために、ローズが一人で最下層に向かった。その途中、彼女がすべての魔獣を倒したに違いないわ)

 アトロポスは、潜在能力だけであれば剣士クラスSSさえも凌駕する。その彼女が<蒼龍神刀アスール・ドラーク>を持ち、天龍の革鎧ヘルムドラーク・ハルナスを身につけているのだ。A級やB級魔獣が何体いようとも、敵ではないとクロトーは思った。
(でも、クラスSSを超えるというのは、あくまで潜在能力だけ……。技術も経験も未熟な今のローズでは、SS級魔獣には到底敵わない!)

 現在、冒険者ギルドで公認しているSS級魔獣は、天龍と水龍のみだ。この二種の強さは、もはや天災と呼べるレベルだった。実際にこれらを討伐するには、ランクSパーティが最低でも三パーティは必要だと言われていた。単独でこれらを倒す力を持っているのは、レウルキア王国ではクロトーとレオンハルトのみであった。

 『妖艶なる殺戮ウィッチ・マダー』の二つ名を持つクロトーは、正式な冒険者クラスは魔道士クラスSだが、その実力はムズンガルド大陸最強と呼ばれる魔道士である。その彼女と双璧を成すのが、『焔星イェンシー』の二つ名で知られる槍士クラスSSのレオンハルトだ。レウルキア王国にはクラスSSの力を持つ冒険者は、この二人以外にいなかった。

 レウルキア王国における最強冒険者とも言えるクロトーとレオンハルトが、二人一緒にザルーエク支部に配属されているのには理由があった。
 一つは首都レウルーラまで馬で半日と近いことだ。半日というのは普通に休憩しながら馬を駆った場合の時間である。緊急時に馬を乗り潰すつもりで駆ければ三、四ザンもあれば首都に戻ることができるのだ。

 もう一つは、このザルーエクという街が地理的に首都防衛の要に位置するからだった。レウルキア王国の主要街道のうち、北ローゼン街道を除く南ランダジア街道、西ハザリア街道、東アミラス街道の三大街道が交わる小都市だからである。これは、ザルーエクが首都レウルーラの近郊であるにもかかわらず経済的に発展している大きな理由でもあった。

 そのクロトーとレオンハルトが『風魔の谷』の最下層めがけて全力で走っていた。二人が感じたSS級魔獣の魔力は、それほどまでに大きく危険だったのである。天龍クラスのSS級魔獣と戦った経験もないアトロポスでは、殺される可能性が非常に高かったのだ。
「おばあちゃん、ローズの魔力、感じられる?」
 クロトーはジロリと横を走るレオンハルトの横顔を見つめた。別におばあちゃんと呼ばれて怒ったわけではない。普段はおどけているレオンハルトの口調が、明らかに真剣だったからだ。

「気を失っているのかも……」
 クロトーは憮然とした口調で答えた。先ほどから、彼女にもアトロポスの魔力が感じられないのだった。魔力を感じ取れない理由は、気絶しているか、もしくは死んでいるかだった。
「そうか……」
 短く答えると、レオンハルトはそれ以上追求しなかった。彼は超一流の冒険者だ。現実主義者リアリストでなければ、一流の冒険者になどなれない。レオンハルトは、希望や幻想などを抱かずに、最下層に到着すればアトロポスの生死は判明すると割り切った。

 そして、十四階層から十五階層に続く通路を抜けた時、クロトーとレオンハルトは通路の出口から二十メッツェほど先に、俯いた状態で倒れているアトロポスの姿を眼にした。
「ローズッ! しっかりしてッ!」
 驚愕の表情を浮かべると、クロトーは駆け寄ってアトロポスの体を抱き起こしながら叫んだ。

 アトロポスは微動だにせずに、全身から大量の血を流していた。
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