夜薔薇《ナイト・ローズ》~闇夜に咲く薔薇のように

椎名 将也

文字の大きさ
99 / 100
第9章 獅子王と氷姫

9 イーディスの恋

しおりを挟む
「イ、イーディス、そろそろ機嫌を……」
 冷徹な光を放つ碧眼でギロリと睨まれ、バッカスは言葉を呑み込んだ。アトロポスに至っては、恥ずかしさで真っ赤に染まった顔を伏せてブルブルと震えていた。
「信じられません! あたしが夜を徹して見張りをしている間に、何をしていたんですかッ!」
「い、いや……それは……」
 バッカスは額から冷や汗を流しながら、しどろもどろになった。


 時は半ザンほど遡る……。

「ただいま……見張りって思ったより退屈なんですね。やっぱり、眠い……キャアッ!!」
 荷馬車の扉を開けて入ってきたイーディスは、両手で顔を覆うと、真っ赤になって後ろを向いた。

「ん……? あぁ、おかえり……うわッ!」
「ん? どうしたの、バッカス……きゃあッ!!」
 全裸で抱き合って眠っていたバッカスとアトロポスは、入口に立つイーディスの姿を目にして驚愕した。バッカスは慌てて股間を隠し、アトロポスは半身を起こすと両手で胸を隠して後ろを向いた。

「は、早く服を着てッ!」
 両手で顔を隠して後ろを向いたまま、イーディスが叫んだ。
「わ、分かった……!」
「いやぁッ……!!」
 二人は慌てて下着を身につけると、急いで天龍の革鎧ヘルムドラーク・ハルナス火龍の革鎧フレイムドラーク・ハルナスをそれぞれ着込んだ。

「イ、イーディス、着替え終えたぞ……」
 バッカスが、入口に立って後ろを向いたままのイーディスに声を掛けた。アトロポスは鎧を着終えても真っ赤になったまま、両手で顔を覆いながら下を向いていた。
 イーディスはゆっくりと振り返ると、氷のような冷めた視線で二人を見据えながら、一言だけ告げた。
「最低……」


 そして、現在に至る……。

「愛し合うなとは言いません! 時と場所を考えてください! 今、護衛依頼を遂行中なんですよ! いつ、盗賊団が攻めてくるかも分からないのに……!」
 百九十五セグメッツェの巨体をすくめながら、バッカスが呟くように言った。
「わ、悪かった……。気をつけるよ……」
「ごめんなさい、イーディス……」
 蚊の鳴くような囁き声で、アトロポスが謝罪した。

「まったく……! 今回だけは、目を瞑ります。二度となしですよ!」
「分かった……」
「はい……」
 美しい碧眼に困惑の光を浮かべながら、イーディスが大きくため息をついた。

「昨夜、ルーカスさんから盗賊団の情報を聞きました。彼はこの依頼を受けるに当たって、自分なりに盗賊団について調査していたようです」
「そうなのか……?」
 話題が変わったことにホッとしながら、バッカスが話しに食いついた。
「はい。盗賊団が初めて商団を襲ったのは一ヶ月ほど前のことだそうです。それ以来、直近では三日前までに……いえ、もう四日前ですが、全部で十二回も商団が襲撃されています」

「十二回……。週に三回くらいの頻度か……」
「ええ。ですから、この商団が襲われる可能性も非常に高いと思われます。襲われた商団に共通点は見当たらないことから、盗賊団は無差別に商団を襲撃していると考えられます。それから盗賊団の人数ですが、少ない時で十五、六人、多い時には三十人以上だそうです。そして、そのうちの数名は覇気攻撃をすることから、クラスA以上の力があると思われます」
 イーディスの話に、バッカスは驚いた。たかが盗賊団に、覇気攻撃ができる者がいるとは信じられなかった。

「最悪の可能性だが、盗賊団の中に冒険者がいることもあるな」
「まさか……?」
 バッカスの言葉に、イーディスが驚きの表情を浮かべた。
「昔の俺もそうだったが、犯罪に手を染めてやむにやまれず冒険者になるしかない奴は多い。冒険者になっても思うように稼げず、再び犯罪に手を染める奴を俺は何人も見てきた。だが、今回のケースは少し違うかも知れないな……」
 バッカスは眉間に皺を寄せながら、考えに耽った。

「クラスAってことは、少なくてもA級依頼を受けることができるわ。一回の報酬が白金貨百枚程度のA級依頼なら、稼ぎが少なくて再び犯罪者になる可能性は考えにくいんじゃない?」
 今まで黙っていたアトロポスが、口を挟んだ。さすがに今回の依頼に直接関わる内容なので、恥ずかしいなどと言っていられなくなったのだ。

「そこが引っかかるんだ。そうなると、残る可能性は一つだけだ。そいつらが冒険者と盗賊団の二足のわらじを履いているってことだ」
「冒険者をしながら、盗賊団の一員でもあるってこと? 何のために、そんな危ない橋を渡る必要があるの?」
 バッカスの意見は分かるが、その理由がアトロポスには見当もつかなかった。

「趣味と実益だ。冒険者は魔獣を殺しても罪にならないが、人を殺めれば処罰の対象になる。だが、盗賊団であれば好きなだけ殺人が楽しめる。その上、商団を強奪すれば、多額の金も手に入れられる。そういう奴らにとっては、登録時に身元調査がない冒険者は最高の隠れ蓑になる」
「つまり、本職は盗賊団で、冒険者はそれを隠すための偽りの姿ってこと?」
 シルヴァレートの身分を隠すために自分自身も冒険者になったアトロポスにとって、バッカスの話は納得がいくものだった。

「もし、襲撃された商団を護衛していた冒険者の生き残りがいたら、そいつらが盗賊団の一員である可能性もありますね」
 美しい碧眼に蒼炎を燃やしながら、イーディスが告げた。潔癖な彼女にとっては、盗賊団の隠れ蓑として冒険者をしているなど、許せるものではなかった。

「その可能性もあるな。だが、今この場所では、それを調べることは不可能だ。どちらにしろ、襲ってきた盗賊団を捕まえることしかできない」
「捕まえた盗賊団の人数が多い時には縛ったまま放置して、誰かがダスガールかセレンティアの自衛団に報告に行くって聞きました」
 イーディスがルーカスから教えられたことをバッカスに確認した。

「それが最善だろうな。次善の策としては……たとえば、今ここで盗賊団を捕まえたなら、次の目的地であるタイドランドの自衛団に知らせに行くという手もある。ただし、タイドランドまでの往復の日数が余計にかかるから、その間に盗賊団が逃げたり餓死したりする可能性が大きくなるがな……」
「なるほど……」
(だから、ルーカスはその策を言わなかったのね……)
 盗賊団が餓死するならまだ良いが、逃げられたりしたら再び商団の被害が発生することになる。それを考えれば、最初から最善の策を使った方がいいと思われた。

「ところで、イーディス。ルーカスさんって、どう?」
 話が一段落した気配を察し、アトロポスがニヤリと笑いを浮かべながら訊ねた。
「ど、どうって……?」
 イーディスの顔がカアッと赤くなった。明らかにルーカスを意識して動揺していることが伝わってきた。

「男らしいし、頭も切れるし、槍士クラスAなら腕も確かよね?」
「そ、そうね……」
(これは、相当意識しているわね)
 アトロポスはイーディスの内心が手に取るように分かった。
「口説かれてるんでしょ? もう、返事はしたの……?」
「く、口説かれてなんてないわ、まだ……!」
 イーディスの答えを聞いて、アトロポスはバッカスと顔を見合わせて頷いた。

まだ・・なんだ……。今度、口説くって言われたのかな?」
「そ、そんなこと……!」
 熱くなった頬を冷やすかのように、イーディスが両手で頬を覆った。その仕草は、アトロポスの問いを肯定する以外の何ものでもなかった。

「その感じじゃ、どうやら時間の問題みたいね」
「そのようだな」
 アトロポスとバッカスが顔を見合わせて笑った。
「そ、そんなわけないわ。あたしは、ルーカスのことなんて……」
「あら、もう呼び捨てで呼んでいるんだ」
「そ、それは……向こうがそう呼べって……」
 アトロポスに誘導され、イーディスは何か答える度に泥沼に嵌まっていくような気になった。

「一晩でずいぶんと仲良くなったみたいね、イーディス」
「そんなこと……」
 茹で上がったように真っ赤になったイーディスに、アトロポスはとどめを刺した。
「バッカス、イーディスに首飾りネックレスでも贈って上げようか?」
「それはいいかもな。そうすれば、イーディスも安心だろう」
 ニヤニヤと笑いながら、バッカスが言った。

首飾りネックレス? どういうこと……?」
「私の首飾りネックレスには解毒魔法がかかってるの」
 アトロポスはブラック・ダイヤモンドの首飾りネックレスをイーディスに見せながら言った。
「解毒魔法?」
 アトロポスの言葉の意味が分からずに、イーディスは首を傾げた。

「解毒魔法は、体の中に入った毒や異物を取り除く魔法なんだ」
 アトロポスの視線を受けて、バッカスが説明した。
「それがどうしたんですか?」
「愛し合った時に男が女の中に出すものも、女にとっては異物だろう?」
「……!」
 バッカスの言いたいことを理解して、イーディスは可哀想なくらい真っ赤になった。

「セレンティアに着いたら、馬だけじゃなく、首飾りネックレスも見に行こうね、イーディス」
 アトロポスの言葉に、イーディスは真っ赤に染まった顔を両手で覆って俯いた。


 翌日の夕方、一行は最初の目的地であるタイドランドという町に到着した。馬繋場にシリウスたちを預けると、アトロポスたち三人は割り当てられた中級宿に入った。その二階建ての中級宿には、<獅子王レーベ・ケーニッヒ>と<鳳蝶ジュエル・プシュケ>だけでなく、商人たちも一緒に泊まることになっていた。

 各パーティで四人部屋が充てがわれた時、イーディスはこっそりとアトロポスに耳打ちをした。
「あたしだけ、別の部屋に泊まるから、今晩は思いっきり甘えてきていいわよ」
「……! い、いいわよ、そんな……」
「その代わり、荷馬車の中では禁止よ。じゃあ、明日の朝は食堂で待ち合わせね」
 笑いながらそう告げると、イーディスは自分で一人部屋を予約した。その時、後ろから声が掛けられた。

「イーディス、ちょっと付き合わねえか?」
 振り返ると、ルーカスが精悍な顔に笑顔を浮かべながら立っていた。
「な、何よ……。食事ならお断りよ」
「違うって。こっちだ……」
 笑いながらそう告げると、ルーカスはエールを呷る仕草をした。

「い、いやよ……。一人で行ってきなさいよ」
「いいから、付き合え……」
 強引に腕を取られて、イーディスは助けを求めるようにアトロポスの方を振り向いた。だが、アトロポスとバッカスはニヤニヤと笑いを浮かべながら、イーディスに手を振っていた。

(まったく、もう……!)
 アトロポスたちに助ける気がないことを悟ると、イーディスは美しい碧眼でルーカスを睨んだ。
「自分で歩けるから、離してよ!」
「何だ、腕を組むのが恥ずかしいのか? それなら、こうしよう」
 ルーカスは笑いながらイーディスの腕を離すと、右手を握りしめてきた。
「ち、ちょっと……」
「さっき、酒家の看板があった。そこに行くぞ」
 イーディスの苦情を受け流すと、ルーカスは彼女の手を握ったまま中級宿から出て行った。


「ずいぶんと強引なのね」
 連れ込まれた酒家のカウンター席に腰を掛けると、イーディスの美しい碧眼が右横に座るルーカスを睨んだ。
「少しくらい強引な方が、お前には合っているだろう?」
「そんなことないわ。あたしの好みは包容力があって優しい男性ひとよ」
 ぷいっとルーカスから顔を背けると、イーディスは羊皮紙のメニューに視線を落とした。

「バッカスみたいな奴か?」
「な、何で……?」
 図星を突かれたルーカスの言葉に、イーディスは動揺を隠せなかった。
「やっぱりな。だが、あいつは止めておけ。あいつにはローズの方がお似合いだ」
「し、知ってるわよ、そんなこと……」
 メニューを持つ手が震えたことに気づくと、ルーカスがニヤリと微笑んだ。

「ならいい……。飲み物は決まったか?」
「紅桜酒にするわ。前にアトロポスに勧められて飲んだら、美味しかったから……」
「アトロポス?」
 初めて聞く名前に、ルーカスが首を捻った。
「ローズのことよ。アトロポス=ローズが本名なの」
「へえ、名前はアトロポスか? 珍しい名前だな」
 そう告げると、ルーカスはカウンターの向こう側にいる男性店員を呼んで、紅桜酒とエールを注文した。

「運命の三女神の一人と同じ名前なんだって。いい名前よね」
「そうだな……。イーディスっていうのは、どんな意味なんだ?」
「『富を支配する者』らしいわ」
 意外な意味に、ルーカスが興味を持った。
「女の名前にしては、変わった意味を持っているんだな」
「こう見えても、あたし、貴族の出なの。実家は伯爵家よ。本名は、イーディス=フォン=ヴァルキリア」
 イーディスの言葉に、ルーカスは赤茶色の瞳を見開いた。

「ヴァルキリア伯爵家って、聞いたことがあるぞ。たしか、首都レウルーラの西の方に領地を持つ……」
「良く知ってるわね。あたしは、そのヴァルキリア伯爵家の長女よ。あなたは今、伯爵令嬢と二人きりでお酒を飲んでるのよ」
 そう言うと、イーディスは目の前に置かれた紅桜酒のグラスを手に取った。
「それは光栄だな。美しき伯爵令嬢に乾杯だ」
「強引な冒険者に……」
 ルーカスがエールのグラスを紅桜酒のグラスにカチンとぶつけた。店内の灯りを受け、薄紅色の液体が揺れながら美しい輝きを放った。

「伯爵令嬢が、何でまた冒険者なんてやってるんだ?」
 よく冷えたエールを一気に三分の一ほど飲むと、ルーカスが訊ねた。
「十五の時に政略結婚の話が来たの。相手はあたしも良く知っている侯爵家の次男で、どうしようもない女たらしだったわ。その男との結婚が嫌で、一歳年下の弟にすべてを任せて家を飛び出したの。幼い頃から女だてらに剣と乗馬が好きだったから、冒険者ギルドで剣士として登録したのよ」
 昔を思い出すような遠い眼差しをしながら、イーディスが自分の過去を話した。自分でも、何故ルーカスにこんな話をするのか、よく分からなかった。アトロポスやバッカスにも話したことがなかったのだ。

「そうか。でも、両親は健在なんだろう? たまには顔を見せた方がいいぞ」
 ルーカスの言葉に、イーディスは驚いて彼の顔を見つめた。
「あなたから、そんな言葉を聞くなんて思ってもみなかったわ」
「まあ、ガラじゃないな。俺は両親の愛情なんて知らねえから……」
 フッと悲しげな笑みを見せると、ルーカスはエールを一気に呷った。そして、店員にお替わりを告げると、イーディスの碧眼を真っ直ぐに見つめた。

「たぶん、お前とは正反対の人生を歩んできたと思う。そんな俺が伯爵令嬢様とサシで飲むなんて、考えたこともなかったぜ」
「正反対の人生って……?」
 ルーカスの悲しげな笑みがイーディスの瞼に焼き付いて離れなかった。
「聞いても面白くねえぞ……」
「いいわ。話して……。聞いてみたいの」
 美しい碧眼が、真っ直ぐにイーディスの赤茶色の瞳を見つめた。

「分かった……」
 ルーカスは波乱に満ちた自分の半生を、美しい伯爵令嬢に話し始めた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く

ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。 5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。 夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…

主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します

白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。 あなたは【真実の愛】を信じますか? そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。 だって・・・そうでしょ? ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!? それだけではない。 何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!! 私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。 それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。 しかも! ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!! マジかーーーっ!!! 前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!! 思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。 世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。

処理中です...