11 / 44
魔王の娘のお泊り 中編
しおりを挟む
マーナが幸せそうに口元を緩めて笑っている。えっへっへとこぼれていく。だから勇者様って好きなんですなんてそんな声まで聞こえてくる。勇者はどう反応していいか分からずそうかななんて兎に角曖昧に笑っていた。
マーナは幸せそのものだが、勇者は何んとなく気まずい。間違っていないはずだが何かを間違えた気がする。空気を変えたくて勇者は他に聞きたいことはないとマーナに聞いていた。
問われたマーナはえっと目を丸くした後、それではとすぐに口を開いていた。
「勇者様の好きな食べ物や、好きなものとかお聞きしたいです」
「好きな食べ物に好きなもの?
「私はまだ小さくて勇者様にしてあげられることは少ないんですが、でもいつかは勇者様にお料理とか作って差し上げたいですし、勇者様の好きなものなどお贈りできたらと……」
ぺらぺらと口にしていくマーナの頬はまだ赤い。そしてその瞳はきらきらと輝いた期待の眼差しだった。勇者の言葉をその小さな胸を躍らせて待っているのが伝わってくる。
勇者があーーと何とも言い難いような声を上げて頭をかいた。へらりと上がる口元。下がる眉。困っているような表情で勇者様とマーナの首が少し傾いた。
「俺、聞かれてもあんまりそう言うの答えられないんだよな。好きな食べ物とかなくて何でもおいしいと思うからさ。嫌いなものとかも別にないぜ。本当に何でもおいしく食べられる。ものとかもあんまこう好きなものってなくて……俺が使えるものなら何でも使うからさ。
……だから答えられるものがないんだ。ごめんな」
「……そう、なんですね」
最後に勇者はヘラりと笑っていた。なんとかごまかそうとしてそうなってしまった。マーナの目が瞬きを繰り返し、何か言葉を探したのちに何も言えず俯いていた。ムウと尖った口元。目元は寄って何かを思っているようだが、それを口にすることはない。ぎゅううと噛みしめて耐えているようだった。
そんなマーナの姿を見て勇者はさらに目じりを下げてその顔を情けないものに変えていた。マーナのような反応はいつものことだった。楽でいいななんていった仲間もいたものの、殆どは驚いた顔をして反応に困っていた。なんなら寂しいななんて直接言ってきたものがいたぐらいだ。
耐えてくれているマーナは六歳だと言うのにずっと大人だった。
何だか申し訳なくなってきて別の話題をと考えたころ、マーナの方が自分からくうきを変えようと話しかけてきてくれる。
そうだと無理に作ったような明るい声。口角をあげて笑顔を浮かべてくれていた。
「勇者様は。勇者様は私に何か聞きたい事はありませんか」
にこにこと笑ってくれる顔が勇者に問いかけてくる。だけど勇者からはまたえっと
困ったような声が出て居てしまう。聞きたい事って言われてもと勇者の目はあたりを泳いだ。
あのそのと何とも情けない声だけが勇者からは出ていく。
笑っていたマーナの顔が徐々に暗いものへと変わっていた。口元がへの字へ歪み、下がった目元。大きな目は不安そうに揺れる。
何か言わなければと勇者は必死に考えて、先ほどまでマーナの質問を思い出していた。自分も同じようなことを聞けばと思うが、今回もマーナが早かった。
「聞きたいことないですか」
「いや、その」
泣き出しそうな声。罪悪感が湧く。何かと口は動く。だけどいいんですと勇者よりも早く小さな頭が横に振られていた。ふわりと長い髪が動く。
「無理に考えなくとも大丈夫ですよ。
勇者様はまだ私に興味ないかもしれませんが、でも私は勇者様がだいすきですから。きっと勇者様に私の事もっと知りたいって思わせて見せます。
そしたら何でも聞いてくださいね。私なんでも答えちゃうので。勇者様には私の事一杯一杯知って欲しいので。その日を楽しみに待ってます」
マーナの目元が柔らかく細まって勇者を見つめる。花開くような笑顔はとても可愛くあいらしいものだったけど何処か悲し気なものでもあった。私勇者様が大好きと告げてくるマーナに勇者は固まる。
頭の中が真っ白になったような感覚。何も言葉が出ていかない中で、それよりとマーナがまた一つ話題を変えていた。
「勇者様が聞きたい事がないなら、今度はまた私が聞いてもいいですか。
その……勇者様にちゃんと聞いておきたい事が一つあったんです」
笑顔のままで問うマーナ。だけどそれは引き攣ったようなものでもあった。何でも聞いてくれと勇者にはもうそれしか言えない。はいと頷いてマーナはその大きな目で勇者を見る。
「あの……その、いやだったらいいのですけど、良ければ勇者様のお名前を教えて欲しいなって」
「えっ」
「あ、その……、好きだって言っているのに知らなくて恥ずかしいし、勇者様にも失礼だとは分かっているんですが、その、父もその周りも、この国の人や勇者様のお仲間の方たちもみな勇者様のことを名前で呼んでいないので、私、その勇者様のお名前を一度も聞いたことなくて。
だから知りたいなと。教えていただけませんか」
つい凍り付いたように固まってしまった勇者にマーナは慌てて言葉をつぐんでいた。目を下に泳がせ泣き出しそうになりながらマーナの目が勇者を見てきた。それに今度は勇者が慌てる。
何せ勇者の名前は
「いや、ごめん。失礼とかは全然思わないっていうか、その……俺の名前は勇者だからさ」
俯いていた目が大きくなって勇者を見た。
「え」
かすれた声が出て瞬きをする。見つめられて勇者はまた頭を一つ搔いていた。
「正確に言うと名前がなくて、みんなが勇者って呼んでくれるから、それなら勇者でいいかなって俺が名前にしてるだけなんだけど」
「名前がない……」
「うん。俺捨て子でこの村に拾ってもらえたけど、すむ場所与えてもらえたぐらいで名前とかはつけてもらってなくてさ……
名前とか知らないんだ。だから今まで通り勇者って呼んでくれよ」
驚愕しているマーナにどうしていいか分からなくて勇者はやはりヘラりと笑った。ごめんなさいとか細い声が聞こえるけど、勇者にはそれに答える声もなくて……。
どう場を変えていいかも分からなくて立ち上がっていた。
そろそろ昼食作ろうかって狭い小屋の中を移動する。俯いてしまったマーナからは返事も聞こえなかった
マーナは幸せそのものだが、勇者は何んとなく気まずい。間違っていないはずだが何かを間違えた気がする。空気を変えたくて勇者は他に聞きたいことはないとマーナに聞いていた。
問われたマーナはえっと目を丸くした後、それではとすぐに口を開いていた。
「勇者様の好きな食べ物や、好きなものとかお聞きしたいです」
「好きな食べ物に好きなもの?
「私はまだ小さくて勇者様にしてあげられることは少ないんですが、でもいつかは勇者様にお料理とか作って差し上げたいですし、勇者様の好きなものなどお贈りできたらと……」
ぺらぺらと口にしていくマーナの頬はまだ赤い。そしてその瞳はきらきらと輝いた期待の眼差しだった。勇者の言葉をその小さな胸を躍らせて待っているのが伝わってくる。
勇者があーーと何とも言い難いような声を上げて頭をかいた。へらりと上がる口元。下がる眉。困っているような表情で勇者様とマーナの首が少し傾いた。
「俺、聞かれてもあんまりそう言うの答えられないんだよな。好きな食べ物とかなくて何でもおいしいと思うからさ。嫌いなものとかも別にないぜ。本当に何でもおいしく食べられる。ものとかもあんまこう好きなものってなくて……俺が使えるものなら何でも使うからさ。
……だから答えられるものがないんだ。ごめんな」
「……そう、なんですね」
最後に勇者はヘラりと笑っていた。なんとかごまかそうとしてそうなってしまった。マーナの目が瞬きを繰り返し、何か言葉を探したのちに何も言えず俯いていた。ムウと尖った口元。目元は寄って何かを思っているようだが、それを口にすることはない。ぎゅううと噛みしめて耐えているようだった。
そんなマーナの姿を見て勇者はさらに目じりを下げてその顔を情けないものに変えていた。マーナのような反応はいつものことだった。楽でいいななんていった仲間もいたものの、殆どは驚いた顔をして反応に困っていた。なんなら寂しいななんて直接言ってきたものがいたぐらいだ。
耐えてくれているマーナは六歳だと言うのにずっと大人だった。
何だか申し訳なくなってきて別の話題をと考えたころ、マーナの方が自分からくうきを変えようと話しかけてきてくれる。
そうだと無理に作ったような明るい声。口角をあげて笑顔を浮かべてくれていた。
「勇者様は。勇者様は私に何か聞きたい事はありませんか」
にこにこと笑ってくれる顔が勇者に問いかけてくる。だけど勇者からはまたえっと
困ったような声が出て居てしまう。聞きたい事って言われてもと勇者の目はあたりを泳いだ。
あのそのと何とも情けない声だけが勇者からは出ていく。
笑っていたマーナの顔が徐々に暗いものへと変わっていた。口元がへの字へ歪み、下がった目元。大きな目は不安そうに揺れる。
何か言わなければと勇者は必死に考えて、先ほどまでマーナの質問を思い出していた。自分も同じようなことを聞けばと思うが、今回もマーナが早かった。
「聞きたいことないですか」
「いや、その」
泣き出しそうな声。罪悪感が湧く。何かと口は動く。だけどいいんですと勇者よりも早く小さな頭が横に振られていた。ふわりと長い髪が動く。
「無理に考えなくとも大丈夫ですよ。
勇者様はまだ私に興味ないかもしれませんが、でも私は勇者様がだいすきですから。きっと勇者様に私の事もっと知りたいって思わせて見せます。
そしたら何でも聞いてくださいね。私なんでも答えちゃうので。勇者様には私の事一杯一杯知って欲しいので。その日を楽しみに待ってます」
マーナの目元が柔らかく細まって勇者を見つめる。花開くような笑顔はとても可愛くあいらしいものだったけど何処か悲し気なものでもあった。私勇者様が大好きと告げてくるマーナに勇者は固まる。
頭の中が真っ白になったような感覚。何も言葉が出ていかない中で、それよりとマーナがまた一つ話題を変えていた。
「勇者様が聞きたい事がないなら、今度はまた私が聞いてもいいですか。
その……勇者様にちゃんと聞いておきたい事が一つあったんです」
笑顔のままで問うマーナ。だけどそれは引き攣ったようなものでもあった。何でも聞いてくれと勇者にはもうそれしか言えない。はいと頷いてマーナはその大きな目で勇者を見る。
「あの……その、いやだったらいいのですけど、良ければ勇者様のお名前を教えて欲しいなって」
「えっ」
「あ、その……、好きだって言っているのに知らなくて恥ずかしいし、勇者様にも失礼だとは分かっているんですが、その、父もその周りも、この国の人や勇者様のお仲間の方たちもみな勇者様のことを名前で呼んでいないので、私、その勇者様のお名前を一度も聞いたことなくて。
だから知りたいなと。教えていただけませんか」
つい凍り付いたように固まってしまった勇者にマーナは慌てて言葉をつぐんでいた。目を下に泳がせ泣き出しそうになりながらマーナの目が勇者を見てきた。それに今度は勇者が慌てる。
何せ勇者の名前は
「いや、ごめん。失礼とかは全然思わないっていうか、その……俺の名前は勇者だからさ」
俯いていた目が大きくなって勇者を見た。
「え」
かすれた声が出て瞬きをする。見つめられて勇者はまた頭を一つ搔いていた。
「正確に言うと名前がなくて、みんなが勇者って呼んでくれるから、それなら勇者でいいかなって俺が名前にしてるだけなんだけど」
「名前がない……」
「うん。俺捨て子でこの村に拾ってもらえたけど、すむ場所与えてもらえたぐらいで名前とかはつけてもらってなくてさ……
名前とか知らないんだ。だから今まで通り勇者って呼んでくれよ」
驚愕しているマーナにどうしていいか分からなくて勇者はやはりヘラりと笑った。ごめんなさいとか細い声が聞こえるけど、勇者にはそれに答える声もなくて……。
どう場を変えていいかも分からなくて立ち上がっていた。
そろそろ昼食作ろうかって狭い小屋の中を移動する。俯いてしまったマーナからは返事も聞こえなかった
0
あなたにおすすめの小説
理想の男性(ヒト)は、お祖父さま
たつみ
恋愛
月代結奈は、ある日突然、見知らぬ場所に立っていた。
そこで行われていたのは「正妃選びの儀」正妃に側室?
王太子はまったく好みじゃない。
彼女は「これは夢だ」と思い、とっとと「正妃」を辞退してその場から去る。
彼女が思いこんだ「夢設定」の流れの中、帰った屋敷は超アウェイ。
そんな中、現れたまさしく「理想の男性」なんと、それは彼女のお祖父さまだった!
彼女を正妃にするのを諦めない王太子と側近魔術師サイラスの企み。
そんな2人から彼女守ろうとする理想の男性、お祖父さま。
恋愛よりも家族愛を優先する彼女の日常に否応なく訪れる試練。
この世界で彼女がくだす決断と、肝心な恋愛の結末は?
◇◇◇◇◇設定はあくまでも「貴族風」なので、現実の貴族社会などとは異なります。
本物の貴族社会ではこんなこと通用しない、ということも多々あります。
R-Kingdom_1
他サイトでも掲載しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
子供にしかモテない私が異世界転移したら、子連れイケメンに囲まれて逆ハーレム始まりました
もちもちのごはん
恋愛
地味で恋愛経験ゼロの29歳OL・春野こはるは、なぜか子供にだけ異常に懐かれる特異体質。ある日突然異世界に転移した彼女は、育児に手を焼くイケメンシングルファザーたちと出会う。泣き虫姫や暴れん坊、野生児たちに「おねえしゃん大好き!!」とモテモテなこはるに、彼らのパパたちも次第に惹かれはじめて……!? 逆ハーレム? ざまぁ? そんなの知らない!私はただ、子供たちと平和に暮らしたいだけなのに――!
「25歳OL、異世界で年上公爵の甘々保護対象に!? 〜女神ルミエール様の悪戯〜」
透子(とおるこ)
恋愛
25歳OL・佐神ミレイは、仕事も恋も完璧にこなす美人女子。しかし本当は、年上の男性に甘やかされたい願望を密かに抱いていた。
そんな彼女の前に現れたのは、気まぐれな女神ルミエール。理由も告げず、ミレイを異世界アルデリア王国の公爵家へ転移させる。そこには恐ろしく気難しいと評判の45歳独身公爵・アレクセイが待っていた。
最初は恐怖を覚えるミレイだったが、公爵の手厚い保護に触れ、次第に心を許す。やがて彼女は甘く溺愛される日々に――。
仕事も恋も頑張るOLが、異世界で年上公爵にゴロニャン♡ 甘くて胸キュンなラブストーリー、開幕!
---
王宮に薬を届けに行ったなら
佐倉ミズキ
恋愛
王宮で薬師をしているラナは、上司の言いつけに従い王子殿下のカザヤに薬を届けに行った。
カザヤは生まれつき体が弱く、臥せっていることが多い。
この日もいつも通り、カザヤに薬を届けに行ったラナだが仕事終わりに届け忘れがあったことに気が付いた。
慌ててカザヤの部屋へ行くと、そこで目にしたものは……。
弱々しく臥せっているカザヤがベッドから起き上がり、元気に動き回っていたのだ。
「俺の秘密を知ったのだから部屋から出すわけにはいかない」
驚くラナに、カザヤは不敵な笑みを浮かべた。
「今日、国王が崩御する。だからお前を部屋から出すわけにはいかない」
※ベリーズカフェにも掲載中です。そちらではラナの設定が変わっています。(貴族→庶民)それにより、内容も少し変更しておりますのであわせてお楽しみください。
女の子がほとんど産まれない国に転生しました。
さくらもち
恋愛
何番煎じかのお話です。
100人に3~5人しか産まれない女の子は大切にされ一妻多夫制の国に産まれたのは前世の記憶、日本で亭主関白の旦那に嫁いびりと男尊女卑な家に嫁いで挙句栄養失調と過労死と言う令和になってもまだ昭和な家庭!でありえない最後を迎えてしまった清水 理央、享年44歳
そんな彼女を不憫に思った女神が自身の世界の女性至上主義な国に転生させたお話。
当面は2日に1話更新予定!
やけに居心地がいいと思ったら、私のための愛の巣でした。~いつの間にか約束された精霊婚~
小桜
恋愛
ルディエル・アレンフォードは森に住む麗しの精霊守。
そんな彼が、いよいよ伴侶を迎えようと準備を始めているらしい。
幼馴染という関係に甘んじていたネネリア・ソルシェは、密かにショックを受けていた。
そろそろ彼との関係も終わらせなければならないけれど、ルディエルも精霊達もネネリアだけに優しくて――?
「大丈夫。ずっと居たいと思えるような場所にしてみせるから」
鈍感なネネリアと、一途で奥手なルディエル。
精霊に導かれた恋は、本人だけが気づかない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる