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兄貴とは妹にとって◯◯なのか
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十月十二日
弥生の誕生日の二日後
俺は指定された待ち合わせ場所で静かに時間が過ぎるのを待っていた
一昨日にこんな事があった
『じゃーさ~妹ちゃんの誕生日の後にごめんだけど~』
『なんですか?相談なら幾らでも乗りますよ?』
『でーとしよ♥』
ということがあり、入江さんの指定の場所で待ち合わせをしているということなのだ
かれこれここについて三十分は経っていた。しかし楽しみという気持ちが強いのか、待っている時間が五分位にしか感じない。
と、そこに
「お~い!和く~ん!」
本日の主役で、俺をデートに誘った張本人様のご登場である
「ごめんね、大分待ったでしょ?」
今日の服装は、少し胸を強調した服装で上品で落ち着いていて、髪型はポニーテールの大人可愛い系で攻めてきている。
こんな完璧な彼女がいたらいいだろうな。と微かに思う
「ううん、全く待ってないよ。俺もさっき来たばっかり。もしかして『結愛に』待たせてるかもしれないと思ってたから」
違和感しか感じないぞ、この呼び方
実はこのデートの誘いを受けた日に彼女からこういう要求があったのだ
『その日だけはさ~、入江さんとか結愛さんじゃなくて~『結愛』って読んで欲しいな~?だめかな?』
と、言われ断るのも嫌だったのでそう呼ぶことにしたのだが、慣れないな
「じゃあいこっか」
「そうだね、まずはどこ行きたい?」
「ゲームセンター」
「いきなりだね(笑)ではご要望に答えさせて頂きます」
こんな目立つ要素が無い俺と、目立つ要素しかない結愛さん。でも、結愛さんによると俺はいつもの俺に比べて大人っぽくてイケメンになっているらしい。そのせいもあってか二人で並んで歩くとちらほらと一目を惹いているっぽい。
「そういえば、和くんって、今日いくら持ってきたの?私は三万円程しかもってないよ」
「ちょっと、俺が金持ちみたいな言い方やめてよ」
笑いながらいうが、実際に親が金持ちなんだ
「えーと、十五万位かな?」
「えっ・・いやいや和くん、それは盛り過ぎだよ」
「そうなのかな?もう一回数えてみる」
一万円が、一、二、三、四、五・・・
「やっぱり十五万だ」
そう言うとなぜか、結愛さんはクスクス笑う
「どうしたの?何かおかしな事があった?」
「い、いや、ただ和くんって、和くんの家って凄いんだなって思ってさ、それなのに自分がお金持ちだなんてことを認めてない和くんが可笑しくてね」
何故か俺はこの人に笑われても悪い気はしなかった。逆に愉快な気持ちになれる。この人といるとそう感じれる
あ、M系の人間じゃないぞ?
†
弥生の誕生日の二日後
俺は指定された待ち合わせ場所で静かに時間が過ぎるのを待っていた
一昨日にこんな事があった
『じゃーさ~妹ちゃんの誕生日の後にごめんだけど~』
『なんですか?相談なら幾らでも乗りますよ?』
『でーとしよ♥』
ということがあり、入江さんの指定の場所で待ち合わせをしているということなのだ
かれこれここについて三十分は経っていた。しかし楽しみという気持ちが強いのか、待っている時間が五分位にしか感じない。
と、そこに
「お~い!和く~ん!」
本日の主役で、俺をデートに誘った張本人様のご登場である
「ごめんね、大分待ったでしょ?」
今日の服装は、少し胸を強調した服装で上品で落ち着いていて、髪型はポニーテールの大人可愛い系で攻めてきている。
こんな完璧な彼女がいたらいいだろうな。と微かに思う
「ううん、全く待ってないよ。俺もさっき来たばっかり。もしかして『結愛に』待たせてるかもしれないと思ってたから」
違和感しか感じないぞ、この呼び方
実はこのデートの誘いを受けた日に彼女からこういう要求があったのだ
『その日だけはさ~、入江さんとか結愛さんじゃなくて~『結愛』って読んで欲しいな~?だめかな?』
と、言われ断るのも嫌だったのでそう呼ぶことにしたのだが、慣れないな
「じゃあいこっか」
「そうだね、まずはどこ行きたい?」
「ゲームセンター」
「いきなりだね(笑)ではご要望に答えさせて頂きます」
こんな目立つ要素が無い俺と、目立つ要素しかない結愛さん。でも、結愛さんによると俺はいつもの俺に比べて大人っぽくてイケメンになっているらしい。そのせいもあってか二人で並んで歩くとちらほらと一目を惹いているっぽい。
「そういえば、和くんって、今日いくら持ってきたの?私は三万円程しかもってないよ」
「ちょっと、俺が金持ちみたいな言い方やめてよ」
笑いながらいうが、実際に親が金持ちなんだ
「えーと、十五万位かな?」
「えっ・・いやいや和くん、それは盛り過ぎだよ」
「そうなのかな?もう一回数えてみる」
一万円が、一、二、三、四、五・・・
「やっぱり十五万だ」
そう言うとなぜか、結愛さんはクスクス笑う
「どうしたの?何かおかしな事があった?」
「い、いや、ただ和くんって、和くんの家って凄いんだなって思ってさ、それなのに自分がお金持ちだなんてことを認めてない和くんが可笑しくてね」
何故か俺はこの人に笑われても悪い気はしなかった。逆に愉快な気持ちになれる。この人といるとそう感じれる
あ、M系の人間じゃないぞ?
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