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5.別に怪しい者ではない
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視界が遮られるほど、薄暗い雑木林の奥。
怪我を負ったコズハを助けようと119番をかけるも電話は何故か圏外、携帯を茂みに落としてしまった挙句、右腕をダイオウイカみたいな太さの触手に縛られている。
おまけに、
“抵抗はしないでくれ。僕も危害は加えたくない”
と、触手からのお小言までいただく始末だ。右腕を掴んだままそんなことを言うのは、言うまでもなく脅しだろう。
ちなみに俺は今、茂みの中で正座している。膝の上に負傷したコズハの手を乗せ、傷口の上からハンカチを乗せて押さえつけている。
ただでさえ両手両足の自由が効かないのに、右腕は縛られている。平たく言えば絶体絶命だ。
冷静に分析していると、またも頭の中に声が響いてきた。
“君は、ここで何をしているんだ?”
声の主は、淡々と聞いてきた。
頭の奥深くに、音割れした声が響いてくる。音質の悪い町内放送のスピーカーを至近距離で聞いている感覚に近い。不快で仕方が無い響きだ。
状況から察するに、声の主は件のエイリアン。さっきのUFOもこいつのものだろう。俺の後ろには、きっと触手まみれの化け物がいるに違いない。
……だが、対話できない存在では無いと分かった。変に理解しようとすれば発狂は必至。考えたところで俺の頭では理解できないだろうが、今はコズハを助けるのが最優先だ。
深く考えずに質問に答えよう。
「怪我をした友人を介抱している。それだけだ」
言語が違う可能性だけ考え、俺は端的に答えた。
声の主はしばらく間を開けてから、
“では、質問を変えよう。君は先程、通信機器を使おうとしていたようだが。一体、何をする気だったんだ?”
と、問いかけてきた。
先程の通報を、かなり警戒している様子だ。電波が察知できるのか、それとも自分の存在が人間に察知されないように気を立てているのか。……だとしたらこいつの通信妨害のせいで携帯が通じなくなった可能性もある。だが、今は関係ない。
こちらに敵意がないことを伝えるべきだろう。
「助けを呼ぼうとしただけだ。さっきも言った通り、俺の友人は怪我を負ったからな」
“わざわざ、ここに呼ぶ必要はあったのか?君の筋力ならば、友人を運ぶことは簡単だろう”
「人間は脆い。身体にダメージが入っている状態で、下手に動かせば致命傷を与えかねない」
“なるほどそういうことか。今、君は友人の……腕部を重ねているが、それも治療行為なのか?”
「ああ。こいつが手から出血してるから、応急処置として止血してる」
“……体液の流出を止めている、と?”
「そうだ、血には凝固作用がある。押さえて流れを弱めてやると止まりやすくなる……はずだ」
言い切ることは出来ず、視線を泳がせた。やり慣れているとはいえ、俺もプロでは無い。詳しいことは分からない。ただし、状況が芳しくないのだけは分かる。
俺の左手に、ハンカチが張り付いてきた。座っている足にも生暖かいものが伝っている。血が、止まらないのだ。傷口が広すぎたか、ハンカチが薄すぎたか、圧迫が弱かったか、あるいは別の理由か。このまま放置していては大事に至るだろう。
「はぁっ……」
俺は一息ついて、はやる心臓を少し落ち着けた。そして、覚悟を決めて口を開く。
「頼む、俺一人ではこいつを助けられない。助けを呼ばせてくれ」
祈るようにそう言うと間もなく、声が響いた。
“それは出来ない。ここは僕の隠れ蓑だ。人間に知られてはまずいことは、君にもわかるはずだ”
「どうしてもか?数分だけなんだ。移動は、できないのか」
“ああ。使用しているエネルギーの都合上、航行後しばらくは完全停止させる必要がある。今は移動させられない”
「……だが、打撲もしているんだ。下手に動かすと命の保証がない」
“そんなに大事なのか”
あまりに淡々とした一言に、思わず振り返りそうになった。
「は?」
“君の友人は宇宙船の防衛システムが作動するほどの蛮行を行った。僕としては君らを危険因子として排除しても構わないんだ”
「……そうだったのか」
どうやら投げた岩がキーになって、コズハは怪我を負ったらしい。UFOに傷は付いていないが、破壊目的で岩は投げられたのだ。エイリアンからみれば、たまったものではないだろう。
「俺の友人が申し訳ないことをした。許して欲しいとは言わない。──だが」
“僕は別に謝罪を求めている訳じゃない”
「……なに?」
意味がわからず、聞き返す。
声は、相変わらず淡々とした口調で続けた。
“宇宙船はダメージを負っていないし、防衛システム自体は加えられたエネルギーを反射するだけの代物だ。消耗品でも何でもない。だから、僕は何ら見返りが欲しい訳でもない”
「じゃあ、何が言いたいんだ」
“その危険因子を助けて、君にリターンはあるのかい?”
悪びれるでもなくそう言った。
「……」
“今助けたところで、君の命が再び危険にさらされるだけだろう。なぜそんなことをしているんだ?”
言葉を失った。
こいつは完璧に俺らと価値観が違う、エイリアンだ。
人間にも色んな奴がいるので、理由があれば人のことを平気で見捨てる奴もいるだろう。しかし、こいつは非合理的なものを排除するという価値観でのみ、コズハを捉えている。あまりの異質さに、俺は腹の底から震えた。
しかし、今一度振り返れば俺にも思うところはある。
「……リターンなんかある訳ねえだろ」
“ほう?”
「俺はコズハのせいで、これまで腕と足を二本ずつ折ってんだ。肋骨だってまだ治りきってねえ。夜中に叩き起こしてくるわ、朝は起こさねえといけねえわ、学校じゃ変に噂されて女子から敬遠されるわ、土日は海か山に連れ出されるわ!
お前が考えるよりずっと散々な目に遭ってんだ!コイツ助けたところで百害あって一利なしだわ!」
“尚更なぜ助ける必要があるのだ”
「だけどな」
俺は軽く息を整えた。
「俺はこいつがいねえ生活とか考えられねぇんだ」
“ほう”
「こいつと一緒にいる限り、俺に普通の暮らしはできねえ。だが、心のどこかでこいつに連れ回されるのも別に悪くねぇと思ってる。俺はこいつが居る中で普通の高校生活が送りてえんだ」
“それは、実現不可能ではないのか?”
「まだわかんねえだろ。その可能性が、こんなどうでもいいことで消えるのが気に食わねえんだよ」
“驚いた。契約などをしたわけでは無いのか”
「してねぇよ。……多分」
コズハのことだから、勝手に契約書とかを作っていても不思議では無い。口約束とかも知らず知らずのうちにしているかもしれない。
「理解しろとは言わねぇ。だが、俺はこいつを助けたいのは揺るぎない事実だ」
“なるほど。とても、とても興味深いな”
数秒の沈黙の後、俺の右腕に絡みついた触手がいきなり解けた。
「なっ!?急にどうしたんだ?」
“拘束は不要と判断した。何より、君とは友好であるべきだろう”
──ザッ、ザッ、ザッ。
茂みをかき分けて、歩いてくる音が聞こえる。人影が、俺の視界の横を通り過ぎて茂みの奥に向かった。
“先程は手荒な真似をして悪かった。非礼をお詫びしよう”
しかし、声は聞こえる。人影を懸命に目で追うと、何やらだんだん大きくなって来ていることがわかった。奥に行ってから戻ってきたらしい。人影は俺のスマホを手にしていた。
ライトで、下側からその姿が照らされる。
「……はぁ?」
俺は目を疑った。
まとっているのは乳白色のボディスーツ。伸ばされた手のきめ細やかな白い肌。灰色がかった白い瞳。触手のように細長く、腰まで伸びた真っ白なツーサイドアップ。
全身が白で構成された、限りなく人に近い形。それも世間一般で言うところの、美少女の体をしていた。
“そして、僕としても最大限の助力をしよう”
目の前のエイリアンは、不敵に微笑んだ。
怪我を負ったコズハを助けようと119番をかけるも電話は何故か圏外、携帯を茂みに落としてしまった挙句、右腕をダイオウイカみたいな太さの触手に縛られている。
おまけに、
“抵抗はしないでくれ。僕も危害は加えたくない”
と、触手からのお小言までいただく始末だ。右腕を掴んだままそんなことを言うのは、言うまでもなく脅しだろう。
ちなみに俺は今、茂みの中で正座している。膝の上に負傷したコズハの手を乗せ、傷口の上からハンカチを乗せて押さえつけている。
ただでさえ両手両足の自由が効かないのに、右腕は縛られている。平たく言えば絶体絶命だ。
冷静に分析していると、またも頭の中に声が響いてきた。
“君は、ここで何をしているんだ?”
声の主は、淡々と聞いてきた。
頭の奥深くに、音割れした声が響いてくる。音質の悪い町内放送のスピーカーを至近距離で聞いている感覚に近い。不快で仕方が無い響きだ。
状況から察するに、声の主は件のエイリアン。さっきのUFOもこいつのものだろう。俺の後ろには、きっと触手まみれの化け物がいるに違いない。
……だが、対話できない存在では無いと分かった。変に理解しようとすれば発狂は必至。考えたところで俺の頭では理解できないだろうが、今はコズハを助けるのが最優先だ。
深く考えずに質問に答えよう。
「怪我をした友人を介抱している。それだけだ」
言語が違う可能性だけ考え、俺は端的に答えた。
声の主はしばらく間を開けてから、
“では、質問を変えよう。君は先程、通信機器を使おうとしていたようだが。一体、何をする気だったんだ?”
と、問いかけてきた。
先程の通報を、かなり警戒している様子だ。電波が察知できるのか、それとも自分の存在が人間に察知されないように気を立てているのか。……だとしたらこいつの通信妨害のせいで携帯が通じなくなった可能性もある。だが、今は関係ない。
こちらに敵意がないことを伝えるべきだろう。
「助けを呼ぼうとしただけだ。さっきも言った通り、俺の友人は怪我を負ったからな」
“わざわざ、ここに呼ぶ必要はあったのか?君の筋力ならば、友人を運ぶことは簡単だろう”
「人間は脆い。身体にダメージが入っている状態で、下手に動かせば致命傷を与えかねない」
“なるほどそういうことか。今、君は友人の……腕部を重ねているが、それも治療行為なのか?”
「ああ。こいつが手から出血してるから、応急処置として止血してる」
“……体液の流出を止めている、と?”
「そうだ、血には凝固作用がある。押さえて流れを弱めてやると止まりやすくなる……はずだ」
言い切ることは出来ず、視線を泳がせた。やり慣れているとはいえ、俺もプロでは無い。詳しいことは分からない。ただし、状況が芳しくないのだけは分かる。
俺の左手に、ハンカチが張り付いてきた。座っている足にも生暖かいものが伝っている。血が、止まらないのだ。傷口が広すぎたか、ハンカチが薄すぎたか、圧迫が弱かったか、あるいは別の理由か。このまま放置していては大事に至るだろう。
「はぁっ……」
俺は一息ついて、はやる心臓を少し落ち着けた。そして、覚悟を決めて口を開く。
「頼む、俺一人ではこいつを助けられない。助けを呼ばせてくれ」
祈るようにそう言うと間もなく、声が響いた。
“それは出来ない。ここは僕の隠れ蓑だ。人間に知られてはまずいことは、君にもわかるはずだ”
「どうしてもか?数分だけなんだ。移動は、できないのか」
“ああ。使用しているエネルギーの都合上、航行後しばらくは完全停止させる必要がある。今は移動させられない”
「……だが、打撲もしているんだ。下手に動かすと命の保証がない」
“そんなに大事なのか”
あまりに淡々とした一言に、思わず振り返りそうになった。
「は?」
“君の友人は宇宙船の防衛システムが作動するほどの蛮行を行った。僕としては君らを危険因子として排除しても構わないんだ”
「……そうだったのか」
どうやら投げた岩がキーになって、コズハは怪我を負ったらしい。UFOに傷は付いていないが、破壊目的で岩は投げられたのだ。エイリアンからみれば、たまったものではないだろう。
「俺の友人が申し訳ないことをした。許して欲しいとは言わない。──だが」
“僕は別に謝罪を求めている訳じゃない”
「……なに?」
意味がわからず、聞き返す。
声は、相変わらず淡々とした口調で続けた。
“宇宙船はダメージを負っていないし、防衛システム自体は加えられたエネルギーを反射するだけの代物だ。消耗品でも何でもない。だから、僕は何ら見返りが欲しい訳でもない”
「じゃあ、何が言いたいんだ」
“その危険因子を助けて、君にリターンはあるのかい?”
悪びれるでもなくそう言った。
「……」
“今助けたところで、君の命が再び危険にさらされるだけだろう。なぜそんなことをしているんだ?”
言葉を失った。
こいつは完璧に俺らと価値観が違う、エイリアンだ。
人間にも色んな奴がいるので、理由があれば人のことを平気で見捨てる奴もいるだろう。しかし、こいつは非合理的なものを排除するという価値観でのみ、コズハを捉えている。あまりの異質さに、俺は腹の底から震えた。
しかし、今一度振り返れば俺にも思うところはある。
「……リターンなんかある訳ねえだろ」
“ほう?”
「俺はコズハのせいで、これまで腕と足を二本ずつ折ってんだ。肋骨だってまだ治りきってねえ。夜中に叩き起こしてくるわ、朝は起こさねえといけねえわ、学校じゃ変に噂されて女子から敬遠されるわ、土日は海か山に連れ出されるわ!
お前が考えるよりずっと散々な目に遭ってんだ!コイツ助けたところで百害あって一利なしだわ!」
“尚更なぜ助ける必要があるのだ”
「だけどな」
俺は軽く息を整えた。
「俺はこいつがいねえ生活とか考えられねぇんだ」
“ほう”
「こいつと一緒にいる限り、俺に普通の暮らしはできねえ。だが、心のどこかでこいつに連れ回されるのも別に悪くねぇと思ってる。俺はこいつが居る中で普通の高校生活が送りてえんだ」
“それは、実現不可能ではないのか?”
「まだわかんねえだろ。その可能性が、こんなどうでもいいことで消えるのが気に食わねえんだよ」
“驚いた。契約などをしたわけでは無いのか”
「してねぇよ。……多分」
コズハのことだから、勝手に契約書とかを作っていても不思議では無い。口約束とかも知らず知らずのうちにしているかもしれない。
「理解しろとは言わねぇ。だが、俺はこいつを助けたいのは揺るぎない事実だ」
“なるほど。とても、とても興味深いな”
数秒の沈黙の後、俺の右腕に絡みついた触手がいきなり解けた。
「なっ!?急にどうしたんだ?」
“拘束は不要と判断した。何より、君とは友好であるべきだろう”
──ザッ、ザッ、ザッ。
茂みをかき分けて、歩いてくる音が聞こえる。人影が、俺の視界の横を通り過ぎて茂みの奥に向かった。
“先程は手荒な真似をして悪かった。非礼をお詫びしよう”
しかし、声は聞こえる。人影を懸命に目で追うと、何やらだんだん大きくなって来ていることがわかった。奥に行ってから戻ってきたらしい。人影は俺のスマホを手にしていた。
ライトで、下側からその姿が照らされる。
「……はぁ?」
俺は目を疑った。
まとっているのは乳白色のボディスーツ。伸ばされた手のきめ細やかな白い肌。灰色がかった白い瞳。触手のように細長く、腰まで伸びた真っ白なツーサイドアップ。
全身が白で構成された、限りなく人に近い形。それも世間一般で言うところの、美少女の体をしていた。
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