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16.食いっぱぐれない
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「それで五限の時、駆け込んできたのですね。ふむふむ……氷解しました」
「ああ。ユーが美術室の場所を把握してなかったら間に合わなかっただろうな」
放課後しばらく経った午後5時。クラスメイトは皆部活に勤しむ中、人気の少なくなった教室で俺とコズハ、そしてユーは机を囲っていた。
ただし俺のすぐ隣にコズハ、そして向かいに座るユー。二等辺三角形の頂点めいた位置関係で俺らは座っていた。何故だろう、ユーとコズハの間にかなりの距離を感じる。その分、俺にピッタリと引っ付いているのだ。
ただでさえあんなに気まずい雰囲気になった後なのだから、ここの間でトラブルになるのだけは勘弁して欲しい。だが、実の所本当の問題はそこでは無い。
「ほんっと、『給食に一食』を得たゆー」
「それをいうなら九死に一生では?……あむっ」
「あ、それだゆー」
「俺らは一食食いそびれたがな」
「ガハハ、なかなか上手いこと言いますねナナイ君。……はもっ」
「なんの起伏もなく淡々と言うな。面白くねえことは俺だって分かってんだよ」
「まあまあ。ギャグのセンスはさておき、ナナイ君の料理の腕前は素晴らしいものがありますからね。人には得手不得手がありますし、仕方ありませんよ」
「……ひとついいか?」
「なんですか?シェフならば呼ばずとも隣にいるので感想伝え放題ですが」
「なんで当然のように俺の昼飯食ってんだお前?」
そう、隣にいるコズハは俺が食おうと思って広げた昼飯の弁当をかっこんでいる。口元にご飯粒をつけながらだ。ふてぶてしいにも程がある。
「……お前昼飯は食ったんだよな?」
「はい。お母さんが持たせてくれたのり弁に、インスタントのお味噌汁を添えて。あと足りなかったので学食の醤油ラーメンもいただきました。美味しかったです」
「どんだけ食ってんだよ。朝のカツ丼といい限度があるだろ、主に容積の。それでいてなお俺の弁当食うとか、どんだけ食い意地はってんだお前は!」
「……?」
「よくわかんねぇふうな顔すんな、現行犯だぞ!口に鶏そぼろと卵そぼろと桜でんぶつけやがって!その三色弁当作るのめんどくさかったんだからな!!」
「まあまあ。こうして暖かくなってきて食中毒が怖くなってくる頃合ですから、慈悲深い……幼馴染が毒見をしてあげようって……ごくん。慮ったのですよ?」
「ブドウ球菌とかならともかく、ウェルシュ菌なら匂いも味も変化ねぇから毒見の時点でアウトなんだよ。あと食いながら喋るな」
他愛もない会話をしつつ、弁当に何度か手を伸ばしてみたが、コズハの華麗な体さばきによって全て巧みに避けられた。
どうやったら食事をしながら会話をしながら颯爽と回避ができるのか甚だ疑問だが、最後には物理的に距離が取られてコズハはユーの隣に陣取った。
こうして俺の弁当が帰ってくる望みは絶たれた。ついでに机を囲う二等辺三角形の頂角はユーから俺に変わった。
「よいしょっと、お隣失礼しますよ?ユースティンさん」
椅子をユーの方に寄せつつ、弁当を頬張るコズハ。異様な接近スピードにユーですら引いているらしく、ぞわりと震えがあがった。
ワンテンポ遅れて、ユーはコズハと向き合う。
「……ゆっ!?わざわざフルネームじゃなくても、ユーでいいゆー!!」
「いやはや、私のような面識のない者がいきなりあだ名なんて恐れ多いにも程がありますからね」
だんだん気圧されるユーに反して、コズハのペースは全然変わらない。俺の弁当を食べる箸は止まらず、話すペースもテンションも淀みない。
あ、そういえばスプーンありますけど食べます?これ。ナナイ君のご飯をいつもご馳走になっている私としても屈指のクオリティですよ」
そう言って、俺の保冷バッグからスプーンを差し出した。俺が念の為入れていた、使い捨ての個包装されてるスプーンだ。なんでこいつは俺の保冷バッグの中身すら覚えてんだ。
「ゆ!?いや、貰えないゆー!コズハもお腹空いてるみたいだし、ぼくは大丈夫だゆー!」
ユーは両手を突き出して拒絶する。
確かユーは消化器官の存在を昨日の時点で知らなかったな。それも食べるという概念ごとだ。つまるところ、あの体には消化器官が存在しない可能性が高いのだ。
……食わせたらまずくねえか?
「コズハ、食文化の違いもあるだろうし何よりあって日の浅い奴の手料理だ。無理に勧めるんじゃねえよ」
それとなく俺は止めてみたが、話を聞く相手ではない。
「それはそうですがナナイ君、私なりに危惧しているのですよ?ナナイ君と一緒に回っていたということはお昼を召し上がっていないということ。ユースティンさんは文化の違うところで生活して相当なストレスを感じつつエネルギーを消費しているはずです。こんな時に絶食なんてする方が体に悪影響です。
大丈夫です、文化は違えど味は保証しましょう。日本人基準でこれはスタンダードに美味しいものですから」
「ゆ、ゆー……」
コズハは手を緩めず、ずいずいとユーにスプーンを近づけていく。
「……ゆ、ゆ……!?」
「さあさあご遠慮なさらず……」
ゆっくりしかし着実に迫り来るそぼろの乗ったスプーン。じわり、じわりとユーの口に近ずいていく。
「……」
「おい、コズハ!やめてやれって!」
「ゆ、ゆゆっ!!」
無言のコズハは首を振って抵抗するユーに、体を押し付けて迫る。目は真っ直ぐにユーを捉え、見開かれている。
ユーはコズハの腕を掴み、肩の辺りを触手でグイグイ押している。もはやなりふり構ってなど居られないのだろう。それほどまでのことをしても、押し退けられないほどコズハの力は強い。
あのユーが力負けしているのだ。ゆっくりと、しかし確実に、コズハはユーに肉薄していく。しなだれかかるようにして、体重を預けていく。
「……」
「ゆ、ゆー!?まって、ほんとに待って欲しいゆー!」
対するユーは自力では押すことも引くことも出来ない。首を動かしてスプーンを口から遠ざけるささやかな、しかし懸命な抵抗を続ける。
「ゆ、ゆ、ゆ! ゆううううっ!!」
そしてとうとう、口の前にスプーンは押し当てられた。
「……むっ、むむむっ……!!!」
口を閉じてスプーンを拒絶するユー。
しばらくスプーンを押し付けたまま硬直したコズハは、数度瞬きをしたあと目を泳がせた。
「……ごめんなさい」
一言呟いたコズハはユーから離れて椅子に座り直し、スプーンのご飯を頬張った。一瞬の緊張が解け、俺はようやく深い呼吸ができた。
「ゆ……ゆ?」
まだ状況が飲み込めていないユーは、怯えた顔でコズハの方をぼんやりと見つめている。
そんなユーに向かって、コズハは恭しく頭を下げた。
「ナナイ君のお知り合いと聞きましたので、少し……その、テンションが上がってしまいまして」
コズハはきまり悪そうに俯き、口元を隠した。
「……ゆ?」
「はしゃぎにはしゃいだ挙句、『そうだ、どうせならナナイ君の良いところをできる限り見ていただくためにも手料理を食べていただければ良いのではないか』と考えてしまいまして……」
「ゆ??」
「実を言いますとお昼休みもご飯を食べ終えてからひっそりと遠巻きにお二人の様子を見ていたものですから……非常に仲睦まじいことは分かっていたのです。
しかし、私以外にナナイ君があそこまで感情的になっているところなど見たことがなく……」
「ゆー???」
「……いつもナナイ君にやってるくらいの悪ふざけをしてしまいました」
「ゆーっ!?!?!?」
顔を覆い隠すコズハは、ぷるぷると震えながら項垂れている。手の下の表情を窺い知ることはできないが、その様子は照れているようにも見えた。
反して、ユーは目を丸くしたまま口を開けっ放しにしている。言わば、愕然とした顔ってやつだ。
しばらくその場に流れた異質な沈黙を、顔を覆ったままのコズハが破る。
「と、とにかく……ご気分を害されたなら謝罪させていただきます。本当に申し訳ございません……」
「いや、だっ……大丈夫だゆー!」
引きつった笑顔で返すユー。
コズハは顔を上げることなく続けた。
「わ、私、申し訳ございませんがお手洗いに行って頭を冷やしてまいります。ナナイ君、あとはすみませんが頼みます」
「おう、前は見て歩けよー」
俺の言葉に小さく頷き、そそくさと教室を後にした。
しばらく放心するユー。俺はコズハが残していった弁当を食べながら問いかけた。
「どうだ、あれがお前に石をぶん投げた女。西上コズハだ。面白いだろ?」
「ゆ……ゆっ……!」
ぷるぷると震えた後、ユーは目を見開いて頭を掻きむしった。
“なんなんだああっ!君もっっ!!!その幼馴染もっ!!おかしいんじゃないのかああああっ!!!!”
ユーのテレパシーが、頭にキーンと響いた。
「ああ。ユーが美術室の場所を把握してなかったら間に合わなかっただろうな」
放課後しばらく経った午後5時。クラスメイトは皆部活に勤しむ中、人気の少なくなった教室で俺とコズハ、そしてユーは机を囲っていた。
ただし俺のすぐ隣にコズハ、そして向かいに座るユー。二等辺三角形の頂点めいた位置関係で俺らは座っていた。何故だろう、ユーとコズハの間にかなりの距離を感じる。その分、俺にピッタリと引っ付いているのだ。
ただでさえあんなに気まずい雰囲気になった後なのだから、ここの間でトラブルになるのだけは勘弁して欲しい。だが、実の所本当の問題はそこでは無い。
「ほんっと、『給食に一食』を得たゆー」
「それをいうなら九死に一生では?……あむっ」
「あ、それだゆー」
「俺らは一食食いそびれたがな」
「ガハハ、なかなか上手いこと言いますねナナイ君。……はもっ」
「なんの起伏もなく淡々と言うな。面白くねえことは俺だって分かってんだよ」
「まあまあ。ギャグのセンスはさておき、ナナイ君の料理の腕前は素晴らしいものがありますからね。人には得手不得手がありますし、仕方ありませんよ」
「……ひとついいか?」
「なんですか?シェフならば呼ばずとも隣にいるので感想伝え放題ですが」
「なんで当然のように俺の昼飯食ってんだお前?」
そう、隣にいるコズハは俺が食おうと思って広げた昼飯の弁当をかっこんでいる。口元にご飯粒をつけながらだ。ふてぶてしいにも程がある。
「……お前昼飯は食ったんだよな?」
「はい。お母さんが持たせてくれたのり弁に、インスタントのお味噌汁を添えて。あと足りなかったので学食の醤油ラーメンもいただきました。美味しかったです」
「どんだけ食ってんだよ。朝のカツ丼といい限度があるだろ、主に容積の。それでいてなお俺の弁当食うとか、どんだけ食い意地はってんだお前は!」
「……?」
「よくわかんねぇふうな顔すんな、現行犯だぞ!口に鶏そぼろと卵そぼろと桜でんぶつけやがって!その三色弁当作るのめんどくさかったんだからな!!」
「まあまあ。こうして暖かくなってきて食中毒が怖くなってくる頃合ですから、慈悲深い……幼馴染が毒見をしてあげようって……ごくん。慮ったのですよ?」
「ブドウ球菌とかならともかく、ウェルシュ菌なら匂いも味も変化ねぇから毒見の時点でアウトなんだよ。あと食いながら喋るな」
他愛もない会話をしつつ、弁当に何度か手を伸ばしてみたが、コズハの華麗な体さばきによって全て巧みに避けられた。
どうやったら食事をしながら会話をしながら颯爽と回避ができるのか甚だ疑問だが、最後には物理的に距離が取られてコズハはユーの隣に陣取った。
こうして俺の弁当が帰ってくる望みは絶たれた。ついでに机を囲う二等辺三角形の頂角はユーから俺に変わった。
「よいしょっと、お隣失礼しますよ?ユースティンさん」
椅子をユーの方に寄せつつ、弁当を頬張るコズハ。異様な接近スピードにユーですら引いているらしく、ぞわりと震えがあがった。
ワンテンポ遅れて、ユーはコズハと向き合う。
「……ゆっ!?わざわざフルネームじゃなくても、ユーでいいゆー!!」
「いやはや、私のような面識のない者がいきなりあだ名なんて恐れ多いにも程がありますからね」
だんだん気圧されるユーに反して、コズハのペースは全然変わらない。俺の弁当を食べる箸は止まらず、話すペースもテンションも淀みない。
あ、そういえばスプーンありますけど食べます?これ。ナナイ君のご飯をいつもご馳走になっている私としても屈指のクオリティですよ」
そう言って、俺の保冷バッグからスプーンを差し出した。俺が念の為入れていた、使い捨ての個包装されてるスプーンだ。なんでこいつは俺の保冷バッグの中身すら覚えてんだ。
「ゆ!?いや、貰えないゆー!コズハもお腹空いてるみたいだし、ぼくは大丈夫だゆー!」
ユーは両手を突き出して拒絶する。
確かユーは消化器官の存在を昨日の時点で知らなかったな。それも食べるという概念ごとだ。つまるところ、あの体には消化器官が存在しない可能性が高いのだ。
……食わせたらまずくねえか?
「コズハ、食文化の違いもあるだろうし何よりあって日の浅い奴の手料理だ。無理に勧めるんじゃねえよ」
それとなく俺は止めてみたが、話を聞く相手ではない。
「それはそうですがナナイ君、私なりに危惧しているのですよ?ナナイ君と一緒に回っていたということはお昼を召し上がっていないということ。ユースティンさんは文化の違うところで生活して相当なストレスを感じつつエネルギーを消費しているはずです。こんな時に絶食なんてする方が体に悪影響です。
大丈夫です、文化は違えど味は保証しましょう。日本人基準でこれはスタンダードに美味しいものですから」
「ゆ、ゆー……」
コズハは手を緩めず、ずいずいとユーにスプーンを近づけていく。
「……ゆ、ゆ……!?」
「さあさあご遠慮なさらず……」
ゆっくりしかし着実に迫り来るそぼろの乗ったスプーン。じわり、じわりとユーの口に近ずいていく。
「……」
「おい、コズハ!やめてやれって!」
「ゆ、ゆゆっ!!」
無言のコズハは首を振って抵抗するユーに、体を押し付けて迫る。目は真っ直ぐにユーを捉え、見開かれている。
ユーはコズハの腕を掴み、肩の辺りを触手でグイグイ押している。もはやなりふり構ってなど居られないのだろう。それほどまでのことをしても、押し退けられないほどコズハの力は強い。
あのユーが力負けしているのだ。ゆっくりと、しかし確実に、コズハはユーに肉薄していく。しなだれかかるようにして、体重を預けていく。
「……」
「ゆ、ゆー!?まって、ほんとに待って欲しいゆー!」
対するユーは自力では押すことも引くことも出来ない。首を動かしてスプーンを口から遠ざけるささやかな、しかし懸命な抵抗を続ける。
「ゆ、ゆ、ゆ! ゆううううっ!!」
そしてとうとう、口の前にスプーンは押し当てられた。
「……むっ、むむむっ……!!!」
口を閉じてスプーンを拒絶するユー。
しばらくスプーンを押し付けたまま硬直したコズハは、数度瞬きをしたあと目を泳がせた。
「……ごめんなさい」
一言呟いたコズハはユーから離れて椅子に座り直し、スプーンのご飯を頬張った。一瞬の緊張が解け、俺はようやく深い呼吸ができた。
「ゆ……ゆ?」
まだ状況が飲み込めていないユーは、怯えた顔でコズハの方をぼんやりと見つめている。
そんなユーに向かって、コズハは恭しく頭を下げた。
「ナナイ君のお知り合いと聞きましたので、少し……その、テンションが上がってしまいまして」
コズハはきまり悪そうに俯き、口元を隠した。
「……ゆ?」
「はしゃぎにはしゃいだ挙句、『そうだ、どうせならナナイ君の良いところをできる限り見ていただくためにも手料理を食べていただければ良いのではないか』と考えてしまいまして……」
「ゆ??」
「実を言いますとお昼休みもご飯を食べ終えてからひっそりと遠巻きにお二人の様子を見ていたものですから……非常に仲睦まじいことは分かっていたのです。
しかし、私以外にナナイ君があそこまで感情的になっているところなど見たことがなく……」
「ゆー???」
「……いつもナナイ君にやってるくらいの悪ふざけをしてしまいました」
「ゆーっ!?!?!?」
顔を覆い隠すコズハは、ぷるぷると震えながら項垂れている。手の下の表情を窺い知ることはできないが、その様子は照れているようにも見えた。
反して、ユーは目を丸くしたまま口を開けっ放しにしている。言わば、愕然とした顔ってやつだ。
しばらくその場に流れた異質な沈黙を、顔を覆ったままのコズハが破る。
「と、とにかく……ご気分を害されたなら謝罪させていただきます。本当に申し訳ございません……」
「いや、だっ……大丈夫だゆー!」
引きつった笑顔で返すユー。
コズハは顔を上げることなく続けた。
「わ、私、申し訳ございませんがお手洗いに行って頭を冷やしてまいります。ナナイ君、あとはすみませんが頼みます」
「おう、前は見て歩けよー」
俺の言葉に小さく頷き、そそくさと教室を後にした。
しばらく放心するユー。俺はコズハが残していった弁当を食べながら問いかけた。
「どうだ、あれがお前に石をぶん投げた女。西上コズハだ。面白いだろ?」
「ゆ……ゆっ……!」
ぷるぷると震えた後、ユーは目を見開いて頭を掻きむしった。
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