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60.俺は構わない
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結論から言うと、ユーの触手は蝶結びになった。ガムテープで口を塞がれ、布団で簀巻きになっている。
「むー!!むーっ!!」
こんな状態でもフローリングの上で元気に飛び跳ねているのだから、俺一人ではどうにもならなかっただろう。
俺とコズハ、スミノダイは簀巻きのユーを囲うように床に直で座った。
胡座をかく俺に対し、コズハは不服そうに腕を組んだ。足が正座なのでいまいち格好はつかないが、頬の膨らみ的に不機嫌だということは伝わってくる。
「……」
コズハは一言も発さず、こちらを見て目を細めた。言葉を借りればまたも『視線が不躾』だったらしい。そんなに凝視しているつもりは無かったのだが仕方がない。目を逸らして正面を向いた。
正面のスミノダイは俺の足の組み方を何度も見ながら、見よう見まねでゆっくりと胡座をかいた。
全員座ったところで、俺は軽く膝を叩いた。
「さて、ユーには気の毒だが俺はきっちり話を聞かねぇと気がすまねえ。スミノダイ、お前の言い分と俺がどうして記憶喪失になってるかを教えろ」
「むーっ!!むむむー!」
「いいのか?話聞かねえと何も知らねえやつに、お前の発明品が封印されるかもしれねえんだぞ」
「む……むむむ……」
ユーはしたびたナメクジのように頭と足を垂らした。スミノダイに目配せすると、少し考えてから奴は口を開いた。
「我々がタイムマシンの永久封印を検討したのは、ユー博士の行動故だい」
「行動?」
「一応、現在進行形でタイムパラドックスを起こしているんだい」
「……なるほどな」
確か、過去に遡って行動すると未来が変わるみたいな話だったか。普通ならユーとは二度と会うことなく死ぬはずだったが、こうして今会えている。そこからは間違いなく未来が変わったと言えよう。
俺が納得しかけていると、コズハが首を傾げた。
「変ですね、一番最初に懸念することでは無いのですか?例えば誰かが文明の興隆期に時間遡行すれば、それだけで現在の形の文明が崩壊するのですよ?」
「実を言うと大して問題ないんだい。文明に干渉する者がいても、正史の時間軸で観測する者がいれば大きな損害にならないんだい」
「……あなた方は時間遡行者を、数直線上を動く点のように観測できると?」
「そうなんだい。ユー氏の発明、『四次元事象計算機』によってタイムパラドックスの監視もできるんだい。しかし……」
スミノダイはわずかに眉をひそめた。
「その計算機も我々の住む惑星圏内ならば賄えれど、10万光年離れてワームホールも経由する土地となれば同時に観測することが難しくなるんだい」
「なるほど、演算範囲が増えればコンピュータも処理しきれなくなるでしょう。それで、ユーちゃんが無断で太陽系の方までやってきてしまって演算範囲外に出たので、えげつないことが起こっていると?」
「いいや、今のところは地球滅亡は避けられず、技術も太陽系にはもたられず、未来は何も変わっていないんだい。だがしかし、これはユー博士が何もする気がないから保たれているだけの安全……我々コボルト人はともかく、他星人がこの抜け道に気づく前に超光速飛行に制限を加えたいんだい」
なるほど?悪いこと思いつくやつが出る前に封印しときたいって訳か。
コズハは目を細めつつ問いかけた。
「……その、コボルト人に全幅の信頼を置いているのはどうしてですか?理解しかねる感覚なのですが」
「回答になるかは分からないが、過去に興味があるコボルト人はほぼいないんだい」
「……と、言いますと?」
「コボルト人の寿命は果てしなく長い。そして物理的な体の崩壊がなければ、基本死なない。その分繁殖もほとんど無いため、個体数が減ってもその息絶えた者のクローンで代用することもしばしばあるんだい。星の誕生から生きているコボルト人がほとんどなんだい」
「生まれた時からみんな全部知っているから、歴史という概念がなく発展だけし続ける……と?」
「ここしばらくめざましく発展はないが、概ねそうなんだい。四次元事象を観測出来たからと言って認識が変わることもないんだい。そして現在の超光速飛行はコボルト人固有の技術で、扱える人数自体限られているんだい。……定命の他星人にとっては危険なため発展はしていないものの、今後宇宙戦争などに繋げないためにもセーフティがあった方が良いと言う結論に至ったんだい」
「そこで、開発者であるユーちゃんに再び白羽の矢が立ったと」
「そうなんだい。高度技術を迅速に開発するならば適役なんだい。我々も危機的状況とは認識しているものの、長い寿命故に滅びを受け入れる者も多く開発が進まなかったんだい」
「……何となく、ユーちゃんが地球に移住するに至った理由が分かりましたよ」
コズハは頭を抱えた。どうもコボルト人は変化しようという気質がなく、何となく正しいことを続けて行こうという気風のようだ。このままではセーフティの完成がいつになるかわからない。
「とにかく、我々が安全に技術を保護し秩序を守るために協力をして欲しいんだい。協力してくれた暁には、脱法渡航等の疑いも全て目を瞑ろう」
「……だってさ、開発者はどう思う?」
俺が問いかけると、ユーは身を捩らせながら俺に目を合わせた。
“不服だが、仕方ない。僕の発明でコズハとナナイに危害が及ぶ恐れがあるなら、協力してやらんことも無い”
ユーは不機嫌そうに伝えてきた。
「本当なんだい?」
“僕だって科学者の端くれ、生み出した結果には相応の責任をもたねばならない。それに”
「それに?」
“惑保のお前も、そのつもりで来たのだろう?”
「……ああ」
一言呟くと、奴ははユーに向けていた目線を俺に戻す。相変わらずの無愛想だが、真っ直ぐ向けられる視線には誠実さが加わっている気がした。
「……これよりするのは、この星で我々が犯した事故とそれのリカバリーの話だい。当事者はナナイ氏、そしてコズハ氏。記憶が無いナナイ氏はワタシが話すことを希望されているが、コズハ氏としては問題ないんだい?」
「……もう勝手にしてください」
コズハは椅子から立ち上がると、ユーを縛っていた縄と布団を解き始めた。
これを了承と捉えて、スミノダイは俺としばらく目を合わせてから話し始めた。
「この星で10年前のあの日、奇跡的にユー博士を発見した惑星渡航者保護機構はできる限り現地民と接触せずに救出を試みたんだい。
当時船外調査担当だったワタシはステルスを駆使し、迅速に降りたってサルベージ、ユー博士の検査と治療を並行して行ったんだい。
まさか、宇宙船の落下地点に現地民が居るなどとは思わずに」
スミノダイは続けた。
「宇宙船が浮上を始めた矢先、レーダーが人間声を、意味は分からないが叫んでいる声を拾ったんだい。ワタシが降りると、木の下敷きになっていたナナイ氏とそれを助けようとするコズハ氏がいたんだい。
全てを察した我々は懸命にナナイ氏の体を集め、時間遡行機も無いまま懸命に治療を施したんだい。その際、頭部の外傷が顕著だったため記憶障害、感情障害が起きていても不思議ではなかったんだい」
思わず目を閉じて眉間を抑える。……我がことながらそんな目に遭っているなどとは思わなかったのだ。それに……。
「……」
相変わらず、コズハは黙々とユーの拘束を解いている。目線は手元を見ている訳ではなく、俺から目を逸らしているのだ。そして、手こずっているような素振りで、結び目を解いては結んでいる。手を動かさずには居られないのだろう。
そんなコズハが触れられることは無かった。
「ナナイ氏は無事一命を取り留めたのだが、地球人に発見されると外交問題になりかねない。故に我々はコズハ氏に預けて去るしか無かったんだい」
「そうか……それで全部か?」
「そうだい。もうこれ以上は弁明も何もしないんだい。ワタシは、秩序と正義のために動くだけなんだい」
スミノダイは、深深と頭を下げた。
「お会いして早々申し訳ないが、ユー博士のお力をお借りしたいんだい。……何卒」
再び、俺に向かって土下座した。
「……なんで俺に謝るんだ。説明しろって言っただけだろうが」
スミノダイはむくりと、顔だけ上げて聞いてきた。
「この理不尽に、怒りを覚えないんだい?コズハ氏の話を伺って思い出したが、確か地球人の寿命は80年ほど。10年は短くない時間だったのではないか?」
「だから俺は気にしてねえよ。謝るならユーとコズハに謝れ。お前が振り回したのは俺じゃなくてコイツらだ」
スミノダイは諦めたように、息をついた。
「……数万年生きてもつくづく学ぶことばかりだ。名を覚えたぞ、和唐ナナイ」
そう言って、後頭部に手を置いた。おそらく、触手に手を触れている。俺らにとっての額を叩く感覚に近いのだろうか。
「だって俺を助けてくれたんだろ?別にお前のことは嫌いじゃねえし」
「……そうか」
「それにタイムスリップして全部無かったことにしないってのは、お前らなりの誠意なんだろ?それを感じられただけ俺は満足だ」
「いや、やろうとは試みたんだい。しかし下手にナナイ氏の状況を変えるとユー博士の発明が生まれない恐れがあったからやめただけなんだい」
「……俺、こいつ嫌い」
「私もです」
「ぼくもだゆー」
口々にそう言って、俺は茶を淹れ直した。
「むー!!むーっ!!」
こんな状態でもフローリングの上で元気に飛び跳ねているのだから、俺一人ではどうにもならなかっただろう。
俺とコズハ、スミノダイは簀巻きのユーを囲うように床に直で座った。
胡座をかく俺に対し、コズハは不服そうに腕を組んだ。足が正座なのでいまいち格好はつかないが、頬の膨らみ的に不機嫌だということは伝わってくる。
「……」
コズハは一言も発さず、こちらを見て目を細めた。言葉を借りればまたも『視線が不躾』だったらしい。そんなに凝視しているつもりは無かったのだが仕方がない。目を逸らして正面を向いた。
正面のスミノダイは俺の足の組み方を何度も見ながら、見よう見まねでゆっくりと胡座をかいた。
全員座ったところで、俺は軽く膝を叩いた。
「さて、ユーには気の毒だが俺はきっちり話を聞かねぇと気がすまねえ。スミノダイ、お前の言い分と俺がどうして記憶喪失になってるかを教えろ」
「むーっ!!むむむー!」
「いいのか?話聞かねえと何も知らねえやつに、お前の発明品が封印されるかもしれねえんだぞ」
「む……むむむ……」
ユーはしたびたナメクジのように頭と足を垂らした。スミノダイに目配せすると、少し考えてから奴は口を開いた。
「我々がタイムマシンの永久封印を検討したのは、ユー博士の行動故だい」
「行動?」
「一応、現在進行形でタイムパラドックスを起こしているんだい」
「……なるほどな」
確か、過去に遡って行動すると未来が変わるみたいな話だったか。普通ならユーとは二度と会うことなく死ぬはずだったが、こうして今会えている。そこからは間違いなく未来が変わったと言えよう。
俺が納得しかけていると、コズハが首を傾げた。
「変ですね、一番最初に懸念することでは無いのですか?例えば誰かが文明の興隆期に時間遡行すれば、それだけで現在の形の文明が崩壊するのですよ?」
「実を言うと大して問題ないんだい。文明に干渉する者がいても、正史の時間軸で観測する者がいれば大きな損害にならないんだい」
「……あなた方は時間遡行者を、数直線上を動く点のように観測できると?」
「そうなんだい。ユー氏の発明、『四次元事象計算機』によってタイムパラドックスの監視もできるんだい。しかし……」
スミノダイはわずかに眉をひそめた。
「その計算機も我々の住む惑星圏内ならば賄えれど、10万光年離れてワームホールも経由する土地となれば同時に観測することが難しくなるんだい」
「なるほど、演算範囲が増えればコンピュータも処理しきれなくなるでしょう。それで、ユーちゃんが無断で太陽系の方までやってきてしまって演算範囲外に出たので、えげつないことが起こっていると?」
「いいや、今のところは地球滅亡は避けられず、技術も太陽系にはもたられず、未来は何も変わっていないんだい。だがしかし、これはユー博士が何もする気がないから保たれているだけの安全……我々コボルト人はともかく、他星人がこの抜け道に気づく前に超光速飛行に制限を加えたいんだい」
なるほど?悪いこと思いつくやつが出る前に封印しときたいって訳か。
コズハは目を細めつつ問いかけた。
「……その、コボルト人に全幅の信頼を置いているのはどうしてですか?理解しかねる感覚なのですが」
「回答になるかは分からないが、過去に興味があるコボルト人はほぼいないんだい」
「……と、言いますと?」
「コボルト人の寿命は果てしなく長い。そして物理的な体の崩壊がなければ、基本死なない。その分繁殖もほとんど無いため、個体数が減ってもその息絶えた者のクローンで代用することもしばしばあるんだい。星の誕生から生きているコボルト人がほとんどなんだい」
「生まれた時からみんな全部知っているから、歴史という概念がなく発展だけし続ける……と?」
「ここしばらくめざましく発展はないが、概ねそうなんだい。四次元事象を観測出来たからと言って認識が変わることもないんだい。そして現在の超光速飛行はコボルト人固有の技術で、扱える人数自体限られているんだい。……定命の他星人にとっては危険なため発展はしていないものの、今後宇宙戦争などに繋げないためにもセーフティがあった方が良いと言う結論に至ったんだい」
「そこで、開発者であるユーちゃんに再び白羽の矢が立ったと」
「そうなんだい。高度技術を迅速に開発するならば適役なんだい。我々も危機的状況とは認識しているものの、長い寿命故に滅びを受け入れる者も多く開発が進まなかったんだい」
「……何となく、ユーちゃんが地球に移住するに至った理由が分かりましたよ」
コズハは頭を抱えた。どうもコボルト人は変化しようという気質がなく、何となく正しいことを続けて行こうという気風のようだ。このままではセーフティの完成がいつになるかわからない。
「とにかく、我々が安全に技術を保護し秩序を守るために協力をして欲しいんだい。協力してくれた暁には、脱法渡航等の疑いも全て目を瞑ろう」
「……だってさ、開発者はどう思う?」
俺が問いかけると、ユーは身を捩らせながら俺に目を合わせた。
“不服だが、仕方ない。僕の発明でコズハとナナイに危害が及ぶ恐れがあるなら、協力してやらんことも無い”
ユーは不機嫌そうに伝えてきた。
「本当なんだい?」
“僕だって科学者の端くれ、生み出した結果には相応の責任をもたねばならない。それに”
「それに?」
“惑保のお前も、そのつもりで来たのだろう?”
「……ああ」
一言呟くと、奴ははユーに向けていた目線を俺に戻す。相変わらずの無愛想だが、真っ直ぐ向けられる視線には誠実さが加わっている気がした。
「……これよりするのは、この星で我々が犯した事故とそれのリカバリーの話だい。当事者はナナイ氏、そしてコズハ氏。記憶が無いナナイ氏はワタシが話すことを希望されているが、コズハ氏としては問題ないんだい?」
「……もう勝手にしてください」
コズハは椅子から立ち上がると、ユーを縛っていた縄と布団を解き始めた。
これを了承と捉えて、スミノダイは俺としばらく目を合わせてから話し始めた。
「この星で10年前のあの日、奇跡的にユー博士を発見した惑星渡航者保護機構はできる限り現地民と接触せずに救出を試みたんだい。
当時船外調査担当だったワタシはステルスを駆使し、迅速に降りたってサルベージ、ユー博士の検査と治療を並行して行ったんだい。
まさか、宇宙船の落下地点に現地民が居るなどとは思わずに」
スミノダイは続けた。
「宇宙船が浮上を始めた矢先、レーダーが人間声を、意味は分からないが叫んでいる声を拾ったんだい。ワタシが降りると、木の下敷きになっていたナナイ氏とそれを助けようとするコズハ氏がいたんだい。
全てを察した我々は懸命にナナイ氏の体を集め、時間遡行機も無いまま懸命に治療を施したんだい。その際、頭部の外傷が顕著だったため記憶障害、感情障害が起きていても不思議ではなかったんだい」
思わず目を閉じて眉間を抑える。……我がことながらそんな目に遭っているなどとは思わなかったのだ。それに……。
「……」
相変わらず、コズハは黙々とユーの拘束を解いている。目線は手元を見ている訳ではなく、俺から目を逸らしているのだ。そして、手こずっているような素振りで、結び目を解いては結んでいる。手を動かさずには居られないのだろう。
そんなコズハが触れられることは無かった。
「ナナイ氏は無事一命を取り留めたのだが、地球人に発見されると外交問題になりかねない。故に我々はコズハ氏に預けて去るしか無かったんだい」
「そうか……それで全部か?」
「そうだい。もうこれ以上は弁明も何もしないんだい。ワタシは、秩序と正義のために動くだけなんだい」
スミノダイは、深深と頭を下げた。
「お会いして早々申し訳ないが、ユー博士のお力をお借りしたいんだい。……何卒」
再び、俺に向かって土下座した。
「……なんで俺に謝るんだ。説明しろって言っただけだろうが」
スミノダイはむくりと、顔だけ上げて聞いてきた。
「この理不尽に、怒りを覚えないんだい?コズハ氏の話を伺って思い出したが、確か地球人の寿命は80年ほど。10年は短くない時間だったのではないか?」
「だから俺は気にしてねえよ。謝るならユーとコズハに謝れ。お前が振り回したのは俺じゃなくてコイツらだ」
スミノダイは諦めたように、息をついた。
「……数万年生きてもつくづく学ぶことばかりだ。名を覚えたぞ、和唐ナナイ」
そう言って、後頭部に手を置いた。おそらく、触手に手を触れている。俺らにとっての額を叩く感覚に近いのだろうか。
「だって俺を助けてくれたんだろ?別にお前のことは嫌いじゃねえし」
「……そうか」
「それにタイムスリップして全部無かったことにしないってのは、お前らなりの誠意なんだろ?それを感じられただけ俺は満足だ」
「いや、やろうとは試みたんだい。しかし下手にナナイ氏の状況を変えるとユー博士の発明が生まれない恐れがあったからやめただけなんだい」
「……俺、こいつ嫌い」
「私もです」
「ぼくもだゆー」
口々にそう言って、俺は茶を淹れ直した。
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