67 / 90
三・五章R:惨事、現に狂え
十一話:悪い夢なら覚めてくれ
しおりを挟む
薄暗く、かび臭い部屋の中。リンは肉に剣を突き立ててていた。その顔には表情がない……それどころか、目すら開いていない。 安らかな顔で単調に、作業的に、執拗に。リンは剣を刺しては抜いて刺しては抜いてを繰り返している。
目の前の肉はまだ息があり、定期的に空気が漏れて霧吹きのように血を撒いた。その隣には少々大柄な死体が。無数の切り傷と、使用していたのだろうショートソードが眉間に刺さっている。
「これが……私……? 」
その様子を傍観しているのは、リンと老婆の二人。リンは自分が自分の母親を刺し続ける様から、目を離せないままそう言った。顔からは血の気が失せ、過呼吸気味になっていた。
老婆はその様子を見てほくそ笑む。
「そう……あなた様にございます。 覚えて……いらっしゃらないのでしょう?」
「知らない……私はそんなこと知らない……!」
リンはその場に膝から崩れた。耳を塞ぎ、足元をじっと見る。老婆は合わせるようにしゃがみ、その顔をしたから覗き込んだ。
「無理もありません。その時はまだ、殺している時にあなたは寝ていたのですから」
「……は、はぁ?」
「あなた様は無意識のうちに、殺し回っていたのです」
「待ってよ……」
リンは透明な膜の前に手をついて、老婆にできるだけ近づいた。そして恐怖にひきつる顔で、リンは問いかける。
「殺し回っていたって何……?」
「……まさか、たったこれだけだとお思いで?」
老婆が指を鳴らす。辺りは夜の村に変わっていた。ただ、その村は昼のように明るい。
「あ……ああ……そんな……嘘だ……!」
打ちひしがれたリンが目を向ける先。そこにはごうごうと燃える魔女の森の村があった。
体に着いた火を消そうと悶える人々、横たわる死体、地獄のような場所が目の前にはあった。立ち上る炎を前に、騎士が一人。子供の首を片手で掴んで掲げ、もう片方の手に剣を携えている。どうにか振りほどこうともがく子供の下には、麦わら帽子が落ちていた。
「やっぱり……やっぱり騎士にろくな奴なんて居ないんじゃねえか!! 俺らを殺さねぇって嘘だったんじゃねえか!」
「……」
「村のみんなが寝たのを確認してから全部の家に火をつけて! 逃げ出たやつは女子供見境なく、動けなくなるまで殴ってから火の中に投げ入れてっっ! ……よくもよくもみんなを殺したなぁぁ!!!」
涙を流しながら両手両足をふりまわし、リンを睨んでいた。対するリンは動かない。
「何か言えよ……俺の家族を……母ちゃんも父ちゃんも俺目の前で殺しやがってぇぇ!! 」
かろうじて、伸ばした手がリンの顔に触れた。
「このままお前をぶん殴って──え……う、うわぁぁぁぁ!!」
子供の体は火の光の中に、投げ込まれて消えていった。
その様を見て唖然とするリン。まるで身に覚えのない、恐ろしい事件の犯人の容貌は間違いなく自分本人だったからだ。
「私が……私が……?」
丸くなり、頭を抱えるリン。そのリンの前髪をつかみ、微笑む老婆。
後ろから覗き込んでくるその顔は老婆どころか、まだ若い女性の顔だった。ただ青みがかった白のその肌は顔も同じ。ニタリと裂けた口の上には、白黒が反転した目が二つ浮かんでいた。
老婆?はその白い瞳孔をリンに向ける。
「顔を伏せるな。まだ終わらんぞ……!」
そして歓喜に震えているような声を上げた。
[──パチン]
老婆が再び指を鳴らすと孤児院の中。
体に包帯を巻かれたリンは修道士に剣を突き立てていた。修道士は血まじりのあぶくを口から垂らし、既に事切れてきた。
ちょうどそこに、ランタンを手にしたカノコがやってきた。
「そこのあなた~。 盗み食いしにわざわざ倉庫に来るなんていい度胸ですねぇ……?」
そう言って部屋に入ると、地下室の下で修道士を殺していたリンと目が合った。
「ひっ……!」
カノコは逃げ戻る。リンは剣や鎧の返り血を拭って、ステラの待つベッドに戻って行ったのだった。
そこで目の前の空間は消え、角尾村の街に戻された。
リンは手を地面につき、呼吸するのでやっとだった。
「だから……見送りの時に……来なかったんだ……」
切れ切れにそう言うリンに、老婆は問う。
「さて……あなた様に問題にございます。あなた様がこの方々を殺した理由……分かりますかな?」
「知らない……やってない! 知らないっ! あれは私じゃない……! 」
「ならば、ヒントを差し上げましょう……」
ガタガタ震えるリンの目の前に、何かが転がってきた。布に巻かれた一抱えほどの何かだ。
「ひ、ヒント……?」
リンは恐る恐る布を取り払っていく。
「……ひっ……!」
リンはそれを落とした。地面の上に、小さなリザードマンの生首が三つ転がる。とりわけ小さいのが二つ、少し大きめなのがひとつ。おそらくは……家族。
「あ……あぁ……家族──あの、リザードマンの……家族……! 」
「そうでございます。つい先程殺していらっしゃいましたが、殺したことに違和感を感じなかったようでございますね?」
老婆がそう言うも、リンの耳には届かない。うわ言のように口走る。
「そうだ……私は……この村を……この村の住人全てをッ……うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「いやあ……薬にかけた呪いが表層化するまで、随分かかりましたが……今日の殺しぶり、見事なものでしたぞ? ひゅっひゅっひゅっ!」
老婆は一人高笑いして、続ける。
「ちなみに正解は、『怒りを覚えた対象を見境なく殺している』にございます。心当たりは?」
リンは何も言わず、首を何度も振る。しかし何かに気がついたか、だんだんその力は弱くなっていった。そしてかすかに口を開いた。
「やってない……けど……怒っていたのは確かだ……」
うなだれるリンに、老婆は諭すように言った。
「ええ。 あなた様は怒りを覚えたものには見境なく切りかかる発作を起こすのです。魔力と薬のせいで。今のところ怒る対象は……その辺の一般人だけかもしれませぬ。しかし……?」
リンは二人の顔を頭に思い浮かべ、ハッとした。
「ローレルと……ステラ……!」
「えぇ。その二人も知らぬ間に殺してしまうやも知れませんぞ?ローレル殿は現にあなた様を捕まえようと、すぐそこの孤児院まで迫ってきております……」
顔面蒼白のリンは老婆にすがりつく。
「教えてくれ! どうすれば……どうすればもう人を殺さなくて済む……! どうすればローレルとステラを守れる……!? 」
満面の笑みを浮かべた。そして、
「ならば……魔王になるのです。勇者リンよ」
青白い手はリンに差し伸べられた。
目の前の肉はまだ息があり、定期的に空気が漏れて霧吹きのように血を撒いた。その隣には少々大柄な死体が。無数の切り傷と、使用していたのだろうショートソードが眉間に刺さっている。
「これが……私……? 」
その様子を傍観しているのは、リンと老婆の二人。リンは自分が自分の母親を刺し続ける様から、目を離せないままそう言った。顔からは血の気が失せ、過呼吸気味になっていた。
老婆はその様子を見てほくそ笑む。
「そう……あなた様にございます。 覚えて……いらっしゃらないのでしょう?」
「知らない……私はそんなこと知らない……!」
リンはその場に膝から崩れた。耳を塞ぎ、足元をじっと見る。老婆は合わせるようにしゃがみ、その顔をしたから覗き込んだ。
「無理もありません。その時はまだ、殺している時にあなたは寝ていたのですから」
「……は、はぁ?」
「あなた様は無意識のうちに、殺し回っていたのです」
「待ってよ……」
リンは透明な膜の前に手をついて、老婆にできるだけ近づいた。そして恐怖にひきつる顔で、リンは問いかける。
「殺し回っていたって何……?」
「……まさか、たったこれだけだとお思いで?」
老婆が指を鳴らす。辺りは夜の村に変わっていた。ただ、その村は昼のように明るい。
「あ……ああ……そんな……嘘だ……!」
打ちひしがれたリンが目を向ける先。そこにはごうごうと燃える魔女の森の村があった。
体に着いた火を消そうと悶える人々、横たわる死体、地獄のような場所が目の前にはあった。立ち上る炎を前に、騎士が一人。子供の首を片手で掴んで掲げ、もう片方の手に剣を携えている。どうにか振りほどこうともがく子供の下には、麦わら帽子が落ちていた。
「やっぱり……やっぱり騎士にろくな奴なんて居ないんじゃねえか!! 俺らを殺さねぇって嘘だったんじゃねえか!」
「……」
「村のみんなが寝たのを確認してから全部の家に火をつけて! 逃げ出たやつは女子供見境なく、動けなくなるまで殴ってから火の中に投げ入れてっっ! ……よくもよくもみんなを殺したなぁぁ!!!」
涙を流しながら両手両足をふりまわし、リンを睨んでいた。対するリンは動かない。
「何か言えよ……俺の家族を……母ちゃんも父ちゃんも俺目の前で殺しやがってぇぇ!! 」
かろうじて、伸ばした手がリンの顔に触れた。
「このままお前をぶん殴って──え……う、うわぁぁぁぁ!!」
子供の体は火の光の中に、投げ込まれて消えていった。
その様を見て唖然とするリン。まるで身に覚えのない、恐ろしい事件の犯人の容貌は間違いなく自分本人だったからだ。
「私が……私が……?」
丸くなり、頭を抱えるリン。そのリンの前髪をつかみ、微笑む老婆。
後ろから覗き込んでくるその顔は老婆どころか、まだ若い女性の顔だった。ただ青みがかった白のその肌は顔も同じ。ニタリと裂けた口の上には、白黒が反転した目が二つ浮かんでいた。
老婆?はその白い瞳孔をリンに向ける。
「顔を伏せるな。まだ終わらんぞ……!」
そして歓喜に震えているような声を上げた。
[──パチン]
老婆が再び指を鳴らすと孤児院の中。
体に包帯を巻かれたリンは修道士に剣を突き立てていた。修道士は血まじりのあぶくを口から垂らし、既に事切れてきた。
ちょうどそこに、ランタンを手にしたカノコがやってきた。
「そこのあなた~。 盗み食いしにわざわざ倉庫に来るなんていい度胸ですねぇ……?」
そう言って部屋に入ると、地下室の下で修道士を殺していたリンと目が合った。
「ひっ……!」
カノコは逃げ戻る。リンは剣や鎧の返り血を拭って、ステラの待つベッドに戻って行ったのだった。
そこで目の前の空間は消え、角尾村の街に戻された。
リンは手を地面につき、呼吸するのでやっとだった。
「だから……見送りの時に……来なかったんだ……」
切れ切れにそう言うリンに、老婆は問う。
「さて……あなた様に問題にございます。あなた様がこの方々を殺した理由……分かりますかな?」
「知らない……やってない! 知らないっ! あれは私じゃない……! 」
「ならば、ヒントを差し上げましょう……」
ガタガタ震えるリンの目の前に、何かが転がってきた。布に巻かれた一抱えほどの何かだ。
「ひ、ヒント……?」
リンは恐る恐る布を取り払っていく。
「……ひっ……!」
リンはそれを落とした。地面の上に、小さなリザードマンの生首が三つ転がる。とりわけ小さいのが二つ、少し大きめなのがひとつ。おそらくは……家族。
「あ……あぁ……家族──あの、リザードマンの……家族……! 」
「そうでございます。つい先程殺していらっしゃいましたが、殺したことに違和感を感じなかったようでございますね?」
老婆がそう言うも、リンの耳には届かない。うわ言のように口走る。
「そうだ……私は……この村を……この村の住人全てをッ……うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「いやあ……薬にかけた呪いが表層化するまで、随分かかりましたが……今日の殺しぶり、見事なものでしたぞ? ひゅっひゅっひゅっ!」
老婆は一人高笑いして、続ける。
「ちなみに正解は、『怒りを覚えた対象を見境なく殺している』にございます。心当たりは?」
リンは何も言わず、首を何度も振る。しかし何かに気がついたか、だんだんその力は弱くなっていった。そしてかすかに口を開いた。
「やってない……けど……怒っていたのは確かだ……」
うなだれるリンに、老婆は諭すように言った。
「ええ。 あなた様は怒りを覚えたものには見境なく切りかかる発作を起こすのです。魔力と薬のせいで。今のところ怒る対象は……その辺の一般人だけかもしれませぬ。しかし……?」
リンは二人の顔を頭に思い浮かべ、ハッとした。
「ローレルと……ステラ……!」
「えぇ。その二人も知らぬ間に殺してしまうやも知れませんぞ?ローレル殿は現にあなた様を捕まえようと、すぐそこの孤児院まで迫ってきております……」
顔面蒼白のリンは老婆にすがりつく。
「教えてくれ! どうすれば……どうすればもう人を殺さなくて済む……! どうすればローレルとステラを守れる……!? 」
満面の笑みを浮かべた。そして、
「ならば……魔王になるのです。勇者リンよ」
青白い手はリンに差し伸べられた。
0
あなたにおすすめの小説
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
ダンジョンをある日見つけた結果→世界最強になってしまった
仮実谷 望
ファンタジー
いつも遊び場にしていた山である日ダンジョンを見つけた。とりあえず入ってみるがそこは未知の場所で……モンスターや宝箱などお宝やワクワクが溢れている場所だった。
そんなところで過ごしているといつの間にかステータスが伸びて伸びていつの間にか世界最強になっていた!?
Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!
自力で帰還した錬金術師の爛れた日常
ちょす氏
ファンタジー
「この先は分からないな」
帰れると言っても、時間まで同じかどうかわからない。
さて。
「とりあえず──妹と家族は救わないと」
あと金持ちになって、ニート三昧だな。
こっちは地球と環境が違いすぎるし。
やりたい事が多いな。
「さ、お別れの時間だ」
これは、異世界で全てを手に入れた男の爛れた日常の物語である。
※物語に出てくる組織、人物など全てフィクションです。
※主人公の癖が若干終わっているのは師匠のせいです。
ゆっくり投稿です。
最強のアラサー魔導師はかつての弟子達に迫られる~ただ冒険者を始めようとしただけなのに弟子達がそれを許してくれない~
おやっつ
ファンタジー
王国魔導師団指南役をしていたシューファはある日突然、王様に追放されてしまう。王様曰く、シューファみたいなアラサーが教えていたら魔導師団が衰えるとのことだった。
突然の追放で行く場所を失ったシューファは貴族社会の王国では卑下されていた冒険者での強さが全ての帝都に行くことにした。
シューファが帝都に行ったと報告を受けたかつての弟子達はガクに会いに自分の仕事を放棄して帝都に向かう。
そう、彼女らの仕事は国の重鎮だというのに───
小説家になろうにも投稿中です!
毎日投稿していこうと思うので、ブクマなどをしていただけると励みになります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる