時を奏でる境界線

シャオえる

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95. お祭りの日は夢か楽しさを願って

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「おい、カノン起きろ」
 ノエルとクリルの部屋に来たバルバとダング。ベットに寝ているカノンを無理矢理叩き起こす
「あー、二人ともおはよう……あれ?今日は休み……」
 熟睡しているところを起こされて、ちょっと機嫌悪そうに、ゆっくりと体を起こしていく
「おはようじゃない。行くぞ」
「えー?どこに?」
 来て早々もう出ていこうとする二人を、渋々後を追うようにベットから降りる。眠くてまだ不機嫌そうなカノンを急かしながら、バルバとダングが今日の予定をあれこれと決めていく
「会議室だ。明日、フラワードに二人とも行く事なったから、色々まとめ決めたい。だから、早く起きるんだな」




「……あーあ」
 ラックが帰った数時間後、急に起きて窓から見える外を見るなり不機嫌そうに、ゆっくりと体を起こしていく
「寝起き早々、嫌な声だな。どうした?」
 違う部屋でイスに座り本を読んでいた所に、昼間に似合わない声が聞こえて、こちらも不機嫌そうに飲みかけの珈琲を持ったまま、寝ていた部屋にやって来た
。声をかけられても返事をせずに、外を見たまま何かを考えている様子

「……ねぇ明日、フラワードに行ってきてくれる?」
「急だな。なぜ?」
 ベットの隣に座りながら一口珈琲を飲み、返事をすると、今度は上機嫌になって、話し始める
「お祭りだよ。荒れ狂うか、祝い舞うか。どっちかの」
 そういうと、コップを奪い珈琲を勝手に飲みだした
「とても、行きたくないが……」
 奪われたコップを取り返すことなく話の内容にため息ついて、こちらは嫌そうな雰囲気
「なんで?楽しそうだよ?」
 飲みほした珈琲を渡して、横になり眠る体制に入ってく。かたや空のコップを渡されて、またため息をついていると、こちらに顔を向き直して、話しかけてくる
「僕はドーケムに帰らなきゃだから、行ってきてよ」
「なんでまた……」
 楽しそうに話しかけられても、行きたくない為、不満そうにしていても、お構いなしに行く事は決まった感じで話しは進む
「じゃあ、僕はまた眠るからフラワードとドーケムに行く準備よろしくね」
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