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24. 痛くても、それでも
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「調子悪いのか?」
お風呂終わりの女子更衣室。隣で落ち込んでいる様子で着替えているカエデに声をかけるミオリ
「いえ……ツミキがいたので、気になって」
「……そうか」
無言で着替えてく二人。何となく気まずい雰囲気の中、先に着替え終えたミオリ。カエデが着替え終えるのを待つために、壁に背もたれているとツミキの事を思いだし、ため息つく
「早々に、家に帰ってくれることが一番。時々私達と遊んでくれるだけでいい。うたの力なんてない方がいいんだ。そう思わないか?」
「……はい」
女子更衣室から部屋に戻る途中、指令室の前を通った二人。少し扉が空いていて、カエデがちらっと見ると、ツミキとゼフドが話しているのが見えた
「あれ?ツミキ……とゼフドさん?」
カエデの声で、ミオリも気づいて足を止める。二人で中を見ていても声も聞こえないため、カエデが様子が気になって指令室に入ってく
「ツミキ、なにしているの?」
カエデが声をかけると、気づいたツミキがカエデに駆け寄る。嫌な予感がするミオリは、少し遅れて指令室に入ってきた
「二人とも明日は学校は休みかい?」
「はい。そうですが……」
ゼフドからの突然の質問に、不思議そうに答えるカエデ。
その隣でツミキが、ちょっと困った様子でカエデに話しかける
「明日、家に帰りたいってお願いしてて……」
「二人も一緒に行ってくれるかい?」
「それはいいですけど……」
「荷物もあるみたいだから、君達が適任だろうしな」
「荷物……ですか?」
カエデがゼフドに聞き返した言葉に、不信な表情になるミオリ。ツミキはそれに気づかないのか、カエデの質問に答えてく
「うん。しばらくお世話になろうかなって……」
「カエデ君の部屋は狭くなるから、二人部屋に移動」
ゼフドの話の途中、パンッと大きな音が響いた。一瞬で静まり返る指令室。みんな音が鳴った場所を見る
「へ?」
呆然とするツミキ。赤くなってく左の頬。ツミキの前には、怒り涙し右の手のひらが赤くなっているミオリが立っていた
「帰れと言った……ここを忘れて、帰れと言ったはず!なのになぜ!」
叫ぶミオリに何も言えず、まだ呆然とミオリを見つめるツミキ。隣では同じく呆然としていたカエデが、ミオリの声に我に返って、ツミキの頬っぺたを見てすぐ、あたふたとうろたえている
「ミオリ君、やりすぎだ」
ゼフドの声で、ミオリもハッと我に返る。指令室にいる隊員達も呆然と見ているなか、何も言わず指令室から出ていってしまった
「だ、大丈夫?早く医務室に……」
「……うん」
カエデの問いかけに、か細い声で答えるツミキ。あたふたと出ていこうとするカエデを、ゼフドが声をかけ足を止める
「カエデ君。明日、ミオリ君とツミキ君の家に行くように」
指令室の扉の前で振り返り、雰囲気にのまれ言葉につまるカエデ。しばらく黙ってしまうが、それでも小さい声だが返事をした
「分かりました……。ツミキ行こう」
お風呂終わりの女子更衣室。隣で落ち込んでいる様子で着替えているカエデに声をかけるミオリ
「いえ……ツミキがいたので、気になって」
「……そうか」
無言で着替えてく二人。何となく気まずい雰囲気の中、先に着替え終えたミオリ。カエデが着替え終えるのを待つために、壁に背もたれているとツミキの事を思いだし、ため息つく
「早々に、家に帰ってくれることが一番。時々私達と遊んでくれるだけでいい。うたの力なんてない方がいいんだ。そう思わないか?」
「……はい」
女子更衣室から部屋に戻る途中、指令室の前を通った二人。少し扉が空いていて、カエデがちらっと見ると、ツミキとゼフドが話しているのが見えた
「あれ?ツミキ……とゼフドさん?」
カエデの声で、ミオリも気づいて足を止める。二人で中を見ていても声も聞こえないため、カエデが様子が気になって指令室に入ってく
「ツミキ、なにしているの?」
カエデが声をかけると、気づいたツミキがカエデに駆け寄る。嫌な予感がするミオリは、少し遅れて指令室に入ってきた
「二人とも明日は学校は休みかい?」
「はい。そうですが……」
ゼフドからの突然の質問に、不思議そうに答えるカエデ。
その隣でツミキが、ちょっと困った様子でカエデに話しかける
「明日、家に帰りたいってお願いしてて……」
「二人も一緒に行ってくれるかい?」
「それはいいですけど……」
「荷物もあるみたいだから、君達が適任だろうしな」
「荷物……ですか?」
カエデがゼフドに聞き返した言葉に、不信な表情になるミオリ。ツミキはそれに気づかないのか、カエデの質問に答えてく
「うん。しばらくお世話になろうかなって……」
「カエデ君の部屋は狭くなるから、二人部屋に移動」
ゼフドの話の途中、パンッと大きな音が響いた。一瞬で静まり返る指令室。みんな音が鳴った場所を見る
「へ?」
呆然とするツミキ。赤くなってく左の頬。ツミキの前には、怒り涙し右の手のひらが赤くなっているミオリが立っていた
「帰れと言った……ここを忘れて、帰れと言ったはず!なのになぜ!」
叫ぶミオリに何も言えず、まだ呆然とミオリを見つめるツミキ。隣では同じく呆然としていたカエデが、ミオリの声に我に返って、ツミキの頬っぺたを見てすぐ、あたふたとうろたえている
「ミオリ君、やりすぎだ」
ゼフドの声で、ミオリもハッと我に返る。指令室にいる隊員達も呆然と見ているなか、何も言わず指令室から出ていってしまった
「だ、大丈夫?早く医務室に……」
「……うん」
カエデの問いかけに、か細い声で答えるツミキ。あたふたと出ていこうとするカエデを、ゼフドが声をかけ足を止める
「カエデ君。明日、ミオリ君とツミキ君の家に行くように」
指令室の扉の前で振り返り、雰囲気にのまれ言葉につまるカエデ。しばらく黙ってしまうが、それでも小さい声だが返事をした
「分かりました……。ツミキ行こう」
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