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31. 戦いの覚悟
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「そろそろ、指令室に行きましょうか」
ツミキの荷物を、二人の部屋に置いてしばらくのんびり過ごしていた三人。指令室からあまり話すことなく、暗い雰囲気のまま、再びゼフド達がいる指令室に二人に声をかけ先に戻ろうとするミオリ。一緒に行こうと、ベットに座っていたカエデが立った時
「あの……」
カエデの隣で一緒に座り、うつ向いていたツミキが二人に声をかけた。足を止める、ツミキを見る二人。不安そうな表情で、ツミキも二人を見ていた
「どうして、うたの力があると二人のためになるの?」
「……それは」
ツミキの質問に答えられず、沈黙が流れてく部屋。静けさに着いた耐えられずツミキが二人から目を背けた時、カエデがゆっくり話始めた
「ここで、うたの力があるのは私達しかいないから……」
そう一言言った後、再び無言になるカエデ。ツミキが顔を上げると、隣に来てベットに座り、再び話を始めてく
「ゼフドさんやルモカさん他の人達もみんな、うたの力を必要としている。どうして使えるのか調べる必要があるし、シキって子や一緒にいたシンクっていう人が、ここや私達を狙っている。みんなを守らなきゃいけないし、守るにも力が足りないの」
「そう、守らないといけない。戦いには覚悟が必要だ。ツミキに能力があるとして、ツミキは、あのシキという子を倒す覚悟はある?」
カエデの話に割ってはいってきたミオリ。その言葉に戸惑うツミキ。隣にいるカエデも何も言えず、二人の様子を見守る
「……私がシキちゃんを?」
「そう。もし、私やカエデが倒れてしまって、一人になったら、あの子と戦える?」
語気を強めツミキに詰め寄ってく。ミオリからの質問に答えられず黙ってしまい、部屋の雰囲気が更に重くなっていく
「……とりあえず、ゼフドさん達の所へ行こう。ところでカエデ」
「……はい」
「カエデの荷物は終わり?」
重い雰囲気を変えようと、話題を変えて話しかけみる
「はい。それにもう、私の部屋には誰かが引っ越してきたとルモカさんが……」
自分の部屋だった場所に、一日で引っ越していたことに苦笑いで伝えるカエデ。つられてミオリも苦笑いになる。二人の笑い声に、うつ向いていたツミキが顔を少し上げて、二人の様子をうかがっていると、それに気づいたミオリが、ツミキに微笑み、すぐまた扉の方へと歩き始めだす
「そっか。それじゃ、みんなで指令室に行きましょ。道案内してね」
ツミキの荷物を、二人の部屋に置いてしばらくのんびり過ごしていた三人。指令室からあまり話すことなく、暗い雰囲気のまま、再びゼフド達がいる指令室に二人に声をかけ先に戻ろうとするミオリ。一緒に行こうと、ベットに座っていたカエデが立った時
「あの……」
カエデの隣で一緒に座り、うつ向いていたツミキが二人に声をかけた。足を止める、ツミキを見る二人。不安そうな表情で、ツミキも二人を見ていた
「どうして、うたの力があると二人のためになるの?」
「……それは」
ツミキの質問に答えられず、沈黙が流れてく部屋。静けさに着いた耐えられずツミキが二人から目を背けた時、カエデがゆっくり話始めた
「ここで、うたの力があるのは私達しかいないから……」
そう一言言った後、再び無言になるカエデ。ツミキが顔を上げると、隣に来てベットに座り、再び話を始めてく
「ゼフドさんやルモカさん他の人達もみんな、うたの力を必要としている。どうして使えるのか調べる必要があるし、シキって子や一緒にいたシンクっていう人が、ここや私達を狙っている。みんなを守らなきゃいけないし、守るにも力が足りないの」
「そう、守らないといけない。戦いには覚悟が必要だ。ツミキに能力があるとして、ツミキは、あのシキという子を倒す覚悟はある?」
カエデの話に割ってはいってきたミオリ。その言葉に戸惑うツミキ。隣にいるカエデも何も言えず、二人の様子を見守る
「……私がシキちゃんを?」
「そう。もし、私やカエデが倒れてしまって、一人になったら、あの子と戦える?」
語気を強めツミキに詰め寄ってく。ミオリからの質問に答えられず黙ってしまい、部屋の雰囲気が更に重くなっていく
「……とりあえず、ゼフドさん達の所へ行こう。ところでカエデ」
「……はい」
「カエデの荷物は終わり?」
重い雰囲気を変えようと、話題を変えて話しかけみる
「はい。それにもう、私の部屋には誰かが引っ越してきたとルモカさんが……」
自分の部屋だった場所に、一日で引っ越していたことに苦笑いで伝えるカエデ。つられてミオリも苦笑いになる。二人の笑い声に、うつ向いていたツミキが顔を少し上げて、二人の様子をうかがっていると、それに気づいたミオリが、ツミキに微笑み、すぐまた扉の方へと歩き始めだす
「そっか。それじゃ、みんなで指令室に行きましょ。道案内してね」
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