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91. 朝からみんな集まって
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「では、捜索を開始する。皆、連絡は常に取れるようにしておくように。突然襲ってくる場合もある。いつも以上に注意して探してくれ」
明朝、施設の玄関にゼフドや大勢の隊員達が、緊張した面持ちで集まっていた
「ツミキ、ちゃんとしないと」
「だって……」
ツミキやカエデ、ミオリは少し離れてその様子を見ている。始めてみる緊張感に落ち着かないツミキ。気持ちとは裏腹に、着々と隊員達の出発に向けて準備が進んでく
「三人は待機を。だが、いつでも動けるようにしておくように」
「はい。心得ています」
ゼフドの声かけに、ミオリが強い口調で返事をする。その言葉に頷き、隊員達のもとへと歩いてくゼフドの後ろ姿を見ながら、ツミキは更に緊張感が増していく
「シキちゃん。大丈夫かな?」
不安を隠しきれず、こそっとカエデに話すと笑って返事をする
「大丈夫だよ。勝手に攻撃とかしないから」
「それより、あちら側が気になるが……」
二人の話しに割って入るミオリ。二人の様子とは違い、ゼフド達の出発の準備の様子を、真剣な面持ちで見ている
「襲ってきますかね?」
ミオリにつられてカエデも真剣な表情になる。二人の雰囲気に気づいていないのか、ツミキが突然何かを思ったかのように、パンっと両手を一回叩いた
「でも、やっと居場所が分かるなら、シキちゃんを助けられるかもしれないですよね?」
「そ、そうだね……」
明るく二人に話しかけるツミキに、苦笑いして答えるカエデと、ミオリも同じく苦笑いをしていると、準備を終えた隊員達がゼフドの側に再び集まり始めていた
「では、みんな気をつけて……」
「ちょっと待って」
突然現れたゼフド達を止める声。一斉に声のする方に振り向くと、微笑むシンクと、その後ろに隠れているシキがいた
「シキちゃん!」
「来るなっ!」
シキの姿を見るなり走ろうとするツミキを大声で止めるシキ。その止める声に、二人が突然現れざわついていた隊員達の声も静かになる
「私達のお家を探しにいくの?」
シンクがゼフドに話しかける。二人の予想外の登場にゼフドがため息をついて、返事をする
「……その予定だが」
「それは構わないけれど、残念だわ。お家は、あまり広くないの。こんなに来たら大変だわ。お父様も困ってしまう……」
隊員達の困る顔を見ながら楽しげに話すシンク。その後ろではシキがまだ隠れたまま動かずにいた
「ツミキちゃん。来てくれる?」
「えっ、私一人……」
「もちろん、お友達の二人も一緒にいかが?」
ミオリやカエデの方を向いてまた微笑むシンク。後ろではまだシキがシンクの服をつかんで隠れている
「ゼフドさん……」
ミオリが渋い顔で考え込むゼフドに声をかけると、はぁ。とため息をついた
「まあ、探す手間が省けたということにしておこうか……」
と一言呟くと、ツミキ達三人の方を向く。今度は表情は硬く三人もゼフドから緊張感が伝わって、戸惑うツミキをよそに、ミオリとカエデの表情も硬く、緊張感が更に増していく。隊員達が見守るなか、シンク達の元へと歩くカエデ達にゼフドが声をかける
「三人とも、気をつけて行くように……」
明朝、施設の玄関にゼフドや大勢の隊員達が、緊張した面持ちで集まっていた
「ツミキ、ちゃんとしないと」
「だって……」
ツミキやカエデ、ミオリは少し離れてその様子を見ている。始めてみる緊張感に落ち着かないツミキ。気持ちとは裏腹に、着々と隊員達の出発に向けて準備が進んでく
「三人は待機を。だが、いつでも動けるようにしておくように」
「はい。心得ています」
ゼフドの声かけに、ミオリが強い口調で返事をする。その言葉に頷き、隊員達のもとへと歩いてくゼフドの後ろ姿を見ながら、ツミキは更に緊張感が増していく
「シキちゃん。大丈夫かな?」
不安を隠しきれず、こそっとカエデに話すと笑って返事をする
「大丈夫だよ。勝手に攻撃とかしないから」
「それより、あちら側が気になるが……」
二人の話しに割って入るミオリ。二人の様子とは違い、ゼフド達の出発の準備の様子を、真剣な面持ちで見ている
「襲ってきますかね?」
ミオリにつられてカエデも真剣な表情になる。二人の雰囲気に気づいていないのか、ツミキが突然何かを思ったかのように、パンっと両手を一回叩いた
「でも、やっと居場所が分かるなら、シキちゃんを助けられるかもしれないですよね?」
「そ、そうだね……」
明るく二人に話しかけるツミキに、苦笑いして答えるカエデと、ミオリも同じく苦笑いをしていると、準備を終えた隊員達がゼフドの側に再び集まり始めていた
「では、みんな気をつけて……」
「ちょっと待って」
突然現れたゼフド達を止める声。一斉に声のする方に振り向くと、微笑むシンクと、その後ろに隠れているシキがいた
「シキちゃん!」
「来るなっ!」
シキの姿を見るなり走ろうとするツミキを大声で止めるシキ。その止める声に、二人が突然現れざわついていた隊員達の声も静かになる
「私達のお家を探しにいくの?」
シンクがゼフドに話しかける。二人の予想外の登場にゼフドがため息をついて、返事をする
「……その予定だが」
「それは構わないけれど、残念だわ。お家は、あまり広くないの。こんなに来たら大変だわ。お父様も困ってしまう……」
隊員達の困る顔を見ながら楽しげに話すシンク。その後ろではシキがまだ隠れたまま動かずにいた
「ツミキちゃん。来てくれる?」
「えっ、私一人……」
「もちろん、お友達の二人も一緒にいかが?」
ミオリやカエデの方を向いてまた微笑むシンク。後ろではまだシキがシンクの服をつかんで隠れている
「ゼフドさん……」
ミオリが渋い顔で考え込むゼフドに声をかけると、はぁ。とため息をついた
「まあ、探す手間が省けたということにしておこうか……」
と一言呟くと、ツミキ達三人の方を向く。今度は表情は硬く三人もゼフドから緊張感が伝わって、戸惑うツミキをよそに、ミオリとカエデの表情も硬く、緊張感が更に増していく。隊員達が見守るなか、シンク達の元へと歩くカエデ達にゼフドが声をかける
「三人とも、気をつけて行くように……」
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