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第412話 ダイヤの刺青 1
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今回の話は簡単に人が死にます。
北斗の拳の世界観だと覚悟してください。
それでは本編いってみましょう。
相談者もこないので冒険者ギルドの中をぶらぶらしていると、受付に大規模なパーティーがいるのが見えた。
ぱっと見20人くらいの集団だな。
特徴的なのは全員が体のどこかしらにダイヤの形をした刺青をしていることだ。
パーティーメンバーの証なのだろうけど、抜けた後はどうするつもりなのだろうか?
そんなことを心配してしまう。
「この街までの護衛依頼の達成だ。ここに依頼主のサインがある」
体格のいい男が受付のレオーネに依頼主のサインが入った依頼書を手渡す。
レオーネはそれに目をやると、問題がないのを確認して自分もサインした。
そして、報酬を手渡す。
ふと、その表情が険しくなった。
「何をするんですか!」
レオーネが叫ぶと、男は下卑た笑みを浮かべた。
どうも男がレオーネの手を握ったようで、彼女がそれに不快感をあらわにしたようだな。
「仕事が終わったら俺たちと酒でも飲みに行かないか?」
レオーネの怒りを無視するように男はレオーネを誘う。
それにより、レオーネの怒りが第2形態に進化した。
「行きません、たとえどんなに暇であっても。あなた達と行くか、それともゴブリンと行くかならゴブリンを選びますからね」
そう言われた男はフンと鼻で笑った。
「気が強え女は嫌いじゃないが、俺が機嫌が良くて良かったな」
そう言うと、報酬を受け取って仲間のところに戻った。
そして、冒険者ギルドから出ていく。
彼らがいなくなると、レオーネが手招きで俺を呼んだ。
「アルト、洗浄液ある?あいつに触られた手を洗浄したいの」
「そういうことなら、IPAと炭化水素とトリクレンがあるけどどれにしようか?」
「一番強いやつでお願い」
「じゃあトリクレンだね」
俺はネットスーパー的なスキルでトリクレンを購入して、ペール缶に入ったそれをレオーネの前に差し出した。
此処から先はISO14001に抵触する表現なので割愛するが、レオーネは手が真っ白になるまでトリクレンで手を洗浄した。
絶対に真似しないで欲しい。
ま、トリクレンなんてどこで入手するんだって話ですけど。
翌々日、シャレードが冒険者ギルドにやってきた。
なんでも、商業ギルドに所属している商人がステラに到着していないのだという。
それで、護衛の依頼が失敗していないかを聞きに来たのだとか。
というのを暇そうにしているシルビアから聞いた。
暇すぎてギルドの中の噂話を集めているのだろうな。
「行方不明なのはオプティという男の商人だって。こちらの街に戻ってくるっていう話だったけど、予定の日を過ぎても商業ギルドに顔を出さないんだとか。で、オプティの護衛依頼がどうなったかを確認しに来たみたい」
と教えてくれた。
「魔物か盗賊に襲われたとなると、護衛の冒険者も被害に遭っているか」
「そうね。それなら冒険者ギルドに情報が来ていてもよさそうなんだけどね」
「ふうん。それだとするとまた仕事が来るかな?」
基本的には調査部の仕事になるのだろうけど、手が回らないときはいつもこちらに応援要請が来る。
というか、危険な予兆があるとこちらに仕事を直ぐに回してくるのだ。
危険手当貰ってないんだぞ。
そんなものがあるかどうか知らないが。
なんて思っていたら本当にギルド長から調査の依頼が来た。
俺とシルビアが執務室に呼ばれる。
そこで聞いたたのは調査だが、街中での調査になるのだという事だ。
「オプティの護衛依頼は完了しているというのですね」
俺はギルド長から聞いたことを鸚鵡返しに訊いた。
どうもオプティの護衛依頼は完了しており、この街にいるのではないかという事なのだ。
そうなると護衛が終わった後、商業ギルドに顔を出す前の短い間に消えたという事か。
「その依頼は本当に完了したのかしら?」
シルビアは依頼の完了自体を疑っている。
しかし、ギルドが受領したからにはそれなりの理由があるのだろう。
と思っていたらギルド長がその疑問に答えてくれた。
「オプティ本人のサインが入った依頼書を冒険者が持ってきたからね。筆跡は間違いなく本人のものだよ」
「そうですか。じゃあ、まずはこの街から出ていったかどうかを門番に確認する必要があるのか」
俺はオプティの足取りを追うために門番に確認をすることにした。
本人の意思で街から出たのであれば、何らかの事情があるはずだ。
シルビアと一緒に早速それぞれの門にいる門番に話を聞くことにした。
西の門番に話を聞くと意外な事実が分かった。
「オプティがこの街から出ていったかって?そもそもここ数日オプティが街に入ってきた記録も記憶もないよ」
依頼は西の街からステラにやってくるルートだったというのに、オプティが街に入った痕跡が無いだと?
シルビアと俺は顔を見合わせた。
「依頼を完了って街中でサインするものじゃないの?」
と訊くと
「そうでもないわ。門が混雑していれば先にサインすることだってあるわよ」
そうシルビアは教えてくれた。
「でも、ここ最近は門が混雑していたなんてないよ」
門番がそんな事は無かったという。
「そうなると怪しいのは冒険者か。オプティにサインさせて始末した可能性もあるね」
俺はその可能性を考えた。
シルビアも頷く。
「冒険者を締め上げて吐かせるしかないわね」
「まあ、今回は反対しないかな」
ということで、護衛を請け負った冒険者を探すことにする。
冒険者はスート・ダイヤというパーティーだ。
俺が見かけたダイヤの入れ墨を入れていた連中らしい。
パーティーリーダーはレグナムという男らしい。
サブリーダーはフォックス。
フォックスはレグナムの右腕として信頼されていると調査部の報告書にあった。
尚、現在街中にいるのが確認されているのはフォックスだけであり、レグナムはステラにはいないようだ。
潜伏している可能性はあるが、調査部では見つけることが出来なかったので、いないという結論になっている。
フォックスの方は度々オプティの家の周辺でパーティーメンバーと一緒にいるのが目撃されており、やはり何らかの関係があるとみて間違いないだろう。
「じゃあ、拉致りに行くわよ」
犯罪集団のお頭かのような発言をするシルビアをなだめる。
流石にそれはまずい。
まだ黒だとは決まった訳じゃないからな。
特高もかくやというシルビアの拷問なら、やって無くても自白しそうではあるが、それではなんの解決にもならないから止めさせる。
「まずは穏便にいこうか」
「穏便なんて文字はあたしの辞書には無いわ」
「まあ、有っても一般的な意味ではないだろうね」
「で、どうするっていうのよ?薬でも使って眠らせる?」
「薬は外れとも言えないかな。お酒を飲ませて口を軽くしてやるつもりだよ」
そう言うとシルビアが何かを察した。
「あたしはあいつにお酌なんてしないわよ。というか、隣に座ったら問答無用でぶん殴る自信があるわ」
「そうだろうね。だから俺が女装して近づくよ」
「趣味?」
「違うから!」
シルビアの問いを全力で否定した。
趣味で女装する訳ではない。
古来より酒で情報を聞き出すというソーシャルハッキングは有名であり、そこに異性という材料が加われば成功率が高くなるという訳だ。
ハニートラップなんて古今東西使い古されているけど、未だに対策なんてありはしないからな。
スキルを使って変装するので、それなりの美女に見えるはずである。
加えて、素性を隠しておけば揉め事になっても何とかなるという保険でもある。
そして、変装はオーリス直伝の作業標準書があるので、ジョブ適性やスキルが無い限りはまず見破られることは無い。
一旦冒険者ギルドに戻ってから、会議室を借りてその中で変装をすることにした。
アイテムボックスから化粧道具と衣装を取り出すと、シルビアが疑いの目を向けてくる。
「いつも持ち歩いているわけね」
「そりゃ、いつ変装の必要が発生するかなんてわからないからね」
「そんなこと言って、実はその趣味がオーリスにばれないための言い訳じゃない?」
なんて事を言ってきた。
結婚しながらも女装趣味があり、妻にばれないように車のトランクに衣装を積んでいるというのは聞いたことがあるが、俺はそれじゃない。
なお、そういう趣味の人は結構いるそうで、単純に大人の女性の服装を持っている人もいれば、近隣の高校の制服をコンプリートしている上級者もいるんだとか。
職務質問とかにあったらどうするんだろうか。
事故ったときも結構きついと思うしね。
犯罪じゃないからとはいえ、理解を得られにくい趣味ではありますね。
長くなるので一旦切り。
北斗の拳の世界観だと覚悟してください。
それでは本編いってみましょう。
相談者もこないので冒険者ギルドの中をぶらぶらしていると、受付に大規模なパーティーがいるのが見えた。
ぱっと見20人くらいの集団だな。
特徴的なのは全員が体のどこかしらにダイヤの形をした刺青をしていることだ。
パーティーメンバーの証なのだろうけど、抜けた後はどうするつもりなのだろうか?
そんなことを心配してしまう。
「この街までの護衛依頼の達成だ。ここに依頼主のサインがある」
体格のいい男が受付のレオーネに依頼主のサインが入った依頼書を手渡す。
レオーネはそれに目をやると、問題がないのを確認して自分もサインした。
そして、報酬を手渡す。
ふと、その表情が険しくなった。
「何をするんですか!」
レオーネが叫ぶと、男は下卑た笑みを浮かべた。
どうも男がレオーネの手を握ったようで、彼女がそれに不快感をあらわにしたようだな。
「仕事が終わったら俺たちと酒でも飲みに行かないか?」
レオーネの怒りを無視するように男はレオーネを誘う。
それにより、レオーネの怒りが第2形態に進化した。
「行きません、たとえどんなに暇であっても。あなた達と行くか、それともゴブリンと行くかならゴブリンを選びますからね」
そう言われた男はフンと鼻で笑った。
「気が強え女は嫌いじゃないが、俺が機嫌が良くて良かったな」
そう言うと、報酬を受け取って仲間のところに戻った。
そして、冒険者ギルドから出ていく。
彼らがいなくなると、レオーネが手招きで俺を呼んだ。
「アルト、洗浄液ある?あいつに触られた手を洗浄したいの」
「そういうことなら、IPAと炭化水素とトリクレンがあるけどどれにしようか?」
「一番強いやつでお願い」
「じゃあトリクレンだね」
俺はネットスーパー的なスキルでトリクレンを購入して、ペール缶に入ったそれをレオーネの前に差し出した。
此処から先はISO14001に抵触する表現なので割愛するが、レオーネは手が真っ白になるまでトリクレンで手を洗浄した。
絶対に真似しないで欲しい。
ま、トリクレンなんてどこで入手するんだって話ですけど。
翌々日、シャレードが冒険者ギルドにやってきた。
なんでも、商業ギルドに所属している商人がステラに到着していないのだという。
それで、護衛の依頼が失敗していないかを聞きに来たのだとか。
というのを暇そうにしているシルビアから聞いた。
暇すぎてギルドの中の噂話を集めているのだろうな。
「行方不明なのはオプティという男の商人だって。こちらの街に戻ってくるっていう話だったけど、予定の日を過ぎても商業ギルドに顔を出さないんだとか。で、オプティの護衛依頼がどうなったかを確認しに来たみたい」
と教えてくれた。
「魔物か盗賊に襲われたとなると、護衛の冒険者も被害に遭っているか」
「そうね。それなら冒険者ギルドに情報が来ていてもよさそうなんだけどね」
「ふうん。それだとするとまた仕事が来るかな?」
基本的には調査部の仕事になるのだろうけど、手が回らないときはいつもこちらに応援要請が来る。
というか、危険な予兆があるとこちらに仕事を直ぐに回してくるのだ。
危険手当貰ってないんだぞ。
そんなものがあるかどうか知らないが。
なんて思っていたら本当にギルド長から調査の依頼が来た。
俺とシルビアが執務室に呼ばれる。
そこで聞いたたのは調査だが、街中での調査になるのだという事だ。
「オプティの護衛依頼は完了しているというのですね」
俺はギルド長から聞いたことを鸚鵡返しに訊いた。
どうもオプティの護衛依頼は完了しており、この街にいるのではないかという事なのだ。
そうなると護衛が終わった後、商業ギルドに顔を出す前の短い間に消えたという事か。
「その依頼は本当に完了したのかしら?」
シルビアは依頼の完了自体を疑っている。
しかし、ギルドが受領したからにはそれなりの理由があるのだろう。
と思っていたらギルド長がその疑問に答えてくれた。
「オプティ本人のサインが入った依頼書を冒険者が持ってきたからね。筆跡は間違いなく本人のものだよ」
「そうですか。じゃあ、まずはこの街から出ていったかどうかを門番に確認する必要があるのか」
俺はオプティの足取りを追うために門番に確認をすることにした。
本人の意思で街から出たのであれば、何らかの事情があるはずだ。
シルビアと一緒に早速それぞれの門にいる門番に話を聞くことにした。
西の門番に話を聞くと意外な事実が分かった。
「オプティがこの街から出ていったかって?そもそもここ数日オプティが街に入ってきた記録も記憶もないよ」
依頼は西の街からステラにやってくるルートだったというのに、オプティが街に入った痕跡が無いだと?
シルビアと俺は顔を見合わせた。
「依頼を完了って街中でサインするものじゃないの?」
と訊くと
「そうでもないわ。門が混雑していれば先にサインすることだってあるわよ」
そうシルビアは教えてくれた。
「でも、ここ最近は門が混雑していたなんてないよ」
門番がそんな事は無かったという。
「そうなると怪しいのは冒険者か。オプティにサインさせて始末した可能性もあるね」
俺はその可能性を考えた。
シルビアも頷く。
「冒険者を締め上げて吐かせるしかないわね」
「まあ、今回は反対しないかな」
ということで、護衛を請け負った冒険者を探すことにする。
冒険者はスート・ダイヤというパーティーだ。
俺が見かけたダイヤの入れ墨を入れていた連中らしい。
パーティーリーダーはレグナムという男らしい。
サブリーダーはフォックス。
フォックスはレグナムの右腕として信頼されていると調査部の報告書にあった。
尚、現在街中にいるのが確認されているのはフォックスだけであり、レグナムはステラにはいないようだ。
潜伏している可能性はあるが、調査部では見つけることが出来なかったので、いないという結論になっている。
フォックスの方は度々オプティの家の周辺でパーティーメンバーと一緒にいるのが目撃されており、やはり何らかの関係があるとみて間違いないだろう。
「じゃあ、拉致りに行くわよ」
犯罪集団のお頭かのような発言をするシルビアをなだめる。
流石にそれはまずい。
まだ黒だとは決まった訳じゃないからな。
特高もかくやというシルビアの拷問なら、やって無くても自白しそうではあるが、それではなんの解決にもならないから止めさせる。
「まずは穏便にいこうか」
「穏便なんて文字はあたしの辞書には無いわ」
「まあ、有っても一般的な意味ではないだろうね」
「で、どうするっていうのよ?薬でも使って眠らせる?」
「薬は外れとも言えないかな。お酒を飲ませて口を軽くしてやるつもりだよ」
そう言うとシルビアが何かを察した。
「あたしはあいつにお酌なんてしないわよ。というか、隣に座ったら問答無用でぶん殴る自信があるわ」
「そうだろうね。だから俺が女装して近づくよ」
「趣味?」
「違うから!」
シルビアの問いを全力で否定した。
趣味で女装する訳ではない。
古来より酒で情報を聞き出すというソーシャルハッキングは有名であり、そこに異性という材料が加われば成功率が高くなるという訳だ。
ハニートラップなんて古今東西使い古されているけど、未だに対策なんてありはしないからな。
スキルを使って変装するので、それなりの美女に見えるはずである。
加えて、素性を隠しておけば揉め事になっても何とかなるという保険でもある。
そして、変装はオーリス直伝の作業標準書があるので、ジョブ適性やスキルが無い限りはまず見破られることは無い。
一旦冒険者ギルドに戻ってから、会議室を借りてその中で変装をすることにした。
アイテムボックスから化粧道具と衣装を取り出すと、シルビアが疑いの目を向けてくる。
「いつも持ち歩いているわけね」
「そりゃ、いつ変装の必要が発生するかなんてわからないからね」
「そんなこと言って、実はその趣味がオーリスにばれないための言い訳じゃない?」
なんて事を言ってきた。
結婚しながらも女装趣味があり、妻にばれないように車のトランクに衣装を積んでいるというのは聞いたことがあるが、俺はそれじゃない。
なお、そういう趣味の人は結構いるそうで、単純に大人の女性の服装を持っている人もいれば、近隣の高校の制服をコンプリートしている上級者もいるんだとか。
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事故ったときも結構きついと思うしね。
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