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第424話 用語解説73
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品質管理部なら知っていて当然な単語を解説
・久しぶり生産
作業者が決められた期間内に作業をしなかったこと。
久しぶりに生産に携わると、標準作業を忘れていることが多く、不良に繋がりやすいため各社が期間を決めてそれを超過したら作業観察を実施するルールがある。
例えばマニュアル車の運転を久しぶりに行う時、エンストさせちゃうっていうのは経験があるのではないでしょうか。
いままで毎日運転していてクラッチの操作を感覚で覚えていたのに、何年も運転しなければそれを忘れてしまう。
これは工場の作業でも同じ事です。
弊社では作業を観察し、その日の生産分についてはダブルチェックの実施というルールになっております。
まあ、ルールがあるだけなんですけどね。
久しぶりに生産するなんていうのは、量産品ではなんらかのトラブルがあった時くらいなものなので。
多い理由としては普段の作業者が休んでしまい、急遽過去に作業に従事したことがある作業者に生産してもらうなんてことでしょうか。
当然休みが出た分忙しくなるので、作業観察やダブルチェックは出来る訳がありません。
ルールと現実の板挟みで苦しいところですね。
・バルジ加工
インターネットで検索すると色々な定義が出てきますが、自分の感覚ではパイプの拡管を指しています。
水道の蛇口の先端部分を例えでだしましたが、あれってバルジ加工に似てはいますが、実際には違うので失敗だったなーと。
水圧を使ったハイドロ加工だったり、プレス加工だったりでふくらみを作るのですが、自動車部品のゴムホースを取って見たことある人がどれくらいいるのかわからなかったので、水道の蛇口を例に使ったまでです。
それで、なんで先端にふくらみを作るかというと、ホースの抜け防止ですね。
ホースはパイプにホースクリップやホースクランプで固定しますが、固定したところで滑ってしまいます。
なので、ふくらみが無ければそのうち抜けてしまうので、ああやってふくらみを作るわけです。
新左翼が製造したパイプ爆弾なんかだとそんな加工はせず、パイプに溝を掘ってふたをカシメたそうです。
新左翼が工作機械を持っていれば違っていたんでしょうけどね。
因みに作者はバルジ加工ができないために失敗した経験があります。
スターレットのターボ車にFC RX-7のインタークーラーを移植するっていうのがあるのですが、成形ホースの形状が合わないので、インタークーラーのパイプを途中から切断する必要があります。
で、切断したはいいけどバルジが無いので、ホースクランプで固定したけど負圧がかかったらホースが抜けてしまったという経験ですね。
あの時はバルジ加工のやり方なんて知らなかったんですよ。
まあ、その後アフターパーツで前置きのインタークーラーを購入して装着したのですが……
・第三者による確認
生産するなかで不良だけど手直しすれば使えるっていうのが必ず出ます。
で、手直しした本人がOK、NGを判断して次工程に流すと、判断が間違っていて不良の流出となる事がしばしば。
自分でやった作業がNGだとは中々判定できないですからね。
寸法のような客観的に判断できるものならまだしも、傷の修正だとか、色の修正だとかは甘めの判定になるので、手直しした作業者が検査する事は禁止されています。
漫画やアニメでよくあるフラグの「やったか?」は製造業からみたら当たり前の話で、自分の攻撃は致命傷になるようなヒットしたっていう思い込みから、相手が死んだと誤判定するのは当然のこと。
死亡判定は第三者にやってもらわないとですね。
まあ、王大人の死亡確認は死んでないのがお約束なんですが、それって流出不良やろと。
・他人名義
やっちゃえでお馴染みのあの会社が、検査員の資格がない作業者に検査をやらせていたことで一躍有名になった品質偽装の、他人名義の検査合格印。
ただまあ、現在の急激な生産回復と人材不足が相まって、本来生産してはいけない人が生産応援しているのが現実。
弊社ではありませんが。
ルールを守るためには作業観察を実施してとなるのですが、監査する側も忙しくてそんなことはしていられない。
なにせ、ミルクランのトラックが既に到着している状態で、出荷検査どころか製品を作っているなんてことも。
弊社ではありませんが。
大切なことなので二度言いました。
そんなわけで、どのルールを破ろうかということになると、作業観察を実施しなくてもよい作業者の名前で検査成績書を作ってしまおうとなるわけです。
許されることではありませんが。
ま、品質が悪い訳ではないので誰に迷惑をかける訳でもないんですよ。
ところが、そんなことをしている時に不良が出ると、トレーサビリティなんて取れません。
なにせ、誰が作ったのかなんて正しい記録が無いから。
結局名前を使われた作業者の作った不良という事になります。
客先に名前を出すわけではありませんが、本人が納得いかないのは当然ですね。
なんてことがあったとかいう話を聞きました。
弊社ではありませんが。
大切なことなので三度言いました。
納期守るの無理だって言っても、
「泣き言なんか聞きたかないね、何とかしな」
って言われたら、まあそうするしかないよねっていうお話です。
・久しぶり生産
作業者が決められた期間内に作業をしなかったこと。
久しぶりに生産に携わると、標準作業を忘れていることが多く、不良に繋がりやすいため各社が期間を決めてそれを超過したら作業観察を実施するルールがある。
例えばマニュアル車の運転を久しぶりに行う時、エンストさせちゃうっていうのは経験があるのではないでしょうか。
いままで毎日運転していてクラッチの操作を感覚で覚えていたのに、何年も運転しなければそれを忘れてしまう。
これは工場の作業でも同じ事です。
弊社では作業を観察し、その日の生産分についてはダブルチェックの実施というルールになっております。
まあ、ルールがあるだけなんですけどね。
久しぶりに生産するなんていうのは、量産品ではなんらかのトラブルがあった時くらいなものなので。
多い理由としては普段の作業者が休んでしまい、急遽過去に作業に従事したことがある作業者に生産してもらうなんてことでしょうか。
当然休みが出た分忙しくなるので、作業観察やダブルチェックは出来る訳がありません。
ルールと現実の板挟みで苦しいところですね。
・バルジ加工
インターネットで検索すると色々な定義が出てきますが、自分の感覚ではパイプの拡管を指しています。
水道の蛇口の先端部分を例えでだしましたが、あれってバルジ加工に似てはいますが、実際には違うので失敗だったなーと。
水圧を使ったハイドロ加工だったり、プレス加工だったりでふくらみを作るのですが、自動車部品のゴムホースを取って見たことある人がどれくらいいるのかわからなかったので、水道の蛇口を例に使ったまでです。
それで、なんで先端にふくらみを作るかというと、ホースの抜け防止ですね。
ホースはパイプにホースクリップやホースクランプで固定しますが、固定したところで滑ってしまいます。
なので、ふくらみが無ければそのうち抜けてしまうので、ああやってふくらみを作るわけです。
新左翼が製造したパイプ爆弾なんかだとそんな加工はせず、パイプに溝を掘ってふたをカシメたそうです。
新左翼が工作機械を持っていれば違っていたんでしょうけどね。
因みに作者はバルジ加工ができないために失敗した経験があります。
スターレットのターボ車にFC RX-7のインタークーラーを移植するっていうのがあるのですが、成形ホースの形状が合わないので、インタークーラーのパイプを途中から切断する必要があります。
で、切断したはいいけどバルジが無いので、ホースクランプで固定したけど負圧がかかったらホースが抜けてしまったという経験ですね。
あの時はバルジ加工のやり方なんて知らなかったんですよ。
まあ、その後アフターパーツで前置きのインタークーラーを購入して装着したのですが……
・第三者による確認
生産するなかで不良だけど手直しすれば使えるっていうのが必ず出ます。
で、手直しした本人がOK、NGを判断して次工程に流すと、判断が間違っていて不良の流出となる事がしばしば。
自分でやった作業がNGだとは中々判定できないですからね。
寸法のような客観的に判断できるものならまだしも、傷の修正だとか、色の修正だとかは甘めの判定になるので、手直しした作業者が検査する事は禁止されています。
漫画やアニメでよくあるフラグの「やったか?」は製造業からみたら当たり前の話で、自分の攻撃は致命傷になるようなヒットしたっていう思い込みから、相手が死んだと誤判定するのは当然のこと。
死亡判定は第三者にやってもらわないとですね。
まあ、王大人の死亡確認は死んでないのがお約束なんですが、それって流出不良やろと。
・他人名義
やっちゃえでお馴染みのあの会社が、検査員の資格がない作業者に検査をやらせていたことで一躍有名になった品質偽装の、他人名義の検査合格印。
ただまあ、現在の急激な生産回復と人材不足が相まって、本来生産してはいけない人が生産応援しているのが現実。
弊社ではありませんが。
ルールを守るためには作業観察を実施してとなるのですが、監査する側も忙しくてそんなことはしていられない。
なにせ、ミルクランのトラックが既に到着している状態で、出荷検査どころか製品を作っているなんてことも。
弊社ではありませんが。
大切なことなので二度言いました。
そんなわけで、どのルールを破ろうかということになると、作業観察を実施しなくてもよい作業者の名前で検査成績書を作ってしまおうとなるわけです。
許されることではありませんが。
ま、品質が悪い訳ではないので誰に迷惑をかける訳でもないんですよ。
ところが、そんなことをしている時に不良が出ると、トレーサビリティなんて取れません。
なにせ、誰が作ったのかなんて正しい記録が無いから。
結局名前を使われた作業者の作った不良という事になります。
客先に名前を出すわけではありませんが、本人が納得いかないのは当然ですね。
なんてことがあったとかいう話を聞きました。
弊社ではありませんが。
大切なことなので三度言いました。
納期守るの無理だって言っても、
「泣き言なんか聞きたかないね、何とかしな」
って言われたら、まあそうするしかないよねっていうお話です。
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