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辺境のお姫様
02. クロエと婚約者とその妹
私と婚約者のルーカス=ヴェルナー様が初めて出会ったのはルーカス様が8才、私が6才になったばかりの頃だった。
普段は辺境の領地で暮らす私たち一家が年に一度、王都に来て過ごす期間に、お母さまが公爵家の私的なお茶会に私を連れていってくれたのが始まりだった。
私のお母さまは隣国の伯爵家の令嬢だったのだが、お父様と結婚してからも一年のほとんどを辺境で暮らしていたため、何年もの間、王都のご婦人方と親しくする機会が持てずにいたそうだが、そんな中でお母さまを気にかけ、夜会やお茶会で親切にしてくださったのがジゼル=ヴェルナー公爵夫人だった。
社交界の花形だったジゼル様は子供の私から見ても大輪の薔薇のように美しい貴婦人だった。
ヴェルナー公爵家には嫡男のルーカス様と私と同じ年のセイディという令嬢がいたのだが、セイディは体が弱く、あまり屋敷からでることができない生活を送っていた。
私は私よりも小柄でお人形のように可愛らしいセイディを見てすぐに彼女を好きになったし、彼女と一緒に本を読んだ感想を言い合ったり、セイディの描いた絵を見せてもらったりするのが楽しくて、私たちはすぐに親友になり、私が王都にいない間は互いに手紙を送りあって親交を深めていた。
そうして毎年王都で会うたびに私とセイディは仲良く過ごしていたのだが、いつしかセイディの兄であるルーカス様を交えてお話ししたり、セイディの調子がいい時に公爵家の庭を三人で散歩したり、私たちの側で私たちが話をするのを優しい笑顔で見ているルーカス様と目があったりすると、私は何故だか逃げ出したいような、心が浮き立つような、もっとルーカス様とも一緒にいたいような、でも一緒にいると緊張して上手く笑えなくなるようなおかしな気持ちになるのに気が付いてしまった。
ルーカス様に会いたいけど、彼に見られているかと思うとどうしていいのかわからなくなる。
「クロエ、それって恋よ。クロエはお兄さまに恋しているのよ!」
ある時、セイディと二人きりでいるときに、私がルーカス様が側にいると今ではとても緊張してしまうと話しているとき、セイディが嬉しそうな顔で笑って言った。
「こ、恋?」
私はまるでルーカス様が側にいるときのようにどぎまぎしてルーカス様と同じ色を纏ったセイディを見つめた。
「そう、恋。クロエはお兄さまのことが好きなのよ。そしてお兄さまもクロエのことが好きなんだわ!」
セイディはなぜか勝ち誇ったようにそう言った。
「ルーカス様も私のことを好き?」
私は驚いてしまってセイディの言葉をただ繰り返すだけだった。
「そうよ。だってお兄さまはクロエがいるときは他のことは目に入らないみたいにクロエの事だけをずっと見てるの。
それにクロエからの手紙が届くのを首を長くして待ってるし、クロエが王都に来る日を指折り数えて待ってる。
そしてクロエが辺境に帰ってしまうととても寂しそうにしているのよ。そういうの恋してるって言うのよ」
「でも私、ルーカス様にお手紙なんて出してないわ」
私はようやっと正気になってそう反論したが、セイディは全く悪びれずに驚くべきことを言った。
「私宛の手紙を待っているのよ。私がクロエからもらった手紙を読んであげてるから」
「ええっ嘘でしょう! そんなっ! なんてことするのよセイディ?!」
私は慌てふためいてセイディを問い詰めたが、セイディはちっとも堪えていないみたいだった。
「大丈夫よ。お兄さまに聞かせても大丈夫なところだけを読んであげてるだけだから」
「そんなの、そういう問題じゃないわ! どうすればいいの? 私。なんてことなの? とても恥ずかしい」
いったいどんなことをこの親友はルーカス様に聞かせていたのだろうと思うと気が気じゃなかったけれど、セイディはそんな私の様子なんて頓着せずに続けた。
「クロエの好きな色とか好きな食べ物とかそういうことを教えてあげたり、手紙に書いてある楽しかった話とかを聞かせてあげてるだけだから大丈夫よ」
セイディはそう言った後、先ほどまでとは違う、まるで知らない大人の人のような、何かを思いつめたような顔をして視線を落とし、辛うじて聞こえるような小さな沈んだ声で言った。
「あのね、クロエ。勝手にクロエからの手紙をお兄さまに読んで聞かせたりしてごめんなさい。
でも、私、お兄さまにクロエの手紙を読んであげたかったの。少しでもお兄さまに喜んでほしかった。私だけじゃなくてお兄さまにもいつも楽しいクロエの手紙の内容を聞かせてあげたかったの。
あのね、クロエ、私たちにはね、すごくすごく辛いことがあったの。辛くて悲しくていつも、今だってそのことを考えるとどこかに逃げ出したくなるくらいに辛くて苦しい。
大好きだった場所で何をしていても、もう前みたいに楽しいと思えなくなってしまったみたいに。
でも、クロエの手紙を読んでるときには私はそのことを忘れていられた。
クロエと過ごしたことを思い出せば少しだけ楽になれた。だからお兄さまにもその幸せを分けてあげたいと思ったの」
「セイディ?」
私は悲し気なセイディを前にどうしたらいいのかわからなくなった。ただ、悲しげなセイディを元気づけたくて言った。
「セイディ、あの、じゃあ私、もしもルーカス様さえ良かったら、セイディだけじゃなくてルーカス様にも手紙を書くわ。
それなら私がセイディに宛てた手紙をルーカス様に読んであげることにもならないから私は恥ずかしくないし、セイディにそんなふうに謝ってもらわなくてよくなると思うから。
私の手紙をルーカス様が喜んでくださるかどうかよくわからないけど、私はルーカス様に手紙を書きたいと思うし、もしお返しの手紙を頂いたら、その、たぶん、きっと、すごく……嬉しいと思うから」
「クロエ! 本当に? ありがとう、きっとお兄さまも喜んで手紙の返事を書くわ」
そういって私に抱きついてきたセイディはとても嬉しそうだった。
だから私はほっとしたけれど、セイディの大きな灰色の瞳が哀しげに揺れていたことはずっと忘れられなかった。
普段は辺境の領地で暮らす私たち一家が年に一度、王都に来て過ごす期間に、お母さまが公爵家の私的なお茶会に私を連れていってくれたのが始まりだった。
私のお母さまは隣国の伯爵家の令嬢だったのだが、お父様と結婚してからも一年のほとんどを辺境で暮らしていたため、何年もの間、王都のご婦人方と親しくする機会が持てずにいたそうだが、そんな中でお母さまを気にかけ、夜会やお茶会で親切にしてくださったのがジゼル=ヴェルナー公爵夫人だった。
社交界の花形だったジゼル様は子供の私から見ても大輪の薔薇のように美しい貴婦人だった。
ヴェルナー公爵家には嫡男のルーカス様と私と同じ年のセイディという令嬢がいたのだが、セイディは体が弱く、あまり屋敷からでることができない生活を送っていた。
私は私よりも小柄でお人形のように可愛らしいセイディを見てすぐに彼女を好きになったし、彼女と一緒に本を読んだ感想を言い合ったり、セイディの描いた絵を見せてもらったりするのが楽しくて、私たちはすぐに親友になり、私が王都にいない間は互いに手紙を送りあって親交を深めていた。
そうして毎年王都で会うたびに私とセイディは仲良く過ごしていたのだが、いつしかセイディの兄であるルーカス様を交えてお話ししたり、セイディの調子がいい時に公爵家の庭を三人で散歩したり、私たちの側で私たちが話をするのを優しい笑顔で見ているルーカス様と目があったりすると、私は何故だか逃げ出したいような、心が浮き立つような、もっとルーカス様とも一緒にいたいような、でも一緒にいると緊張して上手く笑えなくなるようなおかしな気持ちになるのに気が付いてしまった。
ルーカス様に会いたいけど、彼に見られているかと思うとどうしていいのかわからなくなる。
「クロエ、それって恋よ。クロエはお兄さまに恋しているのよ!」
ある時、セイディと二人きりでいるときに、私がルーカス様が側にいると今ではとても緊張してしまうと話しているとき、セイディが嬉しそうな顔で笑って言った。
「こ、恋?」
私はまるでルーカス様が側にいるときのようにどぎまぎしてルーカス様と同じ色を纏ったセイディを見つめた。
「そう、恋。クロエはお兄さまのことが好きなのよ。そしてお兄さまもクロエのことが好きなんだわ!」
セイディはなぜか勝ち誇ったようにそう言った。
「ルーカス様も私のことを好き?」
私は驚いてしまってセイディの言葉をただ繰り返すだけだった。
「そうよ。だってお兄さまはクロエがいるときは他のことは目に入らないみたいにクロエの事だけをずっと見てるの。
それにクロエからの手紙が届くのを首を長くして待ってるし、クロエが王都に来る日を指折り数えて待ってる。
そしてクロエが辺境に帰ってしまうととても寂しそうにしているのよ。そういうの恋してるって言うのよ」
「でも私、ルーカス様にお手紙なんて出してないわ」
私はようやっと正気になってそう反論したが、セイディは全く悪びれずに驚くべきことを言った。
「私宛の手紙を待っているのよ。私がクロエからもらった手紙を読んであげてるから」
「ええっ嘘でしょう! そんなっ! なんてことするのよセイディ?!」
私は慌てふためいてセイディを問い詰めたが、セイディはちっとも堪えていないみたいだった。
「大丈夫よ。お兄さまに聞かせても大丈夫なところだけを読んであげてるだけだから」
「そんなの、そういう問題じゃないわ! どうすればいいの? 私。なんてことなの? とても恥ずかしい」
いったいどんなことをこの親友はルーカス様に聞かせていたのだろうと思うと気が気じゃなかったけれど、セイディはそんな私の様子なんて頓着せずに続けた。
「クロエの好きな色とか好きな食べ物とかそういうことを教えてあげたり、手紙に書いてある楽しかった話とかを聞かせてあげてるだけだから大丈夫よ」
セイディはそう言った後、先ほどまでとは違う、まるで知らない大人の人のような、何かを思いつめたような顔をして視線を落とし、辛うじて聞こえるような小さな沈んだ声で言った。
「あのね、クロエ。勝手にクロエからの手紙をお兄さまに読んで聞かせたりしてごめんなさい。
でも、私、お兄さまにクロエの手紙を読んであげたかったの。少しでもお兄さまに喜んでほしかった。私だけじゃなくてお兄さまにもいつも楽しいクロエの手紙の内容を聞かせてあげたかったの。
あのね、クロエ、私たちにはね、すごくすごく辛いことがあったの。辛くて悲しくていつも、今だってそのことを考えるとどこかに逃げ出したくなるくらいに辛くて苦しい。
大好きだった場所で何をしていても、もう前みたいに楽しいと思えなくなってしまったみたいに。
でも、クロエの手紙を読んでるときには私はそのことを忘れていられた。
クロエと過ごしたことを思い出せば少しだけ楽になれた。だからお兄さまにもその幸せを分けてあげたいと思ったの」
「セイディ?」
私は悲し気なセイディを前にどうしたらいいのかわからなくなった。ただ、悲しげなセイディを元気づけたくて言った。
「セイディ、あの、じゃあ私、もしもルーカス様さえ良かったら、セイディだけじゃなくてルーカス様にも手紙を書くわ。
それなら私がセイディに宛てた手紙をルーカス様に読んであげることにもならないから私は恥ずかしくないし、セイディにそんなふうに謝ってもらわなくてよくなると思うから。
私の手紙をルーカス様が喜んでくださるかどうかよくわからないけど、私はルーカス様に手紙を書きたいと思うし、もしお返しの手紙を頂いたら、その、たぶん、きっと、すごく……嬉しいと思うから」
「クロエ! 本当に? ありがとう、きっとお兄さまも喜んで手紙の返事を書くわ」
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