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辺境のお姫様
22. 婚約者候補
学園は今や第二王子殿下の新しい婚約者に誰が選ばれるかという話でもちきりだ。
私に関するちっぽけな悪意のある噂話など吹き飛んでしまったみたいに。
いやそれは嘘。地味にあの噂は囁かれ続けている、というかあれ以来たぶん私の好感度はあまり高くない。
それでも、私よりももっと噂の的になっている人がいるため、目立たなくはなったというだけだ。
でも、喜んでばかりはいられない。噂の的には、私にとって学園で初めてできた友人であるカレン様も含まれてしまっているからだ。
「本当に、困ってしまっていますの」
今日はカレン様を私の屋敷にお招きしている。
「こんなことを聞いていいのかわかりませんが、婚約を打診されたというのは本当ですの?」
そうなのだ、王子殿下の新しい婚約者として取り沙汰されている令嬢は主に三人。
殿下と特別に親しいと言われているサラ=ヴェルナー嬢、第二王子派のアナベル=フェロー伯爵令嬢、そして中立派の中でも力のあるバーンスタイン侯爵家の令嬢のカレン様。
サラ様に関しては第二王子殿下の意向でカトリーヌ様を廃してサラ様を王子妃にされるおつもりだったのだろうと言われているが、これはロマンス好きの令嬢たちに好まれている話だ。もちろん、お二人のご様子を見ればさもありなんと思わせるわけだけど。
しかし、順当に考えれば、カトリーヌ様の後釜に座るのは同じ派閥のアナベルさまじゃないかとは言われている。
ただ、カレン様の名前がどこからともなく取り沙汰されるようになると、これはこれであり得るな、と思わせるものがあった。
「本当に、そんな話はございませんのよ」
なるほど、カレン様のお名前はだれかが期待して言ったものが独り歩きし、まことしやかに言われるようになったということかな。
「ですが、いくら折に触れてそんなお話はないと申し上げても中々信じていただけないようで」
まあなんとなく、その気持ちもわかるなと思った。
サラ様とアナベル様とカレン様。
第二王子妃に相応しいのは誰かと問われれば、たいていの方はカレン様だと答えるだろう。
第一王子派の令嬢としては第二王子の妃としては歓迎できないが、わが国の王族に相応しい令嬢ということなら私も間違いなくカレン様を推す。
完璧な令嬢であるカレン様。
第二王子と言わず、今からでも第一王子の妃になってほしいくらいだ。
第一王子殿下もまだ婚約者を決めておられないし。
「それに……」
と、カレン様は珍しくため息をついた。
「アナベル様とそのご友人たち、ですか?」
「そうなのよ。アナベル様は昔から第二王子殿下に憧れていらしたみたいで」
「そうですか」
アナベル様とそのご友人といえば私も遭遇したことがある、サラ様に絡んでいた方たちだ。
噂によると、この頃ではカトリーヌ様の足を引っ張るようなことを吹聴してるみたい。
今回、ライアン王子の新しい婚約者候補としてカレン様の名が挙がってからはサラ様よりもむしろカレン様に対してアナベル様のあたりが強いと聞いている。
「でも、クロエ様のほうも相変わらずなんでしょう?」
そうなのだ、困ったことにサラ様は王子殿下と親密に過ごしながらも、今も積極的にノアに話しかけつつ、私に批難の眼差しを向けるのも忘れないという行動を取り続けているので、私の悪い噂は根強い人気のままだ。
更に、サラ様が王子殿下の妃になるかもしれないとあって、私への風当たりが強くなりつつある。皆、長いものに巻かれるものだから。
「困りますわね」
「本当に」
カレン様はそこで、少し暗くなってしまった気分を変えるためだろう、明るくはしゃいだ声で言った。
「でも、クロエ様には暗い気持ちになっても慰めてくださる素敵な婚約者様がいらっしゃいますもの。羨ましいですわ」
カレン様には既に学園でルーカス様を紹介する機会があった。
カレン様は何故がルーカス様のことも入学式のときに私とノアを見ていた時のように熱心に見ていたような気がしたので、後日、もしかしてルーカス様のことが好きなの? と聞いたら絶対に違うから誤解しないでと言われた。
本気で聞いたわけではなかったけど、その時の焦った真剣な様子にやっぱり少しだけ安堵した。
ルーカス様はとってもとっても素敵な方だから、そういうこともあるかも? と言う気持ちはあったから。
だからカレン様にそんなつもりがないと知れてよかった! と思った。
「でもカレン様の場合、カレン様がはいとおっしゃれば、すぐに素敵な婚約者様ができるでしょうに」
多くの縁談が申し込まれているだろうカレン様なのだからその気になれば、よりどりみどり。
「それがね……笑わないでくださる? わたくし、できれば恋愛をしてみたいの。
どんな方ならそういう気持ちになるのかがまだよくわからないのにね。
恋をしてみたいと憧れているのに、相手がいないなんて冴えないことよね」
「そんなに難しいかしら? 素敵だなと思う方とかいらっしゃらない?」
「そうね。素敵だな、と思う方のことを素敵だとは思うけれど、自分がその方と一緒にいるところが想像できないという感じかしら」
なんとなく、わかる、かも?
「素敵な方と一緒にいて楽しかったり嬉しかったりするとかはないのですか?」
「見ているだけで満足してしまうのかしら。だから現実にはなにもおこりようがないというか」
「自分が幸せにしてあげたいとは思わないの?」
「それがわからないの。幸せにしてあげたいとか、幸せになりたいとかそういうのがよくわからないのよね」
「まだ、そういう方に出会っていないってことなのかもしれませんね」
「そうかもしれないわ。学園にいる間くらいは、いつか、わたくしにもそんな方が現れるのだと思っていてもいいわよね」
政略的な結びつきのことを考えているのだろう。でも、カレン様はそこまで気にすることはないんじゃないかな。
あまりにも釣り合わない方でない限りは。
「きっと、現れますわ。それに、もう出会っている方のことをある日突然そういうふうに思うようになるのかもしれませんよ」
そう言うと、カレン様は少し驚いたような顔をした。
「そうね、もしかしたらそういうこともあるかもしれないわね」
その日は、ルーカス様も夕方になって屋敷を訪れてくれたので、私はカレン様とお話したことを思い出して、私はルーカス様に出会えてとても幸せだという気持ちを改めて感じることになったのだった。
私に関するちっぽけな悪意のある噂話など吹き飛んでしまったみたいに。
いやそれは嘘。地味にあの噂は囁かれ続けている、というかあれ以来たぶん私の好感度はあまり高くない。
それでも、私よりももっと噂の的になっている人がいるため、目立たなくはなったというだけだ。
でも、喜んでばかりはいられない。噂の的には、私にとって学園で初めてできた友人であるカレン様も含まれてしまっているからだ。
「本当に、困ってしまっていますの」
今日はカレン様を私の屋敷にお招きしている。
「こんなことを聞いていいのかわかりませんが、婚約を打診されたというのは本当ですの?」
そうなのだ、王子殿下の新しい婚約者として取り沙汰されている令嬢は主に三人。
殿下と特別に親しいと言われているサラ=ヴェルナー嬢、第二王子派のアナベル=フェロー伯爵令嬢、そして中立派の中でも力のあるバーンスタイン侯爵家の令嬢のカレン様。
サラ様に関しては第二王子殿下の意向でカトリーヌ様を廃してサラ様を王子妃にされるおつもりだったのだろうと言われているが、これはロマンス好きの令嬢たちに好まれている話だ。もちろん、お二人のご様子を見ればさもありなんと思わせるわけだけど。
しかし、順当に考えれば、カトリーヌ様の後釜に座るのは同じ派閥のアナベルさまじゃないかとは言われている。
ただ、カレン様の名前がどこからともなく取り沙汰されるようになると、これはこれであり得るな、と思わせるものがあった。
「本当に、そんな話はございませんのよ」
なるほど、カレン様のお名前はだれかが期待して言ったものが独り歩きし、まことしやかに言われるようになったということかな。
「ですが、いくら折に触れてそんなお話はないと申し上げても中々信じていただけないようで」
まあなんとなく、その気持ちもわかるなと思った。
サラ様とアナベル様とカレン様。
第二王子妃に相応しいのは誰かと問われれば、たいていの方はカレン様だと答えるだろう。
第一王子派の令嬢としては第二王子の妃としては歓迎できないが、わが国の王族に相応しい令嬢ということなら私も間違いなくカレン様を推す。
完璧な令嬢であるカレン様。
第二王子と言わず、今からでも第一王子の妃になってほしいくらいだ。
第一王子殿下もまだ婚約者を決めておられないし。
「それに……」
と、カレン様は珍しくため息をついた。
「アナベル様とそのご友人たち、ですか?」
「そうなのよ。アナベル様は昔から第二王子殿下に憧れていらしたみたいで」
「そうですか」
アナベル様とそのご友人といえば私も遭遇したことがある、サラ様に絡んでいた方たちだ。
噂によると、この頃ではカトリーヌ様の足を引っ張るようなことを吹聴してるみたい。
今回、ライアン王子の新しい婚約者候補としてカレン様の名が挙がってからはサラ様よりもむしろカレン様に対してアナベル様のあたりが強いと聞いている。
「でも、クロエ様のほうも相変わらずなんでしょう?」
そうなのだ、困ったことにサラ様は王子殿下と親密に過ごしながらも、今も積極的にノアに話しかけつつ、私に批難の眼差しを向けるのも忘れないという行動を取り続けているので、私の悪い噂は根強い人気のままだ。
更に、サラ様が王子殿下の妃になるかもしれないとあって、私への風当たりが強くなりつつある。皆、長いものに巻かれるものだから。
「困りますわね」
「本当に」
カレン様はそこで、少し暗くなってしまった気分を変えるためだろう、明るくはしゃいだ声で言った。
「でも、クロエ様には暗い気持ちになっても慰めてくださる素敵な婚約者様がいらっしゃいますもの。羨ましいですわ」
カレン様には既に学園でルーカス様を紹介する機会があった。
カレン様は何故がルーカス様のことも入学式のときに私とノアを見ていた時のように熱心に見ていたような気がしたので、後日、もしかしてルーカス様のことが好きなの? と聞いたら絶対に違うから誤解しないでと言われた。
本気で聞いたわけではなかったけど、その時の焦った真剣な様子にやっぱり少しだけ安堵した。
ルーカス様はとってもとっても素敵な方だから、そういうこともあるかも? と言う気持ちはあったから。
だからカレン様にそんなつもりがないと知れてよかった! と思った。
「でもカレン様の場合、カレン様がはいとおっしゃれば、すぐに素敵な婚約者様ができるでしょうに」
多くの縁談が申し込まれているだろうカレン様なのだからその気になれば、よりどりみどり。
「それがね……笑わないでくださる? わたくし、できれば恋愛をしてみたいの。
どんな方ならそういう気持ちになるのかがまだよくわからないのにね。
恋をしてみたいと憧れているのに、相手がいないなんて冴えないことよね」
「そんなに難しいかしら? 素敵だなと思う方とかいらっしゃらない?」
「そうね。素敵だな、と思う方のことを素敵だとは思うけれど、自分がその方と一緒にいるところが想像できないという感じかしら」
なんとなく、わかる、かも?
「素敵な方と一緒にいて楽しかったり嬉しかったりするとかはないのですか?」
「見ているだけで満足してしまうのかしら。だから現実にはなにもおこりようがないというか」
「自分が幸せにしてあげたいとは思わないの?」
「それがわからないの。幸せにしてあげたいとか、幸せになりたいとかそういうのがよくわからないのよね」
「まだ、そういう方に出会っていないってことなのかもしれませんね」
「そうかもしれないわ。学園にいる間くらいは、いつか、わたくしにもそんな方が現れるのだと思っていてもいいわよね」
政略的な結びつきのことを考えているのだろう。でも、カレン様はそこまで気にすることはないんじゃないかな。
あまりにも釣り合わない方でない限りは。
「きっと、現れますわ。それに、もう出会っている方のことをある日突然そういうふうに思うようになるのかもしれませんよ」
そう言うと、カレン様は少し驚いたような顔をした。
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