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「血の匂いがする」
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◆◆◆◆◆
「血の匂いがする」
そう呟く陰間を抱き寄せて、寝床に押し倒す。馴染みの男はすぐに溶けて、甘い声で鳴く。
惚れて通うには金がいる。
貧乏幡本の末の穀潰し。手っ取り早く金を得るには、闇の仕事しかない。
さっき人を斬って金を得た。
その足で陰間茶屋にやってきたが、やはり血が臭うか。
「血の匂いは嫌いか?」
「嫌いやないよ‥‥ゾクゾクする」
「そうか」
男は笑って陰間を強く貫いた。
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「血の匂いがする」
そう呟く陰間を抱き寄せて、寝床に押し倒す。馴染みの男はすぐに溶けて、甘い声で鳴く。
惚れて通うには金がいる。
貧乏幡本の末の穀潰し。手っ取り早く金を得るには、闇の仕事しかない。
さっき人を斬って金を得た。
その足で陰間茶屋にやってきたが、やはり血が臭うか。
「血の匂いは嫌いか?」
「嫌いやないよ‥‥ゾクゾクする」
「そうか」
男は笑って陰間を強く貫いた。
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