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動く張形
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弥太郎とは兄弟のようなものなので、転業して共に住むのも悪くない。散花がそう考えていると、弥太郎に声を掛けられた。
「この部屋や、散花。俺は座敷には上がれんけど、助けが必要ならすぐに呼んでくれ」
「分かった。でも、廊下に男衆が控えてると聞いたけど‥‥おらんね?」
座敷の前には誰もいない。散花が弥太郎に視線を向けると、弥太郎も不審な顔をしている。
「ほんまやな。まさか、部屋の中か?」
「それならそれで安心やけど。とにかく、旦那さんに挨拶するわ」
「おう、すまんな。」
散花は廊下の床に座ると、襖越しに座敷に向かい声を掛けた。
「旦那さま、散花です。うちの陰間がご迷惑をおかけしました。散花が代わりにお相手しますので入りますね」
散花は旦那の返事を待たずに、やや強引に座敷に乗り込んだ。散花が襖を閉める時に弥太郎と目があった。心配そうに散花を見つめる弥太郎に少し微笑み襖を閉めた。
「失礼します、旦那さま」
「年増の散花なんぞ呼んでないぞ。俺は若い陰間が好きなんや。昔はお前も可愛かったのになぁ。それが大きくなってしもうて‥‥全然可愛ないわ」
「まあ、そう言わんで下さい。うちの陰間が迷惑を掛けました、桔梗屋の旦那さま」
散花は笑顔を貼り付けて問題の旦那に近づく。旦那のそばに座ると、眼の前の盛上がった布団を見て苦笑いを浮かべた。散花は布団の上からそっと撫でて声を掛ける。
「布団に籠もって泣くとは、お客様に失礼ですよ。散花が来たから顔を見せて?」
布団がモゾモゾと動く。そして、布団の中から『蕾める花』が飛び出してきた。若い陰間は泣きながら散花の膝に縋り付く。
「散花さん!お尻!私のお尻の張形を抜いて下さい!ああっ、やだぁー!」
散花はギョッとして躊躇いながらも陰間の尻を覗き込んだ。確かに張形が後孔に突き込まれている。しかも、張形がうにうにと動いている。
初めて見る物体に散花は声を洩らす。
「なにこれ‥‥‥‥。」
◆◆◆◆◆
「この部屋や、散花。俺は座敷には上がれんけど、助けが必要ならすぐに呼んでくれ」
「分かった。でも、廊下に男衆が控えてると聞いたけど‥‥おらんね?」
座敷の前には誰もいない。散花が弥太郎に視線を向けると、弥太郎も不審な顔をしている。
「ほんまやな。まさか、部屋の中か?」
「それならそれで安心やけど。とにかく、旦那さんに挨拶するわ」
「おう、すまんな。」
散花は廊下の床に座ると、襖越しに座敷に向かい声を掛けた。
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散花は旦那の返事を待たずに、やや強引に座敷に乗り込んだ。散花が襖を閉める時に弥太郎と目があった。心配そうに散花を見つめる弥太郎に少し微笑み襖を閉めた。
「失礼します、旦那さま」
「年増の散花なんぞ呼んでないぞ。俺は若い陰間が好きなんや。昔はお前も可愛かったのになぁ。それが大きくなってしもうて‥‥全然可愛ないわ」
「まあ、そう言わんで下さい。うちの陰間が迷惑を掛けました、桔梗屋の旦那さま」
散花は笑顔を貼り付けて問題の旦那に近づく。旦那のそばに座ると、眼の前の盛上がった布団を見て苦笑いを浮かべた。散花は布団の上からそっと撫でて声を掛ける。
「布団に籠もって泣くとは、お客様に失礼ですよ。散花が来たから顔を見せて?」
布団がモゾモゾと動く。そして、布団の中から『蕾める花』が飛び出してきた。若い陰間は泣きながら散花の膝に縋り付く。
「散花さん!お尻!私のお尻の張形を抜いて下さい!ああっ、やだぁー!」
散花はギョッとして躊躇いながらも陰間の尻を覗き込んだ。確かに張形が後孔に突き込まれている。しかも、張形がうにうにと動いている。
初めて見る物体に散花は声を洩らす。
「なにこれ‥‥‥‥。」
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