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ツイノベ

監禁された男。

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#BL小説 #創作BL

縛り付けた体を幾度も貫き支配した。
だが、堕ちない。

男は舌打ちして薬瓶を手にすると、後孔に薬品を塗り込み部屋を去った。熱と疼きをもたらすそれは、拘束された男を地獄に落とす。中を掻き回されたい、その想いに支配され呻く。固くなった雄からとろとろと体液がこぼれ股を濡らす。

耐えられなくなった男は、自身を拘束した男の名を叫んでいた。犯せと叫び身を捩り何度も射精した。だが、男はこない。疼きと熱で朦朧となる中、男は抗い続けた。男が部屋に帰ったのは2日後。拘束された男は精液と糞尿にまみれていた。臭いと言ったが反応がない。死んだのかと疑い近づく。

男が近づいた瞬間に紐を首に引っ掛け締め上げた。2日間かけて男は着物の腰紐を食いちぎった。拘束の際に男は着物を着せられ、手首を腰紐で縛られた。腔内は血だらけだが拘束具が腰紐であったことが男に希望を与えた。食いちぎった腰紐が男の喉仏を潰しさらに食込む。あらん限りの力で男を絞め殺した。

監禁男を殺したあと、男は気を失いベッドに倒れ込んだ。

次に目が覚めた時、男は警察病院にいた。刑事である男が行方不明になり、捜索の末にとある廃屋で見つかった。男と監禁男は面識はなかった。動機は不明で拉致された。様々な責め苦を受けた。正当防衛だ。そう思いながら男は泣いた。

男は正当防衛とされたが、警察組織は男の存在を疎んだ。男は警察をやめたのち、警備の仕事につく。その職場で一人の男に出逢う。お互いに愛はなかった。男は遊び相手を求め、元刑事は内部の疼きを鎮める相手を探していた。元刑事は泣きながら抱かれた。そして、時々殺した男の名を呼んで果てた。
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