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19話 それぞれの決意
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両親に渡す書状が出来るまで、僕はアルトと一緒に応接室へと通された。どこを見ても煌びやかな調度品が視界に入り、あまりの場違い感にソワソワとして落ち着かない。
そんな僕を気遣ってなのか、陛下の命令で王室直属のメイドたちが紅茶を提供してくれた。香り高いジャスミンティーに、僕の心はゆっくりと解れていく。
陛下には大それたことを言ってしまったけど、正直まだ夢の中のようだ。だけど時間の経過と共に徐々に現実味を帯びてきて、思わずティーカップを持つ手が震えてしまう。
その手首にはさっきのバングルがしっかりと着いていて、『これは現実だ、目を覚ませ』と呼びかけるようにギラリと光った。
「さっきから何度も紅茶を口に運んでいるが…やはり不安なんじゃないか?」
アルトの方を見ると心配そうに眉を下げていて、僕はブンブンと首を振った。
いけない。アルトは僕の為に覚悟して着いてきてくれるのに、旅の要である僕が弱気になってどうするんだ。そうやって自分に言い聞かせてから、僕は気合いを入れ直す為に軽く自分の内ももをつねり、にこりと笑ってみせた。
「大丈夫です。確かに少し不安ではあるけど、僕にはアルトがいるから…」
僕がそう返すとアルトは複雑な表情を浮かべながらも、静かに頷いた。これ以上僕に問いかけてこないのは、僕の決意が揺れないようにと考えたアルトの優しさだろう。
しばらくの間沈黙が流れ、数刻後に書筒を持った従者と陛下が部屋に入ってきた。
僕は渡された書筒を恭しく受け取りながら、ふと両親の顔を思い浮かべる。
――母さんや父さんは、僕が危険な旅に出ることを許してくれるだろうか?きっと最初は反対されるだろうけど、せめて”聖女”という役目を受けた僕のことを自慢の息子だと思ってくれると良いな。
そんなことをぼんやりと考えながら、僕は陛下に跪く。
「それでは、行って参ります」
「あぁ。この国の未来の為に、頼んだぞ」
アルトと一緒に陛下へ別れを告げ、僕達は両親の待つ家へと急いだ。
僕がこうしている間にも、もしかしたらカルヴァ・アビスの時のような被害が出ているかもしれない。なのに陛下は直接ネムス・テネブリロアへ向かわせるのではなく、僕が両親に会う為の時間の猶予をくれたのだ。陛下が過去にアルトにした非道な行動は許し難いものだけれど、今はその恩をありがたく受け取っておこう。
見慣れた道に差し掛かると、僕の胸には安堵と不安が交互に襲ってくる。応接室に居た時のように身体が勝手に震えて、まるで助けを求めるようにアルトの方に視線を向けた。
「大丈夫だ。私がいる」
そんなアルトの言葉に励まされながら、僕は自分の気持ちを落ち着ける為にふーっと息を吐いたのだった。
またしても不規則な時間に帰宅した僕を、母さんは慌てて出迎えてくれた。しかし僕の隣にいるアルトを見つけると、嬉しそうにふわりと微笑みながら、パタパタと軽い足取りで駆けてくる。
「まぁ…!殿下、ご無事で戻られて何よりです!レオも良かったわねぇ。レオはずっと殿下のことを心配していて、ここ最近は特に落ち込んでた様子だったんですよ。」
アルトが居ない間の僕がどんな様子だったか暴露されてしまい顔が赤くなるが、今はそれどころじゃない。一度は抑えていた感情が、母さんの顔を見た途端に涙として溢れそうになってくる。
「ただいま、母さん。父さんも家に居る?少し話したいことがあるんだ」
ごしごしと目元を擦りながらそう言うと、母さんは只事じゃない雰囲気を感じ取ったらしい。空気が少し重くなった気がして、僕は誤魔化すように咳きこんだ。
「父さんは領民の皆さんと畑の手入れに出て行ってるけど、もうすぐ戻ってくるわ。立ち話もなんだし、レオも殿下もお家にお入りくださいな」
「それでは、お言葉に甘えて」
母さんに誘われるがまま僕とアルトは家に入り、父さんの帰りを待った。母さんが”すぐ”だと言った時間が、とんでもなく長く感じてしまう。緊張を解く為に他愛もない話をしていると、不意にリビングの扉が開いた。
「おや…!殿下、お戻りになられていたのですね!ということは、調査は無事に終了したのですか?」
「あまり成果は出せませんでしたが、こうして無事に戻ることが出来ました。本日こちらに顔を出した経緯も含め、お話しさせていただいても?」
いよいよ話すべき時が来たと僕はゴクリと唾を呑み込んでから、いつの間にか強く握りしめていた書筒を両親に手渡した。
両親が書状に目を通している間、アルトはとても丁寧且つ分かりやすく、事の経緯を説明してくれた。村に流れ込んだ暗い霧。瘴気により謎の病に侵された村人の話や、自分の率いる近衛騎士団に起きた異変。そして僕の渡した水晶のお守りが、アルトのことを救った事。
「彼は…レオナルドは、伝承として伝わる聖女の力をその身に宿しているのです。レオナルドの協力なくして、この国の平穏は訪れません」
両親は驚いたようにハッと息を呑んでから、表情を曇らせた。
「突然そんなことを言われても…息子はただの男の子です。国を守るなんて大役を務めるなんて…」
母さんは口元に手を当てながら、視線をうろうろと彷徨わせた。母さんの言葉はごもっともだ。僕自身、自分がこんな大きな役目を果たせるのか分からないのだから。
「帰ってくるなり混乱させてごめん。でも、これは僕以外には出来ない役目なんだ。今こうしている間にも、アルトたちが苦しめられたような現象が起きているかもしれない。
僕がこの役目を断ったら、きっと僕の大切な人達も犠牲になってしまう。そんなこと、僕は絶対に許せない」
自分の思いを感情的に伝えていると、自分が何の為に浄化の旅をしようとしているのかもハッキリとしてきた。もう僕の決意が揺らぐことはないだろう。
「危険な旅に送り出すことが、親にとってどれだけ過酷なことなのか…今の私には少しだけ理解できます。だからこそ、私は声を大にして言いたい。彼のことは、私が命に代えても守ると約束します」
はっきりと言い切ったアルトに、両親は迷いながらも静かに首を縦に振った。
「嫌がるレオに無理矢理言い聞かせていたのだとしたら、私達は強く反対していただろう。だが、さっきのレオの言葉を聞いて、息子なりに覚悟をしているのだと気づかされた。それを親の私達のエゴで封じ込めるなんて、とてもじゃないが出来ないことだ」
困ったように笑った父さんの言葉を皮切りに、母さんも僕たちに向けて口を開いた。
「殿下が守ってくれるというのなら、これほど安心できる護衛はいないわ。でもね、勘違いしないで」
母さんはそう言いながら、おもむろにアルトの手を握ってこう言った。
「あなたがこの国の第二王子だから、息子のことを任せるんじゃない。あなたがレオナルドの友人のアルト・スターリッジ様だから、私達はあなたを信じるの。国の為に命を投げ出さなくたって良いのよ。レオもあなたも、どうか無事に帰って来て」
不敬だと言われてもおかしくない母さんの言葉は、アルトの心に深く染み込んでいったようだ。アルトの表情は少しだけ和らぎ、母さんの手を優しく握り返してくれた。
「ありがとうございます。その言葉、心に深く刻んでおきます」
きっとアルトは第二王子として、いざとなれば自分の命を捧げてでも国を守らなければならない立場だと教育されていたんだろう。それでも、僕にとってアルトは代わりのきかない友人だ。自分を守って死んでしまうなんて、絶対にあってはならない。
「――さて、と!きっと長い旅路になるだろうから、精を出す料理を作らないとね!食事をしていく時間ぐらいはあるでしょう?」
母さんはそう言って、僕らに笑いかけてくれた。旅の前の腹ごしらえは、しっかりしておこう。この味をまたみんなで食べる為に、無事に戻ってこなければならないのだと体に覚えさせるんだ。
緊張や不安でおかしくなっていた身体が、ぐうぅとお腹を鳴らして空腹の合図を送ってくる。束の間の休息。僕らは不安を吹き飛ばすように、和気あいあいと食事を楽しんだのだった。
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更新にかなり時間が空いてしまい申し訳ありません!詳しい話は近況ボードに書きましたが、こちらでも改めて謝罪させてください…!
今後も不定期な更新になりますが、何卒よろしくお願いします!
そんな僕を気遣ってなのか、陛下の命令で王室直属のメイドたちが紅茶を提供してくれた。香り高いジャスミンティーに、僕の心はゆっくりと解れていく。
陛下には大それたことを言ってしまったけど、正直まだ夢の中のようだ。だけど時間の経過と共に徐々に現実味を帯びてきて、思わずティーカップを持つ手が震えてしまう。
その手首にはさっきのバングルがしっかりと着いていて、『これは現実だ、目を覚ませ』と呼びかけるようにギラリと光った。
「さっきから何度も紅茶を口に運んでいるが…やはり不安なんじゃないか?」
アルトの方を見ると心配そうに眉を下げていて、僕はブンブンと首を振った。
いけない。アルトは僕の為に覚悟して着いてきてくれるのに、旅の要である僕が弱気になってどうするんだ。そうやって自分に言い聞かせてから、僕は気合いを入れ直す為に軽く自分の内ももをつねり、にこりと笑ってみせた。
「大丈夫です。確かに少し不安ではあるけど、僕にはアルトがいるから…」
僕がそう返すとアルトは複雑な表情を浮かべながらも、静かに頷いた。これ以上僕に問いかけてこないのは、僕の決意が揺れないようにと考えたアルトの優しさだろう。
しばらくの間沈黙が流れ、数刻後に書筒を持った従者と陛下が部屋に入ってきた。
僕は渡された書筒を恭しく受け取りながら、ふと両親の顔を思い浮かべる。
――母さんや父さんは、僕が危険な旅に出ることを許してくれるだろうか?きっと最初は反対されるだろうけど、せめて”聖女”という役目を受けた僕のことを自慢の息子だと思ってくれると良いな。
そんなことをぼんやりと考えながら、僕は陛下に跪く。
「それでは、行って参ります」
「あぁ。この国の未来の為に、頼んだぞ」
アルトと一緒に陛下へ別れを告げ、僕達は両親の待つ家へと急いだ。
僕がこうしている間にも、もしかしたらカルヴァ・アビスの時のような被害が出ているかもしれない。なのに陛下は直接ネムス・テネブリロアへ向かわせるのではなく、僕が両親に会う為の時間の猶予をくれたのだ。陛下が過去にアルトにした非道な行動は許し難いものだけれど、今はその恩をありがたく受け取っておこう。
見慣れた道に差し掛かると、僕の胸には安堵と不安が交互に襲ってくる。応接室に居た時のように身体が勝手に震えて、まるで助けを求めるようにアルトの方に視線を向けた。
「大丈夫だ。私がいる」
そんなアルトの言葉に励まされながら、僕は自分の気持ちを落ち着ける為にふーっと息を吐いたのだった。
またしても不規則な時間に帰宅した僕を、母さんは慌てて出迎えてくれた。しかし僕の隣にいるアルトを見つけると、嬉しそうにふわりと微笑みながら、パタパタと軽い足取りで駆けてくる。
「まぁ…!殿下、ご無事で戻られて何よりです!レオも良かったわねぇ。レオはずっと殿下のことを心配していて、ここ最近は特に落ち込んでた様子だったんですよ。」
アルトが居ない間の僕がどんな様子だったか暴露されてしまい顔が赤くなるが、今はそれどころじゃない。一度は抑えていた感情が、母さんの顔を見た途端に涙として溢れそうになってくる。
「ただいま、母さん。父さんも家に居る?少し話したいことがあるんだ」
ごしごしと目元を擦りながらそう言うと、母さんは只事じゃない雰囲気を感じ取ったらしい。空気が少し重くなった気がして、僕は誤魔化すように咳きこんだ。
「父さんは領民の皆さんと畑の手入れに出て行ってるけど、もうすぐ戻ってくるわ。立ち話もなんだし、レオも殿下もお家にお入りくださいな」
「それでは、お言葉に甘えて」
母さんに誘われるがまま僕とアルトは家に入り、父さんの帰りを待った。母さんが”すぐ”だと言った時間が、とんでもなく長く感じてしまう。緊張を解く為に他愛もない話をしていると、不意にリビングの扉が開いた。
「おや…!殿下、お戻りになられていたのですね!ということは、調査は無事に終了したのですか?」
「あまり成果は出せませんでしたが、こうして無事に戻ることが出来ました。本日こちらに顔を出した経緯も含め、お話しさせていただいても?」
いよいよ話すべき時が来たと僕はゴクリと唾を呑み込んでから、いつの間にか強く握りしめていた書筒を両親に手渡した。
両親が書状に目を通している間、アルトはとても丁寧且つ分かりやすく、事の経緯を説明してくれた。村に流れ込んだ暗い霧。瘴気により謎の病に侵された村人の話や、自分の率いる近衛騎士団に起きた異変。そして僕の渡した水晶のお守りが、アルトのことを救った事。
「彼は…レオナルドは、伝承として伝わる聖女の力をその身に宿しているのです。レオナルドの協力なくして、この国の平穏は訪れません」
両親は驚いたようにハッと息を呑んでから、表情を曇らせた。
「突然そんなことを言われても…息子はただの男の子です。国を守るなんて大役を務めるなんて…」
母さんは口元に手を当てながら、視線をうろうろと彷徨わせた。母さんの言葉はごもっともだ。僕自身、自分がこんな大きな役目を果たせるのか分からないのだから。
「帰ってくるなり混乱させてごめん。でも、これは僕以外には出来ない役目なんだ。今こうしている間にも、アルトたちが苦しめられたような現象が起きているかもしれない。
僕がこの役目を断ったら、きっと僕の大切な人達も犠牲になってしまう。そんなこと、僕は絶対に許せない」
自分の思いを感情的に伝えていると、自分が何の為に浄化の旅をしようとしているのかもハッキリとしてきた。もう僕の決意が揺らぐことはないだろう。
「危険な旅に送り出すことが、親にとってどれだけ過酷なことなのか…今の私には少しだけ理解できます。だからこそ、私は声を大にして言いたい。彼のことは、私が命に代えても守ると約束します」
はっきりと言い切ったアルトに、両親は迷いながらも静かに首を縦に振った。
「嫌がるレオに無理矢理言い聞かせていたのだとしたら、私達は強く反対していただろう。だが、さっきのレオの言葉を聞いて、息子なりに覚悟をしているのだと気づかされた。それを親の私達のエゴで封じ込めるなんて、とてもじゃないが出来ないことだ」
困ったように笑った父さんの言葉を皮切りに、母さんも僕たちに向けて口を開いた。
「殿下が守ってくれるというのなら、これほど安心できる護衛はいないわ。でもね、勘違いしないで」
母さんはそう言いながら、おもむろにアルトの手を握ってこう言った。
「あなたがこの国の第二王子だから、息子のことを任せるんじゃない。あなたがレオナルドの友人のアルト・スターリッジ様だから、私達はあなたを信じるの。国の為に命を投げ出さなくたって良いのよ。レオもあなたも、どうか無事に帰って来て」
不敬だと言われてもおかしくない母さんの言葉は、アルトの心に深く染み込んでいったようだ。アルトの表情は少しだけ和らぎ、母さんの手を優しく握り返してくれた。
「ありがとうございます。その言葉、心に深く刻んでおきます」
きっとアルトは第二王子として、いざとなれば自分の命を捧げてでも国を守らなければならない立場だと教育されていたんだろう。それでも、僕にとってアルトは代わりのきかない友人だ。自分を守って死んでしまうなんて、絶対にあってはならない。
「――さて、と!きっと長い旅路になるだろうから、精を出す料理を作らないとね!食事をしていく時間ぐらいはあるでしょう?」
母さんはそう言って、僕らに笑いかけてくれた。旅の前の腹ごしらえは、しっかりしておこう。この味をまたみんなで食べる為に、無事に戻ってこなければならないのだと体に覚えさせるんだ。
緊張や不安でおかしくなっていた身体が、ぐうぅとお腹を鳴らして空腹の合図を送ってくる。束の間の休息。僕らは不安を吹き飛ばすように、和気あいあいと食事を楽しんだのだった。
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