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第13話 アンコウと決意と 前
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短い前編と長い後編というバランスの悪い構成になっております。
ご了承下さい
============================================================================
「・・・アンコウちゃん?」
「ごめんな・・・起こしちまったか?」
外に出たら夜風で起きたアンリが目を覚ました
「それと遅くなって悪かったな・・・」
「ッ・・・・ううんッ!アンコウちゃんはきてくれた!きてくれたからッ!」
抱きかかえられた状態で、俺の首に手を回し抱き付いて来るアンリ
「あのね・・・わたしね・・・いつもこうなの・・・やさしいひとも・・・・いつもこうなって・・・・こわくて・・こわくてっ!」
溢れてくる涙と思いが言葉を詰まらせている
「でもアンコウちゃんはきてくれた・・・きてくれたよッ!」
後は言葉にならない・・・ただ声を出して泣いている・・・
「・・・ああ!怖い事があったらいつでも呼べ!マッハを超えてスッ飛んで来てやる!」
「・・・うん!うんっ!!」
比喩表現でもなんでもない、物理的にな!
落ち着かせた所で一旦アンリを下す。
「それじゃアンリ、今からドラゴンになってお前を宿屋まで連れていく。何も心配すんな!次、目が覚めたら全部終わらせとく。アヴェスタも取り返しとくからな!」
「アンコウちゃんまたいなくなっちゃうの・・・?」
俺を掴む手に力が入る・・・勘のいい子だ・・・
「ひとりは・・・こわいよ・・・さみしいよ・・・・」
アンリが初めて年相応の弱音を吐いた。
そうだな・・・一人ぼっちは・・・寂しいもんな・・・
そう、一人は寂しい。
社畜時代にはあれだけ渇望していたスローライフ生活も、ただ一人で代わり映えのない日常を繰り返すだけの日々に飽いていた。
それでも俺は望んだ生活を手にしている、俺を轢いた大型車の運転手には恨み言のひとつもあるが朝から晩まで働いて寝るだけの生活よかマシだと・・・自分に言い聞かせていた
食う物に困らない環境と脅威となる者のいない無敵の力、恵まれた条件だと・・・言い聞かせていた
人間だったらこうすると、人間なんだからあれをして、人間だからそんな事はしないと・・・理性でドラゴンになった姿に言い聞かせていた・・・
ただその無敵の力とドラゴンの姿が強大過ぎて冒険者を、武装した兵団を、屈強なオーク達を恐怖のドン底に叩き落としてただけだ。会話が成立しない位・・・
例外なんてユウメくらいのもんだった、何度倒されても訪れて来る彼女だけが理性じゃなく感情で相手出来る唯一の相手だった
でもこの子は・・・アンリは他の誰とも違う・・・
出会いはなし崩しで、無条件で俺の頬に擦り寄って、いつの間にか俺に名前をくれた女の子・・・
理性が追いつかない程・・・感情でも説明出来ない程俺の傍にいてくれる幼女
・・・ああ・・・そうだな!うれしかったんだ!デカい俺のちっぽけな絶望を・・・小さな身体の最強の温もりが壊してくれた事が!
なんてことねえ!戦術級の二人のチョロインっぷりを笑えねぇや・・・・俺のチョロさは戦略級だった!本当にありがとうございました!
お巡りさん、俺です!文句あっか!?ねぇよッ!!ここで女を泣かす奴は男じゃねぇ!
だから・・・
「一緒に来るか?アンリ・・・」
「うんっ!」
差し出した手に最強の温もりをくれるアンリ、後は無敵の力でアヴェスタを取り返すだけだ・・・
さぁ、ショータイムだ。最強無敵のな!!
ご了承下さい
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「・・・アンコウちゃん?」
「ごめんな・・・起こしちまったか?」
外に出たら夜風で起きたアンリが目を覚ました
「それと遅くなって悪かったな・・・」
「ッ・・・・ううんッ!アンコウちゃんはきてくれた!きてくれたからッ!」
抱きかかえられた状態で、俺の首に手を回し抱き付いて来るアンリ
「あのね・・・わたしね・・・いつもこうなの・・・やさしいひとも・・・・いつもこうなって・・・・こわくて・・こわくてっ!」
溢れてくる涙と思いが言葉を詰まらせている
「でもアンコウちゃんはきてくれた・・・きてくれたよッ!」
後は言葉にならない・・・ただ声を出して泣いている・・・
「・・・ああ!怖い事があったらいつでも呼べ!マッハを超えてスッ飛んで来てやる!」
「・・・うん!うんっ!!」
比喩表現でもなんでもない、物理的にな!
落ち着かせた所で一旦アンリを下す。
「それじゃアンリ、今からドラゴンになってお前を宿屋まで連れていく。何も心配すんな!次、目が覚めたら全部終わらせとく。アヴェスタも取り返しとくからな!」
「アンコウちゃんまたいなくなっちゃうの・・・?」
俺を掴む手に力が入る・・・勘のいい子だ・・・
「ひとりは・・・こわいよ・・・さみしいよ・・・・」
アンリが初めて年相応の弱音を吐いた。
そうだな・・・一人ぼっちは・・・寂しいもんな・・・
そう、一人は寂しい。
社畜時代にはあれだけ渇望していたスローライフ生活も、ただ一人で代わり映えのない日常を繰り返すだけの日々に飽いていた。
それでも俺は望んだ生活を手にしている、俺を轢いた大型車の運転手には恨み言のひとつもあるが朝から晩まで働いて寝るだけの生活よかマシだと・・・自分に言い聞かせていた
食う物に困らない環境と脅威となる者のいない無敵の力、恵まれた条件だと・・・言い聞かせていた
人間だったらこうすると、人間なんだからあれをして、人間だからそんな事はしないと・・・理性でドラゴンになった姿に言い聞かせていた・・・
ただその無敵の力とドラゴンの姿が強大過ぎて冒険者を、武装した兵団を、屈強なオーク達を恐怖のドン底に叩き落としてただけだ。会話が成立しない位・・・
例外なんてユウメくらいのもんだった、何度倒されても訪れて来る彼女だけが理性じゃなく感情で相手出来る唯一の相手だった
でもこの子は・・・アンリは他の誰とも違う・・・
出会いはなし崩しで、無条件で俺の頬に擦り寄って、いつの間にか俺に名前をくれた女の子・・・
理性が追いつかない程・・・感情でも説明出来ない程俺の傍にいてくれる幼女
・・・ああ・・・そうだな!うれしかったんだ!デカい俺のちっぽけな絶望を・・・小さな身体の最強の温もりが壊してくれた事が!
なんてことねえ!戦術級の二人のチョロインっぷりを笑えねぇや・・・・俺のチョロさは戦略級だった!本当にありがとうございました!
お巡りさん、俺です!文句あっか!?ねぇよッ!!ここで女を泣かす奴は男じゃねぇ!
だから・・・
「一緒に来るか?アンリ・・・」
「うんっ!」
差し出した手に最強の温もりをくれるアンリ、後は無敵の力でアヴェスタを取り返すだけだ・・・
さぁ、ショータイムだ。最強無敵のな!!
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