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第57話 ダンジョンハックと 中
しおりを挟むなんかですねー、俺も調子乗ってた所はあると思うんですよ……反対の意見が少数で、賛成の意見が多数だったからと言ってさ……
マイノリティを駆逐する事で出てくる不満を、常にマイノリティで生きて来た俺が言うのもおこがましいんですけど……嫁と娘がですね、生き生きとしてるんですよ……
だったら『よーし、お父さん張り切ってダンジョン踏破しちゃうぞ!』とか思っても仕方ないと思うんですよね~……
うん……すっごい自分勝手な意見だと思って貰っても言い訳出来ない……でもやっちゃった、完全踏破しちゃった!テヘペロ!!
もうね!要らぬ邪念に囚われぬ様に一心不乱に通路の罠を潰すマシーンになった俺と、ボス殺すマシーンになったファミリーズ……思惑の一致と言うか、ノリノリのテンションって言うかさ!
流石に51層からスタートして、一日、二日で踏破出来る様な距離じゃないから……再開、三日目でクリアになったけどね!俺も大概チートだけど、それ以上に周りの環境が他と比べてチートだった事を再認識
ダンジョン踏破者の記録が年単位の激闘、仲間との悲しい別れ、新たな出会い、そして伝説へ……とかが、絵巻物になる世界でさ……『五日でダンジョン踏破したけど、何か質問ある?』の世界になるとはオッサン、暗黒龍だけど思って無かったよ……
もうね、アンリから『何かなー何かなー』って期待されたらさ、俺のやる気が有頂天になって、残った罠が何なのか気にもならずに一直線で、ボス撃破がその分か早いのなんのって……
印象に残ったドロップ品も大体、海産物……3メートル級のイカ『ギガントスキッド』だったり、『レインボーブリーム』っていう七色の鯛だったり、90層で出て来た『ブラックヘッドトゥーナ』……500キロはありそうなマグロ
91層で出て来た『ブラックヘッドトゥーナ』……マグロ!2層連続!だったりと、相変わらず目ぼしいドロップは魚介類で占められていた訳ですよ……
ユウメも一人では「80層にもなると、私一人では命の危険を覚悟せねばならない場所です……」って言ってたけどさ、オミが「漸く、皆さんかすり傷か軽傷と呼べる傷が出来て私の出番が出てきました!」
とか喜んでたレベルだったから、5層毎に戦闘して確認とかいう俺の日和った意見を聞き入れてくれた皆が、何て聞き分けの良い家族達なんでしょ!とか思ったけど、唯の俺の認識不足でした……
結構、うわ!って言いたくなる傷もオミにかかれば元通り……「この程度ならアンリちゃんに回復と補助は任せて、私もユウメさんと前衛に回りますね」とか、俺を省いた連携が着々と固まっていく始末で……
もう最終盤の95層辺りで「アンコウさん、やっとフォーメーションが固まって来たから道中のモンスターで確認してもいい?」って言う、今までのボス戦何だったの?っていう発言がユウメから出たので、お父さん仕事無くなったよ!
途中で98層のボス、『シーライオン』……アシカかよ!って思ったけど、ホントにシー・ライオンだった……ライオンの上半身に、魚の下半身……ライオン・シーじゃん……ってツッコむのは無しなんだろう……それが空中を泳いでた時は、幻想的だったけど水族館か動物園かよく分からない空気だったね
……からのドロップ品である、ディスペル・ハンマーっていうオミが使える聖属性のメイス系武器が出て来て更に強化……この層の相手になると、強化魔法や弱体魔法のオンパレードだけど、この武器のお蔭でノーコストで解除
相手に強化されたなら更に強い力で攻撃すればいいのだろう?なスタイルだったパーティメンバーにとってはあまり効果は無かったっぽいけど、このハンマーで攻撃した相手の魔法効果を追加効果でも消す優れものなんだよなー……
敵にかけた弱体魔法も一緒に消しちゃうから、アーティファクトクラスじゃないけど十分に一線級の武器である
仕事が無くなった以上、俺のやる事は解析スキル上げなんだけど、前衛をしているユウメとオミも流石に無傷で済む段階では無いので俺も戦闘に参加する事にした
特にオミはその戦闘スタイル上、わざと攻撃を受けてでも相手の隙を突く『肉を切らせて骨を砕く』戦い方なので見ててハラハラする
すぐ跡形も無く治っちゃうけど、段々解析してる所では無くなって来たしね……オミ自身はケロっとしてるんだけど、俺が集中出来ない小心者なのであった……
完全に連携が決まってた所に、俺が新しく入る事になったが脇道に入れば敵に困る事は無い
基本的には前衛のユウメとオミが敵を翻弄している所に、後衛のエルナとアンリが攻撃していくスタイル
アンリも此処まで来ると魔法の威力が足りてないのだが、そこは全属性が使える天才のウチの娘……効率的に使う事で、足りない火力を補っているのである……いや、ホント可愛くて天才で可愛いとかアンリ可愛い!大事な事なので、何度でも繰り返すよ!
俺も彼女達の修行の邪魔しない様に進化はせずに、火力として後衛で銃撃してたけど、偶に突出して来る奴を抑えに前衛へ回ったりとの立ち位置で、足りない方へ回る中衛の位置が決まった
これで被弾してでも無理矢理トドメを差して次の敵に向かっていた前衛の負担を減らす事が出来たので、俺的には満足である……もうその時は99層だったけどね
「ここが100層ボスの部屋ですか……私がこの前に立てる等、夢でも見ている気分です……」
「私も初めて見ますから、この中ではユウメさん位なのでは?」
「大姉さんは一度依頼で何人かで討伐した事があるみたいだけど、私も初めてで……少し緊張しますね……」
「なにかなー、なにかなー♪」
戦術級3人の緊張の横で、歌うアンリの大物っぷりが凄いね。緊張するどころか、期待に胸を膨らませているよ……
「まぁ入ってもイキナリ襲ってくる訳じゃないし、まずはラスボスの姿を拝ませて貰うとしようか!」
通常の階層ボスの扉と違い、荘厳な金細工の入った豪勢な扉を開け中へと入る
そこにいたのは体長5メートルの鯨……バーニングホエール、炎と水を操る空飛ぶ燃える鯨
流石にダンジョンラストボス、露骨な弱点属性は無いみたいだ。どの属性にも高い耐性を持っていて、唯一炎を弱め、水を凍らせる氷属性だけは通常耐性の様である。初見でここまで解析出来る辺り、俺もそろそろ高位解析スキルに到達したかもしれない
「氷属性だけは、普通に効くみたいだからアンリは氷魔法で、他の皆は物理攻撃で削っていくのが妥当かな。あの周りの護衛2匹は俺とユウメでやったがいいみたいだな」
「「「了解」」」
「はいっ!」
3人の了承と1人のお返事が返って来たのが戦闘開始の合図だ!
オミがバーニングホエールへ向かい、俺がグランドホエール……3メートルの地属性の鯨。ユウメが、同じく3メートルの風属性の鯨……ストームホエールへと駆け出す
進化の力で戦えば、苦戦することもないグランドホエールだが折角の練習相手だ。反応も子爵級デーモンだったライオンやイノシシクラスのプレッシャーがある
あの時は1対3で避けるだけで一杯一杯だったが、今はタイマンの状況だ。ギリギリの戦いでこそ磨ける何かもある、俺のレベルアップの経験値になって貰うとしよう
特にバーニングホエールからは司祭だった鳥野郎クラスの反応を感じる、オミ・エルナ・アンリの3人掛かりとは言え油断しない様にいつでも駆けつける準備だけはしておこう
多分防御に回ったオミの牙城を崩すのは並大抵の事では無いから大丈夫っていう油断じゃない確信もあるけどね。注意してもし足りないって事は無いので、まずは人間時のベストを尽くすだけだ!
「さてと、それじゃあグランドホエール=サン!美味しい刺身になって貰うとしようかぁ!」
「ゴオオオオォォォ!!」
うお!グランドホエールが返事を……挨拶を返してきたのか!?賢いな、鯨!実際の鯨がどんな風に鳴くのかは知らないが、俺を敵として認識した様だ
吠えたと同時に土砂が巻き上がり、土石流を俺目掛けて放って来た!
「オーケー!まずは一撃勝負と行こうか!」
だったらこちらも120%のチャージドショットで迎え撃つ!無属性の弾丸が土石流を堰き止め、削り、掘削していく!
「ゴッ!?」
そのまま掘り抜かれたチャージドショットを受けるグランドホエールだが、こちらの威力も大分殺されている。大したダメージにはならず、少し怯んだ位の様だ……
その一瞬が命取りだっての!もう一度、両手の銃剣にチャージしながらグランドホエールへとダッシュ!
不意を突かれたグランドホエールが一度、地面に潜ろうとする仕草を見せるが逃がしはしない!そのままグランドホエールの下へと滑り込んで鯨の畝……心臓部分にブレードを突き立て零距離チャージドショット!!
内部で暴れる魔力の暴走には、如何な3メートルの巨体とはいえ耐えられなかった様だ……そのまま地面に倒れると土の魔玉石へと変化していった
まったく、零距離チャージドショットは単純な分だけ、呆れる程有効な戦術手段だぜ……
ユウメの雷 対 風の対決も、嵐を纏って空飛ぶストームホエールを雷撃魔法で撃ち落としている所だ。タカデーモンに逃げられそうになって以来、剣技との混合ではない純粋な雷撃魔法の強化にも余念のないユウメの相性勝ちである
落下したストームホエールを斬り裂いて、風魔玉石へと変えていく……もう少しお互い苦戦すると思ったけど、俺達も以前の俺達より強くなっているな
それじゃあ後はバーニングホエールだが、こいつはやはり護衛達とは格が違う様だ。オミが前に立ち、アンリ達に攻撃が行かない様に牽制しながら戦っているが、近くにいるだけでバーニングホエールの灼熱の炎の肌で焼かれてダメージを受けている程の熱量だ
アンリが氷魔法で補助しつつ、そこ目掛けてエルナが矢を射っているが巨体通りタフネスの様だ。地味に削り、削られの一進一退の攻防である
あの熱量じゃ射撃や、近づいて蹴飛ばそうにも厄介だな……下手にオミの邪魔をする訳にはいかないし……だったら!
「アンリ!俺を通して氷魔法をあのクジラに撃て!気配察知を増幅した時の要領だ!」
本当は俺が氷魔石の属性をセットしとくのが一番早いのだが、流石にボスが何なのかは扉を開けてみるまで分からなかった。属性は相変わらず光と地と火をセットしたままで変えてなかったしな、今までの階層にも有効だったのもあるし
皆といると、光属性が死に属性だけど、もしもの時を思うと外せないんだよなぁ……
「うんっ!やってみる!」
「ああ、エルナもそれに併せてくれ!もう少しだけ耐えてくれオミ!」
「はっ!」
「もう少しと言わず、まだまだ耐えてみせますよ!心配要りません!」
頼もしい返事が返って来た!
エルナと背中合わせに立ち、アンリを左手に抱き抱え、右腕を部分進化。銃剣をハンドキャノンへと変えチャージ開始……溜めるのは耐久に支障を来たさない160%!
アンリから氷魔法の信号を受信、チャージの光が氷属性の色へと変わっていく……アンリからの魔法を受け取って、解析しつつ、敵に狙いを点け、チャージする。それに部分進化の制御が重なって、5つの事を同時処理するのは流石に骨が折れる……
しかし処理出来ない事は無い、アンリを感じてアンリの意志をハンドキャノンに伝えるだけだ。俺がやるのは、部分進化の制御と狙いを点けるだけでいい
エルナも詠唱が終わった、背中からいつでも撃てるという意志が伝わって来る……
「いつでもいいぞアンリ、お前の魔法を見せてやれ!」
「いっくよー!チャージド・ダイヤモンドダストォー!しゅーとおぉぉ!」
「エリアルブラスター!キャストオフッ!!」
アンリの手が触れた部分進化の装甲を通して、ハンドキャノンへと送られた氷魔法のチャージドショットがバーニングホエールの顔へと強襲する!
エルナの放ったエリアルブラスターとの相乗効果で、嵐を纏った絶対零度の猛吹雪が灼熱の肌すら凍らせ動きを止めていく……やがて完全に凍った5メートルの冷凍クジラは自らの重さで粉々になったその様は正に氷の結晶だった……
「終わったか……」
反応は全て消えた、粉々に砕け散った後にはコブシ大の透明な固まりが落ちていた……解析結果は『魔結晶』……炎か水が出てくるかと思ったら相殺でもしてたのか無属性だった
凄いな、これ。含有魔力量もさる事ながら、美術品の価値もあるよ……何百カラットか分からないけど大きい宝石だわ
「流石はダンジョンマスターモンスターですね、これも初めてみました……綺麗です~」
「これだけでも大豪邸が買える価値があるから……アヴェスタやドラゴンの角に劣るとはいえ、やっぱり緊張しちゃう……」
「金銭の事は私にはよく分かりませんが、今は亡き叔父に誇れる報告が出来ました……感無量です……」
魔結晶への反応は様々だが、何故か持つのは俺という事になった……
「俺が持ってて良いの?売って換金するならユウメかオミが管理した方がいいんじゃない?」
「アンコウさんなら銃に加工するなり、霊木の代金にするなり使い道があると思うし……多分、それなら世界樹の木材との交換も出来ると思うから」
「ですねー、そのクラスになると資産価値としてどちらが上かよりも、どちらを持っておくかの違いでしかありませんからねぇ……私達が扱うのは日常で使う金額でしかありませんから」
って、事で材料の銀材を買う程度の金額しか入ってなかった俺のマジックバックの中身が跳ね上がったのであった。こりゃ、迂闊にドラゴン化できねぇな……
「ねーねー、いいものってこれのこと?」
「いいえ、お嬢様。出て来ましたよ……」
アンリにとっては綺麗な石でしかないので、期待には添えなかった様だがエルナの言う通り地面から祭壇がせり上がって来た……
祭壇の上の台座には石板が置かれている、どうやらあれがダンジョンコアの様だ……
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最近、お知らせが来たり来なかったりなので御礼が遅れて申し訳ありません。嬉しすぎる
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