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2.大切な家族
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俺達はどこまで走り続けたのだろう。
森の中を走り続け後ろから来る者から逃げる。
護身術として剣を一つ携える。
向かう場所は搭から10㎞離れた街そこまで行けば俺達は助かる…そこまで行ければ…。
ただ、あのとき俺は妹を守るそれしか思っていなかった。
光によって閉じてしまった目をもう一度開く。その時にはこの空間を作った光はいつの間にか消えていた。
さっきまで眩しかった白銀の空間が消失し代わりに松明がこの暗闇を照らす。
壁は煉瓦になっていて窓の一つもなかった。天井が高く出口であろう大きな扉があった。
そして、中央にはさっきの青色のクリスタルが宙に浮かんでいた。
そのクリスタルにはstartからdescriptionと書かれていた。
「説…明?」ゲームが始まって説明に進んだ…みたいだ。
普通の日常から非日常になった少年の心は驚きと不安でいっぱいで全てに理解するのに時間がかかった。
だからこの場所だって今までだって普通ではあり得ないのだから。
そして、そのクリスタルは変形し段々と大きくなっていく。
やがて、ひらひらした青い服になり、肌は白く目は青くて水色の髪は長く女性のような原形になり全員が見とれていた。
「皆さんようこそここはdream world私は説明書」と宙に浮かぶそいつは喋り始めた。
俺はそれに覚えがあった。実家からやって来た時に妹に誘われてそのゲームをした覚えがある。
「お兄ちゃんそれって…私が誘ったゲームに似てるね」と横にいた涼が俺に同意を求めてくる。
その涼の同意に俺は顔を上下に動かした。
そして、俺たちの回りにいた人達も多分このゲームをプレイしてる。
「まず貴方達は開発者によってここに連れてこられました」
「先にここに連れてきた方法を御説明します」と説明書は人の表情を読み取り俺たちが聞きたい事を話した。
「もう気付いてると思いますが貴方達の共通点は最近配信されたこのゲームをやってる事です」と説明書は腕を上げ、そのゲームを表示する。
それはつい昨日妹が勧めてきたゲームだった。
「このゲームをやられた方はインストールされた際に貴方達の端末にウイルスを送り、人間が一番生命活動が弱くなる時つまり睡眠状態の時に貴方の意識を端末に引き込みネットワークを通じてこの世界につれきました」と説明書は言ったが皆が理解出来なかった。
そんな人間離れした方法でここに連れて来るのは普通無理だ。
俺は考えたもう答えが出ているはずなのに。認めたくなかった。
だが、すぐにその答えが出た。
「それって普通の人間じゃ出来ないだろ」その答えを 俺の横にいた清水さんが答えた。
「はい、そうです。普通の人間では不可能です。ですから開発者はそれを可能にしてしまうのです」
「つまりお前の親は人間じゃないってことなのか」と俺達より遠く離れた所から説明書に話す人がいた。
「それについてはお話する事は出来ません貴方達のご想像に任せます」とそいつは個人の質問を俺達全体に話した。そいつは個人同士の話はしなく悪魔で皆に話す。
「それでは話を続けます。さっき話した通り貴方達の意識はこの世界に閉じ込められております。目を覚まさずずっと睡眠状態が続いてます。このままいけば体は衰弱して死んでしまう恐れがあります」
この言葉を聞いた瞬間回りの人達が暴動を起こす。
それでも、説明書は話を続ける。
「この世界から抜け出すにはこのゲームをクリアする事です。このゲームをクリアした瞬間貴方達の意識は自分の体に戻る事が出来ます」と説明書は暴動を無視し説明を続ける。
「ですので貴方達にはクリアするために今から武器を渡します」
説明書は右手を振りかざし光の粒子を撒き散らす。
瞬間俺の目にウィンドウが現れた。
その中でジョブの部分が点滅していて、俺はタッチした。
オプションが開きその中には剣士、魔法使い、侍、など色々あった。
「今からジョブを決めてもらいます。決めたそのジョブが貴方の運命を左右します 。ジョブには熟練度があります。使用するたびに新しい技、魔法、スキルが使えます。しかし、体力が0になったりすると身体は消滅しそれと同時に意識も消滅します。どうか慎重にお選びください」と説明書は言い放った。
俺はそれを聞いてあの日の約束を思い出した。
大切な人から頼まれたあの日誓った事。
それは妹を守る事。涼を守る事。
回りの人達は説明書に罵声を浴びさせてる中俺はもう一度硬く誓った。
ここまで来てそいつは嘘を付いてないと思う。
この状況を作り、ここに連れてきてすぐに帰してくれるとは思えない。
だから、そいつが言い放った言葉は全てが事実だと思う。
心のなかで妹の存在が強くなった。約束、誓い、大切な人、大切な家族、体力が0になれば死ぬことその事が少年の心を強い覚悟にさせた。
俺は…妹を守る!!
少年は選択した。
これで大切な家族を守るために!!
森の中を走り続け後ろから来る者から逃げる。
護身術として剣を一つ携える。
向かう場所は搭から10㎞離れた街そこまで行けば俺達は助かる…そこまで行ければ…。
ただ、あのとき俺は妹を守るそれしか思っていなかった。
光によって閉じてしまった目をもう一度開く。その時にはこの空間を作った光はいつの間にか消えていた。
さっきまで眩しかった白銀の空間が消失し代わりに松明がこの暗闇を照らす。
壁は煉瓦になっていて窓の一つもなかった。天井が高く出口であろう大きな扉があった。
そして、中央にはさっきの青色のクリスタルが宙に浮かんでいた。
そのクリスタルにはstartからdescriptionと書かれていた。
「説…明?」ゲームが始まって説明に進んだ…みたいだ。
普通の日常から非日常になった少年の心は驚きと不安でいっぱいで全てに理解するのに時間がかかった。
だからこの場所だって今までだって普通ではあり得ないのだから。
そして、そのクリスタルは変形し段々と大きくなっていく。
やがて、ひらひらした青い服になり、肌は白く目は青くて水色の髪は長く女性のような原形になり全員が見とれていた。
「皆さんようこそここはdream world私は説明書」と宙に浮かぶそいつは喋り始めた。
俺はそれに覚えがあった。実家からやって来た時に妹に誘われてそのゲームをした覚えがある。
「お兄ちゃんそれって…私が誘ったゲームに似てるね」と横にいた涼が俺に同意を求めてくる。
その涼の同意に俺は顔を上下に動かした。
そして、俺たちの回りにいた人達も多分このゲームをプレイしてる。
「まず貴方達は開発者によってここに連れてこられました」
「先にここに連れてきた方法を御説明します」と説明書は人の表情を読み取り俺たちが聞きたい事を話した。
「もう気付いてると思いますが貴方達の共通点は最近配信されたこのゲームをやってる事です」と説明書は腕を上げ、そのゲームを表示する。
それはつい昨日妹が勧めてきたゲームだった。
「このゲームをやられた方はインストールされた際に貴方達の端末にウイルスを送り、人間が一番生命活動が弱くなる時つまり睡眠状態の時に貴方の意識を端末に引き込みネットワークを通じてこの世界につれきました」と説明書は言ったが皆が理解出来なかった。
そんな人間離れした方法でここに連れて来るのは普通無理だ。
俺は考えたもう答えが出ているはずなのに。認めたくなかった。
だが、すぐにその答えが出た。
「それって普通の人間じゃ出来ないだろ」その答えを 俺の横にいた清水さんが答えた。
「はい、そうです。普通の人間では不可能です。ですから開発者はそれを可能にしてしまうのです」
「つまりお前の親は人間じゃないってことなのか」と俺達より遠く離れた所から説明書に話す人がいた。
「それについてはお話する事は出来ません貴方達のご想像に任せます」とそいつは個人の質問を俺達全体に話した。そいつは個人同士の話はしなく悪魔で皆に話す。
「それでは話を続けます。さっき話した通り貴方達の意識はこの世界に閉じ込められております。目を覚まさずずっと睡眠状態が続いてます。このままいけば体は衰弱して死んでしまう恐れがあります」
この言葉を聞いた瞬間回りの人達が暴動を起こす。
それでも、説明書は話を続ける。
「この世界から抜け出すにはこのゲームをクリアする事です。このゲームをクリアした瞬間貴方達の意識は自分の体に戻る事が出来ます」と説明書は暴動を無視し説明を続ける。
「ですので貴方達にはクリアするために今から武器を渡します」
説明書は右手を振りかざし光の粒子を撒き散らす。
瞬間俺の目にウィンドウが現れた。
その中でジョブの部分が点滅していて、俺はタッチした。
オプションが開きその中には剣士、魔法使い、侍、など色々あった。
「今からジョブを決めてもらいます。決めたそのジョブが貴方の運命を左右します 。ジョブには熟練度があります。使用するたびに新しい技、魔法、スキルが使えます。しかし、体力が0になったりすると身体は消滅しそれと同時に意識も消滅します。どうか慎重にお選びください」と説明書は言い放った。
俺はそれを聞いてあの日の約束を思い出した。
大切な人から頼まれたあの日誓った事。
それは妹を守る事。涼を守る事。
回りの人達は説明書に罵声を浴びさせてる中俺はもう一度硬く誓った。
ここまで来てそいつは嘘を付いてないと思う。
この状況を作り、ここに連れてきてすぐに帰してくれるとは思えない。
だから、そいつが言い放った言葉は全てが事実だと思う。
心のなかで妹の存在が強くなった。約束、誓い、大切な人、大切な家族、体力が0になれば死ぬことその事が少年の心を強い覚悟にさせた。
俺は…妹を守る!!
少年は選択した。
これで大切な家族を守るために!!
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