84 / 124
波間
理由
しおりを挟む
「さらに私は決断した。今ある盤をひっくり返す、つまりウォーカーを倒すと」
「……ユリウス陛下、少し、宜しいですか?」
「? あぁ……構わないが」
勇んでウォーカーとの対立を宣言したユリウス陛下に、マサトは何か断って、そのまま俺を引き摺って『セーフゾーン』の端っこまで引っ張る。
「ちょ、痛い痛い! な、どうしたんだマサト?」
突然の暴力に俺が驚いてそう声を上げると、マサトは手を離して、代わりに顔をぐっと近付けて囁く。
「ウォーカーとは誰だ!? 俺だけなのか、知らないのは!?」
「あっ、そうか。危険が及ばないように秘密にしてたんだっけか……だが帝国と手を組むならもう関係ないか」
だが、知らないならその場で知らないと言えば良い話なのに……と考えて、俺はマサトがそうしなかった理由に思い当たる。ユリウス陛下に自分だけが知らないことを知られるのが嫌なんだろう。
同年代に見えるマサトと陛下、幾つからの付き合いなのかは知らないが、アレスの「俺たちは帝国に拾ってもらった命」という発言と、シズクから聞いた転生者が幼い頃の厳しい現実を思えばある程度長い付き合いであるということは推測が立つ。
「あぁ、なるほどねぇ」
「何をニヤケている……」
「いや? 別に。リカ! 手っ取り早く情報を共有する魔法とか無いか!?」
背を向けているが、聞こう聞こうという意識が強すぎて後ろに姿勢が傾いているせいで聞き耳を立てているのがバレバレのリカに俺が声を掛ける。
「っバレとったか……うむ、あるぞ。早速やろう、少し酔うが我慢せい」
「酔う? って、なんdっ……うぇぇ……」
***
まだマサトは顔が真っ白だし、ふらふらだが、いつまでも待ってはいられない。ユリウス陛下は一国の王、やらねばならないことがあるとのことで、そう時間は取れないらしい。
だから俺は気になることを直接、簡潔に聞くことにした。
「で、どうしてウォーカーを倒すんだ?」
魔道国と帝国が同盟を結ぶ理由は納得がいったが、ウォーカーを倒す理由に繋がりはしない。そんな俺の当然の疑問に、ユリウス陛下は頷き、「少し話が長くなるが」と前置きをした上で話し始めた。
「一つ目は篝火を捕まえた時に奴が出す報酬が他国に渡るのを防ぎたいからさ」
「報酬……?」
「そう、報酬だ。私が王位を継いだ後、受け継がれてきた歴史書を読みウォーカーという者が魔王の存在を偽装していたことを知ったその日の夜、ウォーカーは早速私に接触してきた」
──ウォーカーと直接話しているのか。
俺もシズクもその事実に驚きを隠しきれず、目を丸くする。
マサトなんかは、まだ情報が消化し切れていないのか目を白黒させているのに、その事実にだけは「っ、大丈夫だったのですか!?」と反応した。
「大丈夫、危害は加えられていないさ。それで、私に奴が下した命令は[転生者の篝火]を生け捕り、もしくは殺害しろというものなんだが、それには報酬があった。生け捕りで2つ、殺害で1つ、なんでも願いごとを叶えてくれるというものだ」
「なんでも……?」
マサトはその報酬の曖昧さに明らかに怪訝な顔をするが、俺はそれにはそこまで意外性は感じなかった。それほどのことぐらいはやる男だと、覚悟していた。
百年以上もあるのだ、ウォーカーが殺した転生者の数は十や二十ではきかないだろう。おびただしいほどの数の転生者特典があれば、文字通り「なんでも」叶えられるというのも驚くことでは無い。
「報酬ね、ってことは各国に競走させて効率を上げようとしているってことかな……じゃあ龍頭の迷宮は共和国内だし、ちょっと共和国が有利だね」
「ちょっと、どころじゃ無いぞ」
シズクの言葉にリカはそう言って俺の方を向いた。
「この裏迷宮は迷宮内から外への転移は妨害されておるじゃろ。だが、共和国だけはその妨害を受けない。リューロはその例外を知っておるはずじゃ」
「……転移石か」
突然話を振られたが、直ぐに俺はその例外とやらに思い当たる。
転移石、3層でエレナと会った時に彼女が持っていた脱出手段だ。マサトとイグニススコーピオンを共和国に転移させたアレ。思えばそれ以外で、この裏迷宮から脱出しているのはリカの自死による外での生まれ変わりぐらいで、そう考えればあの石の異質さが分かった。
「そうじゃ。それこそが共和国の優位がちょっとじゃ済まない理由かつ、ウォーカーの渡す報酬の強力さを示す直接のものでもある」
「というと……?」
「帝国の先王が残していた文書で分かったことじゃが、リューロ以外にも篝火はこの百年間の中で三人生まれておる。そしてその内記録に残る最後の一人を殺したのが、共和国なんじゃ」
共和国だけが効果を受けない転移妨害。昔、共和国がウォーカーの指示を受けて篝火を殺している。この2つの事実を並べてリカが提示した、それだけで俺は何となくリカの言いたいことが分かった。
「あー……もしかして、共和国が報酬として転移妨害的なのを貰ったってこと?」
「正解じゃ、シズク。正確には国内ならどこでも自由に転移魔法・転移スキルを妨害出来るというもの。故にちょっとどころでは無く、圧倒的に、共和国が有利なんじゃ」
「つまり今回の篝火の奪い合い、帝国に勝ち目は無い。それどころか共和国にさらなる力を与えるきっかけになりうる。ならば、」
そこまで言ってユリウス陛下は言葉を止める。あとは言わなくとも分かるだろう、と。だから俺がその答え合わせをるように続きを紡ぐ。
「前提条件、ウォーカーごと倒す、か」
「……ユリウス陛下、少し、宜しいですか?」
「? あぁ……構わないが」
勇んでウォーカーとの対立を宣言したユリウス陛下に、マサトは何か断って、そのまま俺を引き摺って『セーフゾーン』の端っこまで引っ張る。
「ちょ、痛い痛い! な、どうしたんだマサト?」
突然の暴力に俺が驚いてそう声を上げると、マサトは手を離して、代わりに顔をぐっと近付けて囁く。
「ウォーカーとは誰だ!? 俺だけなのか、知らないのは!?」
「あっ、そうか。危険が及ばないように秘密にしてたんだっけか……だが帝国と手を組むならもう関係ないか」
だが、知らないならその場で知らないと言えば良い話なのに……と考えて、俺はマサトがそうしなかった理由に思い当たる。ユリウス陛下に自分だけが知らないことを知られるのが嫌なんだろう。
同年代に見えるマサトと陛下、幾つからの付き合いなのかは知らないが、アレスの「俺たちは帝国に拾ってもらった命」という発言と、シズクから聞いた転生者が幼い頃の厳しい現実を思えばある程度長い付き合いであるということは推測が立つ。
「あぁ、なるほどねぇ」
「何をニヤケている……」
「いや? 別に。リカ! 手っ取り早く情報を共有する魔法とか無いか!?」
背を向けているが、聞こう聞こうという意識が強すぎて後ろに姿勢が傾いているせいで聞き耳を立てているのがバレバレのリカに俺が声を掛ける。
「っバレとったか……うむ、あるぞ。早速やろう、少し酔うが我慢せい」
「酔う? って、なんdっ……うぇぇ……」
***
まだマサトは顔が真っ白だし、ふらふらだが、いつまでも待ってはいられない。ユリウス陛下は一国の王、やらねばならないことがあるとのことで、そう時間は取れないらしい。
だから俺は気になることを直接、簡潔に聞くことにした。
「で、どうしてウォーカーを倒すんだ?」
魔道国と帝国が同盟を結ぶ理由は納得がいったが、ウォーカーを倒す理由に繋がりはしない。そんな俺の当然の疑問に、ユリウス陛下は頷き、「少し話が長くなるが」と前置きをした上で話し始めた。
「一つ目は篝火を捕まえた時に奴が出す報酬が他国に渡るのを防ぎたいからさ」
「報酬……?」
「そう、報酬だ。私が王位を継いだ後、受け継がれてきた歴史書を読みウォーカーという者が魔王の存在を偽装していたことを知ったその日の夜、ウォーカーは早速私に接触してきた」
──ウォーカーと直接話しているのか。
俺もシズクもその事実に驚きを隠しきれず、目を丸くする。
マサトなんかは、まだ情報が消化し切れていないのか目を白黒させているのに、その事実にだけは「っ、大丈夫だったのですか!?」と反応した。
「大丈夫、危害は加えられていないさ。それで、私に奴が下した命令は[転生者の篝火]を生け捕り、もしくは殺害しろというものなんだが、それには報酬があった。生け捕りで2つ、殺害で1つ、なんでも願いごとを叶えてくれるというものだ」
「なんでも……?」
マサトはその報酬の曖昧さに明らかに怪訝な顔をするが、俺はそれにはそこまで意外性は感じなかった。それほどのことぐらいはやる男だと、覚悟していた。
百年以上もあるのだ、ウォーカーが殺した転生者の数は十や二十ではきかないだろう。おびただしいほどの数の転生者特典があれば、文字通り「なんでも」叶えられるというのも驚くことでは無い。
「報酬ね、ってことは各国に競走させて効率を上げようとしているってことかな……じゃあ龍頭の迷宮は共和国内だし、ちょっと共和国が有利だね」
「ちょっと、どころじゃ無いぞ」
シズクの言葉にリカはそう言って俺の方を向いた。
「この裏迷宮は迷宮内から外への転移は妨害されておるじゃろ。だが、共和国だけはその妨害を受けない。リューロはその例外を知っておるはずじゃ」
「……転移石か」
突然話を振られたが、直ぐに俺はその例外とやらに思い当たる。
転移石、3層でエレナと会った時に彼女が持っていた脱出手段だ。マサトとイグニススコーピオンを共和国に転移させたアレ。思えばそれ以外で、この裏迷宮から脱出しているのはリカの自死による外での生まれ変わりぐらいで、そう考えればあの石の異質さが分かった。
「そうじゃ。それこそが共和国の優位がちょっとじゃ済まない理由かつ、ウォーカーの渡す報酬の強力さを示す直接のものでもある」
「というと……?」
「帝国の先王が残していた文書で分かったことじゃが、リューロ以外にも篝火はこの百年間の中で三人生まれておる。そしてその内記録に残る最後の一人を殺したのが、共和国なんじゃ」
共和国だけが効果を受けない転移妨害。昔、共和国がウォーカーの指示を受けて篝火を殺している。この2つの事実を並べてリカが提示した、それだけで俺は何となくリカの言いたいことが分かった。
「あー……もしかして、共和国が報酬として転移妨害的なのを貰ったってこと?」
「正解じゃ、シズク。正確には国内ならどこでも自由に転移魔法・転移スキルを妨害出来るというもの。故にちょっとどころでは無く、圧倒的に、共和国が有利なんじゃ」
「つまり今回の篝火の奪い合い、帝国に勝ち目は無い。それどころか共和国にさらなる力を与えるきっかけになりうる。ならば、」
そこまで言ってユリウス陛下は言葉を止める。あとは言わなくとも分かるだろう、と。だから俺がその答え合わせをるように続きを紡ぐ。
「前提条件、ウォーカーごと倒す、か」
10
あなたにおすすめの小説
アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。
そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。
【魔物】を倒すと魔石を落とす。
魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。
世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。
【完結】うさぎ転生 〜女子高生の私、交通事故で死んだと思ったら、気づけば現代ダンジョンの最弱モンスターに!?最強目指して生き延びる〜
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
女子高生の篠崎カレンは、交通事故に遭って命を落とした……はずが、目覚めるとそこはモンスターあふれる現代ダンジョン。しかも身体はウサギになっていた!
HPはわずか5、攻撃力もゼロに等しい「最弱モンスター」扱いの白うさぎ。それでもスライムやコボルトにおびえながら、なんとか生き延びる日々。唯一の救いは、ダンジョン特有の“スキル”を磨けば強くなれるということ。
跳躍蹴りでスライムを倒し、小動物の悲鳴でコボルトを怯ませ、少しずつ経験値を積んでいくうちに、カレンは手応えを感じ始める。
「このままじゃ終わらない。私、もっと強くなっていつか……」
最弱からの“首刈りウサギ”進化を目指して、ウサギの身体で奮闘するカレン。彼女はこの危険だらけのダンジョンで、生き延びるだけでなく“人間へ戻る術(すべ)”を探し当てられるのか? それとも新たなモンスターとしての道を歩むのか?最弱うさぎの成り上がりサバイバルが、いま幕を開ける!
《カクヨム様で50000PV達成‼️》悪魔とやり直す最弱シーカー。十五歳に戻った俺は悪魔の力で人間の頂点を狙う
なべぞう
ファンタジー
ダンジョンが生まれて百年。
スキルを持つ人々がダンジョンに挑む世界で、
ソラは非戦闘系スキル《アイテムボックス》しか持たない三流シーカーだった。
弱さゆえに仲間から切り捨てられ、三十五歳となった今では、
満身創痍で生きるだけで精一杯の日々を送っていた。
そんなソラをただ一匹だけ慕ってくれたのは――
拾ってきた野良の黒猫“クロ”。
だが命の灯が消えかけた夜、
その黒猫は正体を現す。
クロは世界に十人しか存在しない“祝福”を与える存在――
しかも九つの祝福を生んだ天使と悪魔を封印した“第十の祝福者”だった。
力を失われ、語ることすら封じられたクロは、
復讐を果たすための契約者を探していた。
クロは瀕死のソラと契約し、
彼の魂を二十年前――十五歳の過去へと送り返す。
唯一のスキル《アイテムボックス》。
そして契約により初めて“成長”する力を与えられたソラは、
弱き自分を変えるため、再びダンジョンと向き合う。
だがその裏で、
クロは封印した九人の祝福者たちを狩り尽くすための、
復讐の道を静かに歩み始めていた。
これは――
“最弱”と“最凶”が手を取り合い、
未来をやり直す物語
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
盾の間違った使い方
KeyBow
ファンタジー
その日は快晴で、DIY日和だった。
まさかあんな形で日常が終わるだなんて、誰に想像できただろうか。
マンションの屋上から落ちてきた女子高生と、運が悪く――いや、悪すぎることに激突して、俺は死んだはずだった。
しかし、当たった次の瞬間。
気がつけば、今にも動き出しそうなドラゴンの骨の前にいた。
周囲は白骨死体だらけ。
慌てて武器になりそうなものを探すが、剣はすべて折れ曲がり、鎧は胸に大穴が空いたりひしゃげたりしている。
仏様から脱がすのは、物理的にも気持ち的にも無理だった。
ここは――
多分、ボス部屋。
しかもこの部屋には入り口しかなく、本来ドラゴンを倒すために進んできた道を、逆進行するしかなかった。
与えられた能力は、現代日本の商品を異世界に取り寄せる
【異世界ショッピング】。
一見チートだが、完成された日用品も、人が口にできる食べ物も飲料水もない。買えるのは素材と道具、作業関連品、農作業関連の品や種、苗等だ。
魔物を倒して魔石をポイントに換えなければ、
水一滴すら買えない。
ダンジョン最奥スタートの、ハード・・・どころか鬼モードだった。
そんな中、盾だけが違った。
傷はあっても、バンドの残った盾はいくつも使えた。
両手に円盾、背中に大盾、そして両肩に装着したL字型とスパイク付きのそれは、俺をリアルザクに仕立てた。
盾で殴り
盾で守り
腹が減れば・・・盾で焼く。
フライパン代わりにし、竈の一部にし、用途は盛大に間違っているが、生きるためには、それが正解だった。
ボス部屋手前のセーフエリアを拠点に、俺はひとりダンジョンを生き延びていく。
――そんなある日。
聞こえるはずのない女性の悲鳴が、ボス部屋から響いた。
盾のまちがった使い方から始まる異世界サバイバル、ここに開幕。
【AIの使用について】
本作は執筆補助ツールとして生成AIを使用しています。
主な用途は「誤字脱字のチェック」「表現の推敲」「壁打ち(アイデア出しの補助)」です。
ストーリー構成および本文の執筆は作者自身が行っております。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる