悠久~version1:解放戦争

由奈(YUNA)

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解放団旗揚げ

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それからのアニエスの行動は目を見張る程に迅速だった。




大広間に解放団に来た人々を集めて新しいリーダーはあたしだと宣言し、今日を解放団旗揚げだと伝えた。



最初はクリックをリーダーと思い来た人達から戸惑いの声があがったが、あたしがカナリーの娘だと知った途端に歓声があがった。





「自由な世界を!」




大広間で誰か一人がそう叫んだ。
つられてその場にいた全員が同じ言葉を叫んだ。

なんだか涙がでそうだった。




――――みんなが望む自由な世界をあたしが作りたい。



それがあたしの生きる目的にもなった。




「セシル殿、後ほど私の部屋に……」



アニエスはそうあたしに告げていなくなった。


この大広間には兵士や一般人が入り混じっている。
みんな、帝国に不満がある人達。



戦いになるとこの中の何人が生き残るかわからない……もちろんあたしも。


でも、確かにここにはお母さんの、カナリーの意志が生きている。


そしてカナリーが目指したものがあたしが目指すべきものと自覚した。

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