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湖の街の危機
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「セシル殿は軍師であるあたし以上の才をお持ちなようですね」
アニエスが褒めてまわりが感心してくれたけど、それはたまたま思い付いたってだけ。
「じゃあ、セシルとクリックが西へ行くなら私は東ね……ゼシカとアベルも東のがいいかしら?」
レイが言いたい意味はわかった。
西は父の治める土地だから顔が割れてる人が行くのは危険だという意味だろう。
「いや……アベルは平気だろう。ハーン様の元で戦ったのは私だけだ」
ゼシカがすかさずレイに反論した。
ゼシカ的にはあたしにはゼシカかアベルを付けたいって思ったんだろうね。
「じゃあゼシカは東でアベルが西ね」
レイがそう言えば、誰も反対はしなかった。
「あたしも話がつき次第、レイクサイドに行きますから。だから待っていてください」
キリュイにそう告げると、彼は何度も頭を下げた。
結局、あたし・クリック・クルー・アベル・ルイがゴウライ地方へ
レイクサイドとマキへはアニエス・レイ・ゼシカ・クレイル・キリュイが行く事になった。
「あと、みんなに話しておきたい大切な話があるんだけど……」
あたしは簡単にその場にいた人たちに説明をした。
2年前からの帝国兵士の変化について。
同じ鎧を着ていても、黒い鎧の兵士は弓兵、歩兵、騎馬兵構わず武器に特殊な毒を染み込ませた武器を使っていること。
その毒は身体の内部と身体の傷つけられた部位、両方から毒がまわり、通常より致死率が高いこと。
また、身体の内部の解毒は通常の解毒剤で代用できるらしいが、外傷は解毒剤の調合ができる医師が一人しかおらず、また外傷用の解毒剤は帝国が独占所有していて一般的に手に入れられない。
だから、その毒のついた武器に少しでも触れたらそれは死を意味するという事になる……。
アニエスが褒めてまわりが感心してくれたけど、それはたまたま思い付いたってだけ。
「じゃあ、セシルとクリックが西へ行くなら私は東ね……ゼシカとアベルも東のがいいかしら?」
レイが言いたい意味はわかった。
西は父の治める土地だから顔が割れてる人が行くのは危険だという意味だろう。
「いや……アベルは平気だろう。ハーン様の元で戦ったのは私だけだ」
ゼシカがすかさずレイに反論した。
ゼシカ的にはあたしにはゼシカかアベルを付けたいって思ったんだろうね。
「じゃあゼシカは東でアベルが西ね」
レイがそう言えば、誰も反対はしなかった。
「あたしも話がつき次第、レイクサイドに行きますから。だから待っていてください」
キリュイにそう告げると、彼は何度も頭を下げた。
結局、あたし・クリック・クルー・アベル・ルイがゴウライ地方へ
レイクサイドとマキへはアニエス・レイ・ゼシカ・クレイル・キリュイが行く事になった。
「あと、みんなに話しておきたい大切な話があるんだけど……」
あたしは簡単にその場にいた人たちに説明をした。
2年前からの帝国兵士の変化について。
同じ鎧を着ていても、黒い鎧の兵士は弓兵、歩兵、騎馬兵構わず武器に特殊な毒を染み込ませた武器を使っていること。
その毒は身体の内部と身体の傷つけられた部位、両方から毒がまわり、通常より致死率が高いこと。
また、身体の内部の解毒は通常の解毒剤で代用できるらしいが、外傷は解毒剤の調合ができる医師が一人しかおらず、また外傷用の解毒剤は帝国が独占所有していて一般的に手に入れられない。
だから、その毒のついた武器に少しでも触れたらそれは死を意味するという事になる……。
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