悠久~version1:解放戦争

由奈(YUNA)

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それぞれの想い

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痛み止めが聞いて落ち着いた頃、ティアと4人が全てを教えてくれた。



あたしがいるのはフッキの家で、ハスの指示でこの家にいる。

ハスの教えでティアの場所を聞いたクリックとクルーがティアを迎えに行って、
その間あたしはアベルに散々『殺して』と頼んでいたらしい。

ティアは最初人殺しをしている医者だから人助けは断ると言ったが二人が土下座して頼み続けた事。
どんなに断っても土下座して頼み続ける二人に負けてあたしの治療を受け入れてくれた。

でも外傷の解毒剤は帝国の使いにに渡したばかりで材料が足りない上に医者として働いていないため麻酔もなく、麻酔なして矢を抜き解毒剤がないから壊死した皮膚を焼いたって。

それから4日間、あたしの意識がなかった。


そして最後に、あたしの皮膚の消毒と痛み止めの材料を4人が毎日探しては先生が薬を作って治療してくれた事を教えてくれた。





「セシル……お願いがある」



クリックとクルーが真剣な顔をしてあたしを見ていた。



「リーダーの命令だからあの時にアベルとルイを止めたが……あんな命令はもうしないでほしい。
セシルが俺達を助けるためにした行動だとわかるが、お前を失うのは解放団だからって理由じゃなくても俺達は辛い」


「セシルはさ、優しすぎるんだよ。本来なら俺らがセシルを守るんだからセシルが俺らを守るんじゃねぇよ」



二人にそう言われて黙るしかなかった。
あの時、あたしがいなくても解放団はなんとかなると思って行動したけど、二人の気持ちなんて考えもしないで命令をしてしまったから。



「セシルもレイみたく『あなたがやりなさい』って言ってくれよ、全部自分がやろうとして……俺ら仲間だろ?心配したんだからな?」




クリックの言葉が何よりも嬉しかった。

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