悠久~version1:解放戦争

由奈(YUNA)

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それぞれの想い

9

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「みんな……ごめんなさい。あの時お父さんからみんなを守るのにはああするしかないって……。
それに解放団にあたしがいなくてもあたしの意志は生きていくから大丈夫だと思った……」



「確かにセシルのおかげで難を逃れたな!とりあえずまだ休め!疲れただろ?」



クルーが明るく言ってくれたけど冷静に計算して7日はロックライフに滞在している計算になる。



「だめ……いますぐにでもロックルックの市長に会わなきゃ………レイクサイドのためにも、解放団のためにも……」



起き上がろうとするあたしをアベルが制した。



「そんな状態じゃ歩く事もできません。お願いですから少し横になってください」



アベルに言われたら逆らえない。
あたしは記憶にないとは言え、アベルにひどい事を言ったから……。

『殺して』なんて頼まれて『わかりました』なんて言えるはずもないし、逆の立場ならあたしは言われたら辛いから。




「……寝てもいい?」



「ああ!話とかして疲れただろ?俺達が見張ってるから安心して寝な!」



ルイが笑ってくれたからあたしもやっと笑う事ができた。
目を閉じる前に周りを見たら4人とも笑顔であたしを見てくれた。


「みんな……ありがとう」



そう言って眠りについた。

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