108 / 297
集う仲間
3
しおりを挟む
「あなたが噂のセシル様で……」
キリュイに案内された先にいたのは歳老いたお婆さんだった。
この人がレイクサイドの長らしい。
「この度は本当にありがとうございました。あなた様のおかげで我々の生活は元に戻ります」
「いえ……そんな……まだ街は元に戻ってません」
「でも、必ず戻ります。今日はわざわざお越しいただたいて………――――――」
長い感謝の言葉ののちあたしがレイクサイドの安全を約束するために副市長を紹介していた。
そうしたらより一層感謝とお礼を延々と言われて横目で窓を見たら外は暗かった。
「長!もう夜が更けました。セシル様たちはお疲れでしょうからそろそろ……」
キリュイが長に言ってくれたおかげであたしたちは解放された。
今日は日帰りのはずがレイクサイドにある宿に泊まる事になってしまった。
「あたしが話す隙がなかったね」
ゼシカとレンゲに話し掛けたら2人とも頷いていた。
「全く……長が元気な証拠ですが、さすがに私も疲れました」
レンゲがそう言ってベッドに腰かけた。
「私はシャワーあびて早くに休ませてください。お嬢様、明日は早めに城に帰りましょう」
早めを強調してゼシカが部屋を出ていった。
「ゼシカさんの言う通りですね。私も話に疲れたのでもう聞かないで戻りたいです」
レンゲの言葉にあたしは思わず吹き出してしまった。
キリュイに案内された先にいたのは歳老いたお婆さんだった。
この人がレイクサイドの長らしい。
「この度は本当にありがとうございました。あなた様のおかげで我々の生活は元に戻ります」
「いえ……そんな……まだ街は元に戻ってません」
「でも、必ず戻ります。今日はわざわざお越しいただたいて………――――――」
長い感謝の言葉ののちあたしがレイクサイドの安全を約束するために副市長を紹介していた。
そうしたらより一層感謝とお礼を延々と言われて横目で窓を見たら外は暗かった。
「長!もう夜が更けました。セシル様たちはお疲れでしょうからそろそろ……」
キリュイが長に言ってくれたおかげであたしたちは解放された。
今日は日帰りのはずがレイクサイドにある宿に泊まる事になってしまった。
「あたしが話す隙がなかったね」
ゼシカとレンゲに話し掛けたら2人とも頷いていた。
「全く……長が元気な証拠ですが、さすがに私も疲れました」
レンゲがそう言ってベッドに腰かけた。
「私はシャワーあびて早くに休ませてください。お嬢様、明日は早めに城に帰りましょう」
早めを強調してゼシカが部屋を出ていった。
「ゼシカさんの言う通りですね。私も話に疲れたのでもう聞かないで戻りたいです」
レンゲの言葉にあたしは思わず吹き出してしまった。
0
あなたにおすすめの小説
ウルティメイド〜クビになった『元』究極メイドは、素材があれば何でも作れるクラフト系スキルで魔物の大陸を生き抜いていく〜
西館亮太
ファンタジー
「お前は今日でクビだ。」
主に突然そう宣告された究極と称されるメイドの『アミナ』。
生まれてこの方、主人の世話しかした事の無かった彼女はクビを言い渡された後、自分を陥れたメイドに魔物の巣食う島に転送されてしまう。
その大陸は、街の外に出れば魔物に襲われる危険性を伴う非常に危険な土地だった。
だがそのまま死ぬ訳にもいかず、彼女は己の必要のないスキルだと思い込んでいた、素材と知識とイメージがあればどんな物でも作れる『究極創造』を使い、『物作り屋』として冒険者や街の住人相手に商売することにした。
しかし街に到着するなり、外の世界を知らない彼女のコミュ障が露呈したり、意外と知らない事もあったりと、悩みながら自身は究極なんかでは無かったと自覚する。
そこから始まる、依頼者達とのいざこざや、素材収集の中で起こる騒動に彼女は次々と巻き込まれていく事になる。
これは、彼女が本当の究極になるまでのお話である。
※かなり冗長です。
説明口調も多いのでそれを加味した上でお楽しみ頂けたら幸いです
半竜皇女〜父は竜人族の皇帝でした!?〜
侑子
恋愛
小さな村のはずれにあるボロ小屋で、母と二人、貧しく暮らすキアラ。
父がいなくても以前はそこそこ幸せに暮らしていたのだが、横暴な領主から愛人になれと迫られた美しい母がそれを拒否したため、仕事をクビになり、家も追い出されてしまったのだ。
まだ九歳だけれど、人一倍力持ちで頑丈なキアラは、体の弱い母を支えるために森で狩りや採集に励む中、不思議で可愛い魔獣に出会う。
クロと名付けてともに暮らしを良くするために奮闘するが、まるで言葉がわかるかのような行動を見せるクロには、なんだか秘密があるようだ。
その上キアラ自身にも、なにやら出生に秘密があったようで……?
※二章からは、十四歳になった皇女キアラのお話です。
裏長屋の若殿、限られた自由を満喫する
克全
歴史・時代
貧乏人が肩を寄せ合って暮らす聖天長屋に徳田新之丞と名乗る人品卑しからぬ若侍がいた。月のうち数日しか長屋にいないのだが、いる時には自ら竈で米を炊き七輪で魚を焼く小まめな男だった。
後宮薬師は名を持たない
由香
キャラ文芸
後宮で怪異を診る薬師・玉玲は、母が禁薬により処刑された過去を持つ。
帝と皇子に迫る“鬼”の気配、母の遺した禁薬、鬼神の青年・玄曜との出会い。
救いと犠牲の狭間で、玉玲は母が選ばなかった選択を重ねていく。
後宮が燃え、名を失ってもなお――
彼女は薬師として、人として、生きる道を選ぶ。
拾った年上侯爵が甘え上手すぎて、よしよししてたら婚約することになりました
星乃和花
恋愛
⭐︎火木土21:00更新ー本編8話・後日談8話⭐︎
王都の市場で花屋をしているリナは、ある朝――
路地裏で倒れている“美形の年上男性”を拾ってしまう。
熱で弱っているだけ……のはずが、彼はなぜか距離が近い。
「行かないで」「撫でて」「君がいると回復する」
甘えが上手すぎるうえに、褒め方までずるい。
よしよし看病してあげていたら、いつの間にか毎日市場に現れるようになり、
気づけば花屋は貴族の面会所(?)になっていて――
しかも彼の正体は、王都を支える侯爵家の当主だった!?
「君は国のために必要だ(※僕が倒れるから)」
年上当主の“甘え策略”に、花屋の心臓は今日ももたない。
ほのぼの王都日常コメディ×甘やかし捕獲ラブ、開幕です。
不器量令嬢は、婚約破棄の断罪が面倒くさい
あんど もあ
ファンタジー
不器量なマルグリットは、婚約者の美しい第一王子からずっと容姿を貶められる日々。とうとう王立学園の卒業パーティーで王子に婚約破棄を宣言され、「王子から解放される! それいいかも!」となったが、続く断罪が面倒くさくて他の人に丸投げする事にする。
【完結】元Sランク受付嬢の、路地裏ひとり酒とまかない飯
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
ギルド受付嬢の佐倉レナ、外見はちょっと美人。仕事ぶりは真面目でテキパキ。そんなどこにでもいる女性。
でも実はその正体、数年前まで“災厄クラス”とまで噂された元Sランク冒険者。
今は戦わない。名乗らない。ひっそり事務仕事に徹してる。
なぜって、もう十分なんです。命がけで世界を救った報酬は、“おひとりさま晩酌”の幸福。
今日も定時で仕事を終え、路地裏の飯処〈モンス飯亭〉へ直行。
絶品まかないメシとよく冷えた一杯で、心と体をリセットする時間。
それが、いまのレナの“最強スタイル”。
誰にも気を使わない、誰も邪魔しない。
そんなおひとりさまグルメライフ、ここに開幕。
暗算参謀は王国を追放される――戦わずして勝ち続けた男の失脚譚――
まさき
ファンタジー
現代日本から異世界へ転生した主人公。
彼に与えられた唯一の能力は、瞬時にあらゆる数値を弾き出す「暗算」だった。
剣も魔法も使えない。
だが確率と戦略を読み解くことで、王国の戦を幾度も勝利へ導いていく。
やがて王国の戦略顧問として絶大な信頼を得るが、
完璧すぎる功績は貴族の嫉妬を招き、巧妙な罠により不正の罪を着せられてしまう。
証明できぬ潔白。
国の安定を優先した王の裁定。
そして彼は、王国を追放される。
それでも彼は怒らない。
数字は嘘をつかないと知っているからだ。
戦わずして勝ち続けた参謀が、国を去るその日までを描く、
知略と静かな誇りの異世界戦略譚。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる