悠久~version1:解放戦争

由奈(YUNA)

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解放団初陣

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ヘリオン城はレイクサイドを経由するよりセキを経由した方が近い。
セキから行っても片道約7日、往復約14日はかかると計算したがミリィたちは7日で戻った。

ミリィに聞くと「忍びは夜の闇でも動けるから、通常の旅人より移動時間が短縮できます。それに我々は特別な動きだってできるんです」と、意味ありげに言われた。

他の人に聞いたら忍びは木の上とかも動けるらしい。




「して、報告を聞きます」



アニエスが聞いたらミリィは険しい顔をして伝えた。



「帝国はヘリオン城から北の関所までにある森や山を全て焼き払うようです……理由はわかりませんでしたが、焼き払う地域には東の村や我らの忍の村もあり、焼き払いについて住民には説明がないようです」



この報告にみんな言葉をなくした。



「この焼き打ちにより帝国は兵を南に帰し、今の兵力7,000となっているようです。この決行は本日より20日後です」



「これで、東の兵力が少ない理由がわかりましたね。我々は6,500の兵がいます。十分に張り合えると思います」



サンが言った。



「セシル殿、軍師として進言します。今こそヘリオン城を落とすべきです。この期を逃すとマリー地方は火の海となるでしょう」










「………明朝、全軍進軍する!解放団の初陣だ!」



あたしの言葉に兵士は奮起した。


準備のために各々がいなくなって主要幹部だけになった大広間でクルーが頭を掻きながら話し出した。

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