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謝罪と絆
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関所を落としたという連絡を待つ間、あたしはアニエスと共に部隊編成を考えたり、北の地図を見てサマサの戦いのあった場所を確認したりした。
北出身の兵士がいて、サマサが復興しない理由を聞いたら『住民もいない帝国から見放された町だから』と悲しそうに話してくれた。
北で生まれた人はサマサの町を見聞きしてるからきっと悲惨さはあたしが思うよりも凄いのだろう……そう思った。
それと同時にあたしはサマサの町を見たくなった。
「まーたセシル難しい顔してるぞ」
慌てて顔を上げたらルイとネオがいた。
「何かありました?」
ネオは心配そうに聞いてきたからあたしが思った『サマサの町をみたい』という話をした。
「うーん……セシルが行きたいなら北を解放してからだけど…一人は許されないだろうな」
「だよねー……でもサマサの町…見たくない?」
「気にはなりますね。帝国の現状を示すような町ですから」
ネオは賛成してくれてなんだか嬉しかった。
立ち話だったから気付けばあたしの周りに人だかりができていて驚いた。
「アニエスに話してくる!部隊編成も決まってきてね、あたしはスエル城を目指すからサマサの町に近いの!」
「なぁなぁ俺は?城を目指す?囮?」
ルイが興味津々で聞いてきた。
「ルイは城を目指す!囮って実は一番危ないの。国の宝を守るためには精鋭…もしかしたらシリウ将軍まで来るかもしれない……だからこっちは礼拝堂への囮の部隊は精鋭を選んでるの。
あたしの部隊は北の解放の象徴のためにもあたしがスエル城を開場させなきゃいけないから強制で城を目指す!」
そう話してあたしが一人歩きだしたらみんなが道を開けてくれた。
北出身の兵士がいて、サマサが復興しない理由を聞いたら『住民もいない帝国から見放された町だから』と悲しそうに話してくれた。
北で生まれた人はサマサの町を見聞きしてるからきっと悲惨さはあたしが思うよりも凄いのだろう……そう思った。
それと同時にあたしはサマサの町を見たくなった。
「まーたセシル難しい顔してるぞ」
慌てて顔を上げたらルイとネオがいた。
「何かありました?」
ネオは心配そうに聞いてきたからあたしが思った『サマサの町をみたい』という話をした。
「うーん……セシルが行きたいなら北を解放してからだけど…一人は許されないだろうな」
「だよねー……でもサマサの町…見たくない?」
「気にはなりますね。帝国の現状を示すような町ですから」
ネオは賛成してくれてなんだか嬉しかった。
立ち話だったから気付けばあたしの周りに人だかりができていて驚いた。
「アニエスに話してくる!部隊編成も決まってきてね、あたしはスエル城を目指すからサマサの町に近いの!」
「なぁなぁ俺は?城を目指す?囮?」
ルイが興味津々で聞いてきた。
「ルイは城を目指す!囮って実は一番危ないの。国の宝を守るためには精鋭…もしかしたらシリウ将軍まで来るかもしれない……だからこっちは礼拝堂への囮の部隊は精鋭を選んでるの。
あたしの部隊は北の解放の象徴のためにもあたしがスエル城を開場させなきゃいけないから強制で城を目指す!」
そう話してあたしが一人歩きだしたらみんなが道を開けてくれた。
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