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CASE6 新人類開発施設
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「それにしてもずいぶん雪将軍の支配地域寄りの場所に建てたよね……。察したのかな?」
「察する?」
ジェスさんは首をかしげたけど、私は分かった。
「雪将軍を、倒すこと」
アゲハの一言にジェスさんは納得したけど、同時に部屋の前から物音がした。
一番入り口に近かったスーが勢いよくドアを開けたらそこにいたのはレオナさんとミドさん。
二人共驚いた顔をしているから、ニャンさんからまだ何も聞かされていないのかも……。
「……コユキを、殺すのかい?」
レオナさんが静かに聞いてきた。
きっと二人は、雪将軍を知っている。
この場の空気が緊迫してて、私は口を開けない。
イエスと言えば危険な目に遭うんじゃないかって……そう感じて、、、
「……お二人共、部屋に入ってくれませんか?ニャン様が話していない以上、これ以上の人に自分達から話す訳にもいきません」
アゲハの言葉にレオナさんとミドさんは部屋に入ってきた。
ミドさんの手にはお粥があって、スーのために持ってきてくれたところで会話を聞かれた。
タイミング悪……。
しかもミドさんは、シドさんのお兄さん。
アゲハが殺してしまった……ここで住んでいた人の家族。
ミドさんは私には変わらず好意的だけど、アゲハの事は全身全霊で嫌っている。
「あ、朝ごはん!ありがとう!!」
スーは笑顔で受け取ったけど、ミドさんは険しい顔をしたまま。
「結論から言えば、俺たちレジスタンスは雪将軍を殺します」
アゲハの言葉にレオナさんは手で口を押さえて泣きそうな表情になって、ミドさんは膝に乗せていた拳をワナワナと震わせていた。
「………俺の弟の次はコハルの姉を殺すのか……お前はずいぶん簡単に人を殺せるんだな」
それは、アゲハに向けた敵意。
レジスタンスへ向けたものではなくて、アゲハ個人への、憎しみ。
「……って言われるのが分かってるからコイツは行かせない。それにコイツだけじゃなくて俺たち全員、人殺しだ。あんたも蟲を殺したことあるだろ?蟲は元は人なんだから、人殺しと変わらねぇよ」
ゼロさんの言葉にミドさんは一瞬詰まったけど、ゼロさんとアゲハを睨み付けた。
「蟲は蟲になった時点で人じゃない!新人類も!所詮お前は人じゃないから簡単に人を殺せるんだ!!」
「だから!俺も他の奴等も人は殺したって言ってんだろ!!救済者の奴隷、破壊者の信者、俺は数えきれないくらい殺した!!だけど別に好きでやってんじゃねーよ!!」
ゼロさんが怒って立ち上がったけど、隣に座っていたアゲハがゼロさんの服を掴んだ。
「ゼロは座りなって。………ミドさん、あなたの言う通り、俺はここにいる人を手にかけました。自分がした事に弁解はしません。すみませんでした」
そう言って静かに深く、頭を下げた。
「雪将軍について、、話を聞いてもらえますか?」
顔をあげたアゲハは
まっすぐミドさんを見ていた。
私はアゲハの左隣に座っていたから分かったの。
態度も言葉も凛としていたけれど
手はずっと震えていた事に。
「察する?」
ジェスさんは首をかしげたけど、私は分かった。
「雪将軍を、倒すこと」
アゲハの一言にジェスさんは納得したけど、同時に部屋の前から物音がした。
一番入り口に近かったスーが勢いよくドアを開けたらそこにいたのはレオナさんとミドさん。
二人共驚いた顔をしているから、ニャンさんからまだ何も聞かされていないのかも……。
「……コユキを、殺すのかい?」
レオナさんが静かに聞いてきた。
きっと二人は、雪将軍を知っている。
この場の空気が緊迫してて、私は口を開けない。
イエスと言えば危険な目に遭うんじゃないかって……そう感じて、、、
「……お二人共、部屋に入ってくれませんか?ニャン様が話していない以上、これ以上の人に自分達から話す訳にもいきません」
アゲハの言葉にレオナさんとミドさんは部屋に入ってきた。
ミドさんの手にはお粥があって、スーのために持ってきてくれたところで会話を聞かれた。
タイミング悪……。
しかもミドさんは、シドさんのお兄さん。
アゲハが殺してしまった……ここで住んでいた人の家族。
ミドさんは私には変わらず好意的だけど、アゲハの事は全身全霊で嫌っている。
「あ、朝ごはん!ありがとう!!」
スーは笑顔で受け取ったけど、ミドさんは険しい顔をしたまま。
「結論から言えば、俺たちレジスタンスは雪将軍を殺します」
アゲハの言葉にレオナさんは手で口を押さえて泣きそうな表情になって、ミドさんは膝に乗せていた拳をワナワナと震わせていた。
「………俺の弟の次はコハルの姉を殺すのか……お前はずいぶん簡単に人を殺せるんだな」
それは、アゲハに向けた敵意。
レジスタンスへ向けたものではなくて、アゲハ個人への、憎しみ。
「……って言われるのが分かってるからコイツは行かせない。それにコイツだけじゃなくて俺たち全員、人殺しだ。あんたも蟲を殺したことあるだろ?蟲は元は人なんだから、人殺しと変わらねぇよ」
ゼロさんの言葉にミドさんは一瞬詰まったけど、ゼロさんとアゲハを睨み付けた。
「蟲は蟲になった時点で人じゃない!新人類も!所詮お前は人じゃないから簡単に人を殺せるんだ!!」
「だから!俺も他の奴等も人は殺したって言ってんだろ!!救済者の奴隷、破壊者の信者、俺は数えきれないくらい殺した!!だけど別に好きでやってんじゃねーよ!!」
ゼロさんが怒って立ち上がったけど、隣に座っていたアゲハがゼロさんの服を掴んだ。
「ゼロは座りなって。………ミドさん、あなたの言う通り、俺はここにいる人を手にかけました。自分がした事に弁解はしません。すみませんでした」
そう言って静かに深く、頭を下げた。
「雪将軍について、、話を聞いてもらえますか?」
顔をあげたアゲハは
まっすぐミドさんを見ていた。
私はアゲハの左隣に座っていたから分かったの。
態度も言葉も凛としていたけれど
手はずっと震えていた事に。
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