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CASE8 君がいない日々
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涼くんとアゲハ
私と桃華
私たちはこの世界の人間じゃない。
だけど、涼くんは強さを求めて
アゲハはレジスタンスを守るために
別の道へ行ってしまった。
私は
止めることは、できなかった。
あれから
あんまり、覚えていない。
慌ただしく別の居住区へ移動して、戻ってきたエドガーやランさんへはレオンとゼロさんが説明をしていた。
私は、
ミレイにものすごい責められた。
全て私が悪いって。
アゲハが元々怪我をしていなければ、こんな事にはなっていなかったし
私が戻ってこなければ、涼くんも来なかったはずだって。
その通りだから一切反論はしなかった。
泣き叫んで怒りをぶつけてくるミレイと、泣きもしない私。
そんな私が余計にムカついたみたいで、エドガーが私たちを引き離さなかったら、大変な事になっていたかもしれない。
ギルバートさんは怪我に怪我を重ねて悪化したし
シュナはずっと泣いていた。
エドガーは悔しそうな様子だったし
桃華も私になんて話していいか分からない様子だった。
なんかもう、疲れたなって思って
しばらくってかずっと
一人でぼんやりと過ごしていた。
後から聞いた話だと、アゲハは花将軍が自分を呼んでいるってレオンからテレパシーで聞いていたんだって。
それで、出てくるなって命令だったけど、シュナの危険を察知して
桃華には「様子を見てくる」ってだけ言って外に出たらしい。
それから
最後にシュナに伝えた言葉は
『次に生きて出会えたらきっと俺は救済者。だから、躊躇わずに殺してほしい。それが、俺の願い』
アゲハは、生きていても無事じゃいられないって分かった上で、行ってしまった。
これから私は、どうしたらいいの?
ずっとアゲハといて、アゲハの後ろで守られていた。
この世界で死ぬ可能性もあるってわかっていた。
分かっていたけど…私は大丈夫だしアゲハも大丈夫って
なぜかそう思い込んでいた。
「ソラ、入るぞ?」
たぶん、三日くらいはずっと一人でいたと思う。
私には声をかけないでってオーラもずっと出ていただろうし。
だから、レオンが声をかけてきたのはビックリした。
「………どうしたの?」
「ギルが今後について話があるって、全員に」
全員……か。
ミレイに会うのが、気まずいな。
**********
「アゲハの事だが、―――――」
ギルバートさんは全員が揃ってから口にしたのはアゲハの名前。
「探すためにも別れて行動する」
「……別れて?」
スーが首をかしげたけど、私も全然意味が分からない。
「あの女がアゲハを殺すとは考えにくい。無事でもないだろうが……生きている可能性の方が高い」
ギルバートさんは、
レジスタンスの幹部は、、
アゲハの事を、諦めてはいない。
「あいつが戻れないなら迎えに行けばいい。……だが、俺たちもアゲハの捜索ばかりをしていらる状況ではない」
「だから、別れてそれぞれ行動しつつアゲハを探す。私は花将軍の支配地域を探す。そうしながら、ニャン様たちの引っ越しや新しい居住区確保を行う」
エドガーは花将軍の支配地域
「俺は星将軍の支配地域だな。アッシュがまだ半人前だからスーが面倒見たがっているし、俺の情報提供者は星将軍の支配地域ばかりだからな」
ゼロさんは星将軍の支配地域
「俺は自分の店やりながら情報を集めるさ。場所が雪将軍の支配地域だから、今後ここがどうなるか分からねぇからな」
レオンは雪将軍の支配地域
「俺は救済者の皇帝の居城を探りながら、救済者の支配地域全域を回る」
ギルバートさんは全ての地域
それぞれの地域に別れて、アゲハを探す。
簡単に見つかるとは……思えないけど、、、
でも
少なくとも幹部は
諦めるつもりは、ないみたい。
私と桃華
私たちはこの世界の人間じゃない。
だけど、涼くんは強さを求めて
アゲハはレジスタンスを守るために
別の道へ行ってしまった。
私は
止めることは、できなかった。
あれから
あんまり、覚えていない。
慌ただしく別の居住区へ移動して、戻ってきたエドガーやランさんへはレオンとゼロさんが説明をしていた。
私は、
ミレイにものすごい責められた。
全て私が悪いって。
アゲハが元々怪我をしていなければ、こんな事にはなっていなかったし
私が戻ってこなければ、涼くんも来なかったはずだって。
その通りだから一切反論はしなかった。
泣き叫んで怒りをぶつけてくるミレイと、泣きもしない私。
そんな私が余計にムカついたみたいで、エドガーが私たちを引き離さなかったら、大変な事になっていたかもしれない。
ギルバートさんは怪我に怪我を重ねて悪化したし
シュナはずっと泣いていた。
エドガーは悔しそうな様子だったし
桃華も私になんて話していいか分からない様子だった。
なんかもう、疲れたなって思って
しばらくってかずっと
一人でぼんやりと過ごしていた。
後から聞いた話だと、アゲハは花将軍が自分を呼んでいるってレオンからテレパシーで聞いていたんだって。
それで、出てくるなって命令だったけど、シュナの危険を察知して
桃華には「様子を見てくる」ってだけ言って外に出たらしい。
それから
最後にシュナに伝えた言葉は
『次に生きて出会えたらきっと俺は救済者。だから、躊躇わずに殺してほしい。それが、俺の願い』
アゲハは、生きていても無事じゃいられないって分かった上で、行ってしまった。
これから私は、どうしたらいいの?
ずっとアゲハといて、アゲハの後ろで守られていた。
この世界で死ぬ可能性もあるってわかっていた。
分かっていたけど…私は大丈夫だしアゲハも大丈夫って
なぜかそう思い込んでいた。
「ソラ、入るぞ?」
たぶん、三日くらいはずっと一人でいたと思う。
私には声をかけないでってオーラもずっと出ていただろうし。
だから、レオンが声をかけてきたのはビックリした。
「………どうしたの?」
「ギルが今後について話があるって、全員に」
全員……か。
ミレイに会うのが、気まずいな。
**********
「アゲハの事だが、―――――」
ギルバートさんは全員が揃ってから口にしたのはアゲハの名前。
「探すためにも別れて行動する」
「……別れて?」
スーが首をかしげたけど、私も全然意味が分からない。
「あの女がアゲハを殺すとは考えにくい。無事でもないだろうが……生きている可能性の方が高い」
ギルバートさんは、
レジスタンスの幹部は、、
アゲハの事を、諦めてはいない。
「あいつが戻れないなら迎えに行けばいい。……だが、俺たちもアゲハの捜索ばかりをしていらる状況ではない」
「だから、別れてそれぞれ行動しつつアゲハを探す。私は花将軍の支配地域を探す。そうしながら、ニャン様たちの引っ越しや新しい居住区確保を行う」
エドガーは花将軍の支配地域
「俺は星将軍の支配地域だな。アッシュがまだ半人前だからスーが面倒見たがっているし、俺の情報提供者は星将軍の支配地域ばかりだからな」
ゼロさんは星将軍の支配地域
「俺は自分の店やりながら情報を集めるさ。場所が雪将軍の支配地域だから、今後ここがどうなるか分からねぇからな」
レオンは雪将軍の支配地域
「俺は救済者の皇帝の居城を探りながら、救済者の支配地域全域を回る」
ギルバートさんは全ての地域
それぞれの地域に別れて、アゲハを探す。
簡単に見つかるとは……思えないけど、、、
でも
少なくとも幹部は
諦めるつもりは、ないみたい。
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