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CASE10 傷痕
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「私のベッド……何してるの?」
「ん?見ての通り分解してるんだよ?ネジ固くて外すの大変だったんだよ」
エドガーは当たり前みたいに言うけどね?
聞いてないからね?私。
「隣の部屋に移動させる。そうすればソラもノビノビ寝られるだろ?どう考えても二人で寝るにゃせめーよ」
「あ……なるほどね。それはいい考え」
これで私の安眠は確保された……ような気がする。
年頃の男女が同じ部屋にいるように仕向ける大人たちもどうかと思うけど……。
まぁ今の状況じゃあ誰が見ても仕方ないって思うよね?
「一旦休憩にして俺は買い物してくる。で?この材料で何作る気なんだ?」
レオンはすごい興味津々で聞いてきた。
ないのかな?アップルパイ。
この世界に。
「アップルパイだよ。余ったリンゴで作るって」
「……あっぷるぱい?」
やっぱり、聞きなれない言葉みたい。
「えっと……リンゴとパイ生地を使ったデザート」
「ぱいきじ?って??」
レオンは全く分からないみたいで……ないんだね、この世界にパイという食べ物が。
パイについて説明なんて……私には無理!
「出来上りを食べたら分かるよ!甘くて美味しいよ!」
って、適当な返事しかできなかった。
「確かにな!アゲハが作ると失敗がねーし!」
「あれが美味しかったな。“ふれんちとーすと”はじめて食べる味だった」
「あー、パンが甘く焼かれたアレか……スーが食べ過ぎで気持ち悪くなって吐いてたしか覚えてねー」
……なんだろう。
途中までアゲハが料理うまいって話でいい話だったのに、、、
なんとなく、状況が目に浮かぶよ……。
一階にレオンと一緒に戻ると、アゲハと桃華が一緒に準備を始めていた……ん、だけど、、、
「包丁の使い方!!なんか怖いから!!こうだよ、こう!」
「え?何が違うの?」
「よく見て、だいぶ違うから」
「……そう、かなぁ?」
めちゃめちゃ慌てるアゲハと、全然理解できてない桃華。
椅子に座って教えるためか、椅子が近くにあるのに立っちゃってるし……。
「おーい、買い物してくるから……アゲハはあんま無理すんなよ?傷口開いたら洒落になんねーぞ」
「えっ!?アゲハくんが無理するなってどういう意味!?」
「言葉のとーり!モモカを真面目に相手にしてたら興奮して傷口開きそうだぜ?」
まぁまぁ失礼な発言をしながらレオンは買い物に行ったけど……
アップルパイ作りは(主に桃華が)大変で、完成した頃は夕方だった。
「できたねっ!めっちゃ美味しそうなアップルパイだよ!!」
「……良かったね、桃華さん」
そう言ったアゲハは疲れて眠たそう。
察したエドガーが「休んだら?」って声をかけたら部屋には戻らないでソファで横になっちゃった。
「ガキかお前は!そこで寝たら風邪引くだろ!!」
そう言いながらブランケットをアゲハに掛けるゼロさんって……優しいよね、かなり。
「だって一人でいたくないもん……。それと、みんなが食べてるの見たいし」
「……お前が作るモノなら全部うまいに決まってるだろーが。だからみんなニヤニヤしながら食う姿は見なくても分かるだろ」
「そのニヤニヤした顔を見たいんだって。…とくにゼロの顔をね」
アゲハにちょっとイジられたゼロさんはプイって顔をそむけたけど……
アゲハにそうやってイジられたのが嬉しかったのか、機嫌が良さそうな顔をしていた。
なんか…来たときと真逆の顔。
「ん?見ての通り分解してるんだよ?ネジ固くて外すの大変だったんだよ」
エドガーは当たり前みたいに言うけどね?
聞いてないからね?私。
「隣の部屋に移動させる。そうすればソラもノビノビ寝られるだろ?どう考えても二人で寝るにゃせめーよ」
「あ……なるほどね。それはいい考え」
これで私の安眠は確保された……ような気がする。
年頃の男女が同じ部屋にいるように仕向ける大人たちもどうかと思うけど……。
まぁ今の状況じゃあ誰が見ても仕方ないって思うよね?
「一旦休憩にして俺は買い物してくる。で?この材料で何作る気なんだ?」
レオンはすごい興味津々で聞いてきた。
ないのかな?アップルパイ。
この世界に。
「アップルパイだよ。余ったリンゴで作るって」
「……あっぷるぱい?」
やっぱり、聞きなれない言葉みたい。
「えっと……リンゴとパイ生地を使ったデザート」
「ぱいきじ?って??」
レオンは全く分からないみたいで……ないんだね、この世界にパイという食べ物が。
パイについて説明なんて……私には無理!
「出来上りを食べたら分かるよ!甘くて美味しいよ!」
って、適当な返事しかできなかった。
「確かにな!アゲハが作ると失敗がねーし!」
「あれが美味しかったな。“ふれんちとーすと”はじめて食べる味だった」
「あー、パンが甘く焼かれたアレか……スーが食べ過ぎで気持ち悪くなって吐いてたしか覚えてねー」
……なんだろう。
途中までアゲハが料理うまいって話でいい話だったのに、、、
なんとなく、状況が目に浮かぶよ……。
一階にレオンと一緒に戻ると、アゲハと桃華が一緒に準備を始めていた……ん、だけど、、、
「包丁の使い方!!なんか怖いから!!こうだよ、こう!」
「え?何が違うの?」
「よく見て、だいぶ違うから」
「……そう、かなぁ?」
めちゃめちゃ慌てるアゲハと、全然理解できてない桃華。
椅子に座って教えるためか、椅子が近くにあるのに立っちゃってるし……。
「おーい、買い物してくるから……アゲハはあんま無理すんなよ?傷口開いたら洒落になんねーぞ」
「えっ!?アゲハくんが無理するなってどういう意味!?」
「言葉のとーり!モモカを真面目に相手にしてたら興奮して傷口開きそうだぜ?」
まぁまぁ失礼な発言をしながらレオンは買い物に行ったけど……
アップルパイ作りは(主に桃華が)大変で、完成した頃は夕方だった。
「できたねっ!めっちゃ美味しそうなアップルパイだよ!!」
「……良かったね、桃華さん」
そう言ったアゲハは疲れて眠たそう。
察したエドガーが「休んだら?」って声をかけたら部屋には戻らないでソファで横になっちゃった。
「ガキかお前は!そこで寝たら風邪引くだろ!!」
そう言いながらブランケットをアゲハに掛けるゼロさんって……優しいよね、かなり。
「だって一人でいたくないもん……。それと、みんなが食べてるの見たいし」
「……お前が作るモノなら全部うまいに決まってるだろーが。だからみんなニヤニヤしながら食う姿は見なくても分かるだろ」
「そのニヤニヤした顔を見たいんだって。…とくにゼロの顔をね」
アゲハにちょっとイジられたゼロさんはプイって顔をそむけたけど……
アゲハにそうやってイジられたのが嬉しかったのか、機嫌が良さそうな顔をしていた。
なんか…来たときと真逆の顔。
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