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CASE10 傷痕
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アップルパイは食べたことがないレオンたちにも好評で、ヒズィの町にいるみんなにもって思って焼いた分までみんなで食べちゃった。
アゲハは最初はこっちを見ていたけど、いつの間にか眠っていた。
疲れたのかな?
桃華とワイワイやってたし。
「リンゴを焼くって発想が新しいよな!」
一番食べていたレオンは満足そうにそう言っていた。
「これを普段から食べていたモモカたちが羨ましいよ」
「そんなしょっちゅうは食べないけどね!そもそも手作りは無理だしっ!!」
お茶を飲みながら談笑していたけど、そろそろモモカたちは帰る時間。
今日はあまりに普通な日過ぎて……こんな日が続けばいいなって、思ったよ。
「俺ら帰るけど……ギルバートが近々アゲハと話したいって。あいつテレパシーは誰ともできないようにしてるみたい」
「まぁ…今はまだ本調子じゃねぇからな。今朝も医者の治療中は難航してたからな」
ゼロさんとレオンの会話を聞いた桃華は、心配そうな顔でアゲハの方を見てから私を見た。
「アゲハくん、、そんな具合悪いの?」
「うん……身体もだけど、心もボロボロだよ。食事も全然食べないし……」
私もチラッとアゲハを見たらまだ寝てるっぽい。
「だけど、熱はだいぶ下がったよ」
「えっ……まだ熱が辛そうな顔してたのに……」
シュンとなった桃華はまた泣きそうになっていた。
「アゲハくん……ってさ、私たちと違って来たくてこの世界に来た人じゃないからさ……なんか、、可哀相って言っちゃダメかもだけど……可哀相だよ、、」
桃華の言う通り……なんだよね。
アゲハはこの世界に来たくて来た訳じゃない。
それにもし、ゲートが見つかっても
カードがないアゲハは帰れない。
「だからせめて……今は少しでも穏やかに過ごしてほしいって、思うよ」
**********
「帰りたくない!」って駄々をこねる桃華を連れてゼロさんが帰ってから
レオンが夕飯を作ってくれて、アゲハを起こして一緒に夕飯にした。
アゲハは熟睡はしていなかったみたいで、なんとなく位にゼロさんが帰った気配も感じていたって。
そして、やっぱりアゲハは夕飯を半分も食べられなかった。
「ところでさ、今日は何をしていたの?二階、騒々しかったけど……」
今日はずっと私と桃華と一緒に一階にいたアゲハは知らないよね。
私のベッドがバラされたなんて。
「アゲハの部屋をちょっと模様替え?」
「いい感じになったから楽しみにしてろよ!」
二人の発言にちょっと顔をしかめたアゲハだったけど
部屋を見たら……なんかめっちゃ笑ってた。
アゲハの使うベッドの横にぴったりと私のベッドが並んでて
だから広くなったのには間違いないんだけど………
ベッドの上には枕が三つ……。
「真ん中の人絶対に寝にくいよ。ベッドとベッドの間だよ?」
「ね……。あの真ん中、誰?」
二人で顔を見合わせて首をかしげたら、真後ろにエドガーがいた。
「真ん中はアゲハに決まっているだろう?左が私、右がソラ」
「……真ん中は嫌」
「仕方ないって。私もソラもアゲハの隣がいいんだよ」
ちょっと楽しそうなエドガーに部屋に押し込まれた。
当たり前のように三人で寝る方向だけど……ハブられたみたいなレオンがちょっと可哀相って思ったよ。
アゲハは最初はこっちを見ていたけど、いつの間にか眠っていた。
疲れたのかな?
桃華とワイワイやってたし。
「リンゴを焼くって発想が新しいよな!」
一番食べていたレオンは満足そうにそう言っていた。
「これを普段から食べていたモモカたちが羨ましいよ」
「そんなしょっちゅうは食べないけどね!そもそも手作りは無理だしっ!!」
お茶を飲みながら談笑していたけど、そろそろモモカたちは帰る時間。
今日はあまりに普通な日過ぎて……こんな日が続けばいいなって、思ったよ。
「俺ら帰るけど……ギルバートが近々アゲハと話したいって。あいつテレパシーは誰ともできないようにしてるみたい」
「まぁ…今はまだ本調子じゃねぇからな。今朝も医者の治療中は難航してたからな」
ゼロさんとレオンの会話を聞いた桃華は、心配そうな顔でアゲハの方を見てから私を見た。
「アゲハくん、、そんな具合悪いの?」
「うん……身体もだけど、心もボロボロだよ。食事も全然食べないし……」
私もチラッとアゲハを見たらまだ寝てるっぽい。
「だけど、熱はだいぶ下がったよ」
「えっ……まだ熱が辛そうな顔してたのに……」
シュンとなった桃華はまた泣きそうになっていた。
「アゲハくん……ってさ、私たちと違って来たくてこの世界に来た人じゃないからさ……なんか、、可哀相って言っちゃダメかもだけど……可哀相だよ、、」
桃華の言う通り……なんだよね。
アゲハはこの世界に来たくて来た訳じゃない。
それにもし、ゲートが見つかっても
カードがないアゲハは帰れない。
「だからせめて……今は少しでも穏やかに過ごしてほしいって、思うよ」
**********
「帰りたくない!」って駄々をこねる桃華を連れてゼロさんが帰ってから
レオンが夕飯を作ってくれて、アゲハを起こして一緒に夕飯にした。
アゲハは熟睡はしていなかったみたいで、なんとなく位にゼロさんが帰った気配も感じていたって。
そして、やっぱりアゲハは夕飯を半分も食べられなかった。
「ところでさ、今日は何をしていたの?二階、騒々しかったけど……」
今日はずっと私と桃華と一緒に一階にいたアゲハは知らないよね。
私のベッドがバラされたなんて。
「アゲハの部屋をちょっと模様替え?」
「いい感じになったから楽しみにしてろよ!」
二人の発言にちょっと顔をしかめたアゲハだったけど
部屋を見たら……なんかめっちゃ笑ってた。
アゲハの使うベッドの横にぴったりと私のベッドが並んでて
だから広くなったのには間違いないんだけど………
ベッドの上には枕が三つ……。
「真ん中の人絶対に寝にくいよ。ベッドとベッドの間だよ?」
「ね……。あの真ん中、誰?」
二人で顔を見合わせて首をかしげたら、真後ろにエドガーがいた。
「真ん中はアゲハに決まっているだろう?左が私、右がソラ」
「……真ん中は嫌」
「仕方ないって。私もソラもアゲハの隣がいいんだよ」
ちょっと楽しそうなエドガーに部屋に押し込まれた。
当たり前のように三人で寝る方向だけど……ハブられたみたいなレオンがちょっと可哀相って思ったよ。
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