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CASE11 心の中
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夕飯はみんな笑顔が多めで、口数も多かった。
アゲハは日本食なのが嬉しかったみたいで早食い?ってくらいのペースで食べているけど……やっぱり変。
今までのアゲハなら……何かあった後は食欲なくしているし……。
「ごちそうさま!ありがとう、空、アイリーンさん。美味しかったよ」
みんながまだ半分も食べていない時にアゲハは完食をしてて、勢いよく席を立った。
急いで食器を下げてから、アゲハは席には戻らずに言った。
「今日は本当に疲れたから、、だから早く休むね?みんな、また明日ね」
もう寝るの!?
ってビックリするくらい早い時間の就寝宣言。
「おーっ!ゆっくり休めよ?」
レオンは『早い』ってツッコミを入れる事もなく、笑顔で手をヒラヒラ振って送り出した。
アゲハは終始ニコニコしながら部屋に戻っていって
二階へ上がる足音が聞こえてから
みんなが一斉に、険しい顔になった。
「ヤバイな、アゲハ……出会った頃、思い出した」
「アイツのあーゆー所がこう……ムカつく」
レオンとゼロさんは箸を動かしながらもアゲハが消えた廊下の方を見て苦い顔。
みんなも感じていたんだね……アゲハの違和感。
「……ソラ、ちょっと見に行ってくれないか?」
ギルバートさんに指名された私。
「見に行くって……?」
アゲハをって意味は分かるけど……。
私がいまいちピンとこなくて聞き返したら、ギルバートさんは二階を指差した。
「アゲハ……たぶん今、吐いてるから」
「………夕飯を、嘔吐的な?」
「そう。確実に……前にもこういうパターンがあったから俺たちは分かる。俺たちに心配をかけないように普通に振る舞っているだけだ」
前にもっていうのはなかなか気になる話だけど……。
ただ、今は聞いてる場合じゃないって思って席を立った。
「予感がしたからトイレ掃除完璧にしたんだな」
「まぁな。それよりゼロ、それは食事中の話題じゃない」
ギルバートさんの予感、当たりまくりじゃん。
そう思いながら階段を上がったら、後ろからランさんが黙って着いてきているのに気がついた。
険しい顔していたから声はかけなかったけど……。
階段をのぼりきった先の廊下で
明けっぱなしのドアが目にはいった。
それから、おえって感じの嘔吐音。
私がパタパタと走って近づいたら、水が流れる音がした。
明けっぱなしのドアの先
トイレの中で座ったまま振り返るアゲハの顔は真っ白で、怯えた顔をしていた。
私と無言で目があったけど、すぐにまた口元を押さえて……吐いていた。
「無理して食べないでも良かったのに、、」
そう言いながら背中をさすってあげたけど、もう全部吐ききったのかな?
喋りはしないけど……動かない。
その時、ランさんが黙ってペットボトルを私に差し出して……アゲハに渡せって意味だってさすがに分かった。
「はい、お水。口ゆすいだら?」
アゲハの後ろからペットボトルを差し出したら、アゲハは黙って受け取ってくれた。
このトイレは手洗い場がトイレ内にあるから、私が背中をさするのをやめてどいたら
アゲハもゆっくり動いて、渡した水で口をゆすいで……盛大なため息をついた。
「……なんで、気づかれたのかなぁ、、」
「あっ……やっぱり無理してたの?」
私しかいないと思ったのか、アゲハは素直に頷いた。
「俺が辛そうにしていたら、みんなの迷惑になるでしょ?心の中に入ればって話、俺から言い出したのに…」
「いいじゃん、別に。迷惑だなんて、誰も思わないよ」
「俺が心配されたくないんだよ……」
そう言ってからトイレから出てきたけど
ランさんはもう廊下にはいない。
…たぶん、階段にいるだろうけど。。。
「誰かいるかと思った」
「まさか!私だけだよ」
嘘だけどね?
そう言った方がいい気がしたんだよ。
「ご飯は本当に美味しかったよ。久しぶりに日本食食べた気がするし、空が来てくれたのも、嬉しかった」
そう言って私に向けた笑顔は、いつもの、本当のアゲハの笑顔。
顔色は最悪だけど、、アゲハの言葉は本心だろうね。
「いえいえ。ねぇ、今日も夜話さない?」
「今日はダメ。疲れているのは本当だし、、だから、本当に早く寝るから」
アゲハは早く寝るって言ったけど、、絶対に嘘。
本当だとしても、絶対に……―――――。
「分かった。じゃあ、早く寝てね?」
「うん、おやすみ。あとお水、ありがとう」
私はね、そんな聞き分けのいい女じゃないよ?
アゲハが部屋に入ったのを見届けてから、私も階段を降りた。
アゲハは日本食なのが嬉しかったみたいで早食い?ってくらいのペースで食べているけど……やっぱり変。
今までのアゲハなら……何かあった後は食欲なくしているし……。
「ごちそうさま!ありがとう、空、アイリーンさん。美味しかったよ」
みんながまだ半分も食べていない時にアゲハは完食をしてて、勢いよく席を立った。
急いで食器を下げてから、アゲハは席には戻らずに言った。
「今日は本当に疲れたから、、だから早く休むね?みんな、また明日ね」
もう寝るの!?
ってビックリするくらい早い時間の就寝宣言。
「おーっ!ゆっくり休めよ?」
レオンは『早い』ってツッコミを入れる事もなく、笑顔で手をヒラヒラ振って送り出した。
アゲハは終始ニコニコしながら部屋に戻っていって
二階へ上がる足音が聞こえてから
みんなが一斉に、険しい顔になった。
「ヤバイな、アゲハ……出会った頃、思い出した」
「アイツのあーゆー所がこう……ムカつく」
レオンとゼロさんは箸を動かしながらもアゲハが消えた廊下の方を見て苦い顔。
みんなも感じていたんだね……アゲハの違和感。
「……ソラ、ちょっと見に行ってくれないか?」
ギルバートさんに指名された私。
「見に行くって……?」
アゲハをって意味は分かるけど……。
私がいまいちピンとこなくて聞き返したら、ギルバートさんは二階を指差した。
「アゲハ……たぶん今、吐いてるから」
「………夕飯を、嘔吐的な?」
「そう。確実に……前にもこういうパターンがあったから俺たちは分かる。俺たちに心配をかけないように普通に振る舞っているだけだ」
前にもっていうのはなかなか気になる話だけど……。
ただ、今は聞いてる場合じゃないって思って席を立った。
「予感がしたからトイレ掃除完璧にしたんだな」
「まぁな。それよりゼロ、それは食事中の話題じゃない」
ギルバートさんの予感、当たりまくりじゃん。
そう思いながら階段を上がったら、後ろからランさんが黙って着いてきているのに気がついた。
険しい顔していたから声はかけなかったけど……。
階段をのぼりきった先の廊下で
明けっぱなしのドアが目にはいった。
それから、おえって感じの嘔吐音。
私がパタパタと走って近づいたら、水が流れる音がした。
明けっぱなしのドアの先
トイレの中で座ったまま振り返るアゲハの顔は真っ白で、怯えた顔をしていた。
私と無言で目があったけど、すぐにまた口元を押さえて……吐いていた。
「無理して食べないでも良かったのに、、」
そう言いながら背中をさすってあげたけど、もう全部吐ききったのかな?
喋りはしないけど……動かない。
その時、ランさんが黙ってペットボトルを私に差し出して……アゲハに渡せって意味だってさすがに分かった。
「はい、お水。口ゆすいだら?」
アゲハの後ろからペットボトルを差し出したら、アゲハは黙って受け取ってくれた。
このトイレは手洗い場がトイレ内にあるから、私が背中をさするのをやめてどいたら
アゲハもゆっくり動いて、渡した水で口をゆすいで……盛大なため息をついた。
「……なんで、気づかれたのかなぁ、、」
「あっ……やっぱり無理してたの?」
私しかいないと思ったのか、アゲハは素直に頷いた。
「俺が辛そうにしていたら、みんなの迷惑になるでしょ?心の中に入ればって話、俺から言い出したのに…」
「いいじゃん、別に。迷惑だなんて、誰も思わないよ」
「俺が心配されたくないんだよ……」
そう言ってからトイレから出てきたけど
ランさんはもう廊下にはいない。
…たぶん、階段にいるだろうけど。。。
「誰かいるかと思った」
「まさか!私だけだよ」
嘘だけどね?
そう言った方がいい気がしたんだよ。
「ご飯は本当に美味しかったよ。久しぶりに日本食食べた気がするし、空が来てくれたのも、嬉しかった」
そう言って私に向けた笑顔は、いつもの、本当のアゲハの笑顔。
顔色は最悪だけど、、アゲハの言葉は本心だろうね。
「いえいえ。ねぇ、今日も夜話さない?」
「今日はダメ。疲れているのは本当だし、、だから、本当に早く寝るから」
アゲハは早く寝るって言ったけど、、絶対に嘘。
本当だとしても、絶対に……―――――。
「分かった。じゃあ、早く寝てね?」
「うん、おやすみ。あとお水、ありがとう」
私はね、そんな聞き分けのいい女じゃないよ?
アゲハが部屋に入ったのを見届けてから、私も階段を降りた。
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