692 / 1,167
五章『チーズ編』
第692話 大戦争67
しおりを挟むしかしディザスターの体には傷一つつかない。
魔王軍最強の防御力を持っている魔人らしいからな。攻め崩すのは難しそうだ。と思っているとディザスターがよろめいた。
クロスケが大声で笑った。
「『痛てぇ』だろ?」
「くっ、この程度の痛み・・・・・・」
まさかあのマスタードソードの能力って、俺が行き着いたと同時にジゼルが説明してくれた。
「あの聖剣は魂に直接痛みを与える激辛の力を持った聖剣。体に傷がつかなくても痛みは斬られた時よりも遥かに『痛む』」
「なるほど、体が硬いから精神面を攻めるってわけか」
「そういうこと」
ロイが叫んだ。
「さぁ、ここは大丈夫だ! 早く行け!」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
17
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる