新世界VS異世界

黒木シロウ

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一章「四宝組編」

第五話 歌う鮫・前編

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 翌朝。
 真冬たちは一階のダイニングキッチンで、心紅が作った朝食を食べている。

 俺が来てから心紅は学校に行ってないよな。ん、これ旨いな。真冬はハムエッグを食べながら思う。

「学校には行かないのか?」
「そろそろ顔を出さないとマズいかもね」

 心紅もそろそろヤバいと思っていそうだ。

「今日は行ってこいよ」
「うーん、でも面倒ね」

 休むのが癖になると大変だ。真冬は説得を試みる。

「心優しい生徒がプリントを持ってきたりしたらどうする」
「優しいだけじゃ、この家に辿り着けないわね」

 家に張ってある結界『認識ずらし』か、くっ、厄介だな。危機感に訴えようとしたがイマイチだったか。

「それでも不審に思われちゃうだろうなー」
「いいのよ。もう不審がられてるから」
「異世界から来たからか?」
「そうね。バレてはいないけど、ギャップというか文化の違いに最初は戸惑ったものよ」

 その年で異世界からよく来たもんだな。親とかは心配じゃないんだろうか? って、また流されてる気がする。

「今は違うんだろ?」
「普通にやれている自信はあるわ」

 ここで、見かねたのかクロジカが話に入る。

「この前、行くと言ってなかったか?」
「言ってないわよ。友達の話をしただけじゃない」

 クロジカの援護射撃を受け。真冬も一押しする。

「その友達のためにも行ってやれよ」
「はぁ、仕方ないわね。行ってあげるわ」

 朝食を食べ終わると、心紅は鎖蜘蛛を抱っこして二階に登って行った。あっという間に支度を済ませて 戻ってきた。どうやら鎖蜘蛛にも手伝わせたらしい。

「それじゃ、行ってくるわ」
「行ってらっしゃい」

 心紅は足早に家を出て行った。なんだかんだ友達と会うのが楽しみなんだな。

「さて」
「お前も出掛けるのか?」

 玄関から出ようとしていた真冬にクロジカが聞いた。

「ああ、ちょっとな」
「そうか」
「止めないんだな」
「この状況で出て行くってんだからな。お前にも何かあるんだろう?」

 クロジカは壁に寄りかかり言った。

「少女を探しに」
「ロリコンというやつか、酔狂な者よ」

 言い方を間違えた。

「違う、俺が逃がした子がまた追われてるんだ」
「で、また助けに行くのか」
「ああ、せっかく助けたのに捕まったら、俺の立つ瀬がない」
「めんどくせぇ話だな。ご主人様には言わないのか?」
「心紅の生活もある、邪魔をしたくないんだ」
「義理堅いな、そうやって一人で生きていくつもりか?」

 タイミングよく鎖蜘蛛が来た。クロジカは寄りかかるのを止め、背中を空ける。するとスッポリと鎖蜘蛛が背中に収まった。

「互いに有益なことがあれば共存も可能だと思うがな」
「俺といても、心紅にはいいことが一つもない」
「それはお前が決めることじゃない。心紅が決めることだろう」
「そうだけどさ······」

 この拳では何も守れない、ボロボロに崩してしまう。真冬は悩む。

 それに俺の命を使っても、少女一人救うこともできないんだからな。

「まぁ、そう考えることもない。行かないと満足出来ないのだろう? それはそれとして」
「なんだ?」
「いい加減、電話番号とメールアドレスくらい心紅に教えてやれ」
「······わかった」

 仮に敵に捕まったとしても、意地でも携帯だけは破壊する。と真冬は心に誓った。




______




 昼過ぎ。
 街中を適当に歩き回る。前よりも変装に気をつける。目深に帽子を被り、マスクもつけた。

 逃がした少女こと、ナナ・トランスは能力者らしい。
 普段なら一人で解決できるかもしれないが、今回は相手が悪い。
 守ってやらなければならない。逃がした者の責任だ。
 それにしてもどうやって探し出すか。
 すでにこの街にいない可能性もある。最悪捕まっている場合も。

 考えなしに探して見つかるもんじゃない、何か考えないと。
 そんなことを考えつつ真冬は、何となく喫茶店を眺める。ガラスが大半を占める作りなので中までよく見えた。

 いいなぁ、呑気にお茶しちゃってーー。

「ぶぅーーッ!!」

 真冬は吹き出した。ナナが喫茶店の中にいるのだ。

 店の中で呑気にお茶してやがる!

 ナナ・トランスの外見は十代前半。勝ち気な大きな瞳に、腰近くまである赤髪のツインテール。上は赤いノースリーブのチャイナ服、下は短パンをはいている。

「あいつは!」

 ナナの隣に、四宝組十二幹部の一人、鮫島水葵が座っている。

 笑顔で鮫島のキザ野郎と話している。何してんだアイツ!
 真冬は急いで喫茶店へと入る。

「いらっしゃいませー」
「すまんが客じゃない」
「じゃあ死んでくださいー」
「何!?」

 カウンター越しの女マスターが拳銃を取り出した。いや『武器召喚』能力だ。

「よ、崩紫」

 視界の端で水葵が言う。離れていてもよく聞こえた。

「ここは四宝組の息のかかった店だぜ?」

 即座に『発砲』。
 即座に『崩壊』。

 女マスターの放つ弾丸を全て、『崩壊』のオーラで受け崩す。
 次々に席を立つ客たち。彼らも四宝組の構成員なのだ。
 各々が各々の能力を発動させていく。

「なんだか五月蝿くなってきた、もう行こう。マスターツケで」
「畏まりました」

 水葵はナナの手を引き、裏口から出ていった。

「まてコラ!」

 真冬の行く手を阻む四宝組の構成員たち。

「邪魔すると、薙ぎ倒してしばき回すぞ!」




______




「なー、水葵殿」

 ナナは不思議そうな顔をしている。

「なんだい?」
「今さ、私の恩人が見えたような」
「君の恩人は帽子を目深に被ったり、マスクをした怪しい奴なのかい?」
「違うな、もっと金ピカだった!」
「そうだろう。さ、行こう」

 水葵は片目を瞑りニヒルに笑う。

「うん! 音楽とかよくわかんないけどさ、ファンになった!」

 ナナは素直についていく。

「崩紫、早く来い。最高のライブにしようじゃないか」

 水葵はナナには聞こえない声で言うと、
 携帯電話を取り出し誰かに電話をかけた。




______




 十分後、喫茶店。

「ふぅ」

 真冬は額の汗を拭う。変装は解けている。
 カフェの中はぐちゃぐちゃだ。構成員たちは善戦したほうだろう。

「おい、マスター」
「は、はひ」

 自慢の銃も叩き折られていた。
 女マスターは、カウンターから頭を半分覗かせて怯えたように真冬の様子を窺っている。他にはもう彼女しか残っていなかった。

「鮫島はどこにいった?」

 むんずと女マスターの頭を鷲掴みにする。

「ひ、し、知りません」
「そうか」
「いやっ! まっーー」

 女マスターの体が激しく痙攣する。能力だけを『崩壊』させたのだ。気を失い崩れ落ちる。

「これで君もただの人間だ。ま、人に向けて発砲するキチガイは殺しておいたほうが世のためかもしれないが」

 一人くらい残しておいたほうが、俺の噂が広まり手を出してこなくなる、みたいなことを期待しよう。よかったな女マスター。




______




 店の裏口を出る。
 すると真冬を待っていたかのように空間が裂けた。
 裂けた空間から一花が現れた。

「あ、本当に来ましたね。昨日の今日で会うとは思ってなかったです」
「闇園か」

 あれが闇園の能力か。

 『魔物使い』、闇園一花。
 一花が使役する『時空蛸』は空間の隙間に潜むことができるのだ。

「そうそう今日はオフ日じゃないのです。ご一緒できません、残念でしたね」
「それは残念だ。で、何の用だ?」
「鮫島さんから連絡があって来ました。伝言がありますが聞きますか?」
「ああ」

 あんのキザ野郎、さっき会ったときに言いやがれってんだ。

 こほんと咳き込む一花。紙を取り出し鮫島の真似をしながら読み上げる。

「このお嬢さんは今宵、四宝組本部に届けることになっているぜ。タイムリミットはそれまでだぜ、取り返しに来なぜ」

 最後に一花は、エアギターの構えでジャーンとポーズをとった。語尾がおかしいのは誇張表現だろう。

「って、私の仕事に支障がでそうじゃないですか!」

 一花のノリツッコミである。
 まったくだ、十二幹部の連中は自由すぎる。

「大変だな」

 努めて冷静に真冬は言った。

「その大変の一部を担っていることを自覚してください!」

 一花は肩をがっくり落とし、疎ましそうに見つめてくる。

「それでついてきますか? 『彼』の『空間移動』で一飛びですが」
「そんなことできるのか、便利だな。頼む」
「信用してくれるんですね」
「それしか鮫島の居場所を知る方法がないからな。罠でも行ってやる」

 空間に穴が開くと、中から太い蛸の足が伸びてきた。一花はそれに飛び乗る。

「そんなに大事ですか? 赤の他人が」
「またトゲのある言い方しちゃって、これも意地だよ、たくっ」

 真冬も飛び乗る。ヌルッとしているので滑らないように踏ん張る。

「滑りやすいな、革靴だとキツいわ。闇園は平気なのか?」
「はい、私は特別な長靴を履いてますから。では行きますよー」

 空間が閉じる。時空蛸の作り出す狭間の中は暗くて先が見えない。 
 一花は時空蛸からランタンを受け取り点火した。

「崩紫さん」
「ん?」

  一花は真剣な面持ちで言う。

「この左目のことなんですが」

  確か、対価でどうにかなったから治したいんだったか。
  心紅の作る回復薬か······教えるわけにはいかない釘を指しておくか。

「悪いが教えられない」
「はい、教えないでください」

 一花が即答する。

「どういうことだ?」
「治したくないんです」

 そう言うと、包帯を取り始める。

「見ていいのか?」
「問題ありません、料金も取りませんからご安心を」

 あらわになった左目を見る。
 闇だ。左目の眼球が無い。代わりに闇が渦巻いている。

「なんだこれは」
「前にも言った通り、対価です」
「こんなもの······」

 こんなもの薬や治療で治るわけがない。対価に疎い真冬でもわかるくらい、奪われている。
 義眼を入れたとしても消えてなくなるんじゃないだろうか、そう思えるくらいに、その闇は深いのだ。

「治るわけがないんですよ。私もそう思います」
「だったらなんで」
「きっと清十郎は、私の目が治ると一人でどこかに行ってしまいます。だから」

 一花は真っ直ぐに真冬を見つめて言う。

「奇跡でも起きて、治っちゃったら困るんです」




______




 心紅の通う学校。

 心紅は自身の教室で席についている。昼飯の時間だ。

「心紅ー! ご飯食ーべよ!」

 元気な声で心紅に駆け寄ってきたのは、
 髪は茶髪でボブカット。年齢と比べると幼く感じる印象。
 心紅の同級生。蛇喰妖子じゃがみようこである。

「相変わらず元気ね」
「えへへ、元気だけが取り柄ですからー。さ! 君もお弁当を出したまえ!」
「はいはい」
「『はい』は七回!」
「はいはいはい、はいはいはい」
「ツッコンでくれない上に六回しか言ってないよ!?」
「ごめんなさい、妖子。お弁当忘れちゃったみたい」

 心紅は弁当を作ってすらいない。

「え! そうなの! もう忘れんぼさんなんだからー。病み上がりじゃなかったら飢え死にさせてたよー!」

 そう言うと妖子はお弁当の一部を蓋の裏に乗せ心紅に渡した。

「ありがとう」
「お箸は待ってね、すぐに食べ終わるから! むっしゃむっしゃ、おいしい!」

 妖子はガッガッっと勢いよく食べる。

「ゆっくり食べなさい」
「ねぇ、大丈夫なの? 今日ずっと元気ないよ? むしゃむしゃ」
「大丈夫よ」
「それならいいんだけどー。勉強面は······うん、私よりは心配ないね!」
「自虐ネタは嫌いだわ」
「だって弱ってる子イジってもイジメてるみたいなんだもん」
「弱ってないわよ」

 食べ終わると箸を心紅に渡した。

「いただきます」
「そうそう! 溜まってたプリントをさ、心紅の家に届けようとしたんだけど、辿り着けなかったよ!?」
「あら、迷子の素質があるわね」
「そんなことないよ! 土地勘は成人男性並みにあると自負しているよ!」

 妖子は心紅の張った結界『認識ずらし』により、辿り着けなかったのだ。
 しかし心紅は『精神耐性』により動揺しない。ポーカーフェイスのまま、話題を変える。

「そう言えば、あの謎の像······壊れちゃったわ」

 切り札を投入。真冬が崩壊させたあの像は、妖子が渡したものだったのだ。

「ええ! なんで!?」
「あの、その、ごめんなさい。落として割っちゃったわ」
「え、え? 白昼夢とか見なかった?」
「見てないわ」
「そっかぁ、偽物だったのかなぁ。また何かあげるね」
「そう、ありがとう」

 無事に話をすり替えることに成功した。

「ねぇ、心紅ー」
「何かしら?」
「彼氏でもできた?」
「なんでそう思ったのかしら?」

 心紅は全く表情を崩さない。妖子の視線は赤い髪飾りにくぎづけだ。

「探偵のカン!」
「勘違いもいいところよ、探偵さん」
「だいたい犯人は最初そう言うのですよ! ······怪しいなー、優等生で生徒会長の銀鏡心紅ともあろう者が無断で休むって、慣れない男絡みの話だと思ったんだけどなー」
「慣れないは余計よ」

 妖子は鈍く鋭い、矛盾をはらんだ存在だ。能力者のいるこの世界でオカルト部部長をやっている変わり者だ。そして心紅の唯一の友達でもある。

「今度、心紅の家に遊びに行ってもいい? 一度も行ったことないことに気づいたよ!」
「考えておくわ」
「やった! 世の中の男性諸君! 言ってみるもんだよ!」

 と、妖子は天井の角を見て言った。

「誰に言ってるのよ。部屋とか汚いから片付けてからね」
「はーい」

 妖子はビシッと敬礼のポーズをとる。
 心紅は、ため息をついた。
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