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一章「四宝組編」
第十話 満ちる月・前編
しおりを挟む時刻は昼、天気は雨。
ロアと出会ってから一週間が経過した。
ロアの持つ雨の呪いのため、同じ場所に留まることができない、なので郊外を転々としていた。
切り傷もふさがり、腫れも引いた。十分戦うことが可能となった。
「そろそろ、協力者のところに戻ろうと思う」
真冬は二人に自身の能力と心紅のことを話していた。
念のため心紅の名前、そして彼女が魔女だということは伏せておいた。もちろん回復薬のこともだ。
心紅の口から話してもらえばいいと真冬はそう考えた。
「前に話していた人のことか、なんか引っかかるなぁ」
ナナがそう言って首を傾げる。
「どういうことだ?」
なにか変なことを言ってしまっただろうか?
「だって真冬殿、その人おかしいよ。命を懸けて見ず知らずの人間を助けるのって、それなりの理由がないとできないことだと思う」
それは俺も疑問に思ったことだ。
あの時は魔女の気まぐれ、と、いうことで済ませたが、やはりなにかおかしい。
その考えだとナナを助けた俺もどうかと思われるかもしれないが、俺の中では矛盾しない。
現にナナも俺のことは言わないしな。
代わりに「私を助けたせいで」とは言うけど。それも最近は減ってきた。
それに、あの魔人、クロジカは一目惚れだと言っていたが、惚れられる要素がない。
ボロボロだったし、庇護欲を掻き立てたかもしれないが、それでもやはり説得力には欠ける。
だとすると、なにか別に目的があるんじゃないだろうかと邪推してしまう。余裕があることはいいことだが、こういう部分はダメなところだ。
「それでも、俺の命の恩人だ。甘えさせてくれるなら、とことん甘えるまでだ!」
「真冬、強い口調でカッコ悪いことを言うものじゃない」
「ロアにぃはいつも「剣をなくした」って情けなくカッコ悪いことを言っているから説得力が違うな!」
「······」
ナナのこういった無邪気なところが恐ろしい。
「さて、協力者の家は、歩いて向かえば半日ほどで着く距離だ」
「おお! 意外と近いんだな!」
「この雨に紛れてスラムを抜ける、そして連絡手段を見つけたら、個人タクシーを呼ぶ。そうすれば、もっと早く着ける」
この国、現在のニッポンにおいて個人で仕事ができている人間は凄腕揃いなのだ。
「俺の呪いも利用するとはな。だが協力者とやらの家がバレることはないのか?」
「心紅の家には認識を阻害する結界が張ってある。だから、大丈夫だ」
ちょっと違ったっけ? 認識をずらすとかだったか。まぁ、同じようなものだろう。
「ふうん、それだと俺たちも入れないんじゃないのか?」
「それはこの札で」
真冬は心紅からもらった札を取り出した。
「真冬殿、なんだこれは?」
「結界を無視して家を見つけられるようにする札だそうだ」
無視という言い方が正しいのかもわからないが、結果として見えるからそんなもんだろう。
「ますます怪しい······」
ナナは大きな目を細めて言う。
本物の魔女が使う異世界の技術だからなぁ。そのへんのことも着いてからにしよう。
「とにかく、プランはそんな感じだ。あとは状況次第で臨機応変に頼む」
「ラジャー!」
「わかった、真冬、あと一ついいか?」
「はいどうぞ」
「剣があるところを知らないか? 武器屋か、闇市でもいい、刃に柄さえついてれば問題ないのだが」
「武器の販売は禁止されてるし、闇市も行ったことがないから場所がわからない。探しながら行こう」
「わかった」
包丁は······剣士に失礼だよな。
三人は傘をさし、行動を開始した。
______
三十分後。
もう少しでスラム街というところで、ロアが足を止める。
真冬も、それに気づき前を見据える。
「グルルゥ」
初日に現れた、狼の魔物だ。
あの時とは違い、唸り声をあげて、こちらを威嚇している。
真冬とロアは並び立つ。
真冬は傘をたたんでその場に置き、動きやすいようにコートも脱ぐ。ロアは傘を後ろに投げ捨てた。
「真冬殿、あれはコンビニにいた時の」
「ああ、しつこい奴だな」
ずっと後をつけていたのか、結構な距離を移動していたのだが。慎重に狙っていたが空腹に耐え切れず、俺たちを狩りにきたってところか。
待てよ、なんで前から来る?
後をつけていたなら、背後から襲いかかってくればいいものを、わざわざ回り込んできたのか。
「うわあ!」
背後からナナの悲鳴。
真冬は即座に振り返る。
「どうした! なっ!?」
真冬は驚愕した。ナナが浮いているのだ。
「た、助けてぇ!」
ナナは、手足をばたつかせている。
あの担がれているような浮き方は。
「レオンか!」
「ご明察」
レオンは姿を消すことができる『幻覚』能力者。
そしてレオンがいるということは。
「ナナ、自力で逃げられないのか?」
ロアは狼の魔物を睨みつけたまま言う。
「し、視界がぐにゃぐにゃして動けない!」
レオンの能力か? 何か薬でも打たれたのか?
「ロア、ナナを追うぞ」
「まて、前を見ろ」
「グルル」
狼の横に、男が立っている。
「ウルフマン!」
やはり、こいつも一緒か。ペアでの行動が殆どだもんな。
「いつ攻めようと思っていた、だがなんだこの雨は! 止む気配がまるでないぞ!」
ずっと監視されていたのか、なんで居場所がバレた? つけられてはいない。まさか、あの狼の魔物か! くそ、やっぱり殴っとくんだった。
「真冬、こいつを片付けて、ナナを追うぞ」
「おう」
真冬は両手に暗緑色の『崩壊』のオーラを纏った。
ロアは腰に手を伸ばしたが、その手を止めた。
「剣がない」
「······下がってろ」
______
「ここら辺でいいだろう」
ここは、真冬たちが見える位置にあるマンションだ。
その非常階段の踊り場。五階と四階の間だ。
レオンは姿を現し、ナナを下ろした。
「くっ、なんだこれ······立て、ない」
ナナは、立ち上がろうとするも、倒れてしまう。
「おいおい、無理するなよ。いま、お前の視界はグルグルと回っているはずだ」
「誰だ! お前! 気持ち悪いからこれ······やめて!」
「無駄だ、目を閉じても、それは見える」
レオンの左目が光っている。
「な、なにが目的だ」
「俺の能力は『幻覚』。幻覚とはいっても光を操る類の能力だがな」
ナナの質問を無視してレオンは早口で話し始める。
「片目にそれぞれ三つストックがある。能力の度合いでストックを使うんだ。自分の姿を消すので一つ使う。一人に幻覚を見せるので二つ使う。全員に同じ幻覚を見せるので三つ使う。両目のストックは共有できない。能力を発動してる目は光る」
「なんでそんなことを私に······ハッ!」
ナナは耳を塞いだ。
こうも能力の秘密を喋るのだ。この後、始末される可能性がある。
「別に何もしやしねえから聞けよ。こうなると俺はいつも暇なんだ、話し相手になってくれよ」
「わかった!」
「聞こえてるんじゃねえか」
レオンは気だるそうに横目でナナを見ていたが、戦い始めた真冬たちへと視線を向ける。
「おっと、こうしちゃいられねえ、やることやっとかないとウルフが殺されちまう」
レオンは右目を光らせる。瞳孔を囲む三つの円が全て光る。
全員に同じ幻覚を見せるだ。
「ま、まって! 二人に何をする気だ!」
「なにするって始末するに決まってんだろ」
「や、やめてくれ! 私のことなら煮ても焼いても構わないから、あの二人だけは」
「お前を煮たり焼いたりするかは哭龍さんが決めることだ。俺じゃねえよ」
______
「オラぁッ!」
そのころ、真冬は狼の魔物を叩き伏せていた。
狼の魔物はボロボロと崩れていく。
「グルル」
ウルフはそれを喉を鳴らし険しい顔つきで見ている。
「なんだあいつ攻めてこないな」
「ロア、剣を探しに行きなさいって」
「そのことなんだがな、真心」
「そんな尽くすような名前じゃない」
「何か、思い出しそうなんだ······戦いのことで重要なことだ、たぶん」
前方から遠吠えが聞こえる。真冬は声の発生源であるウルフを見る。
ウルフは空を見上げ鳴いていた。
ウルフは特殊な『獣人』だったかな。
なんでも月を見ないと本当の能力を発揮できないんだとか。
前にレオンがそう言っていたな。
幸い、こっちには雨男がいる。
月は拝ませない。
「······月だ」
「え?」
ロアが真上を見上げている。
「どうなってんだこれは!」
雨雲の下に大きな月が現れたのだ。月にしか見えないが、どう考えても偽物だろう。
しかし、ウルフの体はどんどん変化していく。原因はともあれ、条件を満たしてしまった。
「う、う、ウガアア!」
「しまった!」
獣人に変身したウルフを真冬は間髪入れずに『崩壊』の拳で殴る。
「らア!」
「ぐるああ!」
ウルフの腹部を殴りつけ、同時に『崩壊』のオーラを目一杯流し込む。
終わった。原因不明の爆発がウルフを襲うはずだ。早くナナを助けに行かないと。
「がるああ!」
「なに!」
ウルフは、腹に大穴をあけたまま、鋭い爪を振り下ろした。
______
「幻覚の月でも、ウルフの能力が使えることに気がついたのは、今日のように雨こそ降ってはなかったが、月の見えない曇りの日だった」
レオンは、両目を光らせて言う。
「う、や、やめろって、言ってるだろ!」
「ほう」
ナナは立ち上がった。視界はグルグルとめまぐるしく回っているはずだ。
「まさか、俺の能力を克服したのか?」
「慣れた! うっぷ!」
よろめくナナ。回る景色に吐き気を催しているのか口元を抑えている。しかし、足取りはレオンのほうに、ゆっくりと、しかし確実に向かっている。
「一流の戦士ならそれくらいはしてくるんだけどな。まさかお前みたいな小娘に、それができるとは思わなかったが······どれ、警戒レベルを上げてみようか」
レオンの左目の光が消えた。
「あ! 治った!」
幻覚が解け、ナナはガッツポーズをする。
「じゃあ、視力を奪ったらどうなる?」
再び、レオンの左目が光る。
瞳孔を囲む三つの円のうち、二つが光る。
「って、あれ!? 何も見えない!」
ナナは再び倒れた。つまずいたのだ。
目を大きく開き、両手を目に当て、ぷるぷると震えている。
「光を遮断した。お前の瞳に光は入らねえ」
「と、解け! 解けよぉ!」
「頼むから、大人しくしててくれ、そろそろ手を出さなきゃならなくなる」
______
「ぐるああ!」
「ぬおッ!」
真冬は、振り下ろされた爪を、『崩壊』のオーラを纏った左手でガードする。
衝撃と斬撃、その他もろもろが崩壊し、ウルフの腕がピタリと止まる。
「崩れない」
いや、崩れている。なのに倒れない。崩れ落ちない。
「自慢の崩壊の拳とやらも、俺の能力の前では無力だな」
「好き勝手言いやがって!」
真冬は追撃の構えをとる。
今までも一撃で倒せなかった奴はそこそこいた。
そういう時は、この拳を何発も打ち込むだけだ。
「そうそう殴られてやものか。がるぁ!」
ウルフの腹にあいた穴から太い牙が、ぞろぞろと生える。
穴を利用して、もう一つの口が現れたのだ。まとわりついていた暗緑色のオーラが吸い込まれる。
「なんだそれは!」
無茶苦茶だ、能力は獣人じゃないのか? なんのタイプだ。
「ぷっ!」
ウルフが腹にできた口をすぼませると、ボーリングほどの大きさの岩を吐き出した。それもかなりの速さで。
真冬は、しゃがみそれをかわす。
後方から岩の砕ける音が聞こえるが、確認する余裕はない。
今度は岩を吐き出した、マジでどういう能力なんだ!
「真岩」
「······真冬だ、攻撃に気を取られてるぞ」
「奴の能力が計り知れない、引いて立て直さないか?」
「馬鹿野郎! その間にナナが連れていかれる!」
「しかし、俺は剣がないし、真冬の崩壊の拳も通用しない」
「一発ダメだったぐらいで何を言ってやがる! 一発でダメなら崩れ落ちるまで殴るだけだ!」
真冬は、そう言うと、ウルフへと一直線に駆け出す。
ウルフは、ニヤニヤと笑みを浮かべる。腹の口が、またすぼんだ。
「真冬、また来るぞ」
「わかってるって、うおわッ!?」
それは岩のマシンガンだった。
規則的に、こぶし大の大きさの岩を、凄まじい速さで連射する。
「て、撤退!」
「だから言っただろう!」
真冬は、九十度曲がり、建物の壁を殴り崩し中に飛び込んだ、ロアもそれに続いた。
真冬たちは廃ビルの中を駆け足で移動しながら話す。
「ウルフにあんな能力があったとは、ただの獣人の能力者かと思っていた」
「月を出したのは、ナナを連れ去った能力者の力なのか?」
「たぶんな、幻覚使いだしな。幻覚の月でウルフの能力の発動条件を無理やり満たしたんだ」
二階に上がり、窓からブラインド越しにウルフを見る。まだあの場にいるのが見える。
「ウルフといったか、奴の能力を整理しよう」
「そうだな、まず、能力の発動条件だが月を見ることだ。確か月が丸くて大きいほど、能力が強化されるんだとか」
いま空に出ているのはスーパームーンクラスの満月。能力も最大限に引き出されていることだろう。
「ふむ、ともあれ、傷を口にして、さらにそこから岩を飛ばして攻撃してくる。傷口を増やすのはやめた方がいいだろう」
まさしく傷口だな。なんて呑気なことは言わない。
それに一つショックなことがあるしな。
「それだけじゃない、俺の『崩壊』のオーラが、腹の口に吸い込まれた。自慢じゃないが、いままで俺の能力は、ある一人を除いて全て崩壊させてきた」
ある一人とは伯龍のことである。
四宝組に入るときのいざこざで、伯龍とバトルしたのだ。
負けたほうが軍門に下るという弱肉強食の由緒正しきルールのもと、伯龍の提案した一体一の決闘を受け、そして惨敗した。『無効』の光だけは、真冬の『崩壊』のオーラを無効にすることができた。
「じゃあ、奴がその適応外の二人目なんだろ」
ロアは当たり前のように言った。
「······次は頭を狙う。頭を消されて平気ってんなら見せてほしいからな」
「わかった、援護しよう」
二人の話し合いが終わり、作戦を行動に移そうとしたそのとき、廃ビルが吹き飛んだ。
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