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七章 ブロン家編
ブロン家の食卓
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治外法権のブロン家にも、唯一のルールがあった。
――必ず、夕食の席に座ること。
勉強も運動も、ピアノの練習も読書も、眠る時間も起きる時間も、殺人も、自由にしたらいい。けれどこれだけは決まっていた。
エルマーはおずおず、この屋敷で一番広いダイニングルームの思い扉を開いた。ギシギシ大きな音が鳴る。扉の向こうは、それ以上に重苦しい空気が漂っていた。昼間とは打って変わって、ピリピリした緊張感に支配されている。
シャンデリアも絨毯も、白いテーブルクロスもピカピカに磨かれた銀食器も、この空間を構成する全てが古く、威厳に満ちていた。
「遅い」
強い舌打ちと共に尖った言葉が飛んできた。ベッティーナの車椅子は傍らに置かれ、他の家族と同じ硬い椅子に座っている。黒く長い髪に、不自由な身体と引き換えに手に入れた透き通るような肌。
ベッティーナはいつも、一番に食卓にやってきた。まだ太陽がてっぺんに昇っている頃から支度を始め、服を選び髪を結う。彼女の一日の時間はは、ほとんど身だしなみを整えるために使われていた。その甲斐もあり、彼女は蝋燭の灯りの下では、より美しく神秘的に輝いた。
移動の難しい不自由な身体でぶつくさ文句を言いながらメイド、あるいはグレーテに車椅子を押させる。いつものルーティンワークが崩されると、不機嫌を隠さない。
「ご自慢のピアノを披露するのが楽しくて仕方ないってわけね」
「ごめんって~」
フィーネはキラキラ笑顔を振りまいて、ベッティーナの隣の席に座った。フローラは黙ったまま、首に巻きつくフィーネの腕を引っ張った。
時計の鐘がなり始め、エルマーも急いで末席に腰を下ろした。夜八時の鐘が鳴り終えるまでに、着席する。遅刻は許されなかった。
ざっと一世紀は前に誂らわれたであろう長テーブルに、六脚の椅子。入口に近い四席は、五人の子供たちで埋まっていた。向かって右側にフィーネ、フローラ姉妹、その隣にベッティーナ。左側にエルマー、その隣にグレーテ。
奥の三席は不在だったが、他の席と同様に銀食器と白い皿が用意されていた。一番奥の誕生日席――父ハンスは、もう半年は帰ってきていない。
それでも毎晩、夕食が用意されていた。うやうやしくメイドが前菜を運び、下げた。スープ、パン、メイン、ワインも同様だった。グレーテの左隣、長男オスカーの席は十三年間も空席のままだった。この二席は特別で、“誰も座らない”ことがこの家のマナーで、ルールだった。
「まぁまぁ、間に合ったんだからいいじゃない」
鐘が鳴り響く中、グレーテが笑った。ベッティーナももう、喧嘩を売るつもりはなさそうだ。小さく鼻を鳴らしたのち、背筋を伸ばして上品に膝に手を置く。
八回目の鐘が鳴り終えると同時に、重苦しいダイニングルームの扉が開かれた。母、エリザベート。ガリガリに痩せ、深い青色のドレスをすらっと着こなしていた。長い黒髪を編み込んで、ハーフアップにしている。綺麗な顔立ちをしていたが、年齢のせいか不気味な印象を与えた。青白い肌もベッティーナのように透明感はなく、死人のようだった。
「ごきげんよう」
エリザベートはいつもそうしているようにベッティーナの隣の席に座って微笑んだ。その挨拶を皮切りに、使用人たちが厨房へと姿を消していく。じきに前菜が運ばれてくるだろう。
***
「今日はどうだった?」
「問題ないわ、母さん」
ベッティーナの落ち着いた声がダイニングルームに響く。これもいつもの習慣だった。まず初めに、エリザベートの問いにベッティーナが答える。
「そう」
エリザベートは小さく頷いて、運ばれてきたサラダに手をつけた。今日のような、特になにも起こっていない日はたいていこの程度で食事に移行する。
カチャカチャ、食器を動かす音だけが響いた。グレーテは、居心地が悪そうに口許のマフラーを引っ張るいつもの癖を繰り出した。彼女の前に置かれた食事はハンスやオスカー同様、提供されたのち、充分冷めた頃にキッチンに下げられる。
グレーテはマフラーを引っ張りながらエリザベートの様子を伺った。ちょっとでも不機嫌だったり、体調が優れなければ余計なことは言うべきではない。ブロン家の子供たち全員が心得ていることだった。――今日は、どうやら比較的おだやかな様子だ。
「あのね、もうすぐエルマーの誕生日でしょ。だから――」
「そろそろ“お兄様”に合わせてやってもいいんじゃない?」
黙っていたフローラが口を挟んだ。グレーテが視線を移すと、にっこり笑いかける。運ばれてきたメインの肉料理の香りが鼻腔をくすぐった。
「私はそういう意味で言ったんじゃ……」
グレーテは口ごもって下を向いた。焼けたばかりのステーキが湯気をあげている。カリフラワーやにんじんが添えられており、彩り豊かだ。
エリザベートが注がれた赤ワインに口をつけた。笑っているのに、冷ややかな視線。隣のベッティーナはどこ吹く風で、澄ました表情を崩さない。慣れた様子でパンをちぎっては口に運んだ。
「いいんじゃない。そもそも、別に隠すつもりなんてなかったんだけれど……」
エリザベートがそう言えば、もうグレーテが口を挟む隙などない。机の下で、フィーネ、フローラが共有している二本の脚を揺らした。フローラがナイフで切った牛肉を、すぐ横で口を開けるフィーネに与えた。
「エルマーも気になるよな! “地下室の秘密”」
「う、うん!」
フィーネはもぐもぐステーキを咀嚼して飲み込んだ。エルマーにウィンクを飛ばす。その白い瞳孔がキラキラ魅力的に輝いた。エルマーから、隣のグレーテに視線を移す。
「……ってわけだから、鍵よろしく」
フィーネの言葉にグレーテはため息をついた。ゆっくり瞬きをする。左手でしっかりマフラーを抑えたまま、慎重に首元に右手を回す。首にぶら下げた重厚な地下室の鍵を机に置いた。控えめだが、鋭い翡翠色の眼光がフィーネを射る。
「あなたが案内するの?」
「もちろんフローラも一緒だよ、当たり前だろ」
「……そういう問題じゃなくて」
フィーネはフローラに腕を回したまま、ニヤッと口角を上げてグレーテを見つめ返した。白い、魅力的な光の輝き。
「んー、このステーキ美味しい!」
フローラがステーキを口に運んで、フォークを上品に置いた。血が滴る牛のフィレ肉。グレーテはフローラを苦々しげに見つめた。
影が伸び、超常的な力が働く。さっきグレーテが机に置いた地下室の鍵が、スっと白いテーブルクロスを滑るように移動する。フィーネが、フローラに回していた左腕を机に伸ばして、それに手を伸ばした。
「さっすが、“能力”持ちは違うわ」
バチッと二人の視線が再びかち合った。フローラは意に介さず、涼しい顔で食事を続ける。
ベッティーナとエリザベートは、なにやらヒソヒソ内緒話をして、ときおりクスクス笑いをしていた。
エルマーは縮こまり、姉たちの様子を伺いながらごくりと唾を飲み込んだ。
グレーテの、異様に伸びていた影がようやく収まった。シャンデリアの明かりが適切に、白いテーブルクロスを照らす。
長男オスカー。元々は彼が、その能力の保持者であったという。
――必ず、夕食の席に座ること。
勉強も運動も、ピアノの練習も読書も、眠る時間も起きる時間も、殺人も、自由にしたらいい。けれどこれだけは決まっていた。
エルマーはおずおず、この屋敷で一番広いダイニングルームの思い扉を開いた。ギシギシ大きな音が鳴る。扉の向こうは、それ以上に重苦しい空気が漂っていた。昼間とは打って変わって、ピリピリした緊張感に支配されている。
シャンデリアも絨毯も、白いテーブルクロスもピカピカに磨かれた銀食器も、この空間を構成する全てが古く、威厳に満ちていた。
「遅い」
強い舌打ちと共に尖った言葉が飛んできた。ベッティーナの車椅子は傍らに置かれ、他の家族と同じ硬い椅子に座っている。黒く長い髪に、不自由な身体と引き換えに手に入れた透き通るような肌。
ベッティーナはいつも、一番に食卓にやってきた。まだ太陽がてっぺんに昇っている頃から支度を始め、服を選び髪を結う。彼女の一日の時間はは、ほとんど身だしなみを整えるために使われていた。その甲斐もあり、彼女は蝋燭の灯りの下では、より美しく神秘的に輝いた。
移動の難しい不自由な身体でぶつくさ文句を言いながらメイド、あるいはグレーテに車椅子を押させる。いつものルーティンワークが崩されると、不機嫌を隠さない。
「ご自慢のピアノを披露するのが楽しくて仕方ないってわけね」
「ごめんって~」
フィーネはキラキラ笑顔を振りまいて、ベッティーナの隣の席に座った。フローラは黙ったまま、首に巻きつくフィーネの腕を引っ張った。
時計の鐘がなり始め、エルマーも急いで末席に腰を下ろした。夜八時の鐘が鳴り終えるまでに、着席する。遅刻は許されなかった。
ざっと一世紀は前に誂らわれたであろう長テーブルに、六脚の椅子。入口に近い四席は、五人の子供たちで埋まっていた。向かって右側にフィーネ、フローラ姉妹、その隣にベッティーナ。左側にエルマー、その隣にグレーテ。
奥の三席は不在だったが、他の席と同様に銀食器と白い皿が用意されていた。一番奥の誕生日席――父ハンスは、もう半年は帰ってきていない。
それでも毎晩、夕食が用意されていた。うやうやしくメイドが前菜を運び、下げた。スープ、パン、メイン、ワインも同様だった。グレーテの左隣、長男オスカーの席は十三年間も空席のままだった。この二席は特別で、“誰も座らない”ことがこの家のマナーで、ルールだった。
「まぁまぁ、間に合ったんだからいいじゃない」
鐘が鳴り響く中、グレーテが笑った。ベッティーナももう、喧嘩を売るつもりはなさそうだ。小さく鼻を鳴らしたのち、背筋を伸ばして上品に膝に手を置く。
八回目の鐘が鳴り終えると同時に、重苦しいダイニングルームの扉が開かれた。母、エリザベート。ガリガリに痩せ、深い青色のドレスをすらっと着こなしていた。長い黒髪を編み込んで、ハーフアップにしている。綺麗な顔立ちをしていたが、年齢のせいか不気味な印象を与えた。青白い肌もベッティーナのように透明感はなく、死人のようだった。
「ごきげんよう」
エリザベートはいつもそうしているようにベッティーナの隣の席に座って微笑んだ。その挨拶を皮切りに、使用人たちが厨房へと姿を消していく。じきに前菜が運ばれてくるだろう。
***
「今日はどうだった?」
「問題ないわ、母さん」
ベッティーナの落ち着いた声がダイニングルームに響く。これもいつもの習慣だった。まず初めに、エリザベートの問いにベッティーナが答える。
「そう」
エリザベートは小さく頷いて、運ばれてきたサラダに手をつけた。今日のような、特になにも起こっていない日はたいていこの程度で食事に移行する。
カチャカチャ、食器を動かす音だけが響いた。グレーテは、居心地が悪そうに口許のマフラーを引っ張るいつもの癖を繰り出した。彼女の前に置かれた食事はハンスやオスカー同様、提供されたのち、充分冷めた頃にキッチンに下げられる。
グレーテはマフラーを引っ張りながらエリザベートの様子を伺った。ちょっとでも不機嫌だったり、体調が優れなければ余計なことは言うべきではない。ブロン家の子供たち全員が心得ていることだった。――今日は、どうやら比較的おだやかな様子だ。
「あのね、もうすぐエルマーの誕生日でしょ。だから――」
「そろそろ“お兄様”に合わせてやってもいいんじゃない?」
黙っていたフローラが口を挟んだ。グレーテが視線を移すと、にっこり笑いかける。運ばれてきたメインの肉料理の香りが鼻腔をくすぐった。
「私はそういう意味で言ったんじゃ……」
グレーテは口ごもって下を向いた。焼けたばかりのステーキが湯気をあげている。カリフラワーやにんじんが添えられており、彩り豊かだ。
エリザベートが注がれた赤ワインに口をつけた。笑っているのに、冷ややかな視線。隣のベッティーナはどこ吹く風で、澄ました表情を崩さない。慣れた様子でパンをちぎっては口に運んだ。
「いいんじゃない。そもそも、別に隠すつもりなんてなかったんだけれど……」
エリザベートがそう言えば、もうグレーテが口を挟む隙などない。机の下で、フィーネ、フローラが共有している二本の脚を揺らした。フローラがナイフで切った牛肉を、すぐ横で口を開けるフィーネに与えた。
「エルマーも気になるよな! “地下室の秘密”」
「う、うん!」
フィーネはもぐもぐステーキを咀嚼して飲み込んだ。エルマーにウィンクを飛ばす。その白い瞳孔がキラキラ魅力的に輝いた。エルマーから、隣のグレーテに視線を移す。
「……ってわけだから、鍵よろしく」
フィーネの言葉にグレーテはため息をついた。ゆっくり瞬きをする。左手でしっかりマフラーを抑えたまま、慎重に首元に右手を回す。首にぶら下げた重厚な地下室の鍵を机に置いた。控えめだが、鋭い翡翠色の眼光がフィーネを射る。
「あなたが案内するの?」
「もちろんフローラも一緒だよ、当たり前だろ」
「……そういう問題じゃなくて」
フィーネはフローラに腕を回したまま、ニヤッと口角を上げてグレーテを見つめ返した。白い、魅力的な光の輝き。
「んー、このステーキ美味しい!」
フローラがステーキを口に運んで、フォークを上品に置いた。血が滴る牛のフィレ肉。グレーテはフローラを苦々しげに見つめた。
影が伸び、超常的な力が働く。さっきグレーテが机に置いた地下室の鍵が、スっと白いテーブルクロスを滑るように移動する。フィーネが、フローラに回していた左腕を机に伸ばして、それに手を伸ばした。
「さっすが、“能力”持ちは違うわ」
バチッと二人の視線が再びかち合った。フローラは意に介さず、涼しい顔で食事を続ける。
ベッティーナとエリザベートは、なにやらヒソヒソ内緒話をして、ときおりクスクス笑いをしていた。
エルマーは縮こまり、姉たちの様子を伺いながらごくりと唾を飲み込んだ。
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