ご主人様は愛玩奴隷をわかっていない ～皆から恐れられてるご主人様が私にだけ甘すぎます！～

７１～８０話

８０c、私はプレゼントをわかっていない３ ※

ガルがぐいっと下穿きを下ろせば、解放された熱杭がビタンと内ももを打った。

「マヤ、入っても？」

耳元に熱い吐息がかかる。

「うぁっ、はい…………ど、どうぞ」

ぐっと内ももを掴んで脚を開かせると、濡れた入口に切っ先をあてがわれる。

「ん…………んっ、あぁ……っ」

ぐぷ、ぐぷ、と少しずつ隘路を開かれていく。
熱い剛直が壁を擦り、腰を進められるたび声が洩れてしまう。

浅く抜き差しを繰り返しながらゆっくりと腰を進め、とうとう最奥に突き当たると、ガルは私のおでこに一つ口付けて言った。

「っは、……不思議なものだな。マヤと共に暮らしてからというもの、日ごと幸せが増してゆくばかりだ」

「んっ、ガル様……」

もたらされた告白の嬉しさに、意図せずナカをぎゅううと締め付けてしまう。

「っ、すまない。少々動く」

焦ったようにそう言うと、上体を起こしたガルは私の両脚を肩に担ぎ、強く腰を打ち付けた。

「あっ！　あぁっ、ぅ、深っい、んんっ」

「マヤ……っは……、マヤ……っ」

抜き差しするたび筋の浮いた剛直が擦れ、脚を担がれたことで角度の変わった最奥を容赦なく突き上げられる。
脚を大きく開かれた時とは違い、寄せられた秘唇の内側までもがにゅるにゅると擦られる。

ずっちゅずっちゅと耳を塞ぎたくなるような水音に重なって、ぱんっ、ぱんっ、と汗ばんだ肌のぶつかり合う音が響いた。

私の脚を担いだままガルが上体を倒せば、くの字に折られた姿勢の圧迫感に思考が白く霞む。