【完結】前世、婚約目前で私を捨てた元カレそっくりな男に「妊娠しないと出られない部屋」への入居を迫ったら溺愛されました

福重ゆら

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02. 俺が「妊娠させないと出られない部屋」で恋心を自覚した顛末※

 先程からずっとらされていた俺の下心が爆発した。

 俺はソファでアイデシアの上に跨り、その唇に自分の唇を押し付ける。

 アイデシアの唇はぽってりとして肉厚だ。
 その感触を堪能するため、アイデシアの唇を余す所なく喰んでいく。

 こういった行為は初めてだというのに、アイデシアへのキスの仕方が手に取るようにわかるのは、前世の知識のおかげだろうか。

 ……そう。俺には前世がある。

 とは言っても、前世の知識が鮮明にあるだけで、俺がどんな人間だったかについては、全く記憶がない。

 覚えていることといえば、日本という国で暮らす人間だったこと。
 つがいと呼びたくなるような女がいたこと。
 20代という若さで死んだこと。
 前世最期の日、「自由になりたい」と、「大空を自由に舞いたい」と痛切に願ったこと。

 そして、生まれ変わった俺は、……なんとドラゴンになっていた。
 神か何かが、俺の最期の願いを聞き届けてくれたらしい。

 という訳で、俺は前世最期の願い通り、大空を自由に舞いながら一人気ままに旅を続けていたのだが。
 寝込みを襲われ、この部屋に連れて来られたのだ。

 初めは勝手に連れてこられたことに憤りを感じたが、既にそんなものはどうだっていい気持ちになっていた。
 とにかく今はアイデシアに溺れたくて仕方がなかった。

 唇だけでなく舌でも、アイデシアの唇を堪能する。
 アイデシアの唇はどこまでも甘い。

「……ん……」

 アイデシアの唇から甘い吐息が漏れる。
 最初は固く閉ざされていたアイデシアの唇が、徐々に俺の動きに合わせるよう動き始めた。

 その変化に俺の心は沸き立ち、アイデシアの唇の動きに合わせて少しできた隙間から、舌を差し入れた。
 アイデシアの綺麗に並んだ歯列を舌先でそっとなぞっていく。
 ヒト型ドラゴン特有の鋭い八重歯をなぞり上げながら、伺うようにアイデシアを見つめると、アイデシアの瞳に情欲が灯りつつあるのがわかった。

 俺と目が合ったアイデシアは、まるで俺の意図を汲み取ったかのように口を開いた。
 初めてだというのに気持ちが通じているような感覚に、堪えきれない想いが込み上げる。
 その衝動のまま、俺はアイデシアの唇に舌を挿し入れた。

 アイデシアの舌をゆっくりと舐めると、アイデシアが俺の動きに応える。
 そのまま俺たちは舌を絡め合った。

「……ん……ふ……」

 俺とアイデシアの唇の隙間から小さな声が漏れる。
 一層激しく舌を絡めると、アイデシアも絡め返してくれる。
 可愛らしい声。一層濃くなる香り。アイデシアの舌の感触。
 そのどれもが、俺の心を搦めとっていく。

「……っ……んっ」

 そのまま夢中で、お互いの唇と舌を、貪り合った。
 そして、アイデシアの胸に手のひらを這わせる。
 俺はその膨らみを、外側からゆっくりと掬い上げた。

「ーーーんんっっ」

 唇を合わせている隙間から、アイデシアの強めの吐息が漏れた。
 アイデシアの胸の膨らみに置いた手のひらを、円を描くように動かし堪能する。

 ふわふわでむちむちだ。

 スケスケワンピとブラジャーごしでもしっかりわかる。
 この触り心地は堪らない。

 その感触を堪能するうちに、俺の手のひらは、少しずつ硬さを持っていく蕾を捉える。
 俺はその蕾を、指先でそっと撫でた。

「ぁぁっ……」

 アイデシアの唇が、俺の唇から離れた。

「ユークリッド……様……」

 息を荒げたアイデシアが、瞳を潤ませ、切なそうな表情で俺を見上げる。

 ーーーああ、可愛い。

 そんな感情が俺の中を駆け巡る。

 俺がアイデシアの横髪を耳にかけると、可愛らしい耳たぶの全貌が露わになる。
 ヒト型ドラゴン特有の、先が尖った耳元に俺は囁いた。

「アイデシア、お前は可愛いな」

 アイデシアの耳がピクリと動く。
 その可愛い耳たぶの輪郭を、なぞるように舌を這わせた。
 そして指で、胸の蕾をくるくると撫でてやる。

「ぁっ……ぁん」

 胸の蕾がピンと硬さを持つのが、ブラジャー越しでもわかった。
 このままではアイデシアも、もどかしいだろう。
 俺はスケスケワンピ越しに、ブラジャーの隙間から指を挿し入れ、蕾を刺激した。

「ぁんっ……ぁあっ……」

 アイデシアの可愛らしい喘ぎ声が耳に届く度、俺の中心に熱が集まっていく。
 既にもうこれ以上無いぐらい熱く硬くなっているというのに。
 ……俺、最後までもつんだろうか。

 いや、何としてももたせるのだ!
 俺はアイデシアへの愛撫に集中することに決めた。

 俺は唇と舌でアイデシアの耳を愛撫しながら、指では蕾を摘み、そっと捻る。

「ぁっ……やぁっ……ぁんっ」

 アイデシアが脚と脚を擦り合わせる。
 俺と同じく、アイデシアもどんどん高まっているのがわかった。

 ……そろそろ次に進むか。

 しかし、ワンピースの裾をたくし上げた俺は、ふわふわもちもちの太ももに夢中になってしまった。
 アイデシアの体はどこも魅力的で、なかなか次に進めない。
 太ももを心ゆくまで堪能した後、アイデシアの恥骨に指を置き、耳元で囁いた。

「アイデシア、こっちも触れて欲しいか?」

 アイデシアはこくんと頷いた。

「はい……ユークリッドさま……」

 そう言うアイデシアの声は甘い。
 視線をアイデシアの方に向けると、瞳は情欲にすっかり蕩けていて、焦がれるような視線を俺に送っていた。

 ーーー可愛い。可愛すぎる。
 もう離したくない。

 俺はたまらず、アイデシアの唇に貪りついた。

 唇を合わせながら紐パンのクロッチごしに、アイデシアの秘部をなぞる。
 ……そこは紐パン越しでもわかるほど、アイデシアの蜜で溢れていた。

 アイデシアが俺の愛撫に反応していることがわかり、アイデシアへの愛しさが増す。
 よし、もっともっと気持ち良くしてやろう。
 俺はクロッチ越しに、アイデシアの秘部を指で撫でた。

「んっ、……んんっ」

 指を上下させるたび、唇を合わせた隙間から、アイデシアの艶めかしい声が漏れる。
 俺はたまらず紐パンの紐に手をかけ解こうとして、……やめた。

 アイデシアに、このスケスケワンピースを着せたまましてみたい!
 俺の勝手な予想だが、真面目で自分の体型にコンプレックスを持つアイデシアが、こんな服を自ら進んで着る訳が無いはずだ。
 そう思うと尚更、このチャンスを逃したくないと思ってしまった。

 そんなバカな俺の欲を実現するため、紐を解く代わりに、俺は紐パンのクロッチをずらした。
 そして、秘裂の入り口にそっと触れる。
 蜜口の愛液を秘部全体に塗り広げるように動かした。

「んああぁっーーー」

 アイデシアがのけぞり、俺と彼女の唇が離れた。

 その瞬間、ストラップレスのブラジャーが、胸の圧力に負けてずり下がる。
 アイデシアの双丘がぷるんとお出ましするのを、俺の瞳はしっかりと捉えた。

 俺は堪らず、ワンピース越しに胸の蕾に吸い付いた。

「ぁああっ」

 唇で胸の蕾を覆うように吸い付き、ツンと尖ったそれを舌先で転がすように舐める。
 指では隠れていた秘部の蕾を探り当て、そこをクルクル愛撫した。

「あぁん、ふわっ、ぁああっ」

 上下の蕾の愛撫を続けていると、アイデシアが先ほどよりも更に高まっていくのがわかった。
 アイデシアをもっともっと高めたい。
 俺は徐々に、愛撫を加速させていく。

「ぁっ、ああっ、ああん、……ダメ、ゆ、ゆー、くりっど、さま、ダメぇっ……ぁあああああああっ」

 アイデシアの体に力が入り、ビクビクビクッと痙攣した。

「はぁ……はぁ……」

 艶めかしい呼吸音を発するアイデシアの耳元で、俺は囁く。

「アイデシア、上手にイけたようだな」

 アイデシアはこくんと頷く。

「いい子だ。じゃあ……指を挿れるぞ」

 アイデシアはまた、こくんと頷いた。

 俺はアイデシアの片脚を持ち上げ、ショーツの隙間から、アイデシアのナカに指を一本挿し入れる。
 そのナカの狭さに、やはり処女なんだなと実感が湧いた。

「ぅっ……」

 アイデシアが痛みを耐えるような素振りを見せる。

 可愛いアイデシアになるべく痛い思いはさせたくない。
 しっかり解してやらなければ。

 少しずつ、ナカをゆっくりと拡げるように指を動かす。

「ぅぅっ……、ぅんっ……」

 俺の指を1本受け入れたのを確認し、もう一本指を挿し入れる。
 ゆっくりと時間をかけて解していく。

「んんっーーー」

 指1本でもキツかった秘裂が、俺の指を2本とも受け入れたのを確認し、俺は指を引き抜いた。
 俺が自分の服を脱ぎ去ると、……俺の分身は驚くほど硬く反り返り、先端は濡れている。
 正直、何度もヤバかったが、よくぞ今まで耐えてくれた。

「アイデシア、いいか?」

「はい。ユークリッド様、お願いします」

 アイデシアの両足を持ち上げ、俺のモノをショーツの隙間に挿し入れた。
 蜜口に宛てがい、俺の先端にアイデシアの蜜をまとわせていく。

 そして、ゆっくりとアイデシアのナカに俺を埋めていった。

 指で解したとはいえ、かなり狭い。
 俺のモノには堪らない刺激が与えられる。
 気を抜くと持っていかれそうで、俺は必死に耐えながらナカを進んで行った。

 ……すると、徐々にではあるが、俺のモノがアイデシアに受け入れられていくのを感じた。
 その感覚にじわじわと幸福感が押し寄せる。
 その瞬間。

「んうっ」

 アイデシアが声を上げ、ナカが蠢いた。

 やべっ!!!

「ーーーっっっ」

 出てしまいそうになった。
 ……かなり危なかったが、俺は耐えた。
 ここで出す訳には絶対にいかない。

 気を取り直してナカを進むと、俺の先端はコリコリとした固さのある場所にぶつかった。

「……全部挿入ったが……アイデシア、大丈夫か?」

 アイデシアが痛みを堪えるような表情で、こくんと頷く。
 俺を心配させまいと必死な様子が、あまりにもいじらしく、俺は思わずアイデシアの頬を撫でた。
 すると、俺の手に自分の両手を重ねたアイデシアが、潤んだ瞳で微笑んだ。

 その瞬間、ものすごく強い感情が俺の中に湧き起こった。

 ーーー愛しい。愛している。
 やっと会えた俺の可愛い番。
 もう絶対に離さない。

 俺はその愛しさの衝動のまま、アイデシアに口付けた。

「ん……」

 舌を絡める余裕の無いアイデシアの口腔内を、俺は夢中で貪った。
 唇、歯茎、舌、上顎を余す所なく次々と舐め上げていく。

「んんっ、んんんっ、んぁあっ」

 徐々にアイデシアの声に快楽が混じるのがわかった。
 もう、動いても大丈夫だろうか。

 俺は唇を離し、アイデシアの耳元で囁く。

「……動くが、痛むなら言え」

「はい、ユークリッドさま……」

 俺はゆっくりと抽送を開始した。

「ああっ、はぁあっ」

 アイデシアは甘い声を上げ、ナカはまるで俺のモノを離すまいとするかのように吸い付いてくる。
 俺も、ここから一生出たくない、そんな思いで腰を打ちつけた。

 ……俺はもう、アイデシアにすっかり溺れてしまっていた。

「ああんっ、ひゃあんっ、ゆー、くりっど、さまぁっ」

 頬を赤らめ、涙ぐむ瞳で俺を見つめるアイデシアに、堪えきれない射精感が込み上げる。

 ここで出したら、早い。多分、かなり早い。
 でも、いいよな。俺、頑張ったよ!

「ーーーアイデシアっ」

 俺は自分への言い訳を終え、きゅうきゅうとナカを締めるアイデシアに、ひときわ強く腰を打ちつけた。

 俺のモノがドクドクと脈打ち、俺の子種がアイデシアの中に流れ込んでいく。
 それに合わせてアイデシアのナカも蠢く。

 アイデシアがうっとりとした表情で俺を見た。

「ユークリッド様……」

「アイデシア……!」

 俺は堪らずアイデシアに口付け、強い力で抱きしめた。

 ……やばい。これはやばい。
 可愛い。愛しい。愛しすぎる。
 もう絶対に一生離したくない。
 え?自由気ままな一人旅?
 俺はすっかり、そんなものはどうだっていいような気になっていた。

 雌との行為などしてこなかった雄が、初めての快楽に溺れているだけなのか?
 ……判断がつかない。

 まぁ、恐らくアイデシアが妊娠するまでの時間はたっぷりとあるんだ。
 ドラゴンは繁殖成功率が低いとアイデシアも言っていたし、今まで外で見てきたドラゴン達を思い返しても、その見解は正しいだろう。
 その間に、俺のこの感情が一時のものか判断すればいい。

 今は余計なことは考えず、この溢れる愛しさに浸り、アイデシアともっともっと触れ合っていたかった。
 とりあえず、この俺とアイデシアを隔てている、……スケスケワンピが邪魔だな。

 俺は一旦、唇を離し、アイデシアのワンピースを脱がそうとたくし上げる。
 俺の行動に戸惑った様子のアイデシアがこちらを見つめた。

「ユークリッド様……?」

「アイデシア、腕を上げろ」

「?……はい……」

「いい子だ」

 アイデシアの頭からワンピースを脱がせる。
 上下とも、ほぼズレて何の意味もなしていない下着も取ってしまう。
 下は紐パンだったおかげで、繋がったままでも難なく引き抜けた。

 神々しいほどの白さを持つその双丘と、可愛らしいピンクに色付く蕾に、俺の瞳は釘付けになる。

「ユークリッド様……!!!」

 服を脱がされたアイデシアが顔を真っ赤にして、体を隠そうとする。

「いやいやいや、なぜ隠す?!あんな透けたワンピースと、こんな面積の狭い下着を着けていて、今更だろ!」

「で、でも……」

 アイデシアは身を捩り、顔を背けてしまう。

「私が……魅力的でないから、……着せたままだったのかと……」

 か細い声で、そんなことを言う。

「違う違う違う! ……アレを着たアイデシアがあまりにもエロかったから、そのまましてみたかっただけだ……」

「えっ?!」

 目を見開き、こちらに顔を向けたアイデシアに俺はすかさず口付ける。
 唇を貪りながら、ふわふわの身体をぎゅっと抱きしめた。

 ……はぁ。触れ合う肌が気持ち良い。

 すると、アイデシアも俺の背中に腕を回した。
 ふわふわの肌が密着する。

 幸せだ。幸せすぎる。

 その瞬間、俺の分身は再び臨戦態勢に入った。
 よし、このまま二回戦といくか。
 ……しかし、ソファは窮屈だな。

 俺はアイデシアを抱きしめながら、立ち上がった。
 もちろん下は繋がったままだったが、キスを続けていた唇が外れる。
 その拍子にアイデシアが驚いた声を上げた。

「えっ……?! ユークリッド様……?!」

「続きはベッドでするぞ」

「えっ……?! このままベッドに?! それに、……続き、ですか?!」

「ああ。何しろ『妊娠しないと出られない部屋』だからな。お前も繁殖成功率が低いと言っていた通り、1日1回だけじゃ、なかなかデキないだろう。毎日たっぷり子種を注いでやるから安心しろ」

 まあ、本音は俺がしたいだけなんだが。

「そ、そんな毎日なんて! 無理なさる必要はないですよ?!」

「無理じゃない。俺がしたいんだから気にするな」

「き、気にしますよぅ! ……それに、私、重いので自分で歩きます!」

「抜いたらせっかく注いだ子種が出ちゃうだろ。全然重くないから安心して掴まってろ」

 まあ、本音は俺が繋がっていたいだけなんだが。

 しかしそんな俺の本音を知らないアイデシアの顔は、ボッという音がしそうな勢いで赤くなる。
 そして、おずおずと俺の首に腕をまわした。

「……うん、いい子だ」

「ユークリッド様……」

 アイデシアが眉を下げて俺を見る。
 俺はそんなアイデシアがまた愛おしくなって、頬に口付けた。

 寝室にたどり着き、俺と繋がったままのアイデシアをベッドに横たえ、その上に覆い被さった。

「じゃあ、アイデシア、動くぞ?」

「……はい、ユークリッド様」


 ◇


 二度目の吐精で、アイデシアは達してそのまま気を失ってしまった。
 その可愛いらしい寝顔に、俺の中にはまた愛しい気持ちが込み上げる。

「アイデシア、おやすみ」

 その可愛い唇に、俺は一つキスを落とす。
 すると、気を失ったままのアイデシアが口を開いた。

「ゆうくん……」

 アイデシアの瞳から、涙が一粒落ちる。

 ーーー………っ!!!

 その瞬間、胸を抉られるかのような強い感情が俺を襲う。

 何故か俺は、それが誰かの名前であること、それが俺を呼んだものではないことがわかった。
 しかし、俺を襲った感情は、アイデシアが俺以外の名前を呼んだことに対する嫉妬とかではなくて。
 感傷、諦念、哀惜、後悔、歓喜……そのどれとも似たような、全然違っているような感情だった。

 俺は仰向けになり、アイデシアを俺の胸の上に乗せ、頬の涙を唇で拭う。
 そして、アイデシアをギュッと抱き込み、眠りについた。

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